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退学の危機
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キーンコーンカーンコーン
「楓ー!」
新が走って俺のもとにやってくる。
「大変だよ楓!神風リコが楓のこと呼んでる!掲示板にお昼に風紀委員室に来るようにって書いてあった…」
「え!?まじで…?」
俺なんかしたかな、いやしてしかいないや…シャーチェン先生と付き合ってるし新とも付き合ってるし…。
「どうしよう…」
「大丈夫だ!いざとなったら俺がバシッと言ってやる!」
「でも呼ばれてるのは俺だけだろ?1人でいくよ。大丈夫!なんとかなる!」
と言って今風紀委員室の目の前にいた。
「入れ」
「…はい」
そこにはシャーチェン先生がいた。
「どういうことか説明してくれるかな?このキスしている写真、何か弁解ができるものならしてみろ」
「んーと、倒れこんできた新君を私が支えた時にこうゆう感じになってしまっただけですよ。リコ君」
「そんな言い訳が通るわけないだろ?本当のことを言え」
「リコ君、教師には敬語を使うように習わなかったかな?」
「もはやあなたは教師じゃない。生徒に手を出したんだから」
どうしよう…。
「処分をどうするかは追って知らせます」
「どうしよう、シャーチェン先生…」
「こんな時は生徒会長を頼るに限ります。今まで何かがあった時は生徒会長に頼れば何とでもなりますからね。リコ君は慧君に弱いのですよ」
そうなんだ。
こんこんこん
「はい」
「八神生徒会長、実はお願いがありまして…」
「お願い?なんだ、言ってみろ」
「実はシャーチェン先生とキスしたんじゃないかって疑惑がかけられていまして…」
「キスしたんだろ?」
え?
「きすしたんだろ?」
「してな…」
「本当のこと言ったら助けてやらんこともない」
「本当ですか!?しました」
「素直な奴だ」
ハハッと笑った。
「いいぜ、その代わり条件はあるがな」
「条件ですか?」
「俺とキスしろ。しかも濃厚なやつな?お前からしろ」
「キス、、、」
「嫌なら別にいい。お前は退学でシャーチェンもこの学校を追い出されるだろう」
しょうがない、やるしかない!俺は慧先輩に向けてキスをした。舌を入れて濃厚なやつを。
「んん゛…!んん…」
「よし、じゃあ取り計らってやるかー」
「よろしくお願いします」
「あ、あとさ、俺と付き合わない?」
え?
「楓ー!」
新が走って俺のもとにやってくる。
「大変だよ楓!神風リコが楓のこと呼んでる!掲示板にお昼に風紀委員室に来るようにって書いてあった…」
「え!?まじで…?」
俺なんかしたかな、いやしてしかいないや…シャーチェン先生と付き合ってるし新とも付き合ってるし…。
「どうしよう…」
「大丈夫だ!いざとなったら俺がバシッと言ってやる!」
「でも呼ばれてるのは俺だけだろ?1人でいくよ。大丈夫!なんとかなる!」
と言って今風紀委員室の目の前にいた。
「入れ」
「…はい」
そこにはシャーチェン先生がいた。
「どういうことか説明してくれるかな?このキスしている写真、何か弁解ができるものならしてみろ」
「んーと、倒れこんできた新君を私が支えた時にこうゆう感じになってしまっただけですよ。リコ君」
「そんな言い訳が通るわけないだろ?本当のことを言え」
「リコ君、教師には敬語を使うように習わなかったかな?」
「もはやあなたは教師じゃない。生徒に手を出したんだから」
どうしよう…。
「処分をどうするかは追って知らせます」
「どうしよう、シャーチェン先生…」
「こんな時は生徒会長を頼るに限ります。今まで何かがあった時は生徒会長に頼れば何とでもなりますからね。リコ君は慧君に弱いのですよ」
そうなんだ。
こんこんこん
「はい」
「八神生徒会長、実はお願いがありまして…」
「お願い?なんだ、言ってみろ」
「実はシャーチェン先生とキスしたんじゃないかって疑惑がかけられていまして…」
「キスしたんだろ?」
え?
「きすしたんだろ?」
「してな…」
「本当のこと言ったら助けてやらんこともない」
「本当ですか!?しました」
「素直な奴だ」
ハハッと笑った。
「いいぜ、その代わり条件はあるがな」
「条件ですか?」
「俺とキスしろ。しかも濃厚なやつな?お前からしろ」
「キス、、、」
「嫌なら別にいい。お前は退学でシャーチェンもこの学校を追い出されるだろう」
しょうがない、やるしかない!俺は慧先輩に向けてキスをした。舌を入れて濃厚なやつを。
「んん゛…!んん…」
「よし、じゃあ取り計らってやるかー」
「よろしくお願いします」
「あ、あとさ、俺と付き合わない?」
え?
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