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急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編
71.弱者の美徳★
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地下集落は、どの階層も似たようなトンネルの連続だ。
そんなに地底深くにいる自覚はなかったが、脱衣小屋の温かさは地熱を感じさせた。
素裸で立つゴズメルは、リリィに口づけたあと、じっくりと恋人を観察した。頬が上気して、目じりが下がっている。つぼんだ唇から漏れる息が濡れていた。
こういう状態のリリィがどう扱われると喜ぶか、ゴズメルはすでに心得ていた。
「舐めろ」
あいまいな命令の意図は即座に通じた。リリィの綺麗な顔がいやらしくとろける。
「はい……」
リリィは『どうして』とも『やめて』とも言わなかった。
ただ、ふにゃっと力が抜けたかのようにゴズメルの前に跪く。
急に細まった瞳孔がハート形に見えたのは目の錯覚だろうが、まっすぐな鼻梁を震わせてゴズメルの男根に顔を寄せたのは現実だった。
グロテスクなイチモツにすんすんと鼻を寄せ、ゴズメルを上目遣いに見る。
「ゴズメル、あなたのここにキスしていい……? キスさせてほしいわ……」
ゴズメルは返事の代わりに一歩前に出た。半勃ちの男性器が、リリィのぷるぷるした唇にベタッと付く。
「あ……」
リリィはあえかな声を漏らし、ゴズメルの腰に両手を這わせた。
短い口づけは亀頭に上を向かせるように竿を伝い、根本まで下りて行った。
やがてぐつぐつと煮え立つ陰嚢にたどりつくと、物欲しげな舌が這った。
奥歯を噛みしめるゴズメルとは対照的に、リリィは鼻にかかったような声が止まらなかった。
「あん、すごい……袋がキュッてしたわ……精子でいっぱいなのね……ん、ん……」
「リリィ……」
右も左もちゅぱちゅぱと頬張るので、そそりたった陰茎で顔が隠れる。
もう辛抱できない。ゴズメルは腰に添えられたリリィの手を掴み、陰茎を口の中へ強引にねじこんだ。
「んふぅ……ん……ん……あぁ、だめ、おちんぽに触りたいの、おちんぽを握らせて」
「ダメだ。放っとくと、あんたは悪さをするんだから」
逃れようとするリリィの手を、ゴズメルはギュッと掴んで離さなかった。
「これはお仕置きだよ。あんたはあたしのお嫁さんなのに、なんでオズヌに呼ばれたからってホイホイついていくんだ。生えてる時くらい、あたしに好きなとき好きなだけ中出しさせなきゃダメじゃないか」
「へぁ、あぅう」
ゴズメルは力強いピストンを繰り返して、リリィの口をいじめた。
「そういうやつはこうやってっ、口まんこをっ、オナホにしてっ、ちんぽ汁コキ捨ててやるんだからなっ。わかったかっ」
「んえぇ、えぅ、うう……あ、あ、ごずえうぅ……」
腰を引いたタイミングで、リリィは吸い付いてきた。
媚びるように舌先を使って亀頭をなめなめする。
哀れに許しを請う上目遣いに、ゴズメルはプレイそっちのけで頭に血が上った。
(なんでこんなにマゾなんだよ、こいつはっ!)
力を込めて口から引き抜くと、勃起したゴズメルの男根がリリィの頬を打った。
「あぁ、ゴズメル、お願い、もっとして」
リリィは頭を振ってゴズメルの剛直にキスと頬ずりをした。
「リリィをあなたのオナホールにして。ゴズメルが気に入るようにたくさんお口でシコシコするから……」
ゴズメルを誘惑しようというのだろう。一生懸命に舌を見せながらそう言う声は甘ったるかった。
「…………」
ゴズメルが無言で見下ろすだけで、興奮してしまうらしく、言葉がどんどん大胆になっていく。
「あん、あん……お願い、リリィにおちんぽ、しゃぶらせてください、お願いします……。ほんとは、ずっとムラムラしてたの……。月イチのおちんぽ欲しいの、ゴズメルのふとくてカタいちんぽ、ああん、ちんぽぉ、ぴゅっぴゅするスケベなミルクを恵んでください、お願い……」
ハァハァと顔を振りながら喘ぐので唇に何度も勃起が当たっているのだが、リリィは健気にも許可が下りるまでしゃぶりつこうとはしなかった。
ボキャブラリーから察するに、オズヌはノロケに飽き足らず、初対面のリリィにあれこれとミノタウロス流のハードセックスを語ったようだ。
ゴズメルは汗ばんだ手で、リリィの白い指先を確かめるように撫でまわした。胸の奥がチリチリとくすぶっていた。
「……あたしが寝ているあいだに、いろいろと下品な言葉を教わったようだね。ちゃんと『ちんぽ』って言えるようになったの?」
「んん、あん……ごめんなさい、下品な言葉を使って、ごめんなさい……」
「フン、よかったじゃないか、勉強になって。ほら、覚えたての言葉でもっと無様にチン媚びしてごらんよ」
「う……んぅ、う」
リリィは、ゴズメルの我慢汁がダラダラ垂れた陰茎をマイクのようにして、ぽそぽそとおねだりした。
「ち、ちんぽ……リリィを、ゴズメルの、ちんぽ奴隷にしてください……」
「フーン。何それ、どういう意味?」
「あぁあっ、あっ、お口も手も卵の穴も、全部使って、ちんぽにご奉仕します……どうか自由に使ってくださ、ん、あぅんっ」
「奉仕する側がしていい顔じゃないんだよなぁ……」
ゴズメルが再度腰を突き入れると、リリィはうっとりと男根を舌で舐めまわした。ゴズメルと両手をつないだまま、太い竿をヌプヌプと咥えこんでいる。
「あぁ、おおひいっ」
「大きい? 美味しい? っとに、結局は指よりぶっといチンポが好きか。まったく、どすけべなんだから」
「あぁっ、あっ」
ゴズメルはミノタウロス族の悪しき慣習を思い出してイライラしていた。
強者は弱者を搾取してはならないが、弱者が自ら強者に奉仕することはむしろ美徳とされているのである。
ゴズメルはオズヌの夫婦の営みに文句をつける気はない。ただ、リリィの影響されやすさに腹を立てていた。
と同時に、こんなにも興奮してしまう自分の肉体が呪わしい。
この胸の高鳴りが、リリィを愛しているからなのか、結局のところ自分も野蛮なミノタウロス族だからか、わからなくなってしまうからだ。
そんなに地底深くにいる自覚はなかったが、脱衣小屋の温かさは地熱を感じさせた。
素裸で立つゴズメルは、リリィに口づけたあと、じっくりと恋人を観察した。頬が上気して、目じりが下がっている。つぼんだ唇から漏れる息が濡れていた。
こういう状態のリリィがどう扱われると喜ぶか、ゴズメルはすでに心得ていた。
「舐めろ」
あいまいな命令の意図は即座に通じた。リリィの綺麗な顔がいやらしくとろける。
「はい……」
リリィは『どうして』とも『やめて』とも言わなかった。
ただ、ふにゃっと力が抜けたかのようにゴズメルの前に跪く。
急に細まった瞳孔がハート形に見えたのは目の錯覚だろうが、まっすぐな鼻梁を震わせてゴズメルの男根に顔を寄せたのは現実だった。
グロテスクなイチモツにすんすんと鼻を寄せ、ゴズメルを上目遣いに見る。
「ゴズメル、あなたのここにキスしていい……? キスさせてほしいわ……」
ゴズメルは返事の代わりに一歩前に出た。半勃ちの男性器が、リリィのぷるぷるした唇にベタッと付く。
「あ……」
リリィはあえかな声を漏らし、ゴズメルの腰に両手を這わせた。
短い口づけは亀頭に上を向かせるように竿を伝い、根本まで下りて行った。
やがてぐつぐつと煮え立つ陰嚢にたどりつくと、物欲しげな舌が這った。
奥歯を噛みしめるゴズメルとは対照的に、リリィは鼻にかかったような声が止まらなかった。
「あん、すごい……袋がキュッてしたわ……精子でいっぱいなのね……ん、ん……」
「リリィ……」
右も左もちゅぱちゅぱと頬張るので、そそりたった陰茎で顔が隠れる。
もう辛抱できない。ゴズメルは腰に添えられたリリィの手を掴み、陰茎を口の中へ強引にねじこんだ。
「んふぅ……ん……ん……あぁ、だめ、おちんぽに触りたいの、おちんぽを握らせて」
「ダメだ。放っとくと、あんたは悪さをするんだから」
逃れようとするリリィの手を、ゴズメルはギュッと掴んで離さなかった。
「これはお仕置きだよ。あんたはあたしのお嫁さんなのに、なんでオズヌに呼ばれたからってホイホイついていくんだ。生えてる時くらい、あたしに好きなとき好きなだけ中出しさせなきゃダメじゃないか」
「へぁ、あぅう」
ゴズメルは力強いピストンを繰り返して、リリィの口をいじめた。
「そういうやつはこうやってっ、口まんこをっ、オナホにしてっ、ちんぽ汁コキ捨ててやるんだからなっ。わかったかっ」
「んえぇ、えぅ、うう……あ、あ、ごずえうぅ……」
腰を引いたタイミングで、リリィは吸い付いてきた。
媚びるように舌先を使って亀頭をなめなめする。
哀れに許しを請う上目遣いに、ゴズメルはプレイそっちのけで頭に血が上った。
(なんでこんなにマゾなんだよ、こいつはっ!)
力を込めて口から引き抜くと、勃起したゴズメルの男根がリリィの頬を打った。
「あぁ、ゴズメル、お願い、もっとして」
リリィは頭を振ってゴズメルの剛直にキスと頬ずりをした。
「リリィをあなたのオナホールにして。ゴズメルが気に入るようにたくさんお口でシコシコするから……」
ゴズメルを誘惑しようというのだろう。一生懸命に舌を見せながらそう言う声は甘ったるかった。
「…………」
ゴズメルが無言で見下ろすだけで、興奮してしまうらしく、言葉がどんどん大胆になっていく。
「あん、あん……お願い、リリィにおちんぽ、しゃぶらせてください、お願いします……。ほんとは、ずっとムラムラしてたの……。月イチのおちんぽ欲しいの、ゴズメルのふとくてカタいちんぽ、ああん、ちんぽぉ、ぴゅっぴゅするスケベなミルクを恵んでください、お願い……」
ハァハァと顔を振りながら喘ぐので唇に何度も勃起が当たっているのだが、リリィは健気にも許可が下りるまでしゃぶりつこうとはしなかった。
ボキャブラリーから察するに、オズヌはノロケに飽き足らず、初対面のリリィにあれこれとミノタウロス流のハードセックスを語ったようだ。
ゴズメルは汗ばんだ手で、リリィの白い指先を確かめるように撫でまわした。胸の奥がチリチリとくすぶっていた。
「……あたしが寝ているあいだに、いろいろと下品な言葉を教わったようだね。ちゃんと『ちんぽ』って言えるようになったの?」
「んん、あん……ごめんなさい、下品な言葉を使って、ごめんなさい……」
「フン、よかったじゃないか、勉強になって。ほら、覚えたての言葉でもっと無様にチン媚びしてごらんよ」
「う……んぅ、う」
リリィは、ゴズメルの我慢汁がダラダラ垂れた陰茎をマイクのようにして、ぽそぽそとおねだりした。
「ち、ちんぽ……リリィを、ゴズメルの、ちんぽ奴隷にしてください……」
「フーン。何それ、どういう意味?」
「あぁあっ、あっ、お口も手も卵の穴も、全部使って、ちんぽにご奉仕します……どうか自由に使ってくださ、ん、あぅんっ」
「奉仕する側がしていい顔じゃないんだよなぁ……」
ゴズメルが再度腰を突き入れると、リリィはうっとりと男根を舌で舐めまわした。ゴズメルと両手をつないだまま、太い竿をヌプヌプと咥えこんでいる。
「あぁ、おおひいっ」
「大きい? 美味しい? っとに、結局は指よりぶっといチンポが好きか。まったく、どすけべなんだから」
「あぁっ、あっ」
ゴズメルはミノタウロス族の悪しき慣習を思い出してイライラしていた。
強者は弱者を搾取してはならないが、弱者が自ら強者に奉仕することはむしろ美徳とされているのである。
ゴズメルはオズヌの夫婦の営みに文句をつける気はない。ただ、リリィの影響されやすさに腹を立てていた。
と同時に、こんなにも興奮してしまう自分の肉体が呪わしい。
この胸の高鳴りが、リリィを愛しているからなのか、結局のところ自分も野蛮なミノタウロス族だからか、わからなくなってしまうからだ。
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