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急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編
2.ラブラブ★
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だが、ゴズメルは服を脱ぐことに抵抗などなかった。「しょうがないなぁ」と言って、すぽんと丸首のシャツを脱ぎ捨ててしまう。
身に着けている黒い下着も実用性重視の、ごく地味なものだ。もっとも下着に押さえつけられている褐色のバストときたら、ゴージャスそのものなのだが……。
リリィはエメラルドの瞳をきらきらさせて、ゴズメルの胸を見つめた。
「ああ、やっぱりあなたってすごいわ、ゴズメル。なんて素晴らしい胸なの」
「ン~、いや、ガタイがデカいだけだって、たぶん……」
こうも素直に褒められると、ゴズメルもさすがに照れる。下半身ではペニスという男の部分が主張しているのに、上半身では豊かな胸を晒しているという有様は、見ていて自分でも脳が混乱するのだ。
「ほら、だって乳輪までデカくてさ……なんか鳥よけのアレみたいで怖くない?」
「まぁ……!」
ぺろんと下着を取ると、暴力的なまでに巨大な胸が前にせりだしてくる。
ゴズメルは「ほら」と両手で自分の胸をわしづかんで乳輪を示して見せた。
リリィの胸は白くて形がよくてモチモチとふっくらしているのに、ゴズメルの胸は黒くて大きいうえ、妙にポヨポヨして収まりが悪い。そのうえ乳首と乳輪も大きいので、なんとなく慎みがない感じがする。
だが、リリィは気に入ったようだ。
「さ、触ってもかまわないかしら?」
「……ふむ、リリィはあたしのチンポよりおっぱいの方が好きなんだ?」
「なに言ってるの、どっちもあなたの体の一部じゃない、ゴズメル」
それは確かにそうなのだが、リリィをより直接的に愛しているのはゴズメルの胸より男根のはずだ。
現状、切羽詰まっているのだってペニスのほうなのだが、可愛い恋人の頼みでもあるし、なにより心が広いので「いいよ」と、触りやすいように胸を突き出してやった。
ところが、リリィの手つきはまるで傷つきやすい果物を扱うかのように優しかった。普段、リリィの胸を欲望に任せて思いっきり揉みしだいているゴズメルは衝撃を受ける。
そっと両手で乳房をつつみこみ、揉むというより撫でるようにふわふわと輪郭を探る。もどかしい刺激に乳首が勃起しても、決してからかったりせず「素敵よ、本当に素敵な胸だわ。ゴズメル」と、なぜか褒めてくる。
「も……もっと、雑にしていいよ……」
なんだか変に胸がドキドキしてきて、ゴズメルはますます混乱した。自分はあくまで攻める側のはずなのに、リリィに優しく触られると、なんだか気持ちが乙女になってしまうというか、リリィになら抱かれてもいいような気がしてくるのだ。
「だめよ。私は好きなひとを雑に触ったりしません」
「いや、だって、リリィ……」
「ゴズメルったら、かわいい。恥ずかしいの?」
くすっと笑われて、ゴズメルは頭が沸騰しそうだった。リリィの両手をひっぱり、強引にキスする。抱かれてもかまわないと思うほど、リリィを抱きたい気持ちのほうが強くなって、たまらなかった。
上半身をさらけだした格好でキスして、胸と胸が触れ合う。リリィが伸びあがると、小さな宝石のような乳首がすーっとゴズメルの乳房をなぞった。
「んっ、アッ、あぁ、ゴズメルぅ……」
リリィに呼吸も許さないほど熱く、ゴズメルの舌は彼女の口の中を犯していた。頭を押さえつけ、酸欠に追い込んでやっと唇を解放する。
ゴズメルは獣のような目でリリィを見つめた。リリィは舌をしまう余裕もなく、くったりと脱力している。だが、ゴズメルに再び顎を取られると、自分から胸をすりつけるようにして唇を合わせにいく。
「はう……ん、ん、好き……もっと、来て……」
「リリィ……」
ゴズメルは誘われるまま台所の床にリリィを押し倒した。大きな胸は、重力に従ってリリィの胸をべったりと押しつぶしてしまう。苦しそうなのに、リリィは薄っすらと幸福そうな笑みを浮かべていた。ランプの火影に揺れる蠱惑的な表情に、ゴズメルは魅了される。
「ほんとにあんたは……スケベでマゾで、可愛いなぁ、もう……!」
「そういう子でも好き? 好きって言ってくれる? ゴズメル」
「好き! 好きだよ、愛してる。好きすぎて、あたしは気がおかしくなっちまう……」
「嬉しい……!」
リリィもゴズメルに夢中だった。受付に立っている時とはまるで違う、とろけた表情を浮かべて、ゴズメルにキスする。その間にも、ゴズメルの下半身は凶悪な刃物のようにいきりたち、リリィの腿を犯していた。
「リリィ……!」
「あん、待って。ゴズメル、今……」
目を血走らせて股間をくつろげようとしているゴズメルを、リリィは白い手で手伝った。固く勃起した陰茎はすでにぬるぬると先走りを垂らして、リリィを犯そうとしている。
「おっきい……」
リリィは寝たまま下半身を覗き込むようにしてゴズメルのペニスにみとれていた。こくんと喉を上下させて、手で男根のサイズをはかり、自分の下腹部に目をやる。
「は、入るかしら? ひと月ぶりよ。ねえ、ゴズメル……」
「……挿れてほしいんだろ? だったらそう言いな」
「ふぇ……」
暗がりのなかで猛ったゴズメルに見下ろされ、リリィはもじもじと身じろぎした。
身に着けている黒い下着も実用性重視の、ごく地味なものだ。もっとも下着に押さえつけられている褐色のバストときたら、ゴージャスそのものなのだが……。
リリィはエメラルドの瞳をきらきらさせて、ゴズメルの胸を見つめた。
「ああ、やっぱりあなたってすごいわ、ゴズメル。なんて素晴らしい胸なの」
「ン~、いや、ガタイがデカいだけだって、たぶん……」
こうも素直に褒められると、ゴズメルもさすがに照れる。下半身ではペニスという男の部分が主張しているのに、上半身では豊かな胸を晒しているという有様は、見ていて自分でも脳が混乱するのだ。
「ほら、だって乳輪までデカくてさ……なんか鳥よけのアレみたいで怖くない?」
「まぁ……!」
ぺろんと下着を取ると、暴力的なまでに巨大な胸が前にせりだしてくる。
ゴズメルは「ほら」と両手で自分の胸をわしづかんで乳輪を示して見せた。
リリィの胸は白くて形がよくてモチモチとふっくらしているのに、ゴズメルの胸は黒くて大きいうえ、妙にポヨポヨして収まりが悪い。そのうえ乳首と乳輪も大きいので、なんとなく慎みがない感じがする。
だが、リリィは気に入ったようだ。
「さ、触ってもかまわないかしら?」
「……ふむ、リリィはあたしのチンポよりおっぱいの方が好きなんだ?」
「なに言ってるの、どっちもあなたの体の一部じゃない、ゴズメル」
それは確かにそうなのだが、リリィをより直接的に愛しているのはゴズメルの胸より男根のはずだ。
現状、切羽詰まっているのだってペニスのほうなのだが、可愛い恋人の頼みでもあるし、なにより心が広いので「いいよ」と、触りやすいように胸を突き出してやった。
ところが、リリィの手つきはまるで傷つきやすい果物を扱うかのように優しかった。普段、リリィの胸を欲望に任せて思いっきり揉みしだいているゴズメルは衝撃を受ける。
そっと両手で乳房をつつみこみ、揉むというより撫でるようにふわふわと輪郭を探る。もどかしい刺激に乳首が勃起しても、決してからかったりせず「素敵よ、本当に素敵な胸だわ。ゴズメル」と、なぜか褒めてくる。
「も……もっと、雑にしていいよ……」
なんだか変に胸がドキドキしてきて、ゴズメルはますます混乱した。自分はあくまで攻める側のはずなのに、リリィに優しく触られると、なんだか気持ちが乙女になってしまうというか、リリィになら抱かれてもいいような気がしてくるのだ。
「だめよ。私は好きなひとを雑に触ったりしません」
「いや、だって、リリィ……」
「ゴズメルったら、かわいい。恥ずかしいの?」
くすっと笑われて、ゴズメルは頭が沸騰しそうだった。リリィの両手をひっぱり、強引にキスする。抱かれてもかまわないと思うほど、リリィを抱きたい気持ちのほうが強くなって、たまらなかった。
上半身をさらけだした格好でキスして、胸と胸が触れ合う。リリィが伸びあがると、小さな宝石のような乳首がすーっとゴズメルの乳房をなぞった。
「んっ、アッ、あぁ、ゴズメルぅ……」
リリィに呼吸も許さないほど熱く、ゴズメルの舌は彼女の口の中を犯していた。頭を押さえつけ、酸欠に追い込んでやっと唇を解放する。
ゴズメルは獣のような目でリリィを見つめた。リリィは舌をしまう余裕もなく、くったりと脱力している。だが、ゴズメルに再び顎を取られると、自分から胸をすりつけるようにして唇を合わせにいく。
「はう……ん、ん、好き……もっと、来て……」
「リリィ……」
ゴズメルは誘われるまま台所の床にリリィを押し倒した。大きな胸は、重力に従ってリリィの胸をべったりと押しつぶしてしまう。苦しそうなのに、リリィは薄っすらと幸福そうな笑みを浮かべていた。ランプの火影に揺れる蠱惑的な表情に、ゴズメルは魅了される。
「ほんとにあんたは……スケベでマゾで、可愛いなぁ、もう……!」
「そういう子でも好き? 好きって言ってくれる? ゴズメル」
「好き! 好きだよ、愛してる。好きすぎて、あたしは気がおかしくなっちまう……」
「嬉しい……!」
リリィもゴズメルに夢中だった。受付に立っている時とはまるで違う、とろけた表情を浮かべて、ゴズメルにキスする。その間にも、ゴズメルの下半身は凶悪な刃物のようにいきりたち、リリィの腿を犯していた。
「リリィ……!」
「あん、待って。ゴズメル、今……」
目を血走らせて股間をくつろげようとしているゴズメルを、リリィは白い手で手伝った。固く勃起した陰茎はすでにぬるぬると先走りを垂らして、リリィを犯そうとしている。
「おっきい……」
リリィは寝たまま下半身を覗き込むようにしてゴズメルのペニスにみとれていた。こくんと喉を上下させて、手で男根のサイズをはかり、自分の下腹部に目をやる。
「は、入るかしら? ひと月ぶりよ。ねえ、ゴズメル……」
「……挿れてほしいんだろ? だったらそう言いな」
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