要領悪すぎてヒィヒィ言いながらなんとか2人の息子を育てています。

昔「産んでやったんだぞ」今「生まれてきてくれてありがとう」

私の親世代（60代）以上の方々は、子どもに対して

「産んでやったんだ。育ててやったんだ。親孝行を死ぬまでやれ。死ぬまでいろいろな方面から支援しろ」という考えの人が多い気がする。

もちろん偏見かもしれないが。

現に私の親は「親孝行しろ！！」の圧がとてつもなく強い。

しかし今の人たちは、

「生まれてきてくれてありがとう♡親のことなんて考えなくていいから、自分の人生をしっかり歩んでね♡年老いてもお金の援助とか、介護とかいらないよ！」という考えにシフトしている感じがする。

これには私も同意である。

子どもに迷惑かけないように、お金をたくさん貯めておきたいところだ。このご時世、なかなか難しいことであるが。

あとは子どもとの関わり方に関しても変わってきているようだ。

育児書なんかを読むと

「叱りすぎると自己肯定感が……」

とか、逆に

「褒めすぎても褒めらるのが普通になって将来苦労する」

とか、

「『すごい！』とか『えらい！』だけでなく過程を褒めるようにしましょう」

だとか、いろいろ注文がうるさい。

自分が雑に育てられてきた経験から、自己肯定感うんぬんを大事にする育児法がよくわからないのだ。

自分なりのやり方を貫くべきなのかもしれないが、例えば思わず「すごいねぇ」と褒めるたび、「今の褒め方はまずかったか？」とか不安になったりしてしまうのだ。

親が不安定だと子どもにも影響しそうで嫌だ。

もういっそ何も考えずに育てた方が良いかもしれんと考える今日この頃である。