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冒険者ギルド編(2)
登場人物紹介 冒険者ギルド編(2)
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長かったちびっ子たちの『初めてのクエスト』が終わりました。
が、それに関する事務処理は全く終わってな――い!
いや、始まったばかりだ!
ルースギルド長の胃は大丈夫か!
偶然にもちびっ子たちの『やらかし』を知ってしまったギルド長専属秘書のトレスの運命は!?
【帝都フォルティアの冒険者ギルド職員】
ルース
ギルド長。鬼のように厳しい。元冒険者。元魔法剣士。元第十三騎士団団員。『深淵』の『影』のひとり。『エレッツハイム城の悪夢』の生還者。帰還の対価として、魔法が使えなくなるという呪いを受ける。無理に魔法を使うと、体内にダメージを受け、回復魔法も攻撃魔法状態で、頼みの綱は激まず回復薬。ちびっ子たちの暴走により、胃に追加大ダメージを受ける。自分には厳しく、他人にはもっと厳しいヒト。
トレス
帝都冒険者ギルドのギルド長専属秘書。ハーフエルフ。ルースギルド長を慕っている。帝都の冒険者ギルドを監視する命令をうけている。不運にもちびっ子たちのやらかした大事件を知ってしまい、口封じのために抹殺されそうになる。
【ちびっ子たち】
『エレッツハイム城の悪夢』において、堕ちた神へ生贄として捧げられそうになったところを、元第十三騎士団に救われ、保護される。
『影』から英才教育(?)を受けているが、一般常識は教えてもらっていない。なにもかもが規格に収まらない常識外。
冒険者登録のドサクサに紛れてコッソリ新しい身分を手に入れる……はずが、初日でいきなりやらかした。『激レア薬草採取大事件』『モブじゃないゴブリン討伐大事件』は、大人たちを震撼させ、冒険者ギルド長の心身に深いダメージを与えた。
()の中が、『深淵』での呼び名。
エルト(セイラン)
黒髪の男の子。ギンフウの命令で女装中。
リオーネ(ハヤテ)
赤髪の少年。戦士。
ナニ(カフウ)
ハーフエルフの少女。魔術師。
【『赤い鳥』のメンバー】
帝都を拠点に活躍している五人組の冒険者パーティー。冒険者仲間からは『貧乏くじパーティー』と呼ばれている。ルースギルド長からの依頼という名の命令で、ちびっ子たちの監視、教育、護衛任務、資産管理を請け負うことになった。
フィリア
魔法剣士。超級冒険者。
ギル
重戦士。上級冒険者。
フロル
斥候。上級冒険者。
ミラーノ
魔術師。上級冒険者。
エリー
回復術師。上級冒険者。
【『深淵』のメンバー】
ギンフウ
『深淵』の長(ボス)。隻眼の美丈夫。子どもたちの保護者。セイランを溺愛している。元第十三騎士団の団長。世間一般の常識をたまに失念する。
リョクラン
『酒場』のバーテンダー。彼が作る料理は精霊様も大喜び。『影』が愛飲している回復薬は彼が調合している。
ヤマセ
ルースの部下。
『激レア薬草採取大事件』
一般人には立ち入ることができないとされる『惑わしの森』に【転移】魔法で一気に乗り込み、精霊たちが手づから摘み取り、祝福をほどこした薬草を持ち帰った。
その数は三百本。
その中には、エリクサーの原料となる高品質の銀鈴蘭が三株紛れ込んでいた。(銀鈴蘭の採取自体が、超級冒険者向けの高難易度依頼)
『惑わしの森』では人型に変幻できる上位精霊に出会い、精霊の祝福を受けた。さらには精霊王への謁見権利を得た。という、オマケもあった。
『モブじゃないゴブリン討伐大事件』
とある砦に棲みつき、大量繁殖し、ゴブリン王国となったゴブリンの群れをちびっ子たちだけで殲滅させてしまった。結界で覆い、逃げ道を塞いでからゴブリンのキャパを超えた高火力の魔法を投入するという徹底した鬼畜ぶり。冒険者ギルドが合同討伐を予定していた案件を『かすめとった』かたちになってしまった。さらに、砦は消滅し、地形が激変してしまった。
が、それに関する事務処理は全く終わってな――い!
いや、始まったばかりだ!
ルースギルド長の胃は大丈夫か!
偶然にもちびっ子たちの『やらかし』を知ってしまったギルド長専属秘書のトレスの運命は!?
【帝都フォルティアの冒険者ギルド職員】
ルース
ギルド長。鬼のように厳しい。元冒険者。元魔法剣士。元第十三騎士団団員。『深淵』の『影』のひとり。『エレッツハイム城の悪夢』の生還者。帰還の対価として、魔法が使えなくなるという呪いを受ける。無理に魔法を使うと、体内にダメージを受け、回復魔法も攻撃魔法状態で、頼みの綱は激まず回復薬。ちびっ子たちの暴走により、胃に追加大ダメージを受ける。自分には厳しく、他人にはもっと厳しいヒト。
トレス
帝都冒険者ギルドのギルド長専属秘書。ハーフエルフ。ルースギルド長を慕っている。帝都の冒険者ギルドを監視する命令をうけている。不運にもちびっ子たちのやらかした大事件を知ってしまい、口封じのために抹殺されそうになる。
【ちびっ子たち】
『エレッツハイム城の悪夢』において、堕ちた神へ生贄として捧げられそうになったところを、元第十三騎士団に救われ、保護される。
『影』から英才教育(?)を受けているが、一般常識は教えてもらっていない。なにもかもが規格に収まらない常識外。
冒険者登録のドサクサに紛れてコッソリ新しい身分を手に入れる……はずが、初日でいきなりやらかした。『激レア薬草採取大事件』『モブじゃないゴブリン討伐大事件』は、大人たちを震撼させ、冒険者ギルド長の心身に深いダメージを与えた。
()の中が、『深淵』での呼び名。
エルト(セイラン)
黒髪の男の子。ギンフウの命令で女装中。
リオーネ(ハヤテ)
赤髪の少年。戦士。
ナニ(カフウ)
ハーフエルフの少女。魔術師。
【『赤い鳥』のメンバー】
帝都を拠点に活躍している五人組の冒険者パーティー。冒険者仲間からは『貧乏くじパーティー』と呼ばれている。ルースギルド長からの依頼という名の命令で、ちびっ子たちの監視、教育、護衛任務、資産管理を請け負うことになった。
フィリア
魔法剣士。超級冒険者。
ギル
重戦士。上級冒険者。
フロル
斥候。上級冒険者。
ミラーノ
魔術師。上級冒険者。
エリー
回復術師。上級冒険者。
【『深淵』のメンバー】
ギンフウ
『深淵』の長(ボス)。隻眼の美丈夫。子どもたちの保護者。セイランを溺愛している。元第十三騎士団の団長。世間一般の常識をたまに失念する。
リョクラン
『酒場』のバーテンダー。彼が作る料理は精霊様も大喜び。『影』が愛飲している回復薬は彼が調合している。
ヤマセ
ルースの部下。
『激レア薬草採取大事件』
一般人には立ち入ることができないとされる『惑わしの森』に【転移】魔法で一気に乗り込み、精霊たちが手づから摘み取り、祝福をほどこした薬草を持ち帰った。
その数は三百本。
その中には、エリクサーの原料となる高品質の銀鈴蘭が三株紛れ込んでいた。(銀鈴蘭の採取自体が、超級冒険者向けの高難易度依頼)
『惑わしの森』では人型に変幻できる上位精霊に出会い、精霊の祝福を受けた。さらには精霊王への謁見権利を得た。という、オマケもあった。
『モブじゃないゴブリン討伐大事件』
とある砦に棲みつき、大量繁殖し、ゴブリン王国となったゴブリンの群れをちびっ子たちだけで殲滅させてしまった。結界で覆い、逃げ道を塞いでからゴブリンのキャパを超えた高火力の魔法を投入するという徹底した鬼畜ぶり。冒険者ギルドが合同討伐を予定していた案件を『かすめとった』かたちになってしまった。さらに、砦は消滅し、地形が激変してしまった。
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