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第四章
9.地下宮殿へ
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目的地まで、だいたい三日かけてやって来た。
行く前に確認したら、とんでもない岩山の連なる山脈の中だと判明した。
そんな場所で、ちょっと待って居ろというのも酷だと思ったから、ハンター達三人には別行動を頼んだ。
ハンターとヤトには、先に、シオウを連れてその次に立ち寄ろうと思っていたハンターの生まれ育った村に行ってもらう事にしたのだ。
地下宮殿の入り口に辿り着くまでに、かなり多くの魔物を倒して来た。
魔物の数は多くても、小者ばかりだったので、さほどの苦労はなかった。
これ程の瘴気だ。魔物が居るだろうとは思ったが、予想を上回る数だった。
「これは、凄いですね」
「ふおおおおおおお」
私はのけぞって、遥か上を見上げる。巨大で荘厳な鉄の扉が立ち塞がっている。
その扉には魔物の付けた爪痕等の傷が多くついていた。この扉を開けようとしたらしい。
表面には苔や蔦が蔓延(はびこ)っている。そうとう古い・・・。
「さすが、ドワーフの手による物、という感じだな」
アスランテも見入っている。
深く切り込んだ岩山のそそり立つ岩壁に、この見上げる程の重厚な鉄の扉があった。
「ハンター達とは早めに別れて正解でしたね」
「ああ、瘴気がここまであれば、入山も出来なかっただろう」
「これ開けるんだよね、ちょっと下がってくれる?」
アスランテとムーランに後ろに下がるようにゼスチャーした。
私はポケットから、種を取り出して扉に向けて一粒撒く。
因みに、この種は、私のポケットの中で一定量を決め、勝手に増えている。
私に似ず、賢い種だった。オート・チャージ出来るのだ。
地面に落ちた種は蔓を伸ばし、扉に添うように下から這い上がる。地面にも潜り込み掘り下げていく。
もはや樹木の域を超えて、蔓ではなくレアメタルの槍の様に岩などサクサク突き崩す。
一瞬、ブワリと緑の風が吹き抜け、周りを浄化した。
そして、取り付き巻き付いた蔓が、剛力で扉をこじ開ける。
ギギギギギイギギギギイギギイギギギイィィィィィ――――――
鉄扉が軋む音を立てながら蔦によって両方に開けられる。
―――――――ガラガラッ・・・
「おわっ!」
上から崩れた岩が少し落ちて来て飛びのく。
「岩が脆くなっていますから気を付けて下さい」
「ココ、私の後ろにいて下さいね」
「う、うん」
なんか黴臭い空気が出て来た。けれど、瘴気は内側には無かった。
「うおえっ、古い匂いするよ」
「閉じられてから、悠久の時が流れていますからね」
「さあ、ココ、危ないですからお手を」
お手を、って言われると、『ワン』と言いたくなったが、我慢した。
そんなつまらない事を妄想する私の手を優しく取って引いてくれるアスランテは、やっぱり紳士だった。
大広間の様な広大な空間がポッカリと口を開けている。
「エディメント・アディス!(開け・扉よ)」
ムーランが静かな声で古語の呪文を唱える。
すると、地下へと急降下して下る大階段のその向こうまで、地下に続く路を青い灯りが延々と照らし出したのだった。
「成る程、古(いにしえ)の迷宮でも、魔法の機能はそのままという事ですね。まだ十分に使える地下都市を封じたのは何か理由があったのでしょうか?」
「あったとしか思えん。中の魔法機関は生きている」
「うわあ、なんか背中ゾクゾクする。なんかゾクゾクがキタ!帰ろう!」
くるりと向きを変えて出ようとした私は、静電気のような青い稲妻が走ったのにハッとした。
とたんに、見覚えのある雷(いかづち)が大広間にバチバチと跳ね回りはじめた。
「ココ、危険感知がトロ過ぎますよ!」
「ぶへっ」
憎まれ口を叩きながらムーランが私を狙って落ちて来た雷(いかづち)から突き飛ばす。
自分も地面を転がって避けながら、胸に手を当てるのが見えた。
「来る!」
右手を素早く滑らせて、光の剣、クレイヴ・ソリッシュを取り出したアスランテは稲妻をいなす。
「うっ・・・」
ぐっと右手で掴み、黄金の杖(じょう)をムーランが引きずり出すのが見える。
黄金の光が満ちて行く
ムーランを狙って落ちて来る雷をアスランテが弾き返した。
こっちは冷気が漂っている。
そして現れる魔法陣・・・。
「出た、『王の使徒』」
しかも、なんて数、溢れる程の数だ。
「仕方ない、奥へ!」
こんな大勢を一度に相手するよりも、狭い通路では馬も使えないはずだ。
いきなり、アスランテに抱き上げられ、広間の奥に跳び下がった。そのまま、階段をジェットコースターの様に下る。
「あぶぶぶ」
舌を噛まない様に、噛みしめた。
大階段を下ると、突然、狭い入り口が三方に別れた場所に出てアスランテは一番右に、ムーランはわざと一番左を選び飛び込んだ。
馬ごと追いかけて来た黒騎士達は、一気に狭くなった入り口に戸惑い、馬から降りている。
「巫女姫達は何処に行った!?」
「右と左に別れました!」
その隙に距離を稼いでアスランテは奥に進む。
「アスランテ、奥深くなんか惹かれる物がある・・・」
「やはり、感じますか?私も気付きました。多分、黒騎士も、魔物も、それを狙っていたのではないでしょうか」
「なんだろう?」
妙に気を惹かれる。
「古(いにしえ)のドワーフは、それを隠していたのかもしれません」
通路は迷路のように枝分かれしている。それを、右へ右へと選びアスランテは走り抜けて行く。
――――――バチッ!!!
急に進もうとしていた通路の奥に稲妻が走る。通路は迷路のように枝分かれしている。
ハッとした表情でアスランテはそちらを見た。
立ち止まり、ゆっくりとした動作で、私を下に降ろす。そして優しく微笑んで言った。
「ココ。惹かれる方に行きなさい」
通路の先には、異様なオーラを放つ、黒騎士が立っていた。
「アスランテ・・・」
「後を追います。先に行って下さい」
私の肩をそっと枝分かれした通路に押し込み、彼は振り返り走り出した。
金属のぶつかる鈍い音が鳴り響く。
行く前に確認したら、とんでもない岩山の連なる山脈の中だと判明した。
そんな場所で、ちょっと待って居ろというのも酷だと思ったから、ハンター達三人には別行動を頼んだ。
ハンターとヤトには、先に、シオウを連れてその次に立ち寄ろうと思っていたハンターの生まれ育った村に行ってもらう事にしたのだ。
地下宮殿の入り口に辿り着くまでに、かなり多くの魔物を倒して来た。
魔物の数は多くても、小者ばかりだったので、さほどの苦労はなかった。
これ程の瘴気だ。魔物が居るだろうとは思ったが、予想を上回る数だった。
「これは、凄いですね」
「ふおおおおおおお」
私はのけぞって、遥か上を見上げる。巨大で荘厳な鉄の扉が立ち塞がっている。
その扉には魔物の付けた爪痕等の傷が多くついていた。この扉を開けようとしたらしい。
表面には苔や蔦が蔓延(はびこ)っている。そうとう古い・・・。
「さすが、ドワーフの手による物、という感じだな」
アスランテも見入っている。
深く切り込んだ岩山のそそり立つ岩壁に、この見上げる程の重厚な鉄の扉があった。
「ハンター達とは早めに別れて正解でしたね」
「ああ、瘴気がここまであれば、入山も出来なかっただろう」
「これ開けるんだよね、ちょっと下がってくれる?」
アスランテとムーランに後ろに下がるようにゼスチャーした。
私はポケットから、種を取り出して扉に向けて一粒撒く。
因みに、この種は、私のポケットの中で一定量を決め、勝手に増えている。
私に似ず、賢い種だった。オート・チャージ出来るのだ。
地面に落ちた種は蔓を伸ばし、扉に添うように下から這い上がる。地面にも潜り込み掘り下げていく。
もはや樹木の域を超えて、蔓ではなくレアメタルの槍の様に岩などサクサク突き崩す。
一瞬、ブワリと緑の風が吹き抜け、周りを浄化した。
そして、取り付き巻き付いた蔓が、剛力で扉をこじ開ける。
ギギギギギイギギギギイギギイギギギイィィィィィ――――――
鉄扉が軋む音を立てながら蔦によって両方に開けられる。
―――――――ガラガラッ・・・
「おわっ!」
上から崩れた岩が少し落ちて来て飛びのく。
「岩が脆くなっていますから気を付けて下さい」
「ココ、私の後ろにいて下さいね」
「う、うん」
なんか黴臭い空気が出て来た。けれど、瘴気は内側には無かった。
「うおえっ、古い匂いするよ」
「閉じられてから、悠久の時が流れていますからね」
「さあ、ココ、危ないですからお手を」
お手を、って言われると、『ワン』と言いたくなったが、我慢した。
そんなつまらない事を妄想する私の手を優しく取って引いてくれるアスランテは、やっぱり紳士だった。
大広間の様な広大な空間がポッカリと口を開けている。
「エディメント・アディス!(開け・扉よ)」
ムーランが静かな声で古語の呪文を唱える。
すると、地下へと急降下して下る大階段のその向こうまで、地下に続く路を青い灯りが延々と照らし出したのだった。
「成る程、古(いにしえ)の迷宮でも、魔法の機能はそのままという事ですね。まだ十分に使える地下都市を封じたのは何か理由があったのでしょうか?」
「あったとしか思えん。中の魔法機関は生きている」
「うわあ、なんか背中ゾクゾクする。なんかゾクゾクがキタ!帰ろう!」
くるりと向きを変えて出ようとした私は、静電気のような青い稲妻が走ったのにハッとした。
とたんに、見覚えのある雷(いかづち)が大広間にバチバチと跳ね回りはじめた。
「ココ、危険感知がトロ過ぎますよ!」
「ぶへっ」
憎まれ口を叩きながらムーランが私を狙って落ちて来た雷(いかづち)から突き飛ばす。
自分も地面を転がって避けながら、胸に手を当てるのが見えた。
「来る!」
右手を素早く滑らせて、光の剣、クレイヴ・ソリッシュを取り出したアスランテは稲妻をいなす。
「うっ・・・」
ぐっと右手で掴み、黄金の杖(じょう)をムーランが引きずり出すのが見える。
黄金の光が満ちて行く
ムーランを狙って落ちて来る雷をアスランテが弾き返した。
こっちは冷気が漂っている。
そして現れる魔法陣・・・。
「出た、『王の使徒』」
しかも、なんて数、溢れる程の数だ。
「仕方ない、奥へ!」
こんな大勢を一度に相手するよりも、狭い通路では馬も使えないはずだ。
いきなり、アスランテに抱き上げられ、広間の奥に跳び下がった。そのまま、階段をジェットコースターの様に下る。
「あぶぶぶ」
舌を噛まない様に、噛みしめた。
大階段を下ると、突然、狭い入り口が三方に別れた場所に出てアスランテは一番右に、ムーランはわざと一番左を選び飛び込んだ。
馬ごと追いかけて来た黒騎士達は、一気に狭くなった入り口に戸惑い、馬から降りている。
「巫女姫達は何処に行った!?」
「右と左に別れました!」
その隙に距離を稼いでアスランテは奥に進む。
「アスランテ、奥深くなんか惹かれる物がある・・・」
「やはり、感じますか?私も気付きました。多分、黒騎士も、魔物も、それを狙っていたのではないでしょうか」
「なんだろう?」
妙に気を惹かれる。
「古(いにしえ)のドワーフは、それを隠していたのかもしれません」
通路は迷路のように枝分かれしている。それを、右へ右へと選びアスランテは走り抜けて行く。
――――――バチッ!!!
急に進もうとしていた通路の奥に稲妻が走る。通路は迷路のように枝分かれしている。
ハッとした表情でアスランテはそちらを見た。
立ち止まり、ゆっくりとした動作で、私を下に降ろす。そして優しく微笑んで言った。
「ココ。惹かれる方に行きなさい」
通路の先には、異様なオーラを放つ、黒騎士が立っていた。
「アスランテ・・・」
「後を追います。先に行って下さい」
私の肩をそっと枝分かれした通路に押し込み、彼は振り返り走り出した。
金属のぶつかる鈍い音が鳴り響く。
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