双子に攻められる平凡な僕の話

バニー、お気に入り70人ありがとうございます！いいねありがとうございます！今回エロなし

「おい、陸。これってバニー服か？」
「ええ、そうですよ」
「ふーん。僕は着ないぞ」
「知ってますよ」
じゃあ誰に着させるんだ？
「え、じゃあ誰が着るんだ。零か？」
「零にはきっと似合いませんよ」
「はぁ？じゃあ誰のために買ったんだよ」
「私のためですよ」
「は？」
「は？じゃありません。私のためと言ったんです」
「いやいやいや、ふざけてんのか？」
陸がおかしくなった…。陸が着るのが一番似合わないのに…。何故わかるかって？前にセーラー服を着せたら全く似合わなかったのだ。服が小さいせいか腹筋が見えスカートから見えるたくましい肉体。完璧に男だ。それに比べて僕が着ると可愛い女の子になる。
「今日が何の日か忘れたんですか？」
「えっと、あー、僕たちの誕生日だね」
「誕生日ならば海の願いをかなえてあげようかなと思いましてね」
「願い…？」
何を言っているんだこいつは…似合いそうもないバニー服に身を包むのがプレゼントとか言わないよな…。僕はそんなの欲しくないぞ…？
「願いと言ったらあれですよ、あれ。私は着替えてきますので、それまでに思い出してみてくださいね」
とだけ言っていなくなった。もしかして願いってあれか！？
「着替えてきましたよ、どうです？可愛いでしょう？」
「可愛くないよ。それよりさっさとしようぜ？」
「思い出したんですね」
「思い出したさ！僕が下になるって願いを叶えてくれるんでしょ」
「ええ」