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育児ノイローゼ寸前でやらかしたこと
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育児で一番しんどかったのは、長男2歳次男0歳の頃でした。
次男がとにかく寝ない子でして。
夜は次男の寝かしつけにてこずり、早起きの長男の外遊びに一日中付き合い、その合間に家事……。
その頃はズバリ死にたかったですね。
睡眠時間、毎日二時間くらいでしたからね。
極度の睡眠不足は人を破壊することを学びました。
さらに言うと、その頃は夫が出張でほとんど家におらず、本当に孤独でした。
唯一の希望は「長男の入園」。
例え数時間でも、2人のうち1人が家にいない状態が出来れば、大分違うはずです。
しかし! 世は例の新型感染症時代に突入したのです!
予定されていた入園式は延期、そのメールを開いた瞬間、思わずスマホを壁にぶん投げました(壊れなくて良かったです)。
入園がいつになるかも全くわからない。
絶望感でいっぱいでしたね。
たぶん育児ノイローゼ寸前だったと思うのですが、そのせいで私の脳は現実逃避に走りました。
わけわからん妄想に支配されるようになったんです。
頭の中で「ラストでヒロインの乗っている乗り物が大爆発する」という、珍妙なストーリーが出来上がってしまいました。
そして日々妄想を繰り広げるうちに、それを文字にしたいと思うようになりました。
ただでさえ短い睡眠時間を削って、スマホのメモ帳にポチポチ打ち込んでいったのです。
最終的にはラブコメとファンタジーとSFとミステリーを全部足してグダグダに煮込んだような奇妙な物語が仕上がりました(物語と言っていいのかも怪しい)。
睡眠不足とは実に恐ろしいですね。
当時は「これ、何かの賞に引っかかるんじゃね?」とか本気で思っていたのですから、完全に気が狂っていましたね。
ついにはその10万字越えの長編を、誰かに読んでもらおう! と小説投稿サイトに投稿します。
文才もなく内容もサッパリな小説モドキを毎回読んでくれる人なんて、限りなくゼロに近かったでしょう。
当然、全くお気に入りがつかなかったです。
でも後半で一人だけお気に入りに入れてくれた方が現れました。
あんまり読まれないんでもうヤケクソになっていましたが、モチベーション上がりましたね。
その一人のために投稿し続けました。
無事完結させ、自己満足にひたり、その後もパッとしない文章を投稿しては、自分を騙し騙し乗り越えてきました。
最初に投稿した文章、恥ずかしくて読み返せないんですけど。
いつか編集したいです。
これらのことで、「私って追い詰められると、ラストでヒロインの乗っている乗り物が大爆発する物語を妄想しがちなんだなぁ」ということが判明したのです。
次男がとにかく寝ない子でして。
夜は次男の寝かしつけにてこずり、早起きの長男の外遊びに一日中付き合い、その合間に家事……。
その頃はズバリ死にたかったですね。
睡眠時間、毎日二時間くらいでしたからね。
極度の睡眠不足は人を破壊することを学びました。
さらに言うと、その頃は夫が出張でほとんど家におらず、本当に孤独でした。
唯一の希望は「長男の入園」。
例え数時間でも、2人のうち1人が家にいない状態が出来れば、大分違うはずです。
しかし! 世は例の新型感染症時代に突入したのです!
予定されていた入園式は延期、そのメールを開いた瞬間、思わずスマホを壁にぶん投げました(壊れなくて良かったです)。
入園がいつになるかも全くわからない。
絶望感でいっぱいでしたね。
たぶん育児ノイローゼ寸前だったと思うのですが、そのせいで私の脳は現実逃避に走りました。
わけわからん妄想に支配されるようになったんです。
頭の中で「ラストでヒロインの乗っている乗り物が大爆発する」という、珍妙なストーリーが出来上がってしまいました。
そして日々妄想を繰り広げるうちに、それを文字にしたいと思うようになりました。
ただでさえ短い睡眠時間を削って、スマホのメモ帳にポチポチ打ち込んでいったのです。
最終的にはラブコメとファンタジーとSFとミステリーを全部足してグダグダに煮込んだような奇妙な物語が仕上がりました(物語と言っていいのかも怪しい)。
睡眠不足とは実に恐ろしいですね。
当時は「これ、何かの賞に引っかかるんじゃね?」とか本気で思っていたのですから、完全に気が狂っていましたね。
ついにはその10万字越えの長編を、誰かに読んでもらおう! と小説投稿サイトに投稿します。
文才もなく内容もサッパリな小説モドキを毎回読んでくれる人なんて、限りなくゼロに近かったでしょう。
当然、全くお気に入りがつかなかったです。
でも後半で一人だけお気に入りに入れてくれた方が現れました。
あんまり読まれないんでもうヤケクソになっていましたが、モチベーション上がりましたね。
その一人のために投稿し続けました。
無事完結させ、自己満足にひたり、その後もパッとしない文章を投稿しては、自分を騙し騙し乗り越えてきました。
最初に投稿した文章、恥ずかしくて読み返せないんですけど。
いつか編集したいです。
これらのことで、「私って追い詰められると、ラストでヒロインの乗っている乗り物が大爆発する物語を妄想しがちなんだなぁ」ということが判明したのです。
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