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急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編
49.プリンセス・ゴズメル
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葉を隠すなら森の中だ。ゴズメルは人通りの多い市場通りで屋根から飛び下りた。
「ほい、お疲れさん。体調は大丈夫かい?」
「ええ……冒険者ってすごいのね。こんなふうに屋根をぽんぽん飛び回るなんて……」
地面に下ろしてやると、リリィの頬は上気していた。
受付嬢にとっては未知のスリルだったらしい。
「さて、ここから行商に紛れて町の外へ、……?」
人混みの向こうで、甲高い声がする。新聞社がチラシを配っているらしい。
「へぶっ」
風に煽られた一枚がゴズメルの顔にベタッとはりついた。
「ゴズメル、大変だわ。これは指名手配のチラシよ」
「指名手配……?」
本当だった。顔から引きはがしたチラシに、ゴズメルとリリィの顔写真が付いている。
ゴズメルは目をこすって記事を読み上げた。
「えーと『狂暴な牛女ゴズメル(ミノタウロス族・メス・26歳・自称冒険者)の逮捕にご協力ください。上記の者は、受付嬢リリィを誘拐した罪に問われている』……?」
「……『特徴・肥えた胸部と臀部・知性が低く二桁の計算もできない・りんご大好き・脳みそがりんごジャム』……『通報くださった方には冒険者協会より金一封を差し上げます』……まあ、なんというひどい悪口を!」
「デンブってなに?」
「……お尻のことよ」
「なに!? こんな紙切れを配ってあたしのチチとケツがデブだって言いふらしてんのか! 許せん」
チラシを配っているのは新聞社の者たちだ。冒険者協会と連携して手配書を出しているのは知っていたが、まさか自分がそのお尋ね者になるとはゴズメルも思ってもみない。
通行人はみなチラシを見て「みっともないヤツがいるもんだなあ」「なんて恐ろしいりんごモンスターなの」「バカなデブを見つければ金一封か!」などと話している。
「よし、みんなぶっとばす」
焼け焦げた餅のように燻っているゴズメルを、リリィはなだめた。
「落ち着いて、ゴズメル。きっとわざとこんな書き方をしているのよ。あなたのことを怒らせておびきよせるつもりなんだわ」
「ぐぬぬ、この短時間で、なんて性格の悪い真似を……!」
マリアの腹黒い微笑を思い浮かべて、ゴズメルは歯ぎしりした。
(あの女……いつか決着つけてやるからな!)
だが、それは今ではない。ゴズメルはひとまず大通りから撤退した。
「とにかくこのへんで着替えよう。冒険者協会の制服は目立ちすぎる」
裏路地にこぢんまりとした古着屋がある。
中に入ったゴズメルはキョロキョロと周囲を見回した。大丈夫、同業者の姿は見えない。
(冒険者協会を敵に回したとなると、知ってるツテは頼れないってことか! すっかりお尋ね者になっちまった)
ゴズメルは流しの清掃業者を装えないかとツナギを見漁った。
後ろからリリィが「ね、ゴズメル」と、声をかけてくる。
「ん?」
「どっちがいいかしら……」
見ると、リリィは両手に服を持っている。右手のほうはパステルカラーのチュールワンピースで、左のほうはシックな黒のAラインワンピースだ。
「……リリィ」
「ちょっと着慣れないけど、黒いほうが大人っぽいのよね……あっ、それとゴズメルに似合いそうなお洋服が向こうにたくさんあったわ。あなたって本当にスタイルがいいんですもの。せっかくだから色々と試着してみて……」
「リリィ。確かにその服は可愛いけどね、変装しなきゃいけないってわかってる?」
リリィは赤面した。デート気分だったらしい。
「ごめんなさい。私ったら、つい……」
ゴズメルは嘆息した。だが、危機感がないのは仕方ないことかもしれない。
リリィはノァズァークの秘密も、冒険者協会の裏側もなにも知らないのだ。ただ職場で急に体調を崩して、寝て目覚めたらゴズメルがいた。そのうえ夢心地で屋根の上を移動してきたのだから、それは浮かれもするだろう。
「元のところに戻してくるわ……」
リリィがしょんぼりと落とした肩を、ゴズメルはポンと叩いた。
「一緒に行こう。よく考えたら、普段は着ないような服を着ればいいってことだしね。リリィに選んでもらおうっと。そうだな、角が隠れるような帽子とかがあると……」
何の気なく提案したゴズメルはビクッとした。リリィのエメラルドの瞳が見たこともないくらい輝いている。
「ゴズメル、いつもは着ないような服を着てくれるの? それも、私が選んでいいのっ?」
「えっ? あ、ウン……」
「こっちよ! 早くこっちに来て、ゴズメル!」
いつも物静かなリリィに手を引っ張られて、ゴズメルは目を丸くした。
(……ま、いっか)
なんだか面映ゆいが、こんなにぴかぴかした笑顔が見られるなら、着せ替え人形になるのもやぶさかではない。
この判断を、ゴズメルは後に悔やむことになる。
市場通りにちょっとした騒ぎが持ち上がったのは、その数刻後だ。
普段から往来の多い場所だ。立ち止まると危ないし道がつかえてしまう。だからみんな、基本的に目的地に着くまで足を止めることはないのだが、この時は例外だった。
道行く美しい貴婦人の姿に、ひとびとは自然と道を譲り、互いに囁きあった。
「まあ、なんて綺麗なひとなの……」
「褐色の肌と純白のドレスの取り合わせがとても素敵! マーメイドドレスを着こなすなんてただものじゃないわ!」
「旅行者かしら? つばの広い帽子も素敵ねえ。大きなカサブランカのコサージュが左右に二つも付いているのに、あの美貌には霞むわね……」
「いや、あの曲線美はきっと舞台女優だ。手を引いてるスーツの子は、そのマネージャーってとこだね」
「目の保養だなあ、ありがたや、ありがたや……」
荷車をひかされたり顔を尻に敷かれそうになったり、ゴズメルはこれまで様々な辱めを受けてきた。だが、こういう切り口は初めてだ。
一目散に道を駆け抜けたいところだが、足さばきの利かないスカートのせいで、おしとやかにしか歩けない。ゴズメルはとうとう泣き言を漏らした。
「ううーっ、リリィ、こんなの恥ずかしいよう、もう勘弁しとくれよう……」
「シーッ……もうちょっとだけ我慢して。ああ、ドレスアップしたあなたをエスコートできる日が来るなんて、まるで夢のようよ……!」
ヘアセットからメイクアップまでリリィの総監修だ。
服のことなんて少しもわからないけれど、逆のほうがよかった、とゴズメルは唇をとがらせた。
長い髪を颯爽と一つ結びしたリリィは、ヘリンボーン柄のスーツを着ている。
ピンクの蝶ネクタイも含めて、気の利く紳士といったふうだ。
ゴズメルはリリィがズボンを穿いているところを初めて見た。
違う時だったら「あんた本当になんでも似合うねえ!」と褒めちぎるところだが、自分が見世物と化している今はズボンが羨ましくて仕方ない。
だが、そろそろ道の終わりが見えてきた。品物の搬入などが行われる町の出入り口だ。
ほっと胸を撫でおろしたゴズメルは「すみません、待ってください!」と声をかけられてギクッとした。
(しまった。さすがに目立ちすぎたか? なんとかリリィだけでも逃がさないと……)
ゴズメルは背後にサッとリリィを庇う。走ってきたのはチラシを配っていた新聞社の男だ。
「あの、良かったらお写真を撮らせてもらえませんか」
「へっ?」
びっくりしたゴズメルの腕をくぐりぬけて、リリィがえへんと胸を張った。
「申し訳ありませんが、姫様はプライベートの時間を楽しんでおられるのです。撮影はご遠慮ください」
「ひ、姫様!? これは失礼しました……とてもお美しい方なので、ぜひアルティカのみんなに紹介したいと思ったのです……」
(正気か!? あんたが配ってるチラシに映ってるやつと同一人物だが!?)
ゴズメルはよほど男の目を覚まさせてやりたかったが、リリィが「そうでしょう、そうでしょう」とまんざらでもなさそうにニコニコしていて、口をはさむこともできない。
「コホン! ……あなたが肩にかけているカメラは、すぐ写真が出てくるタイプのものですね?」
「ええ、そうです。こっちは趣味に使う用で、ポラロロンカメラというんですが……」
「それでは、あなたの熱意に免じて、そのカメラで一枚だけなら撮らせてさしあげます」
「え、ちょっと、リリィ……!」
自分から足跡を残すような真似をしてどうする、とゴズメルは思ったが、リリィはしっかり……もといちゃっかりしていた。
「さらに、撮った写真を私たちに贈る権利をさしあげます。いかがですか? 本来であれば王侯専属の写真師にしか許されないことですのよ」
ゴズメルは絶句した。要は撮った写真は回収すると言っているのだ。
だが、男はリリィの言葉に大喜びした。
「それは名誉なことです! ありがとうございます!」
「ご理解いただけて恐縮ですわ。ところで、姫様はお忍びで外遊なさっているのです。このことはくれぐれも内密にしてくださいね」
「わ、わかりました! これは秘密のお写真なのですね……!」
あっという間にリリィのペースだ。
ゴズメルは内心どうかと思ったが、これは彼女持ちの甲斐性が試される場面のようにも感じた。
こんな変な恰好の写真でも、リリィが欲しがるならプレゼントするのが恋人というものではないか!
一枚のすてきな写真と共に、二人はアルティカを後にした。
「ほい、お疲れさん。体調は大丈夫かい?」
「ええ……冒険者ってすごいのね。こんなふうに屋根をぽんぽん飛び回るなんて……」
地面に下ろしてやると、リリィの頬は上気していた。
受付嬢にとっては未知のスリルだったらしい。
「さて、ここから行商に紛れて町の外へ、……?」
人混みの向こうで、甲高い声がする。新聞社がチラシを配っているらしい。
「へぶっ」
風に煽られた一枚がゴズメルの顔にベタッとはりついた。
「ゴズメル、大変だわ。これは指名手配のチラシよ」
「指名手配……?」
本当だった。顔から引きはがしたチラシに、ゴズメルとリリィの顔写真が付いている。
ゴズメルは目をこすって記事を読み上げた。
「えーと『狂暴な牛女ゴズメル(ミノタウロス族・メス・26歳・自称冒険者)の逮捕にご協力ください。上記の者は、受付嬢リリィを誘拐した罪に問われている』……?」
「……『特徴・肥えた胸部と臀部・知性が低く二桁の計算もできない・りんご大好き・脳みそがりんごジャム』……『通報くださった方には冒険者協会より金一封を差し上げます』……まあ、なんというひどい悪口を!」
「デンブってなに?」
「……お尻のことよ」
「なに!? こんな紙切れを配ってあたしのチチとケツがデブだって言いふらしてんのか! 許せん」
チラシを配っているのは新聞社の者たちだ。冒険者協会と連携して手配書を出しているのは知っていたが、まさか自分がそのお尋ね者になるとはゴズメルも思ってもみない。
通行人はみなチラシを見て「みっともないヤツがいるもんだなあ」「なんて恐ろしいりんごモンスターなの」「バカなデブを見つければ金一封か!」などと話している。
「よし、みんなぶっとばす」
焼け焦げた餅のように燻っているゴズメルを、リリィはなだめた。
「落ち着いて、ゴズメル。きっとわざとこんな書き方をしているのよ。あなたのことを怒らせておびきよせるつもりなんだわ」
「ぐぬぬ、この短時間で、なんて性格の悪い真似を……!」
マリアの腹黒い微笑を思い浮かべて、ゴズメルは歯ぎしりした。
(あの女……いつか決着つけてやるからな!)
だが、それは今ではない。ゴズメルはひとまず大通りから撤退した。
「とにかくこのへんで着替えよう。冒険者協会の制服は目立ちすぎる」
裏路地にこぢんまりとした古着屋がある。
中に入ったゴズメルはキョロキョロと周囲を見回した。大丈夫、同業者の姿は見えない。
(冒険者協会を敵に回したとなると、知ってるツテは頼れないってことか! すっかりお尋ね者になっちまった)
ゴズメルは流しの清掃業者を装えないかとツナギを見漁った。
後ろからリリィが「ね、ゴズメル」と、声をかけてくる。
「ん?」
「どっちがいいかしら……」
見ると、リリィは両手に服を持っている。右手のほうはパステルカラーのチュールワンピースで、左のほうはシックな黒のAラインワンピースだ。
「……リリィ」
「ちょっと着慣れないけど、黒いほうが大人っぽいのよね……あっ、それとゴズメルに似合いそうなお洋服が向こうにたくさんあったわ。あなたって本当にスタイルがいいんですもの。せっかくだから色々と試着してみて……」
「リリィ。確かにその服は可愛いけどね、変装しなきゃいけないってわかってる?」
リリィは赤面した。デート気分だったらしい。
「ごめんなさい。私ったら、つい……」
ゴズメルは嘆息した。だが、危機感がないのは仕方ないことかもしれない。
リリィはノァズァークの秘密も、冒険者協会の裏側もなにも知らないのだ。ただ職場で急に体調を崩して、寝て目覚めたらゴズメルがいた。そのうえ夢心地で屋根の上を移動してきたのだから、それは浮かれもするだろう。
「元のところに戻してくるわ……」
リリィがしょんぼりと落とした肩を、ゴズメルはポンと叩いた。
「一緒に行こう。よく考えたら、普段は着ないような服を着ればいいってことだしね。リリィに選んでもらおうっと。そうだな、角が隠れるような帽子とかがあると……」
何の気なく提案したゴズメルはビクッとした。リリィのエメラルドの瞳が見たこともないくらい輝いている。
「ゴズメル、いつもは着ないような服を着てくれるの? それも、私が選んでいいのっ?」
「えっ? あ、ウン……」
「こっちよ! 早くこっちに来て、ゴズメル!」
いつも物静かなリリィに手を引っ張られて、ゴズメルは目を丸くした。
(……ま、いっか)
なんだか面映ゆいが、こんなにぴかぴかした笑顔が見られるなら、着せ替え人形になるのもやぶさかではない。
この判断を、ゴズメルは後に悔やむことになる。
市場通りにちょっとした騒ぎが持ち上がったのは、その数刻後だ。
普段から往来の多い場所だ。立ち止まると危ないし道がつかえてしまう。だからみんな、基本的に目的地に着くまで足を止めることはないのだが、この時は例外だった。
道行く美しい貴婦人の姿に、ひとびとは自然と道を譲り、互いに囁きあった。
「まあ、なんて綺麗なひとなの……」
「褐色の肌と純白のドレスの取り合わせがとても素敵! マーメイドドレスを着こなすなんてただものじゃないわ!」
「旅行者かしら? つばの広い帽子も素敵ねえ。大きなカサブランカのコサージュが左右に二つも付いているのに、あの美貌には霞むわね……」
「いや、あの曲線美はきっと舞台女優だ。手を引いてるスーツの子は、そのマネージャーってとこだね」
「目の保養だなあ、ありがたや、ありがたや……」
荷車をひかされたり顔を尻に敷かれそうになったり、ゴズメルはこれまで様々な辱めを受けてきた。だが、こういう切り口は初めてだ。
一目散に道を駆け抜けたいところだが、足さばきの利かないスカートのせいで、おしとやかにしか歩けない。ゴズメルはとうとう泣き言を漏らした。
「ううーっ、リリィ、こんなの恥ずかしいよう、もう勘弁しとくれよう……」
「シーッ……もうちょっとだけ我慢して。ああ、ドレスアップしたあなたをエスコートできる日が来るなんて、まるで夢のようよ……!」
ヘアセットからメイクアップまでリリィの総監修だ。
服のことなんて少しもわからないけれど、逆のほうがよかった、とゴズメルは唇をとがらせた。
長い髪を颯爽と一つ結びしたリリィは、ヘリンボーン柄のスーツを着ている。
ピンクの蝶ネクタイも含めて、気の利く紳士といったふうだ。
ゴズメルはリリィがズボンを穿いているところを初めて見た。
違う時だったら「あんた本当になんでも似合うねえ!」と褒めちぎるところだが、自分が見世物と化している今はズボンが羨ましくて仕方ない。
だが、そろそろ道の終わりが見えてきた。品物の搬入などが行われる町の出入り口だ。
ほっと胸を撫でおろしたゴズメルは「すみません、待ってください!」と声をかけられてギクッとした。
(しまった。さすがに目立ちすぎたか? なんとかリリィだけでも逃がさないと……)
ゴズメルは背後にサッとリリィを庇う。走ってきたのはチラシを配っていた新聞社の男だ。
「あの、良かったらお写真を撮らせてもらえませんか」
「へっ?」
びっくりしたゴズメルの腕をくぐりぬけて、リリィがえへんと胸を張った。
「申し訳ありませんが、姫様はプライベートの時間を楽しんでおられるのです。撮影はご遠慮ください」
「ひ、姫様!? これは失礼しました……とてもお美しい方なので、ぜひアルティカのみんなに紹介したいと思ったのです……」
(正気か!? あんたが配ってるチラシに映ってるやつと同一人物だが!?)
ゴズメルはよほど男の目を覚まさせてやりたかったが、リリィが「そうでしょう、そうでしょう」とまんざらでもなさそうにニコニコしていて、口をはさむこともできない。
「コホン! ……あなたが肩にかけているカメラは、すぐ写真が出てくるタイプのものですね?」
「ええ、そうです。こっちは趣味に使う用で、ポラロロンカメラというんですが……」
「それでは、あなたの熱意に免じて、そのカメラで一枚だけなら撮らせてさしあげます」
「え、ちょっと、リリィ……!」
自分から足跡を残すような真似をしてどうする、とゴズメルは思ったが、リリィはしっかり……もといちゃっかりしていた。
「さらに、撮った写真を私たちに贈る権利をさしあげます。いかがですか? 本来であれば王侯専属の写真師にしか許されないことですのよ」
ゴズメルは絶句した。要は撮った写真は回収すると言っているのだ。
だが、男はリリィの言葉に大喜びした。
「それは名誉なことです! ありがとうございます!」
「ご理解いただけて恐縮ですわ。ところで、姫様はお忍びで外遊なさっているのです。このことはくれぐれも内密にしてくださいね」
「わ、わかりました! これは秘密のお写真なのですね……!」
あっという間にリリィのペースだ。
ゴズメルは内心どうかと思ったが、これは彼女持ちの甲斐性が試される場面のようにも感じた。
こんな変な恰好の写真でも、リリィが欲しがるならプレゼントするのが恋人というものではないか!
一枚のすてきな写真と共に、二人はアルティカを後にした。
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