139 / 196
◎犬の女の子がお菓子を作る話・完(晩ごはんは無しです)
しおりを挟む
すごいことを思いつきました。
義両親が同じ空間にいても怖くならない方法。
イヤホンで好きな音楽を聞けばいいんです。
なんで思いつかなかったんだろう。
……と、思いましたが。
イヤホンを耳に入れっぱなしは、感じが悪く見えそうなので。
無意識に避けてた気がします。
でも、もうすぐ引っ越し。
心象が悪くなってもいいや。
ただ、ちょっと怖いことが1点。
「引っ越します」と話したあと。
逆ギレされて、殴りかかられたらどうしよう。
大丈夫だと思うんですが。
万一殴られても、義母相手なら「痛い」で済むと思いますが。
義父に殴られたら死ぬかもしれない。
体重、私の2倍はありそうなので。
ご高齢の方は脳が衰えてるから感情をコントロールしにくい、と聞きますし。
ちょっと怖いです。
……大丈夫だと思いますが。
そして今日の晩ごはん。
義母が栗ご飯+αを作ってくださるそうです。
なので昼ごはんだけ用意します。
昨日、昼ごはんに義両親がたこ焼きを買ってくださいまして。
ピザが余ってるのでピザ焼きます。
これだけならメモしなくていいかな。
義両親、悪い人たちじゃないのにな。
引っ越し当初からこんな感じだったら、怖くも何ともなかったのに。
本当、何だったんだろう。
あの1~2ヶ月間の、叱責の嵐は。
やっぱり同居ストレスで頭がおかしくなってたんでしょうか。
それとも子どもが不安定&私の頭がおかしくなったから態度を変えた?
どちらにせよ、義両親は「自分が正しい」と思い込んだら暴走なさるタイプのようです。
そして、私にはそれを止める力がありません。
また暴走に巻き込まれる前に逃げます。
実母に「さっさと引っ越さないとそっちに行くぞ!」と怒られてよかったかも。
おかげで引っ越し予定が早まりました。
自分でも、早く離れた方がいいと思うようになってきました。
義両親の感情を乱す要因が、いつやってくるかわかりませんから。
「先生」に相談して、義両親にどう話すかもまとまったし。
それから、柴犬娘のお話がやっと終わりました。
◇
食べると幸せな気持ちになるケーキの材料を、すべて集めた主人公。
大きなケーキが4つ焼けた。
1つは、自分やおばあちゃんを含む町の人たちに。
1つは、ゴールドシロップをくれたハチたちに。
1つは、オオトリの卵奪取を手伝ってくれたネズミたちに。
1つは、雪小麦の粉入手に協力してくれたビーグルたちに。
ケーキを動かすたび、断面の虹色ベリーの色がキラキラと変わる。
かぶりつくと、こんがり焼けた外の生地はサクサク。
中の生地は鮮やかな黄色で、フワフワ。
口いっぱいに卵とバターの香りが広がって、ベリーの甘酸っぱさがアクセントに。
噛むと、溶け切っていないシロップのかけらがシャリシャリと音を立て、舌の上でとろりと甘く溶けていく。
主人公は幸せな気持ちだった。
ケーキもおいしかったけど、たくさんの人と力を合わせて、幸せを共有できたことが嬉しかった。
その後、主人公はお店を開き、もっとたくさんの人を幸せな気持ちにしましたとさ。
おわり
◇
パウンドケーキ食べたい……
個人的には、焼いてすぐにラップでくるんでしっとりさせたやつが好きです。
冷めたら冷蔵庫に入れて、丸一日置いたやつ。
バナナキャラメル味とか、昔はよく作りました。
バナナの甘ったるさと焦がしキャラメルの苦味が合わさって絶妙。
ほかにも多少作ってました。
簡単なのだけですが。
シュークリーム、チーズケーキ、練り込みパイ、ヘクセンハウス(廃屋)……
なので、お菓子作り≠乙女だと少しは知っております。
モタモタできないので鬼の形相になる。
私みたいな慣れてない人間は、特に。
そういえば昔、パティシエを目指してる女の子が知り合いにいまして。
普段は大人しい、物静かな子でしたが。
お菓子の話になると急にキビキビし始めまして。
格好よかったです。
義両親が同じ空間にいても怖くならない方法。
イヤホンで好きな音楽を聞けばいいんです。
なんで思いつかなかったんだろう。
……と、思いましたが。
イヤホンを耳に入れっぱなしは、感じが悪く見えそうなので。
無意識に避けてた気がします。
でも、もうすぐ引っ越し。
心象が悪くなってもいいや。
ただ、ちょっと怖いことが1点。
「引っ越します」と話したあと。
逆ギレされて、殴りかかられたらどうしよう。
大丈夫だと思うんですが。
万一殴られても、義母相手なら「痛い」で済むと思いますが。
義父に殴られたら死ぬかもしれない。
体重、私の2倍はありそうなので。
ご高齢の方は脳が衰えてるから感情をコントロールしにくい、と聞きますし。
ちょっと怖いです。
……大丈夫だと思いますが。
そして今日の晩ごはん。
義母が栗ご飯+αを作ってくださるそうです。
なので昼ごはんだけ用意します。
昨日、昼ごはんに義両親がたこ焼きを買ってくださいまして。
ピザが余ってるのでピザ焼きます。
これだけならメモしなくていいかな。
義両親、悪い人たちじゃないのにな。
引っ越し当初からこんな感じだったら、怖くも何ともなかったのに。
本当、何だったんだろう。
あの1~2ヶ月間の、叱責の嵐は。
やっぱり同居ストレスで頭がおかしくなってたんでしょうか。
それとも子どもが不安定&私の頭がおかしくなったから態度を変えた?
どちらにせよ、義両親は「自分が正しい」と思い込んだら暴走なさるタイプのようです。
そして、私にはそれを止める力がありません。
また暴走に巻き込まれる前に逃げます。
実母に「さっさと引っ越さないとそっちに行くぞ!」と怒られてよかったかも。
おかげで引っ越し予定が早まりました。
自分でも、早く離れた方がいいと思うようになってきました。
義両親の感情を乱す要因が、いつやってくるかわかりませんから。
「先生」に相談して、義両親にどう話すかもまとまったし。
それから、柴犬娘のお話がやっと終わりました。
◇
食べると幸せな気持ちになるケーキの材料を、すべて集めた主人公。
大きなケーキが4つ焼けた。
1つは、自分やおばあちゃんを含む町の人たちに。
1つは、ゴールドシロップをくれたハチたちに。
1つは、オオトリの卵奪取を手伝ってくれたネズミたちに。
1つは、雪小麦の粉入手に協力してくれたビーグルたちに。
ケーキを動かすたび、断面の虹色ベリーの色がキラキラと変わる。
かぶりつくと、こんがり焼けた外の生地はサクサク。
中の生地は鮮やかな黄色で、フワフワ。
口いっぱいに卵とバターの香りが広がって、ベリーの甘酸っぱさがアクセントに。
噛むと、溶け切っていないシロップのかけらがシャリシャリと音を立て、舌の上でとろりと甘く溶けていく。
主人公は幸せな気持ちだった。
ケーキもおいしかったけど、たくさんの人と力を合わせて、幸せを共有できたことが嬉しかった。
その後、主人公はお店を開き、もっとたくさんの人を幸せな気持ちにしましたとさ。
おわり
◇
パウンドケーキ食べたい……
個人的には、焼いてすぐにラップでくるんでしっとりさせたやつが好きです。
冷めたら冷蔵庫に入れて、丸一日置いたやつ。
バナナキャラメル味とか、昔はよく作りました。
バナナの甘ったるさと焦がしキャラメルの苦味が合わさって絶妙。
ほかにも多少作ってました。
簡単なのだけですが。
シュークリーム、チーズケーキ、練り込みパイ、ヘクセンハウス(廃屋)……
なので、お菓子作り≠乙女だと少しは知っております。
モタモタできないので鬼の形相になる。
私みたいな慣れてない人間は、特に。
そういえば昔、パティシエを目指してる女の子が知り合いにいまして。
普段は大人しい、物静かな子でしたが。
お菓子の話になると急にキビキビし始めまして。
格好よかったです。
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる