平凡な俺が総受け⁈

水上先生が登場

「よっ、楓」
「水上先生何か用ですか？」
俺は警戒を強めていた。放課後屋上に来るように言われて断ろうとしたら
「ばらしていいのか？お前の秘密」
秘密って何だ？新たちのことか？脅されて俺は放課後1人で屋上へと来ていた。
「水上先生、俺急いでるんです。早く用件を言ってください。
「用件ね、いいよ。俺と付き合わない？」
「はい？何言ってるんですか、あんた教師でしょ？」
「シャーチェンと付き合ってるやつがよくいう」
な、何で知ってるんだ？
「ああ、さらに生徒会長とも付き合ってるし同じクラスの折紙とも付き合ってるよなあ。さっき聞いちまったんだよ」
「弱み握って俺と付き合おうって魂胆ですか？」
「その通り、よくわかったな」
「ふざけんな、それでもあんた教師か！」
「これでも一応教師です」
ハハッと笑う水上先生。
「まぁ期限をやるよ。一週間以内に答えを出せ。ばらされたくなければ俺と付き合うことだな。じゃーな」
俺は屋上に1人取り残されていたかと思うと
「楓君。大変なことになりましたね」
「シャーチェン先生！」
「全部聞いていましたよ」
「俺どうしたらいいんだろう…」
「弱気ですね、珍しい」
「弱気にもなるだろ！」
「そう怒りなさんな」
「はぁ…」
俺がため息をついていると
「私たちはあなたの意見に賛同しますよ。あなたが付き合いたくないなら付き合わなければいいだけの話です」
「そしたらあんたはクビだぞ？」
「それでもいいと思うぐらいにはあなたのことを愛していますよ」
「まじかよ」
「水上先生のことですがあなたのことを好いているように見えました。頼んでみてはいかがですか？友達からでよろしくお願いしますと」
「それで聞いてくれるかね」
「やってみないとわからないと思いますよ」
「確かに…」
「では私は職員会議があるので」
俺は1人呟く。
「お願いしてみるか」