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おいしそうなーーー
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「…どうして花売りが当家にいるのです」
「今日からここへ住むカレンと、その息子であるアーモンド・ピルクルだ」
「父上、今、ピルクルと言いましたか?」
女と子供の声が追加されたな。
というか子供の声で『ピルクルと言いましたか?』って言われると何かハッピーなイメージあるよ。
ピルクル買ってきたよ的な。
まぁ場は凄く重たいけどね。
「そうだ。お前の弟になる。」
「トラベル様…なんという事を…ピルクル伯爵家の恥ですわっ!!」
「にーさま達こわい顔してどうしたの??」
おっと更に子供ボイスが追加されたな。
「ドーム!お前は部屋へ戻ってろ!」
名前デカッ!?
「ッ!う、うん…わかった」
「コン。貴方も戻りなさい」
「ですが母上!これは後継者問題に関わることですっ」
「コン!!!」
「ッ!…わかりました」
目が見えないから言えるんだけどさ。
子供ボイス1がコン。ボイス2がドーム。
それってコン○ーム…。
いやいや。さすがに自分の子供にコン○ームはないよねー。
「どうするつもりですか」
「今日からカレン達を本邸へ住まわせる」
「なっ!?私達はどうするのです!?」
「まだわからないのか?はぁ…これだから俺はお前と結婚するのは反対だったんだ」
「トラベル様。トリチキット様も混乱しているのですわ」
「あぁ…あんて優しいんだカレンは」
うん、会話聞いている限り胸くそ悪い系悪役キャラの息子だな。
そして名前はツッコまないぞ。
「このっ売体がっ!!!」
「キャア!!!」
パシンッ、と何かを叩きつけた音がした。
何も見えないとまじでわからん。誰か実況してくれよー!
「なんの音ですかっ!ッ…母、上?」
「カレンッ!大丈夫か?!トリチキットっ!貴様!!」
「穢らわしい売体がっ」
「あぶぅ」
何もわからない内に話進みすぎてわからん。
こうなったら赤子特技のあれをするか!
「あぶぅ…おぎゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃ!!!!!!!!!!!!!!!」
「えちょっ、うるさ」
「アーモンド!?」
「ぐっ!」
「耳が…」
ん?今母『えちょっ、うるさ』と言わなかったか?
「今日からここへ住むカレンと、その息子であるアーモンド・ピルクルだ」
「父上、今、ピルクルと言いましたか?」
女と子供の声が追加されたな。
というか子供の声で『ピルクルと言いましたか?』って言われると何かハッピーなイメージあるよ。
ピルクル買ってきたよ的な。
まぁ場は凄く重たいけどね。
「そうだ。お前の弟になる。」
「トラベル様…なんという事を…ピルクル伯爵家の恥ですわっ!!」
「にーさま達こわい顔してどうしたの??」
おっと更に子供ボイスが追加されたな。
「ドーム!お前は部屋へ戻ってろ!」
名前デカッ!?
「ッ!う、うん…わかった」
「コン。貴方も戻りなさい」
「ですが母上!これは後継者問題に関わることですっ」
「コン!!!」
「ッ!…わかりました」
目が見えないから言えるんだけどさ。
子供ボイス1がコン。ボイス2がドーム。
それってコン○ーム…。
いやいや。さすがに自分の子供にコン○ームはないよねー。
「どうするつもりですか」
「今日からカレン達を本邸へ住まわせる」
「なっ!?私達はどうするのです!?」
「まだわからないのか?はぁ…これだから俺はお前と結婚するのは反対だったんだ」
「トラベル様。トリチキット様も混乱しているのですわ」
「あぁ…あんて優しいんだカレンは」
うん、会話聞いている限り胸くそ悪い系悪役キャラの息子だな。
そして名前はツッコまないぞ。
「このっ売体がっ!!!」
「キャア!!!」
パシンッ、と何かを叩きつけた音がした。
何も見えないとまじでわからん。誰か実況してくれよー!
「なんの音ですかっ!ッ…母、上?」
「カレンッ!大丈夫か?!トリチキットっ!貴様!!」
「穢らわしい売体がっ」
「あぶぅ」
何もわからない内に話進みすぎてわからん。
こうなったら赤子特技のあれをするか!
「あぶぅ…おぎゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃ!!!!!!!!!!!!!!!」
「えちょっ、うるさ」
「アーモンド!?」
「ぐっ!」
「耳が…」
ん?今母『えちょっ、うるさ』と言わなかったか?
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