169 / 222
深淵編(3)
登場人物紹介
しおりを挟む
ギンフウが溺愛しているエルトをうっかり『お持ち帰りしてしまった』フィリアです。しかも、逃げ込んだ先が『お風呂』で、さらに自分を追い詰めてしまいました。
フィリアの明日はどうなるのでしょうか?
彼の知らないところで、彼の運命が決定してしまいます。
登場人物紹介です。
ネタバレというほどではありませんが、必要ない、見たくないという方は、ハートを押して次のページへGO!
**********
【『深淵』のメンバー】
▶ギンフウ
『深淵』の長(ボス)。隻眼の美丈夫。子どもたちの保護者。セイランを溺愛している。元第十三騎士団の団長。
[ギンフウの部下たち]
元第十三騎士団に所属していた帝国騎士たち。
騎士の位を剥奪されてもなお、ギンフウの部下であることを続けている。
▶コクラン
『酒場』のマダム。妖艶なエルフの女性。精霊使い。『深淵』のナンバー・ツー的な存在。情報分析担当だけあって、情報収集が(悪)趣味。新聞社と出版社(二社)を経営している。
▶リョクラン
『酒場』のバーテンダー。存在感が薄い。祖父が魔族。後方支援(医療担当)。優秀な薬師であり、回復術師でもある。料理研究家としてレシピ本を執筆している。印税でがっぽがっぽ儲けているらしい。
▶リュウフウ
獣人(赤狐族)の雌。私生活にだらしない魔道具制作のエキスパート。後方支援(開発担当)。魔導具の回路を発表して著作権でがっぽがっぽ儲けているらしい。
▶ランフウ(ルース)
元魔法剣士。帝都フォルティアにある冒険者ギルドのギルド長として冒険者ギルドをのっとった。『エレッツハイム城の悪夢』からの帰還の対価は『魔法が使えなくなる』。魔法を使うと深刻なダメージを受けるというもので、魔法自体は使える。回復魔法も体にダメージを負う。回復薬の効きも悪くなっており、深刻な状況。人手不足に悩み、冒険者ギルド所属のギルド長専属秘書トレスを『犬』枠として、使役しようと画策中。
▶ヤマセ
ランフウ(ルース)の部下。魔法が使えないランフウをサポートしている。
▶ハクラン
引きこもりな酔っぱらい。リタイヤ中。子どもたちの魔法の先生。
【ちびっ子たち】
『エレッツハイム城の悪夢』において、堕ちた神へ生贄として捧げられそうになったところを、元第十三騎士団に救われ、保護される。
『影』から英才教育(?)を受けているが、一般常識は教えてもらっていない。なにもかもが規格に収まらない常識外。
冒険者登録のドサクサに紛れてコッソリ新しい身分を手に入れる……はずが、初日でいきなりやらかした。『激レア薬草採取大事件』『モブじゃないゴブリン討伐大事件』は、大人たちを震撼させ、冒険者ギルド長の心身に深いダメージを与えた。
()の中が、『冒険者としての』偽りの呼び名。
▶セイラン(エルト)
黒髪の男の子。八歳。虚弱だけど最強にして、みんなから愛されまくりのお姫様ポジション。ひとりだけおいてけぼりをくらって、フィリアにお持ち帰りされた。
▶ハヤテ(リオーネ)
赤髪の少年。リーダー格。十歳。三人の中では最年長なので、色々と心に抱えている問題児。セイラン(エルト)がフィリアになついたのが気に入らない。大人には反抗的。
▶カフウ(ナニ)
ハーフエルフの少女。十歳。ギルをロリコンと呼び、果敢にも物理攻撃を仕掛ける過激思考の女の子。時々、大人たちを驚かせる発言をする。しっかり者の毒舌家。魔導具が大好き。ゲットした魔物石を『深淵』の大人たちに『お土産』として持ち帰ろうとしたところは、女の子ならではの気遣い。大樹の精霊様から『植物を慈しむ力』をもらった。
【その他の登場人物たち】
▶フィリア
魔法剣士。超級冒険者。『赤い鳥』のリーダー。十九歳。別名『貧乏くじパーティーのリーダー』。孤児院出身で、子どもの扱いが上手い。エルトに気に入られ、不幸にもエルトをお持ち帰りしてしまう。
▶トレス
帝都冒険者ギルドのギルド長専属秘書。ハーフエルフ。ルースギルド長を慕っている。養父から帝都の冒険者ギルドを監視する命令をうけている。不運にもちびっ子たちのやらかした大事件を知ってしまい、口封じのために抹殺されそうになる。ランフウ(ルースギルド長)の『犬』候補。
▶ペルナ
受付嬢。『癒やし』を求める山猫の獣人。裏も表もないただの受付嬢。ちびっ子たち相手のうっかりミスが大事件へと発展した。
▶大樹の精霊様
『惑わしの森』の中心にある『光の大樹』の化身。ちびっ子たちを気に入り、お弁当のお礼に様々な贈り物をする。
『エレッツハイム城の悪夢』
五年前に帝国中を震撼させた虐殺事件。第十三騎士団もそれに巻き込まれ、全滅の狼煙をあげることとなった。
『深淵』
第十三騎士団の生存者と『エレッツハイム城の悪夢』の生存者などで結集された闇ギルド。帝都の深い場所、闇に包まれた中に存在している。
『第十三騎士団』
帝国が誇る十三番目の騎士団。
帝国の上層部しかその存在を知らされておらず、組織の全体像は皇帝と第一騎士団のみしか知らない幻の騎士団。
皇帝の命のみでしか動かない――皇帝直属の暗部組織――で、諜報・暗殺・工作・秘密裏の護衛など、第一騎士団では表立ってできないことをやっていたが『エレッツハイム城の悪夢』で全滅、解散となる。
(注:ここでの全滅は、全員ことごとく死亡ではなく、組織の存続不可能なダメージを負ったという意味です。生き残りもいます)
フィリアの明日はどうなるのでしょうか?
彼の知らないところで、彼の運命が決定してしまいます。
登場人物紹介です。
ネタバレというほどではありませんが、必要ない、見たくないという方は、ハートを押して次のページへGO!
**********
【『深淵』のメンバー】
▶ギンフウ
『深淵』の長(ボス)。隻眼の美丈夫。子どもたちの保護者。セイランを溺愛している。元第十三騎士団の団長。
[ギンフウの部下たち]
元第十三騎士団に所属していた帝国騎士たち。
騎士の位を剥奪されてもなお、ギンフウの部下であることを続けている。
▶コクラン
『酒場』のマダム。妖艶なエルフの女性。精霊使い。『深淵』のナンバー・ツー的な存在。情報分析担当だけあって、情報収集が(悪)趣味。新聞社と出版社(二社)を経営している。
▶リョクラン
『酒場』のバーテンダー。存在感が薄い。祖父が魔族。後方支援(医療担当)。優秀な薬師であり、回復術師でもある。料理研究家としてレシピ本を執筆している。印税でがっぽがっぽ儲けているらしい。
▶リュウフウ
獣人(赤狐族)の雌。私生活にだらしない魔道具制作のエキスパート。後方支援(開発担当)。魔導具の回路を発表して著作権でがっぽがっぽ儲けているらしい。
▶ランフウ(ルース)
元魔法剣士。帝都フォルティアにある冒険者ギルドのギルド長として冒険者ギルドをのっとった。『エレッツハイム城の悪夢』からの帰還の対価は『魔法が使えなくなる』。魔法を使うと深刻なダメージを受けるというもので、魔法自体は使える。回復魔法も体にダメージを負う。回復薬の効きも悪くなっており、深刻な状況。人手不足に悩み、冒険者ギルド所属のギルド長専属秘書トレスを『犬』枠として、使役しようと画策中。
▶ヤマセ
ランフウ(ルース)の部下。魔法が使えないランフウをサポートしている。
▶ハクラン
引きこもりな酔っぱらい。リタイヤ中。子どもたちの魔法の先生。
【ちびっ子たち】
『エレッツハイム城の悪夢』において、堕ちた神へ生贄として捧げられそうになったところを、元第十三騎士団に救われ、保護される。
『影』から英才教育(?)を受けているが、一般常識は教えてもらっていない。なにもかもが規格に収まらない常識外。
冒険者登録のドサクサに紛れてコッソリ新しい身分を手に入れる……はずが、初日でいきなりやらかした。『激レア薬草採取大事件』『モブじゃないゴブリン討伐大事件』は、大人たちを震撼させ、冒険者ギルド長の心身に深いダメージを与えた。
()の中が、『冒険者としての』偽りの呼び名。
▶セイラン(エルト)
黒髪の男の子。八歳。虚弱だけど最強にして、みんなから愛されまくりのお姫様ポジション。ひとりだけおいてけぼりをくらって、フィリアにお持ち帰りされた。
▶ハヤテ(リオーネ)
赤髪の少年。リーダー格。十歳。三人の中では最年長なので、色々と心に抱えている問題児。セイラン(エルト)がフィリアになついたのが気に入らない。大人には反抗的。
▶カフウ(ナニ)
ハーフエルフの少女。十歳。ギルをロリコンと呼び、果敢にも物理攻撃を仕掛ける過激思考の女の子。時々、大人たちを驚かせる発言をする。しっかり者の毒舌家。魔導具が大好き。ゲットした魔物石を『深淵』の大人たちに『お土産』として持ち帰ろうとしたところは、女の子ならではの気遣い。大樹の精霊様から『植物を慈しむ力』をもらった。
【その他の登場人物たち】
▶フィリア
魔法剣士。超級冒険者。『赤い鳥』のリーダー。十九歳。別名『貧乏くじパーティーのリーダー』。孤児院出身で、子どもの扱いが上手い。エルトに気に入られ、不幸にもエルトをお持ち帰りしてしまう。
▶トレス
帝都冒険者ギルドのギルド長専属秘書。ハーフエルフ。ルースギルド長を慕っている。養父から帝都の冒険者ギルドを監視する命令をうけている。不運にもちびっ子たちのやらかした大事件を知ってしまい、口封じのために抹殺されそうになる。ランフウ(ルースギルド長)の『犬』候補。
▶ペルナ
受付嬢。『癒やし』を求める山猫の獣人。裏も表もないただの受付嬢。ちびっ子たち相手のうっかりミスが大事件へと発展した。
▶大樹の精霊様
『惑わしの森』の中心にある『光の大樹』の化身。ちびっ子たちを気に入り、お弁当のお礼に様々な贈り物をする。
『エレッツハイム城の悪夢』
五年前に帝国中を震撼させた虐殺事件。第十三騎士団もそれに巻き込まれ、全滅の狼煙をあげることとなった。
『深淵』
第十三騎士団の生存者と『エレッツハイム城の悪夢』の生存者などで結集された闇ギルド。帝都の深い場所、闇に包まれた中に存在している。
『第十三騎士団』
帝国が誇る十三番目の騎士団。
帝国の上層部しかその存在を知らされておらず、組織の全体像は皇帝と第一騎士団のみしか知らない幻の騎士団。
皇帝の命のみでしか動かない――皇帝直属の暗部組織――で、諜報・暗殺・工作・秘密裏の護衛など、第一騎士団では表立ってできないことをやっていたが『エレッツハイム城の悪夢』で全滅、解散となる。
(注:ここでの全滅は、全員ことごとく死亡ではなく、組織の存続不可能なダメージを負ったという意味です。生き残りもいます)
0
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説

骸骨と呼ばれ、生贄になった王妃のカタの付け方
ウサギテイマーTK
恋愛
骸骨娘と揶揄され、家で酷い扱いを受けていたマリーヌは、国王の正妃として嫁いだ。だが結婚後、国王に愛されることなく、ここでも幽閉に近い扱いを受ける。側妃はマリーヌの義姉で、公式行事も側妃が請け負っている。マリーヌに与えられた最後の役割は、海の神への生贄だった。
注意:地震や津波の描写があります。ご注意を。やや残酷な描写もあります。
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

王宮侍女は穴に落ちる
斑猫
恋愛
婚約破棄されたうえ養家を追い出された
アニエスは王宮で運良く職を得る。
呪われた王女と呼ばれるエリザベ―ト付き
の侍女として。
忙しく働く毎日にやりがいを感じていた。
ところが、ある日ちょっとした諍いから
突き飛ばされて怪しい穴に落ちてしまう。
ちょっと、とぼけた主人公が足フェチな
俺様系騎士団長にいじめ……いや、溺愛され
るお話です。

皇帝の番~2度目の人生謳歌します!~
saku
恋愛
竜人族が治める国で、生まれたルミエールは前世の記憶を持っていた。
前世では、一国の姫として生まれた。両親に愛されずに育った。
国が戦で負けた後、敵だった竜人に自分の番だと言われ。遠く離れたこの国へと連れてこられ、婚約したのだ……。
自分に優しく接してくれる婚約者を、直ぐに大好きになった。その婚約者は、竜人族が治めている帝国の皇帝だった。
幸せな日々が続くと思っていたある日、婚約者である皇帝と一人の令嬢との密会を噂で知ってしまい、裏切られた悲しさでどんどんと痩せ細り死んでしまった……。
自分が死んでしまった後、婚約者である皇帝は何十年もの間深い眠りについていると知った。
前世の記憶を持っているルミエールが、皇帝が眠っている王都に足を踏み入れた時、止まっていた歯車が動き出す……。
※小説家になろう様でも公開しています

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる