88 / 130
第5章
それぞれの気持ち
しおりを挟む
「すいませんでした……」
ひとしきり泣いた後、ちょっと気まずげに謝罪を口にする。私の涙で、サーニャさんの服が少し濡れてしまった。
「大丈夫ですよ……以前、私にマリーナ様が言いってくれましたよね?」
「え?」
何か言っただろうか…
「……もう、抱え込まなくていい、と」
あぁ……確かにそんなことを言った気がする。
「だから、今度はマリーナ様の番です。耐えられない時は、泣いてください。私でよければ、何時でもそばに居ます」
「……そうですね。……じゃあ、またいつか、頼っても、いいですか?」
「はい。何時でも」
ニッコリとサーニャさんが微笑んだ。
《もちろん私だって!》
「ふふっ。そうだね。うん、プレナも頼りにしてるね」
『無論わたしもです』
……ありがと、ハク。
「…では、少し遅れてしまいましたが、朝食を食べて出発しましょうか」
「はい」
とりあえずテント類を片付けて、軽くパンだけを食べる。
そろそろパンの在庫も無くなってきたなぁ……また作っとかなきゃ。
パンを食べ終えたら、昨日と同じようにして進む。索敵はちゃんとしているけれど、魔物や、前みたいな盗賊などのゴロツキはいない。実に平和だねぇ……。
「……マリーナ様、ひとつ、したいことがあるのですけれど、いいですか?」
突然サーニャさんが立ち止まり、そんなことを言ってきた。
「はい?なんでしょうか?」
改まってなんだろうか?
「では……絶対断らないで下さいね?」
「……え?」
断るって……そう思っていると、サーニャさんがある言葉を紡ぎ出した。
『…我、サーニャ・バーニア・ベルムントはここに盟約を交わす』
それは、人間の言葉ではないもの。龍だけが、使うことを許された言葉。
「サーニャさん!?」
私は思わず声を張り上げる。なぜならそれは……決して、違えることの出来無い盟約になってしまうのだから。
『…マリーナ様にこの身を捧げ、この命尽きるまで、離れぬことを』
私はサーニャさんにフルネームを明かしたことはない。鑑定されたことも無いから、気付きようがない。なので、この盟約は不確実なものになる。この盟約を確実なものにするには、私の承認がいるのだ。
………だから、断らないで、か……。
「サーニャさん、一体どういうつもりですか!?」
私は一旦承認を保留にして、サーニャさんへと詰め寄った。
「……こうすれば、マリーナ様から決して離れないという証拠になりますから」
「でもっ!それは…」
それは同時に、サーニャさんの自由を奪うことになる。そんなのは……
「いいのです。これでマリーナ様の気持ちが、少しでも楽になるのなら」
……サーニャさんは、本気なんだ。だったら、私もそれに答えなくちゃね……
『……我、マリーナ・フェル・バーニアは、その盟約を承認す』
その言葉を紡いだ瞬間、確かにサーニャさんと繋がった感覚がした。なんだろうか……より、近くなったような気がする。
……でも、これではまだ、ダメなんだ。
『…ただし、サーニャ・バーニア・ベルムントの意志を尊重し、我は我の名においてそのモノを守護することを誓う』
「マリーナ様!?」
これはちょっとした仕返しだ。勝手に盟約を結ぼうとしたサーニャさんに対しての。
サーニャさんのフルネームを紡いだので、これはサーニャさんが承認せずとも効果を発揮する。
……ちなみにサーニャさんが私のフルネームを紡いだとしても、愛称でやるよりちょっと確実になるだけで、完全にするには結局私の承認が必要だったりする。
上から下へはいけるけど、下から上には無理なんだよね。まぁ、それは当然かな。
閑話休題。
「これで、サーニャさんを護れますから」
守護する。その対象は、サーニャさんの意志。それと……サーニャさん自身だ。
どうやって護るのかというと……肩代わりするのだ。降りかかる、全てのことを。
だからサーニャさんは、私が死なない限り、永遠に傷付くことはない。
………あ、ちょっとした擦り傷とかは例外だよ。
「……結局、マリーナ様に迷惑をかける形になってしまいましたね」
「そうでもないですよ。忘れましたか?私は神龍ですよ?」
最高位の生物である龍の、更に上。それが私。私を殺すことが、いや、傷付けることが出来る存在は、おそらくこの世界にはいない。だから、大して問題はないのだ。
「……それでもですよ。過信は禁物ですよ?」
「分かっていますよ」
私だって馬鹿ではない。自分の力は、自分が1番よく分かっている。だから、過信などしない。
《私も盟約交わす!》
いきなりプレナがそんなことを言い出した。
「いや、プレナは一応私の眷族だからね?その意味ではサーニャさんより強い盟約を交わしてるよ?」
《え、そうなの?》
「私の力の一部が分けられているでしょう?」
特に魔法。プレナはもともと魔法を使えない種族の魔物だったからね。
それにそもそも私が名付けたのだから、その時点で盟約を交わすことと近いことが行われてるんだけど……それは別に言わなくてもいいかな。
《そう言えば……》
「だから、別に盟約はいいよ」
そう言うとプレナが納得したように頷いた。
「では、そろそろ」
「はい」
さてと。今日中……いや、次の街に着くのは明日になるかな。まぁ、急ぐ必要はないよね。
◇◆◇◆◇◆◇◆
「いや……もう、いやなの……」
ズルズル。
ペキパキ。
重そうなものを引きずり、木々が踏まれるような音が森に響く。
ソレが通った後の地面は黒く、木々は、枯れていた……
ひとしきり泣いた後、ちょっと気まずげに謝罪を口にする。私の涙で、サーニャさんの服が少し濡れてしまった。
「大丈夫ですよ……以前、私にマリーナ様が言いってくれましたよね?」
「え?」
何か言っただろうか…
「……もう、抱え込まなくていい、と」
あぁ……確かにそんなことを言った気がする。
「だから、今度はマリーナ様の番です。耐えられない時は、泣いてください。私でよければ、何時でもそばに居ます」
「……そうですね。……じゃあ、またいつか、頼っても、いいですか?」
「はい。何時でも」
ニッコリとサーニャさんが微笑んだ。
《もちろん私だって!》
「ふふっ。そうだね。うん、プレナも頼りにしてるね」
『無論わたしもです』
……ありがと、ハク。
「…では、少し遅れてしまいましたが、朝食を食べて出発しましょうか」
「はい」
とりあえずテント類を片付けて、軽くパンだけを食べる。
そろそろパンの在庫も無くなってきたなぁ……また作っとかなきゃ。
パンを食べ終えたら、昨日と同じようにして進む。索敵はちゃんとしているけれど、魔物や、前みたいな盗賊などのゴロツキはいない。実に平和だねぇ……。
「……マリーナ様、ひとつ、したいことがあるのですけれど、いいですか?」
突然サーニャさんが立ち止まり、そんなことを言ってきた。
「はい?なんでしょうか?」
改まってなんだろうか?
「では……絶対断らないで下さいね?」
「……え?」
断るって……そう思っていると、サーニャさんがある言葉を紡ぎ出した。
『…我、サーニャ・バーニア・ベルムントはここに盟約を交わす』
それは、人間の言葉ではないもの。龍だけが、使うことを許された言葉。
「サーニャさん!?」
私は思わず声を張り上げる。なぜならそれは……決して、違えることの出来無い盟約になってしまうのだから。
『…マリーナ様にこの身を捧げ、この命尽きるまで、離れぬことを』
私はサーニャさんにフルネームを明かしたことはない。鑑定されたことも無いから、気付きようがない。なので、この盟約は不確実なものになる。この盟約を確実なものにするには、私の承認がいるのだ。
………だから、断らないで、か……。
「サーニャさん、一体どういうつもりですか!?」
私は一旦承認を保留にして、サーニャさんへと詰め寄った。
「……こうすれば、マリーナ様から決して離れないという証拠になりますから」
「でもっ!それは…」
それは同時に、サーニャさんの自由を奪うことになる。そんなのは……
「いいのです。これでマリーナ様の気持ちが、少しでも楽になるのなら」
……サーニャさんは、本気なんだ。だったら、私もそれに答えなくちゃね……
『……我、マリーナ・フェル・バーニアは、その盟約を承認す』
その言葉を紡いだ瞬間、確かにサーニャさんと繋がった感覚がした。なんだろうか……より、近くなったような気がする。
……でも、これではまだ、ダメなんだ。
『…ただし、サーニャ・バーニア・ベルムントの意志を尊重し、我は我の名においてそのモノを守護することを誓う』
「マリーナ様!?」
これはちょっとした仕返しだ。勝手に盟約を結ぼうとしたサーニャさんに対しての。
サーニャさんのフルネームを紡いだので、これはサーニャさんが承認せずとも効果を発揮する。
……ちなみにサーニャさんが私のフルネームを紡いだとしても、愛称でやるよりちょっと確実になるだけで、完全にするには結局私の承認が必要だったりする。
上から下へはいけるけど、下から上には無理なんだよね。まぁ、それは当然かな。
閑話休題。
「これで、サーニャさんを護れますから」
守護する。その対象は、サーニャさんの意志。それと……サーニャさん自身だ。
どうやって護るのかというと……肩代わりするのだ。降りかかる、全てのことを。
だからサーニャさんは、私が死なない限り、永遠に傷付くことはない。
………あ、ちょっとした擦り傷とかは例外だよ。
「……結局、マリーナ様に迷惑をかける形になってしまいましたね」
「そうでもないですよ。忘れましたか?私は神龍ですよ?」
最高位の生物である龍の、更に上。それが私。私を殺すことが、いや、傷付けることが出来る存在は、おそらくこの世界にはいない。だから、大して問題はないのだ。
「……それでもですよ。過信は禁物ですよ?」
「分かっていますよ」
私だって馬鹿ではない。自分の力は、自分が1番よく分かっている。だから、過信などしない。
《私も盟約交わす!》
いきなりプレナがそんなことを言い出した。
「いや、プレナは一応私の眷族だからね?その意味ではサーニャさんより強い盟約を交わしてるよ?」
《え、そうなの?》
「私の力の一部が分けられているでしょう?」
特に魔法。プレナはもともと魔法を使えない種族の魔物だったからね。
それにそもそも私が名付けたのだから、その時点で盟約を交わすことと近いことが行われてるんだけど……それは別に言わなくてもいいかな。
《そう言えば……》
「だから、別に盟約はいいよ」
そう言うとプレナが納得したように頷いた。
「では、そろそろ」
「はい」
さてと。今日中……いや、次の街に着くのは明日になるかな。まぁ、急ぐ必要はないよね。
◇◆◇◆◇◆◇◆
「いや……もう、いやなの……」
ズルズル。
ペキパキ。
重そうなものを引きずり、木々が踏まれるような音が森に響く。
ソレが通った後の地面は黒く、木々は、枯れていた……
13
お気に入りに追加
409
あなたにおすすめの小説
異世界に転生した俺は元の世界に帰りたい……て思ってたけど気が付いたら世界最強になってました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ゲームが好きな俺、荒木優斗はある日、元クラスメイトの桜井幸太によって殺されてしまう。しかし、神のおかげで世界最高の力を持って別世界に転生することになる。ただ、神の未来視でも逮捕されないとでている桜井を逮捕させてあげるために元の世界に戻ることを決意する。元の世界に戻るため、〈転移〉の魔法を求めて異世界を無双する。ただ案外異世界ライフが楽しくてちょくちょくそのことを忘れてしまうが……
なろう、カクヨムでも投稿しています。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜
ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった!
謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。
教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。
勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。
元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。
力を持っていても順応できるかは話が別だった。
クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。
※ご注意※
初投稿、試作、マイペース進行となります。
作品名は今後改題する可能性があります。
世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。
旅に出るまで(序章)がすごく長いです。
他サイトでも同作を投稿しています。
更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる