無垢な少年

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僕可愛いのか…？よくわからないが
「そっか、僕可愛いのか」
「そうだぞ！自信を持ちなさい。おじさんのことを親だと思ってくれていいんだよ」
「おじさん…！」
感動していると
「ん？あれ？君は…」
「！？」
超イケメンな男の人が僕に話しかけてくる。しかも見覚えがある…。おじさんが前に出る。
「この子に何か用ですか？」
「あ、ああ、人違いかな？昔の教え子に顔がそっくりだから」
「優一、知っているのかい？」
「う、うん…蓮先生…お久しぶりです」
目を合わせられない。恥ずかしすぎる！
「先生？この子先生の教え子なの？」
もちろんこの場にいるということは、犬も一緒ということだ。この場は女の人もおっけーらしくて…。
「え、エロイ…」
その言葉がぽろっと出てしまった。
「優一…」
はぁ…っと一言ため息をこぼしたおじさん。
「失礼だろう？」
「ご、ごめんなさい」
「ここではこの水着が正装なんだよ」
「そうなんですね…」
「別に失礼なんかじゃないよ。優一君の年齢だとエロく見えちゃうんだろうね」
「ごめんなさい」
静かに謝ると
「全然大丈夫ですよ」
女の人が焦ったように言う。おじさんはと言うと…
「ちょっと優一、来なさい」
ああ、これは…。