要領悪すぎてヒィヒィ言いながらなんとか2人の息子を育てています。

今どきの子どもって、昔話を知っているのか？

タイトルのようなことを思ったのは、今の戦隊モノ（暴太郎戦隊ドンブラザーズ）のベースが桃太郎だからです。

長男は桃太郎を知らなかったんですよね。

読んでやったことがないから当然ですが……。

日本の有名な昔話を知らない子って、けっこう多いんじゃないでしょうか？

今はテレビやゲームやユーチューブなど、娯楽の種類がとても多いですし。

うちも昔話でなく創作絵本ばかり読み聞かせていたので、昔話は少ししか知らないと思います。

し◯じろうの通信教育の本で時～々出てくるくらいでした。

では私の世代（１９８０年代生まれ）はどうかと考えると、今の子たちよりは昔話に触れる機会が多かったと思っています。

私の家には昔話のシリーズみたいなのが数冊ありましたし、それに加えてテレビアニメの「まんが日本昔ばなし」。

あれが土曜夜（でしたっけ？）に放送されていました。

これに関しては苦い思い出があります。

我が家はチャンネル権が完全に親にあったので、観たいテレビを全く観せてもらえなかったんですよ。

土曜夜は絶対に日本昔ばなししか観てはいけませんでした。

当時（小学２年生でした）、日本昔ばなしと同時に放送されていた「セーラームーン」が大流行してまして、その話題についていけない私はクラスで浮いておりました。

今でも「セーラームーン」と聞くと胸の辺りがザワザワします……。

これを教訓に、息子が観たいというものはそこまで制限せずに観せてやろうと考えています。

話が超それました。

で、基本の昔話くらい知っといた方がいいんじゃ？　と思ったので、手っ取り早くDVDレンタルショップで借りてきました、「まんが日本昔ばなし①」。

「桃太郎」「カチカチ山」「河童の雨ごい」「ソラ豆の黒いすじ」が収録されています。

私も家事などしながらチラッチラ観てました。

龍に乗った無表情の子どもが出てくるオープニングは懐かしかったです。全体を通して独特な雰囲気ですね……。

あとは、なんか暴力シーンが多い印象でした。

「カチカチ山」は、しょっぱなからタヌキに殴られてばあさん死んでますもんね。

最後はタヌキも溺死。

次男は怖いと言って隣の部屋に逃げてましたね。

さすがにばあさんの肉を団子にして食べるところはなかったですが。

今だったらおばあさんは寝込むくらいで、タヌキも改心して終わりでしょう。

時代を感じました。

しま◯じろうの通信教育でも、昔話はマイルド～です。

「オオカミと７ひきのこやぎ」のラストでオオカミの腹に石を詰めたりしません。

「３びきのこぶた」でもオオカミは食われずに軽い火傷を負って逃げるだけです。

残酷なシーンが出てくると子どもは怖がりますし、苦情が殺到するんでしょうね。

まぁ、原作に忠実な方は大きくなってから「本当は怖い昔話」みたいな裏話的本を読んで「へぇ～～残酷なんだなぁ」と理解するのも楽しいかもしれません。