42 / 42
42
しおりを挟む
新しい国ができました。
今日はお父様が王様にお母様が王妃様にそして、お姉様と女の子がお姫様になる日です。
お姉様隣には男の人がいました。二人はとても幸せそうです。
女の子の隣にも男の子がいます。こちらは二人とも楽しそうにしていました。
皆がお祝いをしてくれます。
お父様の冠には一番大きなしずくの珠が輝いています。その周りには妖精たちが集まります。
お母様の額の飾りにも珠が輝いています。
お姉様の首飾りにはお母様と同じ大きさの珠が輝いています。
女の子も首飾りをしています。
丸い形で中が空洞になっている飾りには、皆には見えない珠が入っています。
細工の得意な職人に無理を言って作ってもらった物でした。
四つのしずくの珠はそれぞれ光り輝きながら、妖精たちにしあわせな味を運びます。
ここにはない、一番小さな珠は友好の証として湖の領主へと贈られていました。
『おめでとう』
『おいしいよ』
『すてきな味がするね』
『『『しあわせな味がするよ』』』
たくさんの人たちが嬉しそうにお祝いをしています。
たくさんの妖精たちがはしゃぎながらお祝いをしてくれます。
色とりどりの花々は咲き乱れ、この年はありえないほどの豊作になりました。
この国は、長い間妖精たちが遊び戯れ、皆が幸せに暮らしました。
おしまい
最後までお読みいただきありがとうございました。
ふわふわ
ぷわぷわ
今日はお父様が王様にお母様が王妃様にそして、お姉様と女の子がお姫様になる日です。
お姉様隣には男の人がいました。二人はとても幸せそうです。
女の子の隣にも男の子がいます。こちらは二人とも楽しそうにしていました。
皆がお祝いをしてくれます。
お父様の冠には一番大きなしずくの珠が輝いています。その周りには妖精たちが集まります。
お母様の額の飾りにも珠が輝いています。
お姉様の首飾りにはお母様と同じ大きさの珠が輝いています。
女の子も首飾りをしています。
丸い形で中が空洞になっている飾りには、皆には見えない珠が入っています。
細工の得意な職人に無理を言って作ってもらった物でした。
四つのしずくの珠はそれぞれ光り輝きながら、妖精たちにしあわせな味を運びます。
ここにはない、一番小さな珠は友好の証として湖の領主へと贈られていました。
『おめでとう』
『おいしいよ』
『すてきな味がするね』
『『『しあわせな味がするよ』』』
たくさんの人たちが嬉しそうにお祝いをしています。
たくさんの妖精たちがはしゃぎながらお祝いをしてくれます。
色とりどりの花々は咲き乱れ、この年はありえないほどの豊作になりました。
この国は、長い間妖精たちが遊び戯れ、皆が幸せに暮らしました。
おしまい
最後までお読みいただきありがとうございました。
ふわふわ
ぷわぷわ
24
お気に入りに追加
225
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説

【完結】冷酷な悪役令嬢の婚約破棄は終わらない
くも
恋愛
華やかな舞踏会の喧騒が響く宮殿の大広間。その一角で、美しいドレスに身を包んだ少女が、冷ややかな笑みを浮かべていた。名はアリシア・ルミエール。彼女はこの国の公爵家の令嬢であり、社交界でも一際目立つ存在だった。
「また貴方ですか、アリシア様」
彼女の前に現れたのは、今宵の主役である王子、レオンハルト・アルベール。彼の瞳には、警戒の色が浮かんでいた。
「何かご用でしょうか?」
アリシアは優雅に頭を下げながらも、心の中で嘲笑っていた。自分が悪役令嬢としてこの場にいる理由は、まさにここから始まるのだ。
「レオンハルト王子、今夜は私とのダンスをお断りになるつもりですか?」

悪役断罪?そもそも何かしましたか?
SHIN
恋愛
明日から王城に最終王妃教育のために登城する、懇談会パーティーに参加中の私の目の前では多人数の男性に囲まれてちやほやされている少女がいた。
男性はたしか婚約者がいたり妻がいたりするのだけど、良いのかしら。
あら、あそこに居ますのは第二王子では、ないですか。
えっ、婚約破棄?別に構いませんが、怒られますよ。
勘違い王子と企み少女に巻き込まれたある少女の話し。

政略結婚だなんて、聖女さまは認めません。
りつ
恋愛
聖女メイベルは婚約者である第一王子のサイラスから、他に好きな相手がいるからお前とは結婚できないと打ち明けられ、式の一週間前に婚約を解消することとなった。代わりの相手をいろいろ紹介されるものの、その相手にも婚約者がいて……結局教会から女好きで有名なアクロイド公爵のもとへ強引に嫁がされることとなった。だが公爵の屋敷へ行く途中、今度は賊に襲われかける。踏んだり蹴ったりのメイベルを救ったのが、辺境伯であるハウエル・リーランドという男であった。彼はアクロイド公爵の代わりに自分と結婚するよう言い出して……
[完結]想ってもいいでしょうか?
仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
貴方に逢いたくて逢いたくて逢いたくて胸が張り裂けそう。
失ってしまった貴方は、どこへ行ってしまったのだろう。
暗闇の中、涙を流して、ただただ貴方の事を考え続ける。
後悔しているの。
何度も考えるの。
でもどうすればよかったのか、どうしても分からない。
桜が舞い散り、灼熱の太陽に耐え、紅葉が終わっても貴方は帰ってこない。
本当は分かっている。
もう二度と私の元へ貴方は帰ってこない事を。
雪の結晶がキラキラ輝きながら落ちてくる。
頬についた結晶はすぐに溶けて流れ落ちる。
私の涙と一緒に。
まだ、あと少し。
ううん、一生でも、私が朽ち果てるまで。
貴方の事を想ってもいいでしょうか?
(完)悪役令嬢は惚れ薬を使って婚約解消させました
青空一夏
恋愛
私は、ソフィア・ローズ公爵令嬢。容姿が、いかにも悪役令嬢なだけで、普通の令嬢と中身は少しも変わらない。見た目で誤解される損なタイプだった。
けれど大好きなロミオ様だけは理解してくれていた。私達は婚約するはずだった。が、翌日、王太子は心変わりした。レティシア・パリセ男爵令嬢と真実の愛で結ばれていると言った。
私は、それでもロミオ様が諦められない・・・・・・
心変わりした恋人を取り戻そうとする女の子のお話(予定)
※不定期更新です(´,,•ω•,,`)◝
悪女と言われた令嬢は隣国の王妃の座をお金で買う!
naturalsoft
恋愛
隣国のエスタナ帝国では七人の妃を娶る習わしがあった。日月火水木金土の曜日を司る七人の妃を選び、日曜が最上の正室であり月→土の順にランクが下がる。
これは過去に毎日誰の妃の下に向かうのか、熾烈な後宮争いがあり、多くの妃や子供が陰謀により亡くなった事で制定された制度であった。無論、その日に妃の下に向かうかどうかは皇帝が決めるが、溺愛している妃がいても、その曜日以外は訪れる事が禁じられていた。
そして今回、隣の国から妃として連れてこられた一人の悪女によって物語が始まる──
※キャライラストは専用ソフトを使った自作です。
※地図は専用ソフトを使い自作です。
※背景素材は一部有料版の素材を使わせて頂いております。転載禁止
リリィ=ブランシュはスローライフを満喫したい!~追放された悪役令嬢ですが、なぜか皇太子の胃袋をつかんでしまったようです~
汐埼ゆたか
恋愛
伯爵令嬢に転生したリリィ=ブランシュは第四王子の許嫁だったが、悪女の汚名を着せられて辺境へ追放された。
――というのは表向きの話。
婚約破棄大成功! 追放万歳!!
辺境の地で、前世からの夢だったスローライフに胸躍らせるリリィに、新たな出会いが待っていた。
▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃
リリィ=ブランシュ・ル・ベルナール(19)
第四王子の元許嫁で転生者。
悪女のうわさを流されて、王都から去る
×
アル(24)
街でリリィを助けてくれたなぞの剣士
三食おやつ付きで臨時護衛を引き受ける
▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃
「さすが稀代の悪女様だな」
「手玉に取ってもらおうか」
「お手並み拝見だな」
「あのうわさが本物だとしたら、アルはどうしますか?」
**********
※他サイトからの転載。
※表紙はイラストAC様からお借りした画像を加工しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
退会済ユーザのコメントです
お読みいただきありがとうございます。
楽しんでいただけてよかったです(^-^)
お読みいただきありがとうございます。
魔法はない設定ですが(代わりに精霊の奇跡あり)
後年破滅の魔女と言われていそうですね(^^;
実際どうかはご想像にお任せします。