4 / 12
第4話 夢幻の雷
しおりを挟む
ーーリベレイションズ本拠地地下5階ーー
「シーザー様。魔法省の職員が侵入した模様です。」とある女が言う。
「そうか…。なぜここの存在がバレたのか。奴らを捕らえて吐かせねばな。」
「ならば私に行かせて下さい。チカマツの仇は私が取ります。」女がさらに言う。
「奴らは何者か知らんが、チカマツを倒すほどの者だ。ぬかるなよ、テイラー…。」
ーーリベレイションズ本拠地ーー
ワットたちは扉を勢いよく開け、中に突入した。しかし家の中は、普通の家の内装と変わらず人1人いなかった。3人で手分けして探していると、アインが地下へ続く階段を見つけた。
3人が地下1階に入ると、そこには何人かの人が待ち構えていた。ざっと10人はいるだろうか。ワットは一瞬ひるんだが、アインは一切怯むことなく攻撃魔法を繰り出した。その不意打ちに敵は防御魔法を展開する暇もない。1人の敵が吹き飛んだ。その後間髪入れずにワットとキャシーも攻撃を繰り出した。敵は吹き飛ばされた人を見ていたため、2人の攻撃は防御できず、さらに2人吹き飛んだ。残るは7人。ここまでの時間は3秒にも満たない。
「ヤロー。不意打ちとは卑怯な…。」敵の1人がそういったのも束の間、アインがその敵を攻撃する。続けて残りの敵を4人、次々に何のためらいもなく攻撃し、戦闘不能にしていく。残りは2人。この2人の意識が現実世界に追いつき、攻撃態勢に入ろうとする。しかし、彼らが攻撃をする前に、ワットとキャシーが攻撃をし、2人を倒す。10秒もかからず敵を倒してしまった。
「お前たち、ここに遊びに来ているのか?敵を見つけたら躊躇わずに攻撃をしろ。今の敵は明らかに素人だったから良かったが、プロだったら死んでたぞ。」アインが厳しく言う。
(確かに俺には覚悟が足りなかったのかもな。まさかアインに助けられるとは。)ワットが心の帯を締める。キャシーも覚悟を決めたようだ。
地下1階の敵は素人しかいなかった。チカマツと戦ったワットとキャシーにとっては倒すのに何の造作もない敵ばかりだった。こうして3人は地下1階を攻略し、地下2階に突入した。
ーー地下2階ーー
地下2階でもたくさんの敵がいた。だが同じく素人ばかりなので3人は無双していた。ところが急に敵から歓声が上がる。
「アレク三兄弟が来てくれた!」「リベレイションズの殺し屋三兄弟が助けに来てくれた!」
すると3人の目の前に男が2人と女が1人立ちはだかる。
「アレク三兄弟?」ワットは立ち止まる。
「そんな奴ら知るか!俺が片付けてやる。」アインはそう言いながら、攻撃魔法を繰り出す。だが、女の防御魔法により防がれてしまう。
「俺の攻撃を防ぐとは、なかなかいい腕してるね。」アインが言う。ここまでアインの攻撃を防ぐことができた者はいないので、それなりの実力があるのだろう。
「さて、獲物をどう分ける?」女が言う。
「そんなもの早い者勝ちに決まっているだろう。:男の1人がそう言うと、ワットに襲い掛かる。ワットはすんでのところでガードをする。
「じゃあ私はあのカワイ子ちゃんをもらうわ。」そういって女はキャシーを攻撃する。
「こんな奴らにかまってられるか。俺がボスを倒して手柄をいただく。」アインはそう言って、残る男を無視し、別の部屋に入った。遠回りして、地下3階への階段を目指すらしい。だがそこには残る男が既に立っていた。
「不気味な奴め。」そう言ってアインは魔力を込める。
「攻撃魔法:サンダーブレイク」無数の雷がワットに降りかかる。ワットは防御魔法を展開し、全て防ぐ。(なんて攻撃だ。防ぎきれるか?)もう少しのところでワットの防御が破られるところで敵の攻撃が止んだ。
「私の攻撃を正面から受けきるとは。貴様、名は?」男が尋ねる。
「人に名前を尋ねる時は、まずは自分が名乗るべきなんじゃないか?」ワットが答える。
「それは失礼した。」男はそう答え、「私の名前はアレク。アレク三兄弟の長男だ。リベレイションズの思想に賛同した殺し屋だ。さあ、貴様の名を答えよ。」と言った。
「俺の名前はロバート・ワトソン。魔法省の者だ。」ワットは静かに答えた。
「では、ロバート。2セット目に行くぞ!」アレクはそう言って、魔力を込めた。
(させるか!)ワットはアレクが攻撃をする前にナイトメアを放った。
「攻撃魔法:サンダーブレイク」ワットのナイトメアが当たるのと同時に雷の攻撃が降り注ぐ。
(自分が攻撃されてもお構いなしかよ。)ワットは再び防御魔法を展開する。(だが、ヤツにナイトメアが当たった。ヤツはしばらく動けないぞ)ワットは攻撃の雨が止むのをじっと待つ。
すると、攻撃の中の1つがアレクに当たる。するとアレクは目を覚ました。(な!?自分で自分を攻撃して、幻術を解きやがった。)ワットは動揺する。
「幻影魔法とは、なかなか小賢しいなワット!まだ踊れるだろ!?」そう言ってアレクは再び雷の雨を降らせる。
(くそ!この攻撃量は防ぐので手一杯だ。ヤツにナイトメアを当てる隙がねぇ。何か作戦を考えねぇーと。何か他に使える呪文はないか?)ワットは過去に記憶を巡らせる。
ー10年前 魔法学校ー
「先生、俺にもっと魔法を教えてくれよ!」学生時代のワットが言う。
「いいえ、我々が教えられるのは基本魔法それぞれ1つずつだけです。」先生は優しく答える。
「なんでだよ!先生はもっとたくさん使えるじゃねぇーか。」ワットは強く言い返す。
「魔法は人によってそれぞれ得意・不得意があるのです。例えば、私は防御魔法が得意なので、『プロテクト』以外も使えますが、幻影魔法は『ナイトメア』以外使えませんよ。なので、私が教えられるのは、皆が共通して使える魔法1つとその上位魔法だけで、あとは自分の得意な魔法を独学で伸ばしていくしかないのです。」
「なんだよそれ~。じゃあ俺が得意な魔法はなんだ?」
「私が見る限り、君は幻影魔法が得意なようだね。これを読むといい。」そう言って先生は、分厚い本を手渡した。
ー現在ー
(そういえばあの時先生に貰った本になんて書いてあったっけ?当時は難しくてよく分かんなかっただよな。)ワットが記憶に想いを馳せる。だが、
「隙あり!」アレクが無数の雷を一点に集中させる。無数の雷が一本の強力な雷となり、ワットの防御と体を貫く。
「がはっ!」ワットはその場に倒れ込む。だがワットの脳内は過去の記憶が蘇っていた。「幻影魔法は、攻撃力がゼロに等しい。故に他の魔法に比べて甘く見られがちだが、当たれば確実に敵の動きを封じるという強みがある。幻影魔法を極めたい者はまずこの魔法を覚えてみよ。」ワットはかつて師から貰った本の一節を思い出す。そしてゆっくり立ち上がる。
「まだ立ち上がるか。たが、次攻撃をくらったらもう立てはしまい。」そういってアレクは再び魔力を込める。
「幻影魔法:フェイクダブル」無数のワットが現れた。
「これは分身!?だがすべてを攻撃すれば、本物は1つだけだ!」アレクはそう言って、すべての分身に攻撃をした。だがそこに本物のワットはいなかった。
「何!?」アレクは驚く。と、同時に後ろを振り向く。そこにはワットがいた。
「お前の攻撃は強力だが、再び攻撃をするまでに隙がある。それがお前の弱点だ。」ワットはそう言って攻撃魔を放つ。
「攻撃魔法:ショックスタン」アレクに直撃する。
アレクはその場に倒れ込み意識を失った。ワットVSアレク。ワットの勝利である。
ーTo be continuedー
「シーザー様。魔法省の職員が侵入した模様です。」とある女が言う。
「そうか…。なぜここの存在がバレたのか。奴らを捕らえて吐かせねばな。」
「ならば私に行かせて下さい。チカマツの仇は私が取ります。」女がさらに言う。
「奴らは何者か知らんが、チカマツを倒すほどの者だ。ぬかるなよ、テイラー…。」
ーーリベレイションズ本拠地ーー
ワットたちは扉を勢いよく開け、中に突入した。しかし家の中は、普通の家の内装と変わらず人1人いなかった。3人で手分けして探していると、アインが地下へ続く階段を見つけた。
3人が地下1階に入ると、そこには何人かの人が待ち構えていた。ざっと10人はいるだろうか。ワットは一瞬ひるんだが、アインは一切怯むことなく攻撃魔法を繰り出した。その不意打ちに敵は防御魔法を展開する暇もない。1人の敵が吹き飛んだ。その後間髪入れずにワットとキャシーも攻撃を繰り出した。敵は吹き飛ばされた人を見ていたため、2人の攻撃は防御できず、さらに2人吹き飛んだ。残るは7人。ここまでの時間は3秒にも満たない。
「ヤロー。不意打ちとは卑怯な…。」敵の1人がそういったのも束の間、アインがその敵を攻撃する。続けて残りの敵を4人、次々に何のためらいもなく攻撃し、戦闘不能にしていく。残りは2人。この2人の意識が現実世界に追いつき、攻撃態勢に入ろうとする。しかし、彼らが攻撃をする前に、ワットとキャシーが攻撃をし、2人を倒す。10秒もかからず敵を倒してしまった。
「お前たち、ここに遊びに来ているのか?敵を見つけたら躊躇わずに攻撃をしろ。今の敵は明らかに素人だったから良かったが、プロだったら死んでたぞ。」アインが厳しく言う。
(確かに俺には覚悟が足りなかったのかもな。まさかアインに助けられるとは。)ワットが心の帯を締める。キャシーも覚悟を決めたようだ。
地下1階の敵は素人しかいなかった。チカマツと戦ったワットとキャシーにとっては倒すのに何の造作もない敵ばかりだった。こうして3人は地下1階を攻略し、地下2階に突入した。
ーー地下2階ーー
地下2階でもたくさんの敵がいた。だが同じく素人ばかりなので3人は無双していた。ところが急に敵から歓声が上がる。
「アレク三兄弟が来てくれた!」「リベレイションズの殺し屋三兄弟が助けに来てくれた!」
すると3人の目の前に男が2人と女が1人立ちはだかる。
「アレク三兄弟?」ワットは立ち止まる。
「そんな奴ら知るか!俺が片付けてやる。」アインはそう言いながら、攻撃魔法を繰り出す。だが、女の防御魔法により防がれてしまう。
「俺の攻撃を防ぐとは、なかなかいい腕してるね。」アインが言う。ここまでアインの攻撃を防ぐことができた者はいないので、それなりの実力があるのだろう。
「さて、獲物をどう分ける?」女が言う。
「そんなもの早い者勝ちに決まっているだろう。:男の1人がそう言うと、ワットに襲い掛かる。ワットはすんでのところでガードをする。
「じゃあ私はあのカワイ子ちゃんをもらうわ。」そういって女はキャシーを攻撃する。
「こんな奴らにかまってられるか。俺がボスを倒して手柄をいただく。」アインはそう言って、残る男を無視し、別の部屋に入った。遠回りして、地下3階への階段を目指すらしい。だがそこには残る男が既に立っていた。
「不気味な奴め。」そう言ってアインは魔力を込める。
「攻撃魔法:サンダーブレイク」無数の雷がワットに降りかかる。ワットは防御魔法を展開し、全て防ぐ。(なんて攻撃だ。防ぎきれるか?)もう少しのところでワットの防御が破られるところで敵の攻撃が止んだ。
「私の攻撃を正面から受けきるとは。貴様、名は?」男が尋ねる。
「人に名前を尋ねる時は、まずは自分が名乗るべきなんじゃないか?」ワットが答える。
「それは失礼した。」男はそう答え、「私の名前はアレク。アレク三兄弟の長男だ。リベレイションズの思想に賛同した殺し屋だ。さあ、貴様の名を答えよ。」と言った。
「俺の名前はロバート・ワトソン。魔法省の者だ。」ワットは静かに答えた。
「では、ロバート。2セット目に行くぞ!」アレクはそう言って、魔力を込めた。
(させるか!)ワットはアレクが攻撃をする前にナイトメアを放った。
「攻撃魔法:サンダーブレイク」ワットのナイトメアが当たるのと同時に雷の攻撃が降り注ぐ。
(自分が攻撃されてもお構いなしかよ。)ワットは再び防御魔法を展開する。(だが、ヤツにナイトメアが当たった。ヤツはしばらく動けないぞ)ワットは攻撃の雨が止むのをじっと待つ。
すると、攻撃の中の1つがアレクに当たる。するとアレクは目を覚ました。(な!?自分で自分を攻撃して、幻術を解きやがった。)ワットは動揺する。
「幻影魔法とは、なかなか小賢しいなワット!まだ踊れるだろ!?」そう言ってアレクは再び雷の雨を降らせる。
(くそ!この攻撃量は防ぐので手一杯だ。ヤツにナイトメアを当てる隙がねぇ。何か作戦を考えねぇーと。何か他に使える呪文はないか?)ワットは過去に記憶を巡らせる。
ー10年前 魔法学校ー
「先生、俺にもっと魔法を教えてくれよ!」学生時代のワットが言う。
「いいえ、我々が教えられるのは基本魔法それぞれ1つずつだけです。」先生は優しく答える。
「なんでだよ!先生はもっとたくさん使えるじゃねぇーか。」ワットは強く言い返す。
「魔法は人によってそれぞれ得意・不得意があるのです。例えば、私は防御魔法が得意なので、『プロテクト』以外も使えますが、幻影魔法は『ナイトメア』以外使えませんよ。なので、私が教えられるのは、皆が共通して使える魔法1つとその上位魔法だけで、あとは自分の得意な魔法を独学で伸ばしていくしかないのです。」
「なんだよそれ~。じゃあ俺が得意な魔法はなんだ?」
「私が見る限り、君は幻影魔法が得意なようだね。これを読むといい。」そう言って先生は、分厚い本を手渡した。
ー現在ー
(そういえばあの時先生に貰った本になんて書いてあったっけ?当時は難しくてよく分かんなかっただよな。)ワットが記憶に想いを馳せる。だが、
「隙あり!」アレクが無数の雷を一点に集中させる。無数の雷が一本の強力な雷となり、ワットの防御と体を貫く。
「がはっ!」ワットはその場に倒れ込む。だがワットの脳内は過去の記憶が蘇っていた。「幻影魔法は、攻撃力がゼロに等しい。故に他の魔法に比べて甘く見られがちだが、当たれば確実に敵の動きを封じるという強みがある。幻影魔法を極めたい者はまずこの魔法を覚えてみよ。」ワットはかつて師から貰った本の一節を思い出す。そしてゆっくり立ち上がる。
「まだ立ち上がるか。たが、次攻撃をくらったらもう立てはしまい。」そういってアレクは再び魔力を込める。
「幻影魔法:フェイクダブル」無数のワットが現れた。
「これは分身!?だがすべてを攻撃すれば、本物は1つだけだ!」アレクはそう言って、すべての分身に攻撃をした。だがそこに本物のワットはいなかった。
「何!?」アレクは驚く。と、同時に後ろを振り向く。そこにはワットがいた。
「お前の攻撃は強力だが、再び攻撃をするまでに隙がある。それがお前の弱点だ。」ワットはそう言って攻撃魔を放つ。
「攻撃魔法:ショックスタン」アレクに直撃する。
アレクはその場に倒れ込み意識を失った。ワットVSアレク。ワットの勝利である。
ーTo be continuedー
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
英雄の孫は見習い女神と共に~そしてチートは受け継がれる~
GARUD
ファンタジー
半世紀ほど前、ブリガント帝国は未曾有の危機に陥った。
その危機を救ったのは一人の傭兵。
その傭兵は見たこともない数々の道具を使用して帝国の危機を見事に救い、その褒美として帝国の姫君を嫁に迎えた。
その傭兵は、その後も数々の功績を打ち立て、数人の女性を娶り、帝国に一時の平和を齎したのだが──
そんな彼も既に還暦し、力も全盛期と比べ、衰えた。
そして、それを待っていたかのように……再び帝国に、この世界に魔の手が迫る!
そんな時、颯爽と立ち上がった少年が居た!彼こそは、その伝説の傭兵の孫だった!
突如現れた漆黒の翼を生やした自称女神と共に、祖父から受け継がれしチートを駆使して世界に迫る魔の手を打ち払う!
異色の異世界無双が今始まる!
この作品は完結済の[俺のチートは課金ショップ?~異世界を課金アイテムで無双する~]のスピンオフとなります。当たり前ですが前作を読んでいなくても特に問題なく楽しめる作品に仕上げて行きます
虹色の子~大魔境で見つけた少年~
an
ファンタジー
ここではない、どこかの世界の話。
この世界は、《砡》と呼ばれる、四つの美しい宝石の力で支えられている。人々はその砡の恩恵をその身に宿して産まれてくる。たとえば、すり傷を癒す力であったり、水を凍らせたり、釜戸に火をつけたり。生活に役立つ程度の恩恵が殆どであるが、中には、恩恵が強すぎて異端となる者も少なからずいた。
世界は、砡の恩恵を強く受けた人間を保護し、力を制御する訓練をする機関を立ち上げた。
機関は、世界中を飛び回り、砡の力を扱いきれず、暴走してしまう人々を保護し、制御訓練を施すことを仕事としている。そんな彼らに、情報が入る。
大魔境に、聖砡の反応あり。
聖砡。
恩恵以上に、脅威となるであろうその力。それはすなわち、世界を支える力の根元が「もう1つある」こと。見つければ、世紀の大発見だ。機関は情報を秘密裏に手に入れるべく、大魔境に職員を向かわせた。
大根王子 ~Wizard royal family~
外道 はぐれメタル
ファンタジー
世界で唯一、女神から魔法を授かり繁栄してきた王家の一族ファルブル家。その十六代目の長男アルベルトが授かった魔法はなんと大根を刃に変える能力だった!
「これはただ剣を作るだけの魔法じゃない……!」
大根魔法の無限の可能性に気付いたアルベルトは大根の桂剥きを手にし、最強の魔法剣士として国家を揺るがす悪党達と激突する!
大根、ぬいぐるみ、味変……。今、魔法使いの一族による長い戦いが始まる。
ウェブトーン原作シナリオ大賞最終選考作品
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
異世界八険伝
AW
ファンタジー
これは単なる異世界転移小説ではない!感涙を求める人へ贈るファンタジーだ!
突然、異世界召喚された僕は、12歳銀髪碧眼の美少女勇者に。13歳のお姫様、14歳の美少女メイド、11歳のエルフっ娘……可愛い仲間たち【挿絵あり】と一緒に世界を救う旅に出る!笑いあり、感動ありの王道冒険物語をどうぞお楽しみあれ!
冥界の仕事人
ひろろ
ファンタジー
冥界とは、所謂 “あの世” と呼ばれる死後の世界。
現世とは異なる不思議な世界に現れた少女、水島あおい(17)。個性的な人々との出会いや別れ、相棒オストリッチとの冥界珍道中ファンタジー
この物語は仏教の世界観をモチーフとしたファンタジーになります。架空の世界となりますので、御了承下さいませ。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる