115 / 196
逃亡は人生3度目
しおりを挟む
朝、冷蔵庫を見てびっくりしました。
義両親が惣菜のアジフライを、昨日買ってくださってたのですが……
消費期限、切れてない!
すごい!
……いや、そんなにすごくないかもしれない。
でも、大体値引き品の惣菜をお買いになるので。
大体期限切れ。
それを長めにチンして、頂くのが日常でして。
それはともかく。
今日は、ひとまずアジフライをそれなりにチンして頂きます。
あとはどうしよう。
アジフライが油っこいので淡白な雰囲気にします。
淡白といえば……
ささみ?
マヨ和えにしようかな。
レタスと。
レタスも早く食べなきゃ。
昨日、値引き品をお買いになってたので。
汁物は、にんじん・玉ねぎ・オクラのコンソメスープ。
これだけじゃ足りないな……
アジフライ、小ぢんまりとしてるので。
マヨ和えを大量に作るというのもちょっと。
義両親が嫌がりそう。
ジャガイモをサッとゆでて焼き上げます。
下の子も食べるし。
まとめます。
◆◆◆
1品目→アジフライ
2品目→ささみ・レタスのマヨ和え
3品目→にんじん・玉ねぎ・オクラのコンソメスープ
4品目→焼きジャガイモ
◆◆◆
急に話が変わりますが。
義両親も悪い人ではないんですよね。
お惣菜買って頂くと良心が痛い。
ますます「家を出ます」と言いづらい。
でも、これってDV被害者の思考に似てるかも。
「あの人、本当はいい人なんです……」っていう。
本当にいい人なら、他人を見下さないし、怒鳴らないし、殴らないと思うんですが。
というか、また逃げる羽目になっちゃったなあ。
たぶん人生3度目です。
※以下、家族から言われた悪口などが出てきます。苦手な方はお戻りください。
まず、結婚前に実家から逃げまして。
姉に毎日怒鳴られるのに耐えられず。
私も姉のものを壊しちゃったり、色々やらかしましたが。
変なことで怒られることも多かったです。
実家の朝ごはんを、姉より先に済ませた時、
「鍋にこんなに味噌汁残すな!私一人で食べられるわけないやろ!」
とか。
待ち合わせ場所に姉がいなかったので、少し探そうと思ってその場を離れようとしたら、
「どこに行こうとしとんじゃ、ボケー!」
と、ウロウロする私を見つけた姉が、私の頭を平手打ち。
バカにされることも多かったです。
私の顔、エラが張ってるので、
「お前、すごい下ぶくれやな。平安時代に生まれてたらよかったのに」
とか。
1年ほど、楽しそうに言い続けてました。
あと、「笑った顔が不気味」とか。
本当に不気味だったのかもしれませんが。
だって機関車の◯ードンだし。
私が服を買うと「全然似合わない」。
かばんを買うと「頭おかしい」。
私をけなす時、彼女は生き生きしてました。
Sなのかもしれません。
私がMなら、
「もっと罵ってぇ!」
と、大歓迎して丸く収まったんですが。
残念ながらあまりMではなかったので、収まりませんでした。
当時は「私が悪いからバカにされて怒られるんだ」と思ってましたが。
友達と過ごすうちに「そうとも限らない」と気付き。
20代前半で、精神ズタボロ状態で家を出ました。
(ズタボロになったのは姉のせいだけではありませんが)
でもズタボロだから仕事が続かない。
最終的に困窮して帰ったんですが。
「私ばっかり家事してる! あんたは何にもしてない!」
と、また姉に怒られ……
その通りだったんですけど。
私もできるならやりたかったんですが、できない。
心療内科でもらった薬の副作用がキツくて、私の無能に拍車がかかりまして。
とにもかくにも、しんどくなってまた逃亡。
その頃には、母方の祖母が亡くなっておりまして。
祖母の家を母親が相続していたので、そこへ避難させてもらいました。
その前後で、例の元上司がいる職場で働き始めました。
やってくる子どもたちが不安定だからか、対応するスタッフさんたちはみんな優しい。明るい。
私にも優しい。天国でした。
(妊娠中、近所のスーパーで気絶するほど脳貧血がひどくなり、泣く泣く退職しましたが……)
でも1人暮らしが寂しくなっちゃって。
婚活を始めて、夫と結婚して、実家(というか姉)から離れました。
その後、姉も1人暮らしを始めたそうです。
このまま縁が切れてほしい。
夫は理想通り、私の尻に敷かれてくれます。
なので夫からは逃げたいと思わないんですよね。
ありがたや。
……夫は、鬼嫁から逃げたいと思ってるかもしれませんけど。
義両親が惣菜のアジフライを、昨日買ってくださってたのですが……
消費期限、切れてない!
すごい!
……いや、そんなにすごくないかもしれない。
でも、大体値引き品の惣菜をお買いになるので。
大体期限切れ。
それを長めにチンして、頂くのが日常でして。
それはともかく。
今日は、ひとまずアジフライをそれなりにチンして頂きます。
あとはどうしよう。
アジフライが油っこいので淡白な雰囲気にします。
淡白といえば……
ささみ?
マヨ和えにしようかな。
レタスと。
レタスも早く食べなきゃ。
昨日、値引き品をお買いになってたので。
汁物は、にんじん・玉ねぎ・オクラのコンソメスープ。
これだけじゃ足りないな……
アジフライ、小ぢんまりとしてるので。
マヨ和えを大量に作るというのもちょっと。
義両親が嫌がりそう。
ジャガイモをサッとゆでて焼き上げます。
下の子も食べるし。
まとめます。
◆◆◆
1品目→アジフライ
2品目→ささみ・レタスのマヨ和え
3品目→にんじん・玉ねぎ・オクラのコンソメスープ
4品目→焼きジャガイモ
◆◆◆
急に話が変わりますが。
義両親も悪い人ではないんですよね。
お惣菜買って頂くと良心が痛い。
ますます「家を出ます」と言いづらい。
でも、これってDV被害者の思考に似てるかも。
「あの人、本当はいい人なんです……」っていう。
本当にいい人なら、他人を見下さないし、怒鳴らないし、殴らないと思うんですが。
というか、また逃げる羽目になっちゃったなあ。
たぶん人生3度目です。
※以下、家族から言われた悪口などが出てきます。苦手な方はお戻りください。
まず、結婚前に実家から逃げまして。
姉に毎日怒鳴られるのに耐えられず。
私も姉のものを壊しちゃったり、色々やらかしましたが。
変なことで怒られることも多かったです。
実家の朝ごはんを、姉より先に済ませた時、
「鍋にこんなに味噌汁残すな!私一人で食べられるわけないやろ!」
とか。
待ち合わせ場所に姉がいなかったので、少し探そうと思ってその場を離れようとしたら、
「どこに行こうとしとんじゃ、ボケー!」
と、ウロウロする私を見つけた姉が、私の頭を平手打ち。
バカにされることも多かったです。
私の顔、エラが張ってるので、
「お前、すごい下ぶくれやな。平安時代に生まれてたらよかったのに」
とか。
1年ほど、楽しそうに言い続けてました。
あと、「笑った顔が不気味」とか。
本当に不気味だったのかもしれませんが。
だって機関車の◯ードンだし。
私が服を買うと「全然似合わない」。
かばんを買うと「頭おかしい」。
私をけなす時、彼女は生き生きしてました。
Sなのかもしれません。
私がMなら、
「もっと罵ってぇ!」
と、大歓迎して丸く収まったんですが。
残念ながらあまりMではなかったので、収まりませんでした。
当時は「私が悪いからバカにされて怒られるんだ」と思ってましたが。
友達と過ごすうちに「そうとも限らない」と気付き。
20代前半で、精神ズタボロ状態で家を出ました。
(ズタボロになったのは姉のせいだけではありませんが)
でもズタボロだから仕事が続かない。
最終的に困窮して帰ったんですが。
「私ばっかり家事してる! あんたは何にもしてない!」
と、また姉に怒られ……
その通りだったんですけど。
私もできるならやりたかったんですが、できない。
心療内科でもらった薬の副作用がキツくて、私の無能に拍車がかかりまして。
とにもかくにも、しんどくなってまた逃亡。
その頃には、母方の祖母が亡くなっておりまして。
祖母の家を母親が相続していたので、そこへ避難させてもらいました。
その前後で、例の元上司がいる職場で働き始めました。
やってくる子どもたちが不安定だからか、対応するスタッフさんたちはみんな優しい。明るい。
私にも優しい。天国でした。
(妊娠中、近所のスーパーで気絶するほど脳貧血がひどくなり、泣く泣く退職しましたが……)
でも1人暮らしが寂しくなっちゃって。
婚活を始めて、夫と結婚して、実家(というか姉)から離れました。
その後、姉も1人暮らしを始めたそうです。
このまま縁が切れてほしい。
夫は理想通り、私の尻に敷かれてくれます。
なので夫からは逃げたいと思わないんですよね。
ありがたや。
……夫は、鬼嫁から逃げたいと思ってるかもしれませんけど。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる