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27.おれの、おれのはなしを(R15性描写)
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地下アジトで、焚火はパチパチと爆ぜている。
「結局、俺はアルティカで捕まったわけだ。社員はポップルの冒険者協会本部に堂々と研究所を建てていた。無事に新天地にたどりつくため――その大義こそ立派だが、実際にはアジリニを自分たちの思い通りに動かそうとしている。神にでもなったつもりなのだろう」
ジーニョのかいつまんだ状況説明を、ゴズメルはリリィと二人で聞いていた。
固い地面だ。ゴズメルはリリィを腿に座らせていた。
今、目の前に見えているものも肌で感じていることも、夢の中の出来事で、現実ではない。
そんなことを言われたせいか、火影に照らされるリリィの小さな手のひらが人形のように見えた。
ゴズメルは指を握ってみる。
「!」
リリィの肩がピクンと跳ねた。ゴズメルを困ったように見上げ、だが、握り返してくる。そのまま二人でスリスリと指相撲していると、正面に座ったジーニョが「おいっ」と声を荒げた。
「何をいちゃついているんだ。ひとの話を聞いているのか! この色ボケミノタウロス!」
無粋な言葉に、リリィの手は驚いたヤドカリのように袖にひっこもうとする。
ゴズメルは知らん顔で捕まえていた。
「うるさいなあ。話が長いんだよ、じいさんは」
「だめよ、ゴズメル。おじさまは……」
「お黙り」
ゴズメルは、リリィの可愛い額にちゅっとキスした。真っ赤になって腕の中から逃げようとする恋人を押さえつけつつ、話を雑にまとめてしまう。
「要はシャインどもは思い上がったバカの集まりで、悪さばっかりしてるってことだろう」
「……いや、一概に悪いとは……。言っただろう、社員は乗客の命を守るために」
「妖精族を物みたいに扱っておいて、何が命を守るだよ。純種をアバターとして確保しつつ、システムの抜け穴を突くような雑種の交配をしてるんだろう。おかげでマリアとかいう性格のゆがんだ性悪女が爆誕したんだ。まったく、あたしがあいつに、どんだけチクチクいじめられたと思ってんの」
「だからっ、それはっ」
「しまいにはミノタウロスの里をぶっとばしちまって」
ゴズメルの一言に、がらんとした地下空間が静まり返る。ジーニョは低い声で詫びた。
「……悪かったと思っている。研究所に舞い戻った俺が、もっと上手く立ち回っていればこんなことには」
「よしとくれ。あんたの禿げた頭なんて見せてもらったって、なんにもならないじゃないか」
「ゴズメル、違うのよ、ジーニョおじさまは……」
「わかってるよ」
物言いたげなリリィの顎を、ゴズメルはくすぐった。
「ジーニョは立場を投げうって、あんたやミノタウロス族を助けてくれたんだ。そのおかげであたしも今ここにいる。感謝してるよ。こんなに可愛い恋人を取り戻せたんだから」
「あ……」
背後から巨女に抱きしめられたリリィに逃げ場などない。「だめぇ」と嫌がる吐息を吐いてはいるが、その実、自分から「ん、ん、」と唇を差し出している。
「おじさまおじさまって、あたしの前であんまり庇うんじゃないよ。おふたりさんの仲を誤解して、こうやって見せつけたくなっちまうだろ……?」
「あん……」
「返事は?」
「はい……っ、ごめんなさい、ゴズメル……違うのよ、誤解しないで……」
「あんたは、あたしの何? あんたは誰のことが一番好きなんだっけ?」
「あ、あ、リリィは、ゴズメルのお嫁さんですっ、ゴズメルが一番好きです、好き、好きぃ、愛してるの!」
「ん、いい子だ……」
恋人の乳首をこねながら悦に浸っていたゴズメルは、ふと顔を上げてビクッとした。
「ヒッ!」
ジーニョ老人が、ぎょんとかっぴらいた両目から血の涙を滴らせてこちらを見ている。いや、舞い散る火の粉がそんなふうに見えただけなのだが。
「おれのはなしをまじめにきくきはあるか」
「お、おう。ゴメンゴメン……つまり、あたしが言いたいのはさ」
ゴズメルはリリィを抱き直して言った。
「調子に乗ってるシャインどもをぶっとばせば、問題が全部解決するってこった」
「……ああ、そうだな」
大胆な提案に、なんとジーニョはうなずいた。
「おまえのことは全く気に入らんが、その点に関しては俺も同意見だ」
急にわかりあった二人の間で、リリィは驚いたように瞬いた。
「それは……冒険者協会を倒すということなの? ゴズメル」
「組織丸ごとってのとは違うけどさ、話を聞く限り、カトーが悪の親玉なんだろ。そいつを痛めつけて言うことを聞かせれば、社員連中と交渉の余地があるのでは」
「やめておけ。おまえはカトーには勝てん」
「ア!?」
「カトーは……最強なんだ。これは誇張して言っているのではない。ヤツの戦闘に懸ける執念は常軌を逸している」
ジーニョは赤々と燃える火を睨みつけていた。
「もとより最強を求めていたあいつは、戦闘スキルを鍛え上げることに血道をあげた。それも、おまえやおまえの父が生まれるはるか以前からだ。文字通り最強なうえ、今や冒険者協会本部の会長だからな。敵に回せば、冒険者協会の精鋭と真っ向からやりあう羽目になる」
「……じゃ、どーすんだよ!」
「それは……」
ジーニョがリリィに意味ありげな視線を送る。リリィは無言でうなずいた。
一人だけのけものにされて、ゴズメルは怒った。
「なに! なんなの!」
「うるさい。とにかく、押さえるべきはアジリニだ」
「アジリニ……?」
「ポップルの研究所にはアジリニの本体がある。社員はアジリニの認可を受けた上で特権を行使しているんだ。……逆に言えば、アジリニを押さえてしまえば、やつらに大したことはできん」
ジーニョは嘆息した。
「俺も端末を通してアジリニに接触を試みてはいるが……いまだに心を開いてくれない」
ゴズメルはリリィと顔を見合わせる。
「……心? アジリニ神ってのは、要は機械なんだろ」
「人工知能に心があるのですか? おじさま」
「ある。……と断言したいところだが、おそらくこの感覚は技術者特有のものなのだろう。心でないとしたら、魂というか……機嫌というか……」
ゴズメルは顎に手を当てて考えた。ジーニョの言わんとしていることもわからないでもない。
「うんとねえ、ポップルにいた時、セルフォンの接続が悪いと『今日は機嫌が悪いのか?』って言ってたよ」
「ええと……私も、仕事で使う端末の調子が良くないと、そんな話を」
「そういうのと違う! 俺に気を遣って話を合わせようとするな!」
ジーニョの口ぶりは怒っているというより、照れていた。二人は困惑する。
確かに機械に心があるなんてちょっとロマンチックではあるが、そんなに恥ずかしがるようなことなのだろうか。
彼は咳払いして話を仕切り直した。
「実際、アジリニの処理速度が以前より落ちているのは確かだ」
「?」
「……俺は冒険者協会のシステムをハッキングして社員のやりとりを傍受している。カトーはミノタウロス族の種族値を下位補正するようアジリニに申請していたが、あれからだいぶ経つというのに、まだ認可は下りていない」
ジーニョは眉間を指で押しながらブツブツと言った。
「どうもクメミ山エリアを更地にしたことで負荷がかかりすぎたらしい。巨大な山を炎ごと食ったわけだからな。まったくカトーのアホはずさんな仕事をする。ミノタウロス族が腐食していたのは確かだが、保護すべきプレイヤー、それも純種ごと山を消し去ろうなどと、社員の風上にもおけんわ」
「……ふん。最強のカトーさんも、まったく隙が無いってわけじゃなさそうだな」
「ええ。おかげで私たちは避難できたのだもの。……閉じ込められたとも言えるけれど」
そう、この広大な地下空間には出入口がないのだった。どうやって外に出るのだろう。
「これを神殿に見立てている」
ジーニョはそう言って、地面に天女像を立てた。コードで接続された石板を操作しながら説明した。
「クメミ山地下エリアにあった神殿はカトーに潰されてしまったからな。この天女はミノタウロス族がアジリニの化身として祭っていたものだ。アジリニからのアップデートは無視するが、プレイヤーからの要求は飲む。こんな運営泣かせのツールを、よくもまあ素人が作り出したものだ」
チートもいいところだぞ、と文句を言われても、知識のない二人にはよくわからない。
「研究所のアジリニを母体として、各神殿はつながっている。ダンジョンの石像ギミックを応用すれば、この像を起点にして神殿から神殿へ移動することができるのだ。――当然、研究所のアジリニにも」
「おお!」
「……ゴズメル。リリィ。行けるか」
「はい、おじさま」
えっ、リリィも――。
ゴズメルがそう思うより先に、リリィはゴズメルの膝から立ち上がり、返事していた。
「逃げ隠れするのはもうたくさんですわ。プレイヤーとしてアジリニに接触して、お願いすればいいのでしょう。この世界をアップデート前のバージョンに戻すようにと」
「結局、俺はアルティカで捕まったわけだ。社員はポップルの冒険者協会本部に堂々と研究所を建てていた。無事に新天地にたどりつくため――その大義こそ立派だが、実際にはアジリニを自分たちの思い通りに動かそうとしている。神にでもなったつもりなのだろう」
ジーニョのかいつまんだ状況説明を、ゴズメルはリリィと二人で聞いていた。
固い地面だ。ゴズメルはリリィを腿に座らせていた。
今、目の前に見えているものも肌で感じていることも、夢の中の出来事で、現実ではない。
そんなことを言われたせいか、火影に照らされるリリィの小さな手のひらが人形のように見えた。
ゴズメルは指を握ってみる。
「!」
リリィの肩がピクンと跳ねた。ゴズメルを困ったように見上げ、だが、握り返してくる。そのまま二人でスリスリと指相撲していると、正面に座ったジーニョが「おいっ」と声を荒げた。
「何をいちゃついているんだ。ひとの話を聞いているのか! この色ボケミノタウロス!」
無粋な言葉に、リリィの手は驚いたヤドカリのように袖にひっこもうとする。
ゴズメルは知らん顔で捕まえていた。
「うるさいなあ。話が長いんだよ、じいさんは」
「だめよ、ゴズメル。おじさまは……」
「お黙り」
ゴズメルは、リリィの可愛い額にちゅっとキスした。真っ赤になって腕の中から逃げようとする恋人を押さえつけつつ、話を雑にまとめてしまう。
「要はシャインどもは思い上がったバカの集まりで、悪さばっかりしてるってことだろう」
「……いや、一概に悪いとは……。言っただろう、社員は乗客の命を守るために」
「妖精族を物みたいに扱っておいて、何が命を守るだよ。純種をアバターとして確保しつつ、システムの抜け穴を突くような雑種の交配をしてるんだろう。おかげでマリアとかいう性格のゆがんだ性悪女が爆誕したんだ。まったく、あたしがあいつに、どんだけチクチクいじめられたと思ってんの」
「だからっ、それはっ」
「しまいにはミノタウロスの里をぶっとばしちまって」
ゴズメルの一言に、がらんとした地下空間が静まり返る。ジーニョは低い声で詫びた。
「……悪かったと思っている。研究所に舞い戻った俺が、もっと上手く立ち回っていればこんなことには」
「よしとくれ。あんたの禿げた頭なんて見せてもらったって、なんにもならないじゃないか」
「ゴズメル、違うのよ、ジーニョおじさまは……」
「わかってるよ」
物言いたげなリリィの顎を、ゴズメルはくすぐった。
「ジーニョは立場を投げうって、あんたやミノタウロス族を助けてくれたんだ。そのおかげであたしも今ここにいる。感謝してるよ。こんなに可愛い恋人を取り戻せたんだから」
「あ……」
背後から巨女に抱きしめられたリリィに逃げ場などない。「だめぇ」と嫌がる吐息を吐いてはいるが、その実、自分から「ん、ん、」と唇を差し出している。
「おじさまおじさまって、あたしの前であんまり庇うんじゃないよ。おふたりさんの仲を誤解して、こうやって見せつけたくなっちまうだろ……?」
「あん……」
「返事は?」
「はい……っ、ごめんなさい、ゴズメル……違うのよ、誤解しないで……」
「あんたは、あたしの何? あんたは誰のことが一番好きなんだっけ?」
「あ、あ、リリィは、ゴズメルのお嫁さんですっ、ゴズメルが一番好きです、好き、好きぃ、愛してるの!」
「ん、いい子だ……」
恋人の乳首をこねながら悦に浸っていたゴズメルは、ふと顔を上げてビクッとした。
「ヒッ!」
ジーニョ老人が、ぎょんとかっぴらいた両目から血の涙を滴らせてこちらを見ている。いや、舞い散る火の粉がそんなふうに見えただけなのだが。
「おれのはなしをまじめにきくきはあるか」
「お、おう。ゴメンゴメン……つまり、あたしが言いたいのはさ」
ゴズメルはリリィを抱き直して言った。
「調子に乗ってるシャインどもをぶっとばせば、問題が全部解決するってこった」
「……ああ、そうだな」
大胆な提案に、なんとジーニョはうなずいた。
「おまえのことは全く気に入らんが、その点に関しては俺も同意見だ」
急にわかりあった二人の間で、リリィは驚いたように瞬いた。
「それは……冒険者協会を倒すということなの? ゴズメル」
「組織丸ごとってのとは違うけどさ、話を聞く限り、カトーが悪の親玉なんだろ。そいつを痛めつけて言うことを聞かせれば、社員連中と交渉の余地があるのでは」
「やめておけ。おまえはカトーには勝てん」
「ア!?」
「カトーは……最強なんだ。これは誇張して言っているのではない。ヤツの戦闘に懸ける執念は常軌を逸している」
ジーニョは赤々と燃える火を睨みつけていた。
「もとより最強を求めていたあいつは、戦闘スキルを鍛え上げることに血道をあげた。それも、おまえやおまえの父が生まれるはるか以前からだ。文字通り最強なうえ、今や冒険者協会本部の会長だからな。敵に回せば、冒険者協会の精鋭と真っ向からやりあう羽目になる」
「……じゃ、どーすんだよ!」
「それは……」
ジーニョがリリィに意味ありげな視線を送る。リリィは無言でうなずいた。
一人だけのけものにされて、ゴズメルは怒った。
「なに! なんなの!」
「うるさい。とにかく、押さえるべきはアジリニだ」
「アジリニ……?」
「ポップルの研究所にはアジリニの本体がある。社員はアジリニの認可を受けた上で特権を行使しているんだ。……逆に言えば、アジリニを押さえてしまえば、やつらに大したことはできん」
ジーニョは嘆息した。
「俺も端末を通してアジリニに接触を試みてはいるが……いまだに心を開いてくれない」
ゴズメルはリリィと顔を見合わせる。
「……心? アジリニ神ってのは、要は機械なんだろ」
「人工知能に心があるのですか? おじさま」
「ある。……と断言したいところだが、おそらくこの感覚は技術者特有のものなのだろう。心でないとしたら、魂というか……機嫌というか……」
ゴズメルは顎に手を当てて考えた。ジーニョの言わんとしていることもわからないでもない。
「うんとねえ、ポップルにいた時、セルフォンの接続が悪いと『今日は機嫌が悪いのか?』って言ってたよ」
「ええと……私も、仕事で使う端末の調子が良くないと、そんな話を」
「そういうのと違う! 俺に気を遣って話を合わせようとするな!」
ジーニョの口ぶりは怒っているというより、照れていた。二人は困惑する。
確かに機械に心があるなんてちょっとロマンチックではあるが、そんなに恥ずかしがるようなことなのだろうか。
彼は咳払いして話を仕切り直した。
「実際、アジリニの処理速度が以前より落ちているのは確かだ」
「?」
「……俺は冒険者協会のシステムをハッキングして社員のやりとりを傍受している。カトーはミノタウロス族の種族値を下位補正するようアジリニに申請していたが、あれからだいぶ経つというのに、まだ認可は下りていない」
ジーニョは眉間を指で押しながらブツブツと言った。
「どうもクメミ山エリアを更地にしたことで負荷がかかりすぎたらしい。巨大な山を炎ごと食ったわけだからな。まったくカトーのアホはずさんな仕事をする。ミノタウロス族が腐食していたのは確かだが、保護すべきプレイヤー、それも純種ごと山を消し去ろうなどと、社員の風上にもおけんわ」
「……ふん。最強のカトーさんも、まったく隙が無いってわけじゃなさそうだな」
「ええ。おかげで私たちは避難できたのだもの。……閉じ込められたとも言えるけれど」
そう、この広大な地下空間には出入口がないのだった。どうやって外に出るのだろう。
「これを神殿に見立てている」
ジーニョはそう言って、地面に天女像を立てた。コードで接続された石板を操作しながら説明した。
「クメミ山地下エリアにあった神殿はカトーに潰されてしまったからな。この天女はミノタウロス族がアジリニの化身として祭っていたものだ。アジリニからのアップデートは無視するが、プレイヤーからの要求は飲む。こんな運営泣かせのツールを、よくもまあ素人が作り出したものだ」
チートもいいところだぞ、と文句を言われても、知識のない二人にはよくわからない。
「研究所のアジリニを母体として、各神殿はつながっている。ダンジョンの石像ギミックを応用すれば、この像を起点にして神殿から神殿へ移動することができるのだ。――当然、研究所のアジリニにも」
「おお!」
「……ゴズメル。リリィ。行けるか」
「はい、おじさま」
えっ、リリィも――。
ゴズメルがそう思うより先に、リリィはゴズメルの膝から立ち上がり、返事していた。
「逃げ隠れするのはもうたくさんですわ。プレイヤーとしてアジリニに接触して、お願いすればいいのでしょう。この世界をアップデート前のバージョンに戻すようにと」
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