【ふたなり百合】月イチ生える牛型巨女が魅了バフ持ち受付ヒーラーと協力してレベルアップ素材(童貞喪失精子)ゲットする【ゲーム系異世界】

春Q

文字の大きさ
上 下
121 / 203
急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編

90.狂★

しおりを挟む
「あっ、あっ……!」

 リリィは必死だった。ゴズメルの指を女性器でちゅぱちゅぱと吸い上げながら、クリトリスを指の間に挟んでしごく。リリィは妖精族なのだし、どれほど男性器のように扱ったとしても、射精することはできない。月に一度どころか、永遠にだ。

 しかし興奮しきったゴズメルに見下ろされながらそれをするのは、あまりにも快かった。厳しい祖母の孫娘として、またしごでき(仕事ができる)受付嬢として培ってきた女性らしい品性を、今だけはかなぐり捨てていいのだ。

 自分を解き放とうとするリリィの耳に、ゴズメルは唇を落とした。

「ほら……手をもっとハッキリ動かすんだよ。シコシコ、シコシコ……」

 そのあからさまな擬態語に合わせて、ゴズメルはリリィの勃起した右乳首をしごきはじめた。リリィは乳房を震わせてもだえる。

 自分のからだに、三つも男性器がついているなんて考えたこともなかった。感じやすい左乳首を放置されているのがなんとも惨めだった。しごいてといわんばかりにカチカチに勃起しているのに、手が足りないのだ。後ろに手をつかなければリリィは後ろに倒れてしまう。

 絶頂が近かった。

「んあぁ……あぁああ……イ、イくぅ、イぐぅう」

「……ふふっ。ちゃんと品のない低い声が出せるじゃないか。上手だよ、これがミノタウロスのメスのオナニーなんだ」

 耳元で優しく笑って、褒められるとリリィはもうだめだった。おしまいだった。下品にふるまえばふるまうほど愛してもらえるのだと、思考回路に刻み込まれてしまう。

 リリィは頭突く勢いでゴズメルにキスした。鼻がぶつかって、唇に歯が当たる。なによりもゴズメルの指が奥の奥まできた。リリィは自分の充血したクリトリスをぎゅうっとつまんでいた。

「ごじゅえぅ、あぁ、あらひ、イく、イぐの、クリチンポしこしこして、下品にイぐっ、ちんぽオナニーでイぐっ、イぐ、ゆるひて、ゆるひれぇ……!」

「リリィ……」

 ゴズメルはリリィにキスした。そうしながらリリィの女性器を激しく指で責め立てているので中イキではないとはとても言い切れないのだが一生懸命ミノタウロスのメスになりきっているのが可愛いので言わなかった。

 優しいキスでたっぷりと間をとってから、ゴズメルは許可した。

「イけ。ちんぽオナニーで絶頂しろ」

「っ……! っ! ! !」

 声にならない声を上げながら、リリィは命令に従う。膝をガクガクと震わせて、あんなにがんばって姿勢を保持していたのに、丸めた紙くずみたいにからだをクシャクシャにして絶頂する。

「あぁあ! ああ、あぁ、あっ、あ! あーっ……!」

「アァ……いい叫び声だ。ほら、あたし達がシッカリ愛し合ってることを、里の連中にも聞かせてやりな」

 宣言までしたのに、結局リリィのクリトリスに射精などという機能はなかった。ピシャピシャとシーツに潮を吹きながら、底のない快楽に堕ちるほかない。リリィは堕ち続ける恐怖と悦びに駆られ、ゴズメルの首にすがりついた。

「すき。あなたがすき、ごずめるがすき、しゅきなのぉ、あぁあああっ、ごずめる、ごずめる、すき、すき、すき……!」

 その縋りつき方は激しく、ゴズメルは背中をがりがりと引っ掻かれた。心優しい、穏やかなリリィが我を失ってしがみついてくるのが、ゴズメルは嬉しくて嬉しくてたまらない。

「あたしのほうが好きだ。リリィ、あたしのほうが、もっと、ずっと強く、深くあんたを愛してる……!」

 額に額を擦りつけると、リリィの表情がだらしなく蕩ける。

「うれしい」と言って、少しだけ泣いた。

 それからしばらく、ゴズメルはリリィを胸に優しく抱いてやっていた。リリィときたら火の中の石みたいに熱くなっていて、クールダウンが必要だったのである。

 胸をしめつけるチューブトップはぽいっと脱がせてしまい、肌と肌をくっつけあう。ふんにゃりと柔らかくなっていたリリィの乳首はゆっくりと硬くなる。ゴズメルも同じだった。からだの大きさも、肌の色も違うのに、そこだけは同じだった。

「……あんたが妖精族でよかった」

「どうして……?」

「どうしても。あたしの好きなあんたが、妖精族だから」

「???」

 眉間に寄った小さなかわいいシワに、ゴズメルはキスした。ゴズメルは今のリリィが好きなのだった。もしもリリィがミノタウロス族だったら、ゴズメルがミノタウロス族の種族服にこれほど胸をときめかすこともなかっただろう。

 結局のところ、服はただの服だ。リリィが尻尾もないのに着てくれるから価値があるのである。

「そういや、これはいったい誰の服なんだ。ダマキ?」

「……気づいてなかったの、ゴズメル」

「?」

「昔、あなたが着ていた服よ。ダマキが見つけて取っておいてくれたんですって」

「えっ」

 可笑しそうに笑うリリィに対して、ゴズメルは仰天していた。リリィにあつらえたようにピッタリだったのだ。

「信じられないな! あたしにも、あんたくらい痩せてた時期があったなんて」

「何を言っているの。ゴズメルは別に太っていないわ」

 バストとヒップの話だ。十歳頃に着ていた服、と聞かされてゴズメルはとても微妙な気分になった。たしかに里の仲間たちに変態扱いされても仕方ないかもしれない。

(……そっか。リリィは、あたしの昔の服を恥ずかしそうに着てたんだ)

 彼シャツではないが彼女児服かのじょじふくということになるのだろうか。ゴズメルは胸の奥がムズムズして、ちゅっとリリィの唇を吸った。

「ふ、んぁ……ゴズメル……」

 舌で唇をつついて誘うと、優しく絡めてくれる。リリィの手が腿をなぞった。ゴズメルはなんだか申し訳ない気分で「ごめん」と先に謝った。「あたしのチンポ、もう引っ込んじまった」

「どうして謝るの……?」

「……挿れたかった、もっと、あんたに」

「ん……はぁ……気にしないで、いいの……。私は、あなたのすべてが好きよ……ゴズメル……」

 ちゅ、ちゅ、と唇を触れ合わせながらささやきあう言葉は、互いの息と熱で、温かい湿り気を帯びた。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

処理中です...