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急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編
90.狂★
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「あっ、あっ……!」
リリィは必死だった。ゴズメルの指を女性器でちゅぱちゅぱと吸い上げながら、クリトリスを指の間に挟んでしごく。リリィは妖精族なのだし、どれほど男性器のように扱ったとしても、射精することはできない。月に一度どころか、永遠にだ。
しかし興奮しきったゴズメルに見下ろされながらそれをするのは、あまりにも快かった。厳しい祖母の孫娘として、またしごでき(仕事ができる)受付嬢として培ってきた女性らしい品性を、今だけはかなぐり捨てていいのだ。
自分を解き放とうとするリリィの耳に、ゴズメルは唇を落とした。
「ほら……手をもっとハッキリ動かすんだよ。シコシコ、シコシコ……」
そのあからさまな擬態語に合わせて、ゴズメルはリリィの勃起した右乳首をしごきはじめた。リリィは乳房を震わせてもだえる。
自分のからだに、三つも男性器がついているなんて考えたこともなかった。感じやすい左乳首を放置されているのがなんとも惨めだった。しごいてといわんばかりにカチカチに勃起しているのに、手が足りないのだ。後ろに手をつかなければリリィは後ろに倒れてしまう。
絶頂が近かった。
「んあぁ……あぁああ……イ、イくぅ、イぐぅう」
「……ふふっ。ちゃんと品のない低い声が出せるじゃないか。上手だよ、これがミノタウロスのメスのオナニーなんだ」
耳元で優しく笑って、褒められるとリリィはもうだめだった。おしまいだった。下品にふるまえばふるまうほど愛してもらえるのだと、思考回路に刻み込まれてしまう。
リリィは頭突く勢いでゴズメルにキスした。鼻がぶつかって、唇に歯が当たる。なによりもゴズメルの指が奥の奥まできた。リリィは自分の充血したクリトリスをぎゅうっとつまんでいた。
「ごじゅえぅ、あぁ、あらひ、イく、イぐの、クリチンポしこしこして、下品にイぐっ、ちんぽオナニーでイぐっ、イぐ、ゆるひて、ゆるひれぇ……!」
「リリィ……」
ゴズメルはリリィにキスした。そうしながらリリィの女性器を激しく指で責め立てているので中イキではないとはとても言い切れないのだが一生懸命ミノタウロスのメスになりきっているのが可愛いので言わなかった。
優しいキスでたっぷりと間をとってから、ゴズメルは許可した。
「イけ。ちんぽオナニーで絶頂しろ」
「っ……! っ! ! !」
声にならない声を上げながら、リリィは命令に従う。膝をガクガクと震わせて、あんなにがんばって姿勢を保持していたのに、丸めた紙くずみたいにからだをクシャクシャにして絶頂する。
「あぁあ! ああ、あぁ、あっ、あ! あーっ……!」
「アァ……いい叫び声だ。ほら、あたし達がシッカリ愛し合ってることを、里の連中にも聞かせてやりな」
宣言までしたのに、結局リリィのクリトリスに射精などという機能はなかった。ピシャピシャとシーツに潮を吹きながら、底のない快楽に堕ちるほかない。リリィは堕ち続ける恐怖と悦びに駆られ、ゴズメルの首にすがりついた。
「すき。あなたがすき、ごずめるがすき、しゅきなのぉ、あぁあああっ、ごずめる、ごずめる、すき、すき、すき……!」
その縋りつき方は激しく、ゴズメルは背中をがりがりと引っ掻かれた。心優しい、穏やかなリリィが我を失ってしがみついてくるのが、ゴズメルは嬉しくて嬉しくてたまらない。
「あたしのほうが好きだ。リリィ、あたしのほうが、もっと、ずっと強く、深くあんたを愛してる……!」
額に額を擦りつけると、リリィの表情がだらしなく蕩ける。
「うれしい」と言って、少しだけ泣いた。
それからしばらく、ゴズメルはリリィを胸に優しく抱いてやっていた。リリィときたら火の中の石みたいに熱くなっていて、クールダウンが必要だったのである。
胸をしめつけるチューブトップはぽいっと脱がせてしまい、肌と肌をくっつけあう。ふんにゃりと柔らかくなっていたリリィの乳首はゆっくりと硬くなる。ゴズメルも同じだった。からだの大きさも、肌の色も違うのに、そこだけは同じだった。
「……あんたが妖精族でよかった」
「どうして……?」
「どうしても。あたしの好きなあんたが、妖精族だから」
「???」
眉間に寄った小さなかわいいシワに、ゴズメルはキスした。ゴズメルは今のリリィが好きなのだった。もしもリリィがミノタウロス族だったら、ゴズメルがミノタウロス族の種族服にこれほど胸をときめかすこともなかっただろう。
結局のところ、服はただの服だ。リリィが尻尾もないのに着てくれるから価値があるのである。
「そういや、これはいったい誰の服なんだ。ダマキ?」
「……気づいてなかったの、ゴズメル」
「?」
「昔、あなたが着ていた服よ。ダマキが見つけて取っておいてくれたんですって」
「えっ」
可笑しそうに笑うリリィに対して、ゴズメルは仰天していた。リリィにあつらえたようにピッタリだったのだ。
「信じられないな! あたしにも、あんたくらい痩せてた時期があったなんて」
「何を言っているの。ゴズメルは別に太っていないわ」
バストとヒップの話だ。十歳頃に着ていた服、と聞かされてゴズメルはとても微妙な気分になった。たしかに里の仲間たちに変態扱いされても仕方ないかもしれない。
(……そっか。リリィは、あたしの昔の服を恥ずかしそうに着てたんだ)
彼シャツではないが彼女児服ということになるのだろうか。ゴズメルは胸の奥がムズムズして、ちゅっとリリィの唇を吸った。
「ふ、んぁ……ゴズメル……」
舌で唇をつついて誘うと、優しく絡めてくれる。リリィの手が腿をなぞった。ゴズメルはなんだか申し訳ない気分で「ごめん」と先に謝った。「あたしのチンポ、もう引っ込んじまった」
「どうして謝るの……?」
「……挿れたかった、もっと、あんたに」
「ん……はぁ……気にしないで、いいの……。私は、あなたのすべてが好きよ……ゴズメル……」
ちゅ、ちゅ、と唇を触れ合わせながらささやきあう言葉は、互いの息と熱で、温かい湿り気を帯びた。
リリィは必死だった。ゴズメルの指を女性器でちゅぱちゅぱと吸い上げながら、クリトリスを指の間に挟んでしごく。リリィは妖精族なのだし、どれほど男性器のように扱ったとしても、射精することはできない。月に一度どころか、永遠にだ。
しかし興奮しきったゴズメルに見下ろされながらそれをするのは、あまりにも快かった。厳しい祖母の孫娘として、またしごでき(仕事ができる)受付嬢として培ってきた女性らしい品性を、今だけはかなぐり捨てていいのだ。
自分を解き放とうとするリリィの耳に、ゴズメルは唇を落とした。
「ほら……手をもっとハッキリ動かすんだよ。シコシコ、シコシコ……」
そのあからさまな擬態語に合わせて、ゴズメルはリリィの勃起した右乳首をしごきはじめた。リリィは乳房を震わせてもだえる。
自分のからだに、三つも男性器がついているなんて考えたこともなかった。感じやすい左乳首を放置されているのがなんとも惨めだった。しごいてといわんばかりにカチカチに勃起しているのに、手が足りないのだ。後ろに手をつかなければリリィは後ろに倒れてしまう。
絶頂が近かった。
「んあぁ……あぁああ……イ、イくぅ、イぐぅう」
「……ふふっ。ちゃんと品のない低い声が出せるじゃないか。上手だよ、これがミノタウロスのメスのオナニーなんだ」
耳元で優しく笑って、褒められるとリリィはもうだめだった。おしまいだった。下品にふるまえばふるまうほど愛してもらえるのだと、思考回路に刻み込まれてしまう。
リリィは頭突く勢いでゴズメルにキスした。鼻がぶつかって、唇に歯が当たる。なによりもゴズメルの指が奥の奥まできた。リリィは自分の充血したクリトリスをぎゅうっとつまんでいた。
「ごじゅえぅ、あぁ、あらひ、イく、イぐの、クリチンポしこしこして、下品にイぐっ、ちんぽオナニーでイぐっ、イぐ、ゆるひて、ゆるひれぇ……!」
「リリィ……」
ゴズメルはリリィにキスした。そうしながらリリィの女性器を激しく指で責め立てているので中イキではないとはとても言い切れないのだが一生懸命ミノタウロスのメスになりきっているのが可愛いので言わなかった。
優しいキスでたっぷりと間をとってから、ゴズメルは許可した。
「イけ。ちんぽオナニーで絶頂しろ」
「っ……! っ! ! !」
声にならない声を上げながら、リリィは命令に従う。膝をガクガクと震わせて、あんなにがんばって姿勢を保持していたのに、丸めた紙くずみたいにからだをクシャクシャにして絶頂する。
「あぁあ! ああ、あぁ、あっ、あ! あーっ……!」
「アァ……いい叫び声だ。ほら、あたし達がシッカリ愛し合ってることを、里の連中にも聞かせてやりな」
宣言までしたのに、結局リリィのクリトリスに射精などという機能はなかった。ピシャピシャとシーツに潮を吹きながら、底のない快楽に堕ちるほかない。リリィは堕ち続ける恐怖と悦びに駆られ、ゴズメルの首にすがりついた。
「すき。あなたがすき、ごずめるがすき、しゅきなのぉ、あぁあああっ、ごずめる、ごずめる、すき、すき、すき……!」
その縋りつき方は激しく、ゴズメルは背中をがりがりと引っ掻かれた。心優しい、穏やかなリリィが我を失ってしがみついてくるのが、ゴズメルは嬉しくて嬉しくてたまらない。
「あたしのほうが好きだ。リリィ、あたしのほうが、もっと、ずっと強く、深くあんたを愛してる……!」
額に額を擦りつけると、リリィの表情がだらしなく蕩ける。
「うれしい」と言って、少しだけ泣いた。
それからしばらく、ゴズメルはリリィを胸に優しく抱いてやっていた。リリィときたら火の中の石みたいに熱くなっていて、クールダウンが必要だったのである。
胸をしめつけるチューブトップはぽいっと脱がせてしまい、肌と肌をくっつけあう。ふんにゃりと柔らかくなっていたリリィの乳首はゆっくりと硬くなる。ゴズメルも同じだった。からだの大きさも、肌の色も違うのに、そこだけは同じだった。
「……あんたが妖精族でよかった」
「どうして……?」
「どうしても。あたしの好きなあんたが、妖精族だから」
「???」
眉間に寄った小さなかわいいシワに、ゴズメルはキスした。ゴズメルは今のリリィが好きなのだった。もしもリリィがミノタウロス族だったら、ゴズメルがミノタウロス族の種族服にこれほど胸をときめかすこともなかっただろう。
結局のところ、服はただの服だ。リリィが尻尾もないのに着てくれるから価値があるのである。
「そういや、これはいったい誰の服なんだ。ダマキ?」
「……気づいてなかったの、ゴズメル」
「?」
「昔、あなたが着ていた服よ。ダマキが見つけて取っておいてくれたんですって」
「えっ」
可笑しそうに笑うリリィに対して、ゴズメルは仰天していた。リリィにあつらえたようにピッタリだったのだ。
「信じられないな! あたしにも、あんたくらい痩せてた時期があったなんて」
「何を言っているの。ゴズメルは別に太っていないわ」
バストとヒップの話だ。十歳頃に着ていた服、と聞かされてゴズメルはとても微妙な気分になった。たしかに里の仲間たちに変態扱いされても仕方ないかもしれない。
(……そっか。リリィは、あたしの昔の服を恥ずかしそうに着てたんだ)
彼シャツではないが彼女児服ということになるのだろうか。ゴズメルは胸の奥がムズムズして、ちゅっとリリィの唇を吸った。
「ふ、んぁ……ゴズメル……」
舌で唇をつついて誘うと、優しく絡めてくれる。リリィの手が腿をなぞった。ゴズメルはなんだか申し訳ない気分で「ごめん」と先に謝った。「あたしのチンポ、もう引っ込んじまった」
「どうして謝るの……?」
「……挿れたかった、もっと、あんたに」
「ん……はぁ……気にしないで、いいの……。私は、あなたのすべてが好きよ……ゴズメル……」
ちゅ、ちゅ、と唇を触れ合わせながらささやきあう言葉は、互いの息と熱で、温かい湿り気を帯びた。
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