【ふたなり百合】月イチ生える牛型巨女が魅了バフ持ち受付ヒーラーと協力してレベルアップ素材(童貞喪失精子)ゲットする【ゲーム系異世界】

春Q

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急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編

28.淫夢★

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 ゴズメルは性的な夢を見ている。

 夢の中のゴズメルは、リリィと草原にいた。周囲にはミルク色の霧が濃くかかっており、視界が悪い。

 なにしろ夢なので、野外だというのに二人は裸だった。

 柔らかな草の上に寝たリリィの足を、ゴズメルはひたすら舐めている。

 リリィは『だめよ、溶けちゃう、溶けちゃう』と嫌がるのだが、ゴズメルは変に冷静に、溶けるわけがない!と思った。その証拠にリリィの白い踵は噛み応えがあり、つま先はいくら吸ってもなくならない。

『ああ、いや、嫌、もう許して』

 ゴズメルに足を食べられている間、リリィは逃げることができないのだ。

『やめて、ゴズメルのすけべ。ヘンタイ、けつでか巨女』

 リリィに涙声でなじられて、ゴズメルは悦んでいた。語彙の感じから(あっコレ夢だ)と気づいたのだが、逆に夢の中なら、現実にできないことがいくらでもできるのだ。

 ゴズメルはガブッとリリィの腿を噛んだ。むっちりとした肉に、ぷつぷつと小さな血の玉が浮かぶ。リリィの悲痛な泣き声がかわいそうなのに股間に響いて仕方ない。

『ほらほら、早く逃げないと食べちゃうぞ』

『いやん、いやぁん』

 ゴズメルは牛が草を食らうようにリリィの下生えに顔を埋めた。舌を絡めて巻き取るように食むと、リリィの足の間がしっとりと潤んでくる。

 ゴズメルはその温かな泉をふいっと避けて、小さなおへそにキスした。ゴズメルの妄想リリィは泣いて訴えた。

『あぁん、どうして。私の雑魚まんこを舌ちんぽでグチャグチャにほじくってください、ゴズメル様ぁ』

『だめだよ、まんこ弄ったら赤ちゃんができちゃうだろ……ほら、おへそもお掃除してあげようね……』

 唾液を垂らして滑りをよくしたところを、舌で磨き上げる。リリィは腰を浮かせてビクンビクンと感じた。

『いい……っ、お掃除やらぁ……っ、赤ちゃん欲しい、ちんぽで犯して、種付けひて、ごじゅめうぅ……!』

『ダメだよっ。ふざけんなっ、ママになったらめちゃくちゃ大変なんだぞ!』

 考えなしのリリィに煽られたせいで、ゴズメルの股からはブリュンと男根が生えてきてしまった。

『あたしはあんたのためを思ってこんなに我慢しているんだぞ。それなのにこんな発情雌まんこを見せつけてくるなんて、どういうことだよ! 責任をとれっ』

 現実に受けたストレスがモロに炸裂している。ゴズメルはぷんぷん怒って、生えたての男根をリリィの唇に押し付けた。ぷるぷると潤いのある唇が気持ちいい。

『……咥えて、ねえ、リリィ、あんたの中に出したいよ……射精したいよ……』

 ゴズメルはハァハァと荒い息をつき、リリィの唇へ縦に男根を擦りつけた。

 リリィの閉じた瞼から、すーっと透明な涙が流れる。水晶のように澄んだ輝きに、ゴズメルは胸が痛んだ。

(違う、あたしだってこんなことしたいんじゃない。リリィは大事な恋人なのに、この子の唇は、道具みたいに使うためにあるんじゃないのに)

 だが、リリィはゴズメルの男根を温かな口の中へ入れてくれた。ちゅぷっちゅぷっと唾液と我慢汁を滑らせて竿をしごき、両手はパンパンに膨れた睾丸を優しくマッサージしている。

 物も言わずに奉仕するリリィの瞳は、従順な家畜のように潤んでいた。

『あぁ……っ、リリィ……っ、リリィ……!』

 ゴズメルは哀れなリリィの喉を、亀頭の先で突いた。こんなことをしたらリリィに嫌われると思うのに、たとえ結果嫌われたとしても、今この瞬間は好き勝手に犯せるのかと思うと腰が止まらない。

 ひどくすればリリィが自分から離れられなくなる気がする。完全にDV野郎の思考だ。

 身勝手な妄想に取りつかれている自覚があるにも関わらず、もっとひどくしなければと腰の振りが激しくなる。

 そんなふうにしか雄々しさを示すことができないのは、ゴズメルが月イチ生えるだけの女だからだろうか?

『出すぞっ、リリィ、喉まんこで孕めっ、受精しろっ』

『んっ! んーっ……!』

 どくっどくっと、寝かせた酒瓶から中身があふれるようにゴズメルは射精した。なんという解放感だろう。気持ち良すぎて、腰がどんどん空に吸い込まれていく感じがする。

『むぐっ、う、んっ、んーっ』

 顎からダラダラと唾液と精液の混ざったものを垂らすリリィの声が、だんだん遠くなっていく。いやそれどころではない。

 苦しんでいてもどこか甘ったるく聞こえるリリィの声が、なんだか聞き覚えのあるドスの利いた声に変わっていくではないか。

「うっ、うう、うぐ、んっ、ん……ん、んっ……んん……?」

 なんとそれは、寝ぼけたゴズメル自身の声なのだった!

「…………お……おぉお……」

 ゴズメルは、寝床からむくっと起き上がった。窓からさんさんと明るい陽射しが射している。どこからか鳥の声も聞こえる。

 明るい朝の情景と対照的に、寝床は大惨事だった。

 しゃぶりたてていた上掛けは唾液でぐっしょりと濡れているし、どこかのタイミングで枕を食いちぎったものらしく、そこらじゅうにソバガラが散乱している。

 ゴズメルはぼさぼさの頭を抱えてしまった。

(なんつー夢だよ!あああもう、あたしのすけべ! 変態! けつでか巨女!」

 考えてみれば、夢の中に登場したリリィだってゴズメルの分身のようなものなのだから、グチャグチャと自分で自分を犯していたことになる。

 ちらっと上掛けをまくりあげてみると……下半身も大洪水だった。

 夢の中ではオスらしく腰を振りたくって、リリィをはうんはうん鳴かせていたのに。現実では水で薄めたボンドみたいな白っぽい水たまりにお尻を浸けているというありさまだった。これは恥ずかしい。

(あ、あたしの方がよっぽど偽卵が必要なんじゃねーの……)

 とっさにそう思ったが、ミノタウロス族は卵生ではないので、ただの卵が大好きな人みたいになってしまう。

 それにしても上からも下からもこんなに垂れ流して、脱水症状が怖くて仕方ない。

 ゴズメルはぐしょ濡れの寝巻を脱ぎ捨てて、台所へ向かった。水道の下に頭を突っ込んで熱を冷まし、ついでにごくごくと水を飲む。

(オナ禁するって言ったくせに淫夢を見ちまうなんて、あたしって……ああぁ、ごめんよ、リリィ……)

 だが、やっちまったモンは仕方ない。エロと睡眠を同時に満たしたゴズメルはストレスも解消されて、だいぶ前向きな気持ちになっていた。

 今日こそ鐵刑の塔へ行くのだ!
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