監獄で調教される

A君とリトルの主従関係

「おい、あれをもってこい」
あれって何だろう…。何だか嫌な予感がする。
「僕さー、Mじゃないんだけどなー」
「うるせえぞ！早くしろ！」
はぁ、とため息を吐くリトル。
「リトル、てめぇには一回泣きを見てもらおうと思ってたんだよ！ずっとな！」
それだけ言うと裏に入っていった。
「あの、今から何が起きるんですか…？」
「んー？そんなに怖いことは起きねぞ」
「そんなに、ですか…」
「まぁ見てなって。あれが仕事みたいなもんだから」
「よーし、準備できたな」
「ご来場の皆様、今からお尻叩きの刑に処されます。何故かって？それはつまみ食いをしたからです！」
「つまみ食い？」
ぼくはよくわからないという顔をした。でも周りはわーっと笑っている。
「まぁ冗談はさておき、今から始まるショーにいいと思ってくださった方はチップを置いて帰ってください」
「おい、今日はお触りはなしか？」
「VIPの方のみとなっております」
「了解した」
「では準備ができましたので、私はこれにて…」
いなくなった。まるで魔法のように。
「さーて、リトル、今までよくも俺をもてあそんでくれたな？それのお礼を今してやる！」
ばんっと音がしてリトルのお尻に鞭が叩きつけられた。
「わー、すごいねー、おしりがまっかになってるよー！ままー！」
「し、静かにしなさい」
子供が無邪気に感想を言っていたがぼくはそれどころじゃなかった。。あんな痛いことをされるのか！？これから…。それにリトルも心配だ…でもリトルは…
「何？そんなに僕に弄ばれたのが嫌だった？」
ふふっと笑っている。しかしその顔はひきつっていた。
「この、この！このー！」
何回も尻を叩きまくる。
「いっだいなー…」
そしてその後は特に覚えていない。あんなことをされるというショックさからか、ぼーっとしてしまっていた。そして終わったのかリトルが目の前にいた。