双子に攻められる平凡な僕の話

雫@夜更新予定!今日はなし

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「零!零ー!」
「無駄ですよ、海。いつも負けるのはあなたなんですから笑」
「何笑ってやがる!って、あ!ほんとに零がいる!零助けてー!」
「零は今外出中ですよ。いるわけないでしょ?」
実は陸は零が帰ってきていることに気づいていた。
「もー!本当なんだって!あそこー!」
指をさしているが僕はもちろん隠れた。今までの腹いせに。
「いないじゃないですか」
指さす方を見るが零はいない。
「じゃあ僕見てくるからー!一旦どいてくれない?」
「どくわけないでしょう?こんなチャンスたまにしかないんですから」
「チャンスって…僕達双子だろ?つまり兄弟だ」
「で?」
「で、って…」
「今までもたまにしてたじゃないですか」
「してたけど…今は零が見てるし…」
「わかりました。じゃあ私が見てきますから待っていてください」
「おっけー」
僕はこれで大丈夫だと安心したのだが…。陸は零のもとに行き
「しーっ」
とだけ言って帰っていった。
「な?いただろ?」
「いいえ、いなかったですよ」
「はぁ゛!?あいつ…」
絶対許さねえ、と海は呟いた。
「さて、じゃあ始めましょっか」
「え?何を?」
「わかってるでしょ?とぼけないでください」
「とぼけてないよ」
「ならお風呂、行きましょうか」
「待て待て待て待て」
「何ですか?海が焦っているのは久しぶりに見ますね」
「そうだな、そうだろ?」
「でも、だから何だというんですか?」
「え、えっと、え?陸さん?」
今日の陸は強気だった。
「さ、歩けないなら私が抱っこして連れて行ってさしあげますよ」
「…ちっ、わかったよ。今回は諦めてやる。でも次回は必ず僕がやるからな!」
「わかりました」
ってことで風呂場へ移動。僕も一緒に移動した。でもお風呂の中はさすがに覗けないな…って思ってリビングに行ったら手紙があった。隠しカメラを設置しているからそのモニターから見たらいいと。
「よっしゃ」
と独り言を言い僕はその画面を見た。
「…なぁまさかお腹の中綺麗にするのもお前がやるとか言わないよな?」
「やりますよ」
「いやいやいや、一旦出てけって」
「だめです」
「そういうこと言われても…」
「零が見ていたら嫌だというだけで私とセックスするのは嫌いじゃないでしょう?」
「嫌いじゃないけど…僕ネコじゃなくてタチがいい…っていうか…」
「はい、また今度挑んでください」
「挑むって…まぁ今回は諦めるか」
「じゃあまずは四つん這いになってください」
「わかったよ、なればいいんだろ」
「素直な子は好きですよ」
「双子の弟に言われてもなー。零に言われたらときめくかも」
「ふふっ、そうですね」
次回スカトロ注意
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