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第10章
異世界の情報網は怖いです(2)
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五日前「急な話になるのだが、国葬を行うことになった。その準備や参加で、一、二週間ほど会えなくなる……」と、悲壮な顔をして、別れを告げた王太子だったけど、その日の夜に、王太子はオレの部屋にやってきたんだよ。
もう、驚いたのなんの……。
エルドリア王太子曰く『日中は会えない』だそうだ。
まぎらわしい、っていうか、どんだけオレと一緒に過ごしたいんだか。よくわからない。
日中に会えないから、それを埋め合わせると言って、エルドリア王太子は、夕食はオレの客室でとるようになった。
その後は、オレを誘って、もう一度、風呂に入る。
そして、ふたりで一緒にひとつの寝台で寝て……となれば……そこで、まあ、アレヤコレヤやっちゃうんだよね。
疲れ果ててから、一緒に眠る。
起床後は、朝からまたアレヤコレヤやって、ココの風呂に入るんだよ。
ついでに、身だしなみもココで整えてしまい、朝食をオレと一緒に取る。
そして、エルドリア王太子は、オレから離れたくないとか、身が裂けるような想いだとか……わけのわからないことをひたすら言いながら、迎えの近衛騎士にひきずられるようにして公務にむかうんだ。
……という、ちょっぴり爛れたルーティーンができあがりつつあった。
もう、王太子はこの部屋で生活しているといってもいいだろうね。
最初はちょっと嫌だなって思ったときもあったよ。
でもね、ぐいぐいと攻めてくる王太子の強引さに負けてしまった。
認めたくないんだけど……王太子のテクと身体の相性は超絶といっていいくらい、とてもよく、オレは拒絶することができなかったんだ……。
同性なのに……というか、同性だからこそ、本当に気持ちいいのがどこなのかわかるのかもしれない。
あの快楽を拒否できる者など、賢者か聖者くらいだろうね。
自分の気持ちはまだよくわからないのだけど、エルドリア王太子に抱きしめられたとたん、オレの全身には甘い痺れが駆け巡って、鼓動がどうしようもなく速くなってしまうんだ。
これって、どういうことだろう……。
悲しいことに、十日もたたないうちに、王太子のテクに翻弄され、男に抱きしめられて悦びを感じる身体になってしまったんだ……。
尻のアソコは刺激を快感と感じてしまい、王太子のアレが好物になってしまった。
挿れられただけで達してしまったり。乳首もさんざん舐め回され、囓られ、快楽を感じる場所になってしまった。
たぶん……試してはいないが、男とじゃないとできない躰になってしまったような……気がしてならない。
それだけ、エルドリア王太子はすごいってこと。
だけど、恥ずかしいからエルドリア王太子にはナイショにしている。
っていうか、そんなことがバレたら、今以上に暴走されそうで、かなり恐ろしいからね。
エルドリア王太子につきあっていたら、魔王であっても、オレの身体が壊れてしまうよ。
もう、驚いたのなんの……。
エルドリア王太子曰く『日中は会えない』だそうだ。
まぎらわしい、っていうか、どんだけオレと一緒に過ごしたいんだか。よくわからない。
日中に会えないから、それを埋め合わせると言って、エルドリア王太子は、夕食はオレの客室でとるようになった。
その後は、オレを誘って、もう一度、風呂に入る。
そして、ふたりで一緒にひとつの寝台で寝て……となれば……そこで、まあ、アレヤコレヤやっちゃうんだよね。
疲れ果ててから、一緒に眠る。
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そして、エルドリア王太子は、オレから離れたくないとか、身が裂けるような想いだとか……わけのわからないことをひたすら言いながら、迎えの近衛騎士にひきずられるようにして公務にむかうんだ。
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あの快楽を拒否できる者など、賢者か聖者くらいだろうね。
自分の気持ちはまだよくわからないのだけど、エルドリア王太子に抱きしめられたとたん、オレの全身には甘い痺れが駆け巡って、鼓動がどうしようもなく速くなってしまうんだ。
これって、どういうことだろう……。
悲しいことに、十日もたたないうちに、王太子のテクに翻弄され、男に抱きしめられて悦びを感じる身体になってしまったんだ……。
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っていうか、そんなことがバレたら、今以上に暴走されそうで、かなり恐ろしいからね。
エルドリア王太子につきあっていたら、魔王であっても、オレの身体が壊れてしまうよ。
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数々の作品あるなか、ご訪問ありがとうございます。
これもなにかの『縁』でございます!
お気に入り、ブクマありがとうございます。
まだの方はぜひ、ポチッとしていただき、更新時もよろしくお願いします。
ポチっで、モチベーションがめっちゃあがります。
↓別のお話もアップしています。そちらも応援よろしくお願いします。↓
転生お転婆令嬢は破滅フラグを破壊してバグの嵐を巻き起こす
生贄奴隷の成り上がり〜魂の片割れとの巡り合い〜
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