【完結】真実の愛はおいしいですか？

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お姉様もお屋敷に帰って来ました。とてもお疲れのようです。

妖精たちはあまり近づきません。妖精が近くにいると元気になると言われています。女の子は妖精たちを引き連れてお姉様のところへ遊びに行きます。

お姉様は「大丈夫よ、ありがとう」と言って優しく女の子をなでなでしてくれます。女の子はお姉様が大好きです。



仲の良いお父様とお母様もたまにはケンカをしてしまいます。でも、そんな時も妖精たちはふわふわと近くに寄っていきました。

『ぱちっだね』
『ぱちぱちするね』
『ぴりっとするね』
『『『しげき的な味だね』』』

どうやら両親の小さなケンカは妖精たちには楽しい変化の味のようです。



女の子はお父様やお母様には妖精は寄ってくるのに、大好きなお姉様には近づかないのは何故だろうと思いました。