59 / 203
急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編
28.淫夢★
しおりを挟む
ゴズメルは性的な夢を見ている。
夢の中のゴズメルは、リリィと草原にいた。周囲にはミルク色の霧が濃くかかっており、視界が悪い。
なにしろ夢なので、野外だというのに二人は裸だった。
柔らかな草の上に寝たリリィの足を、ゴズメルはひたすら舐めている。
リリィは『だめよ、溶けちゃう、溶けちゃう』と嫌がるのだが、ゴズメルは変に冷静に、溶けるわけがない!と思った。その証拠にリリィの白い踵は噛み応えがあり、つま先はいくら吸ってもなくならない。
『ああ、いや、嫌、もう許して』
ゴズメルに足を食べられている間、リリィは逃げることができないのだ。
『やめて、ゴズメルのすけべ。ヘンタイ、けつでか巨女』
リリィに涙声でなじられて、ゴズメルは悦んでいた。語彙の感じから(あっコレ夢だ)と気づいたのだが、逆に夢の中なら、現実にできないことがいくらでもできるのだ。
ゴズメルはガブッとリリィの腿を噛んだ。むっちりとした肉に、ぷつぷつと小さな血の玉が浮かぶ。リリィの悲痛な泣き声がかわいそうなのに股間に響いて仕方ない。
『ほらほら、早く逃げないと食べちゃうぞ』
『いやん、いやぁん』
ゴズメルは牛が草を食らうようにリリィの下生えに顔を埋めた。舌を絡めて巻き取るように食むと、リリィの足の間がしっとりと潤んでくる。
ゴズメルはその温かな泉をふいっと避けて、小さなおへそにキスした。ゴズメルの妄想リリィは泣いて訴えた。
『あぁん、どうして。私の雑魚まんこを舌ちんぽでグチャグチャにほじくってください、ゴズメル様ぁ』
『だめだよ、まんこ弄ったら赤ちゃんができちゃうだろ……ほら、おへそもお掃除してあげようね……』
唾液を垂らして滑りをよくしたところを、舌で磨き上げる。リリィは腰を浮かせてビクンビクンと感じた。
『いい……っ、お掃除やらぁ……っ、赤ちゃん欲しい、ちんぽで犯して、種付けひて、ごじゅめうぅ……!』
『ダメだよっ。ふざけんなっ、ママになったらめちゃくちゃ大変なんだぞ!』
考えなしのリリィに煽られたせいで、ゴズメルの股からはブリュンと男根が生えてきてしまった。
『あたしはあんたのためを思ってこんなに我慢しているんだぞ。それなのにこんな発情雌まんこを見せつけてくるなんて、どういうことだよ! 責任をとれっ』
現実に受けたストレスがモロに炸裂している。ゴズメルはぷんぷん怒って、生えたての男根をリリィの唇に押し付けた。ぷるぷると潤いのある唇が気持ちいい。
『……咥えて、ねえ、リリィ、あんたの中に出したいよ……射精したいよ……』
ゴズメルはハァハァと荒い息をつき、リリィの唇へ縦に男根を擦りつけた。
リリィの閉じた瞼から、すーっと透明な涙が流れる。水晶のように澄んだ輝きに、ゴズメルは胸が痛んだ。
(違う、あたしだってこんなことしたいんじゃない。リリィは大事な恋人なのに、この子の唇は、道具みたいに使うためにあるんじゃないのに)
だが、リリィはゴズメルの男根を温かな口の中へ入れてくれた。ちゅぷっちゅぷっと唾液と我慢汁を滑らせて竿をしごき、両手はパンパンに膨れた睾丸を優しくマッサージしている。
物も言わずに奉仕するリリィの瞳は、従順な家畜のように潤んでいた。
『あぁ……っ、リリィ……っ、リリィ……!』
ゴズメルは哀れなリリィの喉を、亀頭の先で突いた。こんなことをしたらリリィに嫌われると思うのに、たとえ結果嫌われたとしても、今この瞬間は好き勝手に犯せるのかと思うと腰が止まらない。
ひどくすればリリィが自分から離れられなくなる気がする。完全にDV野郎の思考だ。
身勝手な妄想に取りつかれている自覚があるにも関わらず、もっとひどくしなければと腰の振りが激しくなる。
そんなふうにしか雄々しさを示すことができないのは、ゴズメルが月イチ生えるだけの女だからだろうか?
『出すぞっ、リリィ、喉まんこで孕めっ、受精しろっ』
『んっ! んーっ……!』
どくっどくっと、寝かせた酒瓶から中身があふれるようにゴズメルは射精した。なんという解放感だろう。気持ち良すぎて、腰がどんどん空に吸い込まれていく感じがする。
『むぐっ、う、んっ、んーっ』
顎からダラダラと唾液と精液の混ざったものを垂らすリリィの声が、だんだん遠くなっていく。いやそれどころではない。
苦しんでいてもどこか甘ったるく聞こえるリリィの声が、なんだか聞き覚えのあるドスの利いた声に変わっていくではないか。
「うっ、うう、うぐ、んっ、ん……ん、んっ……んん……?」
なんとそれは、寝ぼけたゴズメル自身の声なのだった!
「…………お……おぉお……」
ゴズメルは、寝床からむくっと起き上がった。窓からさんさんと明るい陽射しが射している。どこからか鳥の声も聞こえる。
明るい朝の情景と対照的に、寝床は大惨事だった。
しゃぶりたてていた上掛けは唾液でぐっしょりと濡れているし、どこかのタイミングで枕を食いちぎったものらしく、そこらじゅうにソバガラが散乱している。
ゴズメルはぼさぼさの頭を抱えてしまった。
(なんつー夢だよ!あああもう、あたしのすけべ! 変態! けつでか巨女!」
考えてみれば、夢の中に登場したリリィだってゴズメルの分身のようなものなのだから、グチャグチャと自分で自分を犯していたことになる。
ちらっと上掛けをまくりあげてみると……下半身も大洪水だった。
夢の中ではオスらしく腰を振りたくって、リリィをはうんはうん鳴かせていたのに。現実では水で薄めたボンドみたいな白っぽい水たまりにお尻を浸けているというありさまだった。これは恥ずかしい。
(あ、あたしの方がよっぽど偽卵が必要なんじゃねーの……)
とっさにそう思ったが、ミノタウロス族は卵生ではないので、ただの卵が大好きな人みたいになってしまう。
それにしても上からも下からもこんなに垂れ流して、脱水症状が怖くて仕方ない。
ゴズメルはぐしょ濡れの寝巻を脱ぎ捨てて、台所へ向かった。水道の下に頭を突っ込んで熱を冷まし、ついでにごくごくと水を飲む。
(オナ禁するって言ったくせに淫夢を見ちまうなんて、あたしって……ああぁ、ごめんよ、リリィ……)
だが、やっちまったモンは仕方ない。エロと睡眠を同時に満たしたゴズメルはストレスも解消されて、だいぶ前向きな気持ちになっていた。
今日こそ鐵刑の塔へ行くのだ!
夢の中のゴズメルは、リリィと草原にいた。周囲にはミルク色の霧が濃くかかっており、視界が悪い。
なにしろ夢なので、野外だというのに二人は裸だった。
柔らかな草の上に寝たリリィの足を、ゴズメルはひたすら舐めている。
リリィは『だめよ、溶けちゃう、溶けちゃう』と嫌がるのだが、ゴズメルは変に冷静に、溶けるわけがない!と思った。その証拠にリリィの白い踵は噛み応えがあり、つま先はいくら吸ってもなくならない。
『ああ、いや、嫌、もう許して』
ゴズメルに足を食べられている間、リリィは逃げることができないのだ。
『やめて、ゴズメルのすけべ。ヘンタイ、けつでか巨女』
リリィに涙声でなじられて、ゴズメルは悦んでいた。語彙の感じから(あっコレ夢だ)と気づいたのだが、逆に夢の中なら、現実にできないことがいくらでもできるのだ。
ゴズメルはガブッとリリィの腿を噛んだ。むっちりとした肉に、ぷつぷつと小さな血の玉が浮かぶ。リリィの悲痛な泣き声がかわいそうなのに股間に響いて仕方ない。
『ほらほら、早く逃げないと食べちゃうぞ』
『いやん、いやぁん』
ゴズメルは牛が草を食らうようにリリィの下生えに顔を埋めた。舌を絡めて巻き取るように食むと、リリィの足の間がしっとりと潤んでくる。
ゴズメルはその温かな泉をふいっと避けて、小さなおへそにキスした。ゴズメルの妄想リリィは泣いて訴えた。
『あぁん、どうして。私の雑魚まんこを舌ちんぽでグチャグチャにほじくってください、ゴズメル様ぁ』
『だめだよ、まんこ弄ったら赤ちゃんができちゃうだろ……ほら、おへそもお掃除してあげようね……』
唾液を垂らして滑りをよくしたところを、舌で磨き上げる。リリィは腰を浮かせてビクンビクンと感じた。
『いい……っ、お掃除やらぁ……っ、赤ちゃん欲しい、ちんぽで犯して、種付けひて、ごじゅめうぅ……!』
『ダメだよっ。ふざけんなっ、ママになったらめちゃくちゃ大変なんだぞ!』
考えなしのリリィに煽られたせいで、ゴズメルの股からはブリュンと男根が生えてきてしまった。
『あたしはあんたのためを思ってこんなに我慢しているんだぞ。それなのにこんな発情雌まんこを見せつけてくるなんて、どういうことだよ! 責任をとれっ』
現実に受けたストレスがモロに炸裂している。ゴズメルはぷんぷん怒って、生えたての男根をリリィの唇に押し付けた。ぷるぷると潤いのある唇が気持ちいい。
『……咥えて、ねえ、リリィ、あんたの中に出したいよ……射精したいよ……』
ゴズメルはハァハァと荒い息をつき、リリィの唇へ縦に男根を擦りつけた。
リリィの閉じた瞼から、すーっと透明な涙が流れる。水晶のように澄んだ輝きに、ゴズメルは胸が痛んだ。
(違う、あたしだってこんなことしたいんじゃない。リリィは大事な恋人なのに、この子の唇は、道具みたいに使うためにあるんじゃないのに)
だが、リリィはゴズメルの男根を温かな口の中へ入れてくれた。ちゅぷっちゅぷっと唾液と我慢汁を滑らせて竿をしごき、両手はパンパンに膨れた睾丸を優しくマッサージしている。
物も言わずに奉仕するリリィの瞳は、従順な家畜のように潤んでいた。
『あぁ……っ、リリィ……っ、リリィ……!』
ゴズメルは哀れなリリィの喉を、亀頭の先で突いた。こんなことをしたらリリィに嫌われると思うのに、たとえ結果嫌われたとしても、今この瞬間は好き勝手に犯せるのかと思うと腰が止まらない。
ひどくすればリリィが自分から離れられなくなる気がする。完全にDV野郎の思考だ。
身勝手な妄想に取りつかれている自覚があるにも関わらず、もっとひどくしなければと腰の振りが激しくなる。
そんなふうにしか雄々しさを示すことができないのは、ゴズメルが月イチ生えるだけの女だからだろうか?
『出すぞっ、リリィ、喉まんこで孕めっ、受精しろっ』
『んっ! んーっ……!』
どくっどくっと、寝かせた酒瓶から中身があふれるようにゴズメルは射精した。なんという解放感だろう。気持ち良すぎて、腰がどんどん空に吸い込まれていく感じがする。
『むぐっ、う、んっ、んーっ』
顎からダラダラと唾液と精液の混ざったものを垂らすリリィの声が、だんだん遠くなっていく。いやそれどころではない。
苦しんでいてもどこか甘ったるく聞こえるリリィの声が、なんだか聞き覚えのあるドスの利いた声に変わっていくではないか。
「うっ、うう、うぐ、んっ、ん……ん、んっ……んん……?」
なんとそれは、寝ぼけたゴズメル自身の声なのだった!
「…………お……おぉお……」
ゴズメルは、寝床からむくっと起き上がった。窓からさんさんと明るい陽射しが射している。どこからか鳥の声も聞こえる。
明るい朝の情景と対照的に、寝床は大惨事だった。
しゃぶりたてていた上掛けは唾液でぐっしょりと濡れているし、どこかのタイミングで枕を食いちぎったものらしく、そこらじゅうにソバガラが散乱している。
ゴズメルはぼさぼさの頭を抱えてしまった。
(なんつー夢だよ!あああもう、あたしのすけべ! 変態! けつでか巨女!」
考えてみれば、夢の中に登場したリリィだってゴズメルの分身のようなものなのだから、グチャグチャと自分で自分を犯していたことになる。
ちらっと上掛けをまくりあげてみると……下半身も大洪水だった。
夢の中ではオスらしく腰を振りたくって、リリィをはうんはうん鳴かせていたのに。現実では水で薄めたボンドみたいな白っぽい水たまりにお尻を浸けているというありさまだった。これは恥ずかしい。
(あ、あたしの方がよっぽど偽卵が必要なんじゃねーの……)
とっさにそう思ったが、ミノタウロス族は卵生ではないので、ただの卵が大好きな人みたいになってしまう。
それにしても上からも下からもこんなに垂れ流して、脱水症状が怖くて仕方ない。
ゴズメルはぐしょ濡れの寝巻を脱ぎ捨てて、台所へ向かった。水道の下に頭を突っ込んで熱を冷まし、ついでにごくごくと水を飲む。
(オナ禁するって言ったくせに淫夢を見ちまうなんて、あたしって……ああぁ、ごめんよ、リリィ……)
だが、やっちまったモンは仕方ない。エロと睡眠を同時に満たしたゴズメルはストレスも解消されて、だいぶ前向きな気持ちになっていた。
今日こそ鐵刑の塔へ行くのだ!
0
お気に入りに追加
40
あなたにおすすめの小説

とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI


さくらと遥香(ショートストーリー)
youmery
恋愛
「さくらと遥香」46時間TV編で両想いになり、周りには内緒で付き合い始めたさくちゃんとかっきー。
その後のメインストーリーとはあまり関係してこない、単発で読めるショートストーリー集です。
※さくちゃん目線です。
※さくちゃんとかっきーは周りに内緒で付き合っています。メンバーにも事務所にも秘密にしています。
※メインストーリーの長編「さくらと遥香」を未読でも楽しめますが、46時間TV編だけでも読んでからお読みいただくことをおすすめします。
※ショートストーリーはpixivでもほぼ同内容で公開中です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


久しぶりに帰省したら私のことが大好きな従妹と姫はじめしちゃった件
楠富 つかさ
恋愛
久しぶりに帰省したら私のことが大好きな従妹と姫はじめしちゃうし、なんなら恋人にもなるし、果てには彼女のために職場まで変える。まぁ、愛の力って偉大だよね。
※この物語はフィクションであり実在の地名は登場しますが、人物・団体とは関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる