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凧に翻弄される。

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正月のうちの一日は凧揚げをしました。

ここ数年は我が家の恒例となっています。まぁ他にやることないってことですね。

ぶっちゃけ私には凧揚げのセンスは皆無です。代わりに夫が異様に上手い。なので息子がもっと小さい頃は、夫一人が黙々と凧を揚げ、私がひたすら子どもの世話、と夫の一人勝ち(?)みたいな感じになっていました。

さすがに去年くらいからは、だんだんと長男が一人で揚げられるように。もちろん補助は要りますが。

で、

だいたい凧揚げってこんな感じじゃないですか。左側から風が吹いております。

揚げていると風向きとか風力とかの関係で、糸がたわみますよね。
すると……


普通はこう、風上に向かって走りますよね。凧とは逆の方へ。
それがですね……


長男は「走って!」と声を掛けると、こう! 風下に向かって走るんですよ。

さらに糸がたわむ!!

これはどんな心理なのでしょうかね? 凧の方向に走るのは。凧が見えないと不安? まぁわかるっちゃわかりますね。凧をずっと見ていたいんでしょう、たぶん。

次男もやりたいと言ったのでやらせてみました。

糸がたわんだ! 「走れー!」

やっぱりこう!!

じわじわくる!

時間の経過と共に、最終的には風使いみたいになってましたが。
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