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急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編
3.ラブラブラ・・・ん!?★
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「ゴズメル……」
リリィは一音ずつ、小さな子供が発音を確かめるようにゴズメルの名前を呼んだ。
はくはくと息をして、ゴズメルの唇を指で確かめる。
「うん? なぁに、キスしてほしいのかい? あたしのお嬢様……」
「ん……んーん……」
リリィははにかんだように顎を引いて笑う。ほしい、ほしいと訴えかけるように瞳が揺れているが、唇をとがらせてその先を続けない。ゴズメルは意地悪に太腿に男根をこすりつけた。
翅を封じたままの、理性がしっかりした上品なリリィ。その状態で淫らにおねだりされることでしか摂取できない栄養があるのだ。
「あん……ねえ、し、下に挿れてよ、お願い……」
「へぇー。それって床下になんか片付けてほしいって意味?」
「やぁんっ、いじわるっ」
わざとらしく台所の床を触ってみせるゴズメルに、リリィは甘ったるい悲鳴を上げた。だが、ゴズメルのぎらついた視線に晒されると、哀れっぽく肩を震わせる。
「ゴズメル、ごずめるぅ……あぁ、お願い……お願いします、ご主人さま……切なくてガマンできないの……」
もぞもぞと下着を脱ぎながら、主人の機嫌をとる従順なペットのように、ちゅっちゅっとゴズメルの顎を吸い、耳元に唇をつける。
「……リリィの、……ッ……おまんこにぃ、おちんぽ、硬くておっきいご主人様のおちんぽ……挿れてください……っ! リリィのお腹の中をご主人様でいっぱいにしてください……!」
言い終えるより先に、ゴズメルは腰を動かしていた。亀頭の先で、つんとリリィの股をつつく。
「ここか? このピンク色のおまんこ犯して欲しいのか」
「はうぅっ、あぁ、来て、来てちょうだい……お願い……」
スカートをまくって小さな股をさらけだしたリリィはもう、強者に服従する犬と同じだった。
ゴズメルのそそりたった男根にピトッと股をつけ、はふはふと息をしている。
その秘所はとろとろと蜜をこぼし、唇よりも貪欲に開閉して、ゴズメルを誘っている。
「リリィ……」
「ゴズメル、好き……」
ゴズメルはうっとりとリリィに口づけ、彼女の望みを叶えた。バキバキに勃起した屹立を女性器にあてがい、ゆっくりと腰を進める。リリィの潤んだ瞳から、涙が流れ星のように散った。
「あぁっ……すごい、すごいぃ……」
ひと月ぶりの交合は、ねっとりと絡みつくようだった。ゴズメルは喘ぐリリィの喉を咬み、ごくゆっくりと腰を動かす。蜜と蜜が絡み合うように糸を引き、腰を打ち付けるだけでぶちゅんばちゅんと重たるい音が立つ。
たがいの凹凸がしっかりと噛み合い、腰を引くのが惜しいくらいだ。二人は抱き合ってキスした。求めても求めてもまだ欲しくなる。リリィが名器なのか、とてつもなく相性がいいのか、はたまた激しい愛が二人に魔法をかけているのか、ゴズメルにはわからない。
嬉しそうに押し潰されているリリィをゴズメルは抱き起す。対面座位でべったりと密着して愛し合うのは格別だった。場所が台所という非日常も二人の劣情をさらに掻き立てている。本来、頼もしいベテラン冒険者であるゴズメルは、ここでは礼儀知らずなサディストで、慎み深い受付嬢のリリィは淫らなマゾヒストなのだった。
「んうぅっ、んっ、んぁっ……あぁんっ……」
ゴズメルはリリィの白い肌に痕をつけたがる。うなじも、胸も、首筋も、まんべんなく噛んで吸い、まるで自分の所有物かのように赤い印をつけるのだ。
自分の中にこんな独占欲があることを、ゴズメルは知らなかった。こんなにも愛しいリリィを誰にも奪われたくない。時たま、相手が男でも女でも、リリィが自分以外の誰かに微笑んだというだけで胸をかきむしりたくなるほどの嫉妬心に襲われることがある。誰にも渡したくない。傷つけてでも、自分のもとに繋いでおきたい。
そんな屈折した想いが、ゴズメルを加虐に駆り立てるのかもしれなかった。
「リリィ、あんたはこれからここで料理するたびに、あたしに犯されたことを思い出すんだからね」
ゴズメルはリリィの耳に噛みつくように言った。
「淫乱にチンポをねだって、気持ちいい気持ちいいってヨダレ垂らして腰振りまくったこと、絶対に忘れるんじゃないよ。あんたのスケベな体はあたしのものなんだってこと、ちゃんと憶えておくんだ。わかったね」
「うん……っ、んん……っ」
「返事はっ?」
「あぁ……っ、はいっ、はいっ、お願い、もっと言ってちょうだい、ゴズメルっ、私の全部はあなたのものよ……!」
リリィは大喜びだった。妖精族の彼女は、束縛されればされるほど嬉しい。ゴズメルの方が軽く押されてしまうほどキスして、射精を促すかのようにくちゅくちゅと甘ったるく腰を揺らめかせる。
ゴズメルはもっとリリィを悦ばせたかった。挿入したまま、ぐっと力強く立ち上がる。
「きゃあっ」
奥を貫かれたリリィは、逃げることもできずにゴズメルにしがみつく。高まる密着度に、二人の性器はいやらしい音を立てた。ゴズメルはリリィの背中を弄ぶように撫で上げた。
アミュレットの留め具を鳴らしながら「まだイッちゃだめだよ。このままベッドに連れて行ってやるから」と囁く。
「あぁ……そんな……!」
リリィは気を失いそうだった。ゴズメルが歩くたびに、ずん、ずん、と子宮に振動が響く。
一人で暮らすには広すぎる屋敷だ。亡き祖母との思い出が詰まった居間を、あられもない恰好で通り過ぎることになる。寝室の鏡の前を通りがかれば、自分たちがどんなに淫らな真似をしているかありありとわかる。その有様に、二人はいっそう興奮した。ゴズメルの男根は萎えることなくリリィを犯し、リリィの両手両足はしっかりとゴズメルの肌に絡みついている。
どさっとベッドに押し倒されたリリィは、もう絶頂の寸前だった。ズルリと股から脱け出てしまった男根を、もっと、とでも言うように腰を浮かせて迎えにいく。
ゴズメルは薄く笑って、リリィの背中に手を這わせた。アミュレットを外そうとする動きに、リリィの体はとたんに逃げを打つ。
「嫌っ、やん、お願い、やめて、取らないで……!」
「だーめ。定期的に外せって言われてんだから」
オーダーメイドの魔封じのアミュレットは、リリィの翅に負担がかかりすぎる。
手入れのためにも、外して自由にしなければならないのだが、リリィはいつも『私が私じゃなくなっちゃう』と嫌がるのだ。ゴズメルからしたら、翅があってもなくても可愛い恋人なのだが。
「好きだよ。リリィ。あんたの頭からつま先まで愛してる」
腹這いになって逃げようとするリリィの背中に、ゴズメルは覆いかぶさった。白い背中に唇を落とし、かぷっと肩甲骨に噛みつく。ピン、とはじくようにアミュレットを外した。
「あううっ」
胸を大きく反らしたリリィの背中に、翅が現れる。ゴズメルは顔が鱗粉にまみれることもいとわず、リリィの背中にキスをしつづけた。
男根をしごきあげ、リリィの秘部にあてがう。にゅぷんっと飲み込んだリリィのよがりようは凄かった。
「あぁんっ、あんっ、あっ、あっ、やら、やらぁ、イぐっ、イっぢゃうっ」
「ヤダじゃないだろ、気持ちいいくせして。あぁ? なんだキュウキュウ締め付けて」
ゴズメルはリリィの尻をパンッと叩いた。痛みと快楽に、びくんっとリリィの腰が跳ねる。ゴズメルは逃げようとする手を押さえつけて、力強く腰を使った。
ばるんっと揺れたむき出しの巨乳がリリィの背中をなぞりあげる。
「ふゃああ……!」
「おらっ、泣くほどまんこ気持ちいいんだろうがっ、ちゃんと正直に言うんだ!」
「気持ちいい、おまんこひもちいい、好きっ、セックス好きっ、ごじゅめうのおちんぽ大好きなのっ、イくっ、イくイく、イくぅ~~!!」
搾り取るように肉襞が収縮し、ゴズメルは全身を震わせて射精する。犬のように四つん這いになっての交尾だ。精を吐き出す快感にぞくぞくと背筋がうねり、なかなか射精が止まらない。
「お……っ、すげぇ、出る……っ」
一滴もこぼしたくなかった。リリィの腰も手も全身で押さえつけたうえ、肩にまで噛みつく。リリィは小さな体をわななかせてゴズメルの渾身の射精を受け止めた。
「はぁあ……あぁん……あぁ……ゴズメル……かわいい……」
ゴズメルがぺろぺろと肩を舐め始めると、リリィは振り向いて唇をとがらせた。
かわいいのはどっちだ、とゴズメルは思う。ゴズメルが唇を合わせにいくと、キスが大好きなリリィは腕から力を抜いて、ころんと仰向けに寝転がりさえするのだ。
「もっとよ……もっとあなたの唾を飲ませて……」
「ン……」
鱗粉にまみれた顔を両手で触れて、ちゅっちゅっとキスする。恋人のゴズメルでさえ照れるような熱心さだった。
ゴズメルの濡れた性器が下腹部に触れると、リリィはキスしながら手でしごいてくれる。ゴズメルはうっとりと目を細めた。
(あぁ、すごい……あたしはリリィが好きで、リリィもあたしを好きで、最高すぎて、怖いくらいだ……)
恋人いない歴=年齢だったゴズメルは、この夢のような状況に涙が出てしまいそうだった。
(んも~~今夜は絶対に寝ないしリリィのことも寝かせないぞ! だって、こんなの幸せすぎて、寝たら本当に夢になっちゃいそうだし……)
その夢がもう少ししたら悪夢に変わるなんて、ゴズメルは思い付きもしなかった。
リリィは一音ずつ、小さな子供が発音を確かめるようにゴズメルの名前を呼んだ。
はくはくと息をして、ゴズメルの唇を指で確かめる。
「うん? なぁに、キスしてほしいのかい? あたしのお嬢様……」
「ん……んーん……」
リリィははにかんだように顎を引いて笑う。ほしい、ほしいと訴えかけるように瞳が揺れているが、唇をとがらせてその先を続けない。ゴズメルは意地悪に太腿に男根をこすりつけた。
翅を封じたままの、理性がしっかりした上品なリリィ。その状態で淫らにおねだりされることでしか摂取できない栄養があるのだ。
「あん……ねえ、し、下に挿れてよ、お願い……」
「へぇー。それって床下になんか片付けてほしいって意味?」
「やぁんっ、いじわるっ」
わざとらしく台所の床を触ってみせるゴズメルに、リリィは甘ったるい悲鳴を上げた。だが、ゴズメルのぎらついた視線に晒されると、哀れっぽく肩を震わせる。
「ゴズメル、ごずめるぅ……あぁ、お願い……お願いします、ご主人さま……切なくてガマンできないの……」
もぞもぞと下着を脱ぎながら、主人の機嫌をとる従順なペットのように、ちゅっちゅっとゴズメルの顎を吸い、耳元に唇をつける。
「……リリィの、……ッ……おまんこにぃ、おちんぽ、硬くておっきいご主人様のおちんぽ……挿れてください……っ! リリィのお腹の中をご主人様でいっぱいにしてください……!」
言い終えるより先に、ゴズメルは腰を動かしていた。亀頭の先で、つんとリリィの股をつつく。
「ここか? このピンク色のおまんこ犯して欲しいのか」
「はうぅっ、あぁ、来て、来てちょうだい……お願い……」
スカートをまくって小さな股をさらけだしたリリィはもう、強者に服従する犬と同じだった。
ゴズメルのそそりたった男根にピトッと股をつけ、はふはふと息をしている。
その秘所はとろとろと蜜をこぼし、唇よりも貪欲に開閉して、ゴズメルを誘っている。
「リリィ……」
「ゴズメル、好き……」
ゴズメルはうっとりとリリィに口づけ、彼女の望みを叶えた。バキバキに勃起した屹立を女性器にあてがい、ゆっくりと腰を進める。リリィの潤んだ瞳から、涙が流れ星のように散った。
「あぁっ……すごい、すごいぃ……」
ひと月ぶりの交合は、ねっとりと絡みつくようだった。ゴズメルは喘ぐリリィの喉を咬み、ごくゆっくりと腰を動かす。蜜と蜜が絡み合うように糸を引き、腰を打ち付けるだけでぶちゅんばちゅんと重たるい音が立つ。
たがいの凹凸がしっかりと噛み合い、腰を引くのが惜しいくらいだ。二人は抱き合ってキスした。求めても求めてもまだ欲しくなる。リリィが名器なのか、とてつもなく相性がいいのか、はたまた激しい愛が二人に魔法をかけているのか、ゴズメルにはわからない。
嬉しそうに押し潰されているリリィをゴズメルは抱き起す。対面座位でべったりと密着して愛し合うのは格別だった。場所が台所という非日常も二人の劣情をさらに掻き立てている。本来、頼もしいベテラン冒険者であるゴズメルは、ここでは礼儀知らずなサディストで、慎み深い受付嬢のリリィは淫らなマゾヒストなのだった。
「んうぅっ、んっ、んぁっ……あぁんっ……」
ゴズメルはリリィの白い肌に痕をつけたがる。うなじも、胸も、首筋も、まんべんなく噛んで吸い、まるで自分の所有物かのように赤い印をつけるのだ。
自分の中にこんな独占欲があることを、ゴズメルは知らなかった。こんなにも愛しいリリィを誰にも奪われたくない。時たま、相手が男でも女でも、リリィが自分以外の誰かに微笑んだというだけで胸をかきむしりたくなるほどの嫉妬心に襲われることがある。誰にも渡したくない。傷つけてでも、自分のもとに繋いでおきたい。
そんな屈折した想いが、ゴズメルを加虐に駆り立てるのかもしれなかった。
「リリィ、あんたはこれからここで料理するたびに、あたしに犯されたことを思い出すんだからね」
ゴズメルはリリィの耳に噛みつくように言った。
「淫乱にチンポをねだって、気持ちいい気持ちいいってヨダレ垂らして腰振りまくったこと、絶対に忘れるんじゃないよ。あんたのスケベな体はあたしのものなんだってこと、ちゃんと憶えておくんだ。わかったね」
「うん……っ、んん……っ」
「返事はっ?」
「あぁ……っ、はいっ、はいっ、お願い、もっと言ってちょうだい、ゴズメルっ、私の全部はあなたのものよ……!」
リリィは大喜びだった。妖精族の彼女は、束縛されればされるほど嬉しい。ゴズメルの方が軽く押されてしまうほどキスして、射精を促すかのようにくちゅくちゅと甘ったるく腰を揺らめかせる。
ゴズメルはもっとリリィを悦ばせたかった。挿入したまま、ぐっと力強く立ち上がる。
「きゃあっ」
奥を貫かれたリリィは、逃げることもできずにゴズメルにしがみつく。高まる密着度に、二人の性器はいやらしい音を立てた。ゴズメルはリリィの背中を弄ぶように撫で上げた。
アミュレットの留め具を鳴らしながら「まだイッちゃだめだよ。このままベッドに連れて行ってやるから」と囁く。
「あぁ……そんな……!」
リリィは気を失いそうだった。ゴズメルが歩くたびに、ずん、ずん、と子宮に振動が響く。
一人で暮らすには広すぎる屋敷だ。亡き祖母との思い出が詰まった居間を、あられもない恰好で通り過ぎることになる。寝室の鏡の前を通りがかれば、自分たちがどんなに淫らな真似をしているかありありとわかる。その有様に、二人はいっそう興奮した。ゴズメルの男根は萎えることなくリリィを犯し、リリィの両手両足はしっかりとゴズメルの肌に絡みついている。
どさっとベッドに押し倒されたリリィは、もう絶頂の寸前だった。ズルリと股から脱け出てしまった男根を、もっと、とでも言うように腰を浮かせて迎えにいく。
ゴズメルは薄く笑って、リリィの背中に手を這わせた。アミュレットを外そうとする動きに、リリィの体はとたんに逃げを打つ。
「嫌っ、やん、お願い、やめて、取らないで……!」
「だーめ。定期的に外せって言われてんだから」
オーダーメイドの魔封じのアミュレットは、リリィの翅に負担がかかりすぎる。
手入れのためにも、外して自由にしなければならないのだが、リリィはいつも『私が私じゃなくなっちゃう』と嫌がるのだ。ゴズメルからしたら、翅があってもなくても可愛い恋人なのだが。
「好きだよ。リリィ。あんたの頭からつま先まで愛してる」
腹這いになって逃げようとするリリィの背中に、ゴズメルは覆いかぶさった。白い背中に唇を落とし、かぷっと肩甲骨に噛みつく。ピン、とはじくようにアミュレットを外した。
「あううっ」
胸を大きく反らしたリリィの背中に、翅が現れる。ゴズメルは顔が鱗粉にまみれることもいとわず、リリィの背中にキスをしつづけた。
男根をしごきあげ、リリィの秘部にあてがう。にゅぷんっと飲み込んだリリィのよがりようは凄かった。
「あぁんっ、あんっ、あっ、あっ、やら、やらぁ、イぐっ、イっぢゃうっ」
「ヤダじゃないだろ、気持ちいいくせして。あぁ? なんだキュウキュウ締め付けて」
ゴズメルはリリィの尻をパンッと叩いた。痛みと快楽に、びくんっとリリィの腰が跳ねる。ゴズメルは逃げようとする手を押さえつけて、力強く腰を使った。
ばるんっと揺れたむき出しの巨乳がリリィの背中をなぞりあげる。
「ふゃああ……!」
「おらっ、泣くほどまんこ気持ちいいんだろうがっ、ちゃんと正直に言うんだ!」
「気持ちいい、おまんこひもちいい、好きっ、セックス好きっ、ごじゅめうのおちんぽ大好きなのっ、イくっ、イくイく、イくぅ~~!!」
搾り取るように肉襞が収縮し、ゴズメルは全身を震わせて射精する。犬のように四つん這いになっての交尾だ。精を吐き出す快感にぞくぞくと背筋がうねり、なかなか射精が止まらない。
「お……っ、すげぇ、出る……っ」
一滴もこぼしたくなかった。リリィの腰も手も全身で押さえつけたうえ、肩にまで噛みつく。リリィは小さな体をわななかせてゴズメルの渾身の射精を受け止めた。
「はぁあ……あぁん……あぁ……ゴズメル……かわいい……」
ゴズメルがぺろぺろと肩を舐め始めると、リリィは振り向いて唇をとがらせた。
かわいいのはどっちだ、とゴズメルは思う。ゴズメルが唇を合わせにいくと、キスが大好きなリリィは腕から力を抜いて、ころんと仰向けに寝転がりさえするのだ。
「もっとよ……もっとあなたの唾を飲ませて……」
「ン……」
鱗粉にまみれた顔を両手で触れて、ちゅっちゅっとキスする。恋人のゴズメルでさえ照れるような熱心さだった。
ゴズメルの濡れた性器が下腹部に触れると、リリィはキスしながら手でしごいてくれる。ゴズメルはうっとりと目を細めた。
(あぁ、すごい……あたしはリリィが好きで、リリィもあたしを好きで、最高すぎて、怖いくらいだ……)
恋人いない歴=年齢だったゴズメルは、この夢のような状況に涙が出てしまいそうだった。
(んも~~今夜は絶対に寝ないしリリィのことも寝かせないぞ! だって、こんなの幸せすぎて、寝たら本当に夢になっちゃいそうだし……)
その夢がもう少ししたら悪夢に変わるなんて、ゴズメルは思い付きもしなかった。
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