全部〜世界の片隅にひっそりと生きている根暗人間の日々の記録や思ったことなど全部ここに書く〜

お菓子食べたら息苦しくなった。

加齢のためかアルコールにますます弱くなった。

あるお菓子を食べたら、気管支が少しヒューヒューと苦しくなったのである。

春だったので、最初は花粉とか黄砂のせいだろうと思ったが、二度目、三度目も食べた後には同じようにヒューヒューなるので、こりゃやっぱりお菓子のせいだと思い原材料を見ると……

これのせいか？！

洋酒に酒精……

微量のアルコールにより気管支が収縮したのではなかろうか。

思えば最後に酒を飲んだのは六年前、親戚の葬儀が終わった後に振る舞われた食事の席でだった。

あの時もたかが十ccくらいの食前酒で顔が真っ赤っかになって足元もふわふわした。

それ以外でアルコールを飲んだのはここ十年で一度もない。

元々あまり好きではないし。

そう言えば、学生時代にアルデヒド代謝酵素の遺伝子型を調べる実験をした際、自分の結果は「MN型（ヘテロ型）」。

ヘテロの人間はある程度飲めると聞いたのだが、若い頃から全く飲めないのはどういうことか。

（ちなみにNN型はアルコールに強く、MM型は全く飲めないらしい。）

あれは、実験操作が下手すぎるゆえの実験ミスだったかもしれない。実際はMM型だった可能性もある。

若い頃は酒が飲める人が大変うらやましかった。

飲み会の席ですぐに酔ってしまい吐き気がするのがしんどいし、飲める人の言う「飲みすぎて記憶がない」というのを味わってみたかったからだ。

彼らは酩酊しながらも吐くことはせず、帰宅するまでのことを忘れていたり、気付けば道路に寝ていた、などという武勇伝を持っていたりする。

さすがに道路で眠りたくはないが、記憶が無くなる前に体調が悪くなるのがとても嫌だった。

上に書いたお菓子の件も不便である。

ところが歳を経た今は、逆に飲めなくて良かったと思うこともある。

アルコール類は高いので、たまに飲むにしても家計を圧迫してしまうからだ。

アラフォーとなった今、何事もお金に結び付けて考えてしまう自分が嫌だったりする。