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第二十一章 最強の竜騎士 その名は……
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でも――正直に言えば、そこが一番気になる点ではあったのだ。
なのでゲスの勘繰りとは思いつつ、僕は男爵につい念を押してしまった。
「あ、あの……そ、それは、本当に本当なんですか?」
「だからソッチ方面のアタシのカンは絶対だって! 間違いないわよ!」
二人はまだ最後の一線は越えていない……。
ということは、まだ僕にはチャンスはある――のかもしれない。
多少の安心を得た僕は、さらに男爵に尋ねた。
「……そ、それは分かりました。では、あの竜騎士の人たちはそもそも何者なんですか? ちょっと普通じゃない感じを受けますが、マティアスは“王の騎士団”とか言ってましたよね?」
「王の騎士団、ね――」
男爵は急に神妙な顔つきになった。
「いいわ、教えてあげる。彼らはロードラント王国が持つ二十個の軍団どこにも属さない、秘密のヴェールに包まれた史上最強の騎士たちよ。王室直属の騎士団だから、一般の兵士であるユウちゃんが知らないのも無理はないわ」
「史上最強、ですか……」
「ええ、そう。彼らは王国全土から身分に関係なく選び抜かれた男子のみで構成される精鋭中の精鋭。わずか数十人の部隊だけど、全員そろって戦いの天才って言ってもいいくらいよ」
「へえー、秘密の騎士団ということなのに、男爵はずいぶんお詳しいんですね」
「フフフ、実を言うとね!」
と、男爵は僕にウィンクをした。
「その中の一人とむかーしむかし、ちょっとだけ付き合ったことがあるのよ。あ、マティアスにはナイショにしててね♡」
……当然、その浮気の相手は男だろうな。
グリモ男爵は結構モテるみたいだ。
ただし同性限定で。
なのでゲスの勘繰りとは思いつつ、僕は男爵につい念を押してしまった。
「あ、あの……そ、それは、本当に本当なんですか?」
「だからソッチ方面のアタシのカンは絶対だって! 間違いないわよ!」
二人はまだ最後の一線は越えていない……。
ということは、まだ僕にはチャンスはある――のかもしれない。
多少の安心を得た僕は、さらに男爵に尋ねた。
「……そ、それは分かりました。では、あの竜騎士の人たちはそもそも何者なんですか? ちょっと普通じゃない感じを受けますが、マティアスは“王の騎士団”とか言ってましたよね?」
「王の騎士団、ね――」
男爵は急に神妙な顔つきになった。
「いいわ、教えてあげる。彼らはロードラント王国が持つ二十個の軍団どこにも属さない、秘密のヴェールに包まれた史上最強の騎士たちよ。王室直属の騎士団だから、一般の兵士であるユウちゃんが知らないのも無理はないわ」
「史上最強、ですか……」
「ええ、そう。彼らは王国全土から身分に関係なく選び抜かれた男子のみで構成される精鋭中の精鋭。わずか数十人の部隊だけど、全員そろって戦いの天才って言ってもいいくらいよ」
「へえー、秘密の騎士団ということなのに、男爵はずいぶんお詳しいんですね」
「フフフ、実を言うとね!」
と、男爵は僕にウィンクをした。
「その中の一人とむかーしむかし、ちょっとだけ付き合ったことがあるのよ。あ、マティアスにはナイショにしててね♡」
……当然、その浮気の相手は男だろうな。
グリモ男爵は結構モテるみたいだ。
ただし同性限定で。
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