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急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編
33.ぐーすかぴー
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ノァズァークには四つの大陸があるという。
「その大陸は、どこにあると思う?」
ジーニョの質問に、ゴズメルは首をひねった。先ほどから工房の奥へ奥へと歩かされているが、どこまでいっても果てがない。暗い部屋の中に棚があり、机があり、本や鉱石が積み重なっている。ドアのない敷居を抜けると、また同じ部屋が続いている。
ゴズメルはだんだん気味が悪くなってきた。抗議のつもりで、とんがった声で返事する。
「なに寝ぼけたこと言ってんだ。海の上に大陸があるんだろ」
「違う。おまえは昔話も知らんのか」
アジリニ神の見る夢の中にあるらしい。ではアジリニ神がどこにおわすかと言うと……おおきなおおきな船の甲板でうたた寝なさっているそうで、その船は広い星の海を今もなおゆっくりと漕いでいるのだった。
「船を漕ぐという慣用句に『うとうとする』という意味があるのはここからきているのだ」
「はぁ……」
「ところで、その船に乗っているのはアジリニ神だけではない」
「はぇ?」
「そこではノァズァークのプレイヤーたちも共に眠っているのだ」
ゴズメルは咄嗟に斧の柄を握った。ジーニョもかなりの年だし、認知機能が低下していてもおかしくない。
あまり妙なことを言うようなら、ふんじばって医者に診せるべきだ。
だが、後頭部を殴る前にもう少しおしゃべりにつきあってやるか、とも思った。医者に診せたらそのぶん偽卵の錬成作業が遅れるからだ。
「……おいおい、あたしは寝てないぞ。じいさんの目だってパッチリ開いてるじゃないか」
「お前は夢の中でも眠ってばかりいるのか?」
「は?」
「百年も千年も冷凍睡眠していると、体はともかく脳が機能しなくなる。だからノァズァークというゲーム空間に接続して、鮮度を保っているというわけだな」
ゴズメルは混乱した。アジリニ神の見る夢の中にノァズァークのプレイヤーがいる。そのプレイヤーは夢の中でも起きたり寝たりしているというのだ。
「いや、ゲームって……いったいなんでそんなことを」
「遠い旅路に耐え、新天地へたどりつくため」
こりゃダメだ、とゴズメルは思った、ジーニョは天才的な技術者かもしれないが、すっかり気が狂っている。
ところが、一発食らわせてやる前に、ゴズメルは妙な空間へたどりついてしまった。
天井が恐ろしく高く、見渡す限り白い壁が広がっている。光源もないのにあたりは明るかった。
「こ、ここは……?」
「塔の最上階だ。……おい、宝箱なんてないぞ!」
とたんにソワソワしはじめるゴズメルに、ジーニョが声を荒げる。
高難度ダンジョンの最上階に宝箱がない!?
驚愕するゴズメルにジーニョはため息をつき、「見なさい」と壁の一角を示した。はめ込まれた四角いモニターから、外を見ることができる。が、モニターが小さいうえ、暗くてよく見えない。
ゴズメルは眉間に皺を寄せて覗き込んだ。なにか直方体がずらっと縦置きされているようだ。いずれの箱も右上に緑色の小さなランプが点灯している。もっとよく見ようとした時、画面が切り替わった。だが、それも似たような光景だ。
「それが、ノァズァークの外側の世界だ」
背後からジーニョが言った。
「その箱ひとつひとつに、プレイヤーの本体が入っている」
「……本気で言ってんのかい?」
「事実だ」
「今、こうして喋ってるあたしは夢で、本当はあの箱のどれかの中で寝てるって?」
「ああ」
「…………」
ゴズメルは到底信じられなかった。ジーニョの話には、おかしな点がいくつもある。
「それが本当なら、ノァズァークのプレイヤーは一回も死んだことがないって話になる」
そんなわけがない。もの知らずのゴズメルだって、先の戦争で大勢のひとが犠牲になったことは知っている。戦争を引き合いに出さずとも、毎日どこかしらでひとは死んでいるはずだ。
だが、ジーニョは首を振った。
「死んだプレイヤーは待期期間ののち、記憶をリセットされてまた生まれてくるんだ。誰かの赤ん坊として」
「…………」
ゴズメルはモニターから顔を離し、ジーニョを振り向いた。
「その妄想の中じゃ、じいさんはいったい何者なわけ」
「ふん。シャインと呼ばれとるよ」
「ハハッ、頭が禿げて光るからか?」
「違う。正社員だ。だから毎日タイムカードを押さんといかんし、持ち場を離れることもできん」
「……?」
「まぁ俺は窓際族なんでな。こうやってモニターを確認するくらいの権限しか持っていないが、他の連中は、直接アジリニ神にアクセスしたりもできるらしい」
セイシャイン。タイムカード。マドギワ族。
意味不明な話を聞いていてゴズメルはだんだん腹が立ってきた。ノァズァークでは毎日ひとは死んでいるし、生まれてくるのだ。だからこそゴズメルはリリィが死なないよう偽卵を手に入れようとしているし、ブランカだって苦しんでいる。
それを何もかもゲームの中の出来事のように言われるのは頭にくる!
「ふざけんじゃないよ、何が夢の中だ! あんた理由つけて塔から出たくないだけじゃないか、偏屈ジジイ!」
「なんだと?」
「そうじゃないか、シャインだかツルピカサンシャインだか知らないが、あんたが守ってんのは世界じゃなくて自分の立場だろう」
ゴズメルはぷんすか怒って言った。
「ンモ~いいよ、あんたが引きこもりジジイなのはよくわかった。そんなに塔から出たくないなら、お望み通りあたしが取りに来てやる。その代わり、しっかり偽卵を仕上げといてくれ!」
往復が手間なだけだ。別にできないわけではない。ポップルで昇格試験を済ませ次第、鐵刑の塔まで取って返そうとゴズメルは思った。仕上がるまで塔の中で催促してやるのだ。
「……ああ、そうしろ」
ジーニョはジトッと暗い目でゴズメルを見返した。
「とにかくお嬢さんには偽卵が必要だからな。いいか。好きあうのは勝手だが、結婚なんて絶対に考えるなよ」
「黙れ。あたしはジジイの指図なんて絶対受けない」
「黙るのはそっちだ! なんのためにプレイヤーであるおまえを最上階まで連れてきたと思ってる!」
怒鳴るジーニョの目は血走っていた。
「いいか、雑種をこれ以上増やすな。活動プレイヤーのアカウントは種族に紐づいている。既存の種族カテゴリを離れた雑種は新天地にたどり着いても冷凍睡眠から目覚めることが」
「うるさい!!」
ゴズメルは喉が破けるんじゃないかと思うほど大きな声で叫んだ。
ジーニョ老人は目の前に雷が落ちたかのように腰を抜かしている。
「あたしはリリィを愛してるし、リリィはあたしの卵を生みたいと思ってる。この世界がどんな成り立ちだったとしても、他の誰かがあたしたちの気持ちを決めることはできない!」
大声を出しすぎて、体がびっくりしたのだろうか。あるいは、いきなり色んなことを言われて混乱していたのかもしれない。言い終えるのと同時に、ゴズメルの目にはぶわっと涙が盛り上がった。
「あたし、もう帰る!」
「お、おい、待て……」
ゴズメルはもうジーニョの言うことを聞かなかった。腕を大きく振って、いま来た道をズダダダと引き返す。邪魔な壁を体当たりでぶち破って、ゴズメルは工房から飛び出した。
一目散に塔の階段を転がり下りて、大きな体をあちこちぶつけた。
すでに夜だった。塔の外には、銀色の粉を撒いたように満点の星空が広がっている。
この眩い星空も、全身の痛みも、すべて現実のものではないと言うのだろうか?
「あ、あの……大丈夫ですか……?」
冒険者協会が張っているテントの前だった。勢い込んで飛び出してきたゴズメルを、心配そうに見ている。
ゴズメルはズビッと洟を啜り、次のトロバスの時間を尋ねた。
「その大陸は、どこにあると思う?」
ジーニョの質問に、ゴズメルは首をひねった。先ほどから工房の奥へ奥へと歩かされているが、どこまでいっても果てがない。暗い部屋の中に棚があり、机があり、本や鉱石が積み重なっている。ドアのない敷居を抜けると、また同じ部屋が続いている。
ゴズメルはだんだん気味が悪くなってきた。抗議のつもりで、とんがった声で返事する。
「なに寝ぼけたこと言ってんだ。海の上に大陸があるんだろ」
「違う。おまえは昔話も知らんのか」
アジリニ神の見る夢の中にあるらしい。ではアジリニ神がどこにおわすかと言うと……おおきなおおきな船の甲板でうたた寝なさっているそうで、その船は広い星の海を今もなおゆっくりと漕いでいるのだった。
「船を漕ぐという慣用句に『うとうとする』という意味があるのはここからきているのだ」
「はぁ……」
「ところで、その船に乗っているのはアジリニ神だけではない」
「はぇ?」
「そこではノァズァークのプレイヤーたちも共に眠っているのだ」
ゴズメルは咄嗟に斧の柄を握った。ジーニョもかなりの年だし、認知機能が低下していてもおかしくない。
あまり妙なことを言うようなら、ふんじばって医者に診せるべきだ。
だが、後頭部を殴る前にもう少しおしゃべりにつきあってやるか、とも思った。医者に診せたらそのぶん偽卵の錬成作業が遅れるからだ。
「……おいおい、あたしは寝てないぞ。じいさんの目だってパッチリ開いてるじゃないか」
「お前は夢の中でも眠ってばかりいるのか?」
「は?」
「百年も千年も冷凍睡眠していると、体はともかく脳が機能しなくなる。だからノァズァークというゲーム空間に接続して、鮮度を保っているというわけだな」
ゴズメルは混乱した。アジリニ神の見る夢の中にノァズァークのプレイヤーがいる。そのプレイヤーは夢の中でも起きたり寝たりしているというのだ。
「いや、ゲームって……いったいなんでそんなことを」
「遠い旅路に耐え、新天地へたどりつくため」
こりゃダメだ、とゴズメルは思った、ジーニョは天才的な技術者かもしれないが、すっかり気が狂っている。
ところが、一発食らわせてやる前に、ゴズメルは妙な空間へたどりついてしまった。
天井が恐ろしく高く、見渡す限り白い壁が広がっている。光源もないのにあたりは明るかった。
「こ、ここは……?」
「塔の最上階だ。……おい、宝箱なんてないぞ!」
とたんにソワソワしはじめるゴズメルに、ジーニョが声を荒げる。
高難度ダンジョンの最上階に宝箱がない!?
驚愕するゴズメルにジーニョはため息をつき、「見なさい」と壁の一角を示した。はめ込まれた四角いモニターから、外を見ることができる。が、モニターが小さいうえ、暗くてよく見えない。
ゴズメルは眉間に皺を寄せて覗き込んだ。なにか直方体がずらっと縦置きされているようだ。いずれの箱も右上に緑色の小さなランプが点灯している。もっとよく見ようとした時、画面が切り替わった。だが、それも似たような光景だ。
「それが、ノァズァークの外側の世界だ」
背後からジーニョが言った。
「その箱ひとつひとつに、プレイヤーの本体が入っている」
「……本気で言ってんのかい?」
「事実だ」
「今、こうして喋ってるあたしは夢で、本当はあの箱のどれかの中で寝てるって?」
「ああ」
「…………」
ゴズメルは到底信じられなかった。ジーニョの話には、おかしな点がいくつもある。
「それが本当なら、ノァズァークのプレイヤーは一回も死んだことがないって話になる」
そんなわけがない。もの知らずのゴズメルだって、先の戦争で大勢のひとが犠牲になったことは知っている。戦争を引き合いに出さずとも、毎日どこかしらでひとは死んでいるはずだ。
だが、ジーニョは首を振った。
「死んだプレイヤーは待期期間ののち、記憶をリセットされてまた生まれてくるんだ。誰かの赤ん坊として」
「…………」
ゴズメルはモニターから顔を離し、ジーニョを振り向いた。
「その妄想の中じゃ、じいさんはいったい何者なわけ」
「ふん。シャインと呼ばれとるよ」
「ハハッ、頭が禿げて光るからか?」
「違う。正社員だ。だから毎日タイムカードを押さんといかんし、持ち場を離れることもできん」
「……?」
「まぁ俺は窓際族なんでな。こうやってモニターを確認するくらいの権限しか持っていないが、他の連中は、直接アジリニ神にアクセスしたりもできるらしい」
セイシャイン。タイムカード。マドギワ族。
意味不明な話を聞いていてゴズメルはだんだん腹が立ってきた。ノァズァークでは毎日ひとは死んでいるし、生まれてくるのだ。だからこそゴズメルはリリィが死なないよう偽卵を手に入れようとしているし、ブランカだって苦しんでいる。
それを何もかもゲームの中の出来事のように言われるのは頭にくる!
「ふざけんじゃないよ、何が夢の中だ! あんた理由つけて塔から出たくないだけじゃないか、偏屈ジジイ!」
「なんだと?」
「そうじゃないか、シャインだかツルピカサンシャインだか知らないが、あんたが守ってんのは世界じゃなくて自分の立場だろう」
ゴズメルはぷんすか怒って言った。
「ンモ~いいよ、あんたが引きこもりジジイなのはよくわかった。そんなに塔から出たくないなら、お望み通りあたしが取りに来てやる。その代わり、しっかり偽卵を仕上げといてくれ!」
往復が手間なだけだ。別にできないわけではない。ポップルで昇格試験を済ませ次第、鐵刑の塔まで取って返そうとゴズメルは思った。仕上がるまで塔の中で催促してやるのだ。
「……ああ、そうしろ」
ジーニョはジトッと暗い目でゴズメルを見返した。
「とにかくお嬢さんには偽卵が必要だからな。いいか。好きあうのは勝手だが、結婚なんて絶対に考えるなよ」
「黙れ。あたしはジジイの指図なんて絶対受けない」
「黙るのはそっちだ! なんのためにプレイヤーであるおまえを最上階まで連れてきたと思ってる!」
怒鳴るジーニョの目は血走っていた。
「いいか、雑種をこれ以上増やすな。活動プレイヤーのアカウントは種族に紐づいている。既存の種族カテゴリを離れた雑種は新天地にたどり着いても冷凍睡眠から目覚めることが」
「うるさい!!」
ゴズメルは喉が破けるんじゃないかと思うほど大きな声で叫んだ。
ジーニョ老人は目の前に雷が落ちたかのように腰を抜かしている。
「あたしはリリィを愛してるし、リリィはあたしの卵を生みたいと思ってる。この世界がどんな成り立ちだったとしても、他の誰かがあたしたちの気持ちを決めることはできない!」
大声を出しすぎて、体がびっくりしたのだろうか。あるいは、いきなり色んなことを言われて混乱していたのかもしれない。言い終えるのと同時に、ゴズメルの目にはぶわっと涙が盛り上がった。
「あたし、もう帰る!」
「お、おい、待て……」
ゴズメルはもうジーニョの言うことを聞かなかった。腕を大きく振って、いま来た道をズダダダと引き返す。邪魔な壁を体当たりでぶち破って、ゴズメルは工房から飛び出した。
一目散に塔の階段を転がり下りて、大きな体をあちこちぶつけた。
すでに夜だった。塔の外には、銀色の粉を撒いたように満点の星空が広がっている。
この眩い星空も、全身の痛みも、すべて現実のものではないと言うのだろうか?
「あ、あの……大丈夫ですか……?」
冒険者協会が張っているテントの前だった。勢い込んで飛び出してきたゴズメルを、心配そうに見ている。
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