侵略するなら四畳半から

月野片里

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侵略はテレビと共に(ニート注意報)

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吾輩はテレビが好きにゃ!毎日欠かさずに観ているにゃ!ニュースでは色々やっているにゃ!世界情勢とか、政治問題とか、犯罪の事とかかにゃ?まあ吾輩には関係ない話だにゃ!それよりも大事なのは天気予報にゃ!吾輩は天気予報を見る為に必ずテレビの前に座るにゃ!今日は何時になく雨が強いにゃ~
そう言えばこの前、イケメンが言っていたにゃ「梅雨入りしてますよ」って言ってたにゃ!吾輩は梅雨と言う言葉を知らないけど、多分雨が続く季節にゃね!だからこんなに強いんだにゃ!でも、それなら雨は嫌なのにゃ!だって濡れるのは嫌いにゃ!特にお腹周りがビチャビチャになるのは我慢できないにゃ!だけど、雨は必要らしいにゃ!水が無いと人間は生きていけないし作物も育たないとか何とかかんとかと、情報がいっぱいなのにゃ例えば重要な情報と言えば、初めの日に食べたペースト状の美味しいものの正体にゃ、吾輩はにゃんこMAXちゅるるんの名前は絶対忘れないのにゃ!(回想で熱くなったにゃ)吾輩はこの世界の事が知りたいにゃ、その為にまず最初にする事それは情報を集める事にゃ、吾輩は色々な事を知る為に色々とやったにゃ、例えば下僕がいない時は自分で考えてみるにゃ。先ず始めに手頃な物があったにゃ!吾輩はテーブルの下に置いてあるテレビのリモコンを手に取るにゃ!そしてテレビを付けてみたのにゃ、その時だったにゃ吾輩は初めて気付いたのにゃ!テレビの下には電源スイッチが有る事を!!これは凄い発見なのにゃ!!吾輩はその日から毎日テレビを付けたり消したりしている内にやっと使い方を覚えて来たにゃ! 最初は下僕がいたら邪魔されるに決まってるにゃ、吾輩はそれを学習したので誰もいないタイミングを狙って付ける様になったにゃ!それから数日が経つ頃には吾輩は一人でチャンネルを変えられるまでになっていたにゃ、そんなある日の事吾輩はいつものようにニュースを見ようとしていた時だったにゃ吾輩は重大なミスを犯してしまったのにゃ、にゃ神転生 噂のあの子は元猫が始まる時間ではにゃいか
! ヤバイにゃ!どうしようかにゃ?今すぐ止める事も考えたにゃ、でも止めた後に何をすればいいのか分からなかったにゃ、吾輩は迷った挙句にそのままテレビを付け続ける選択を選んだにゃ、そして番組が始まってしまったにゃ!しかしここで事件が起きたのにゃ吾輩はいつも通りテレビをつけていたら、サン.SHYーんな人がエリートな吾輩が来るまで失敗続きで細々と生きていた、生き残りの子孫達を保護する活動していたにゃ、そんな感じで番組は進んでいったにゃ! 最後に吾輩はこう思ったにゃ この番組は観て飽きないにゃ!!
テレビから(侵略開始!! ついにこの時が来たのね!!待ちわびていたわ、私はこの時の為に生きてきたと言ってもいいくらいよ!!この世界を手に入れれば私の野望も達成するわ!その為にも私には力が必要ね! その為にも早くこの世界を我が物にしないと!さてと準備......)と、その時である後ろの方からガタッと音がしたのは(誰かいる?)と思い振り返ると下僕がいたにゃ! 下僕がいつの間にか帰ってきて居て後ろで吾輩を見ていたにゃ!吾輩はあまりの出来事に驚いて固まっていたら下僕が話しかけて来たにゃ! 下僕が「話し声が聞こえるから、心臓バクバクもんで入ってみればてれびかぁ....」ヤバいにゃ吾輩が勝手にテレビを見ているのに多分下僕が気がついたにゃ「お前、これテレビだよな?テレビ見るんだな?」吾輩に対してぶつぶつとつぶやきながら下僕が何かを言ってるにゃ! ヤバいにゃ、ヤバいにゃ!にゃにかがヤバいにゃ~!
ここは、吾輩の必殺技"ヨチヨチころりん"の出番にゃ!
「ミャゥミャゥ」(ごめんにゃさい)
吾輩はこの技を使うと何故か許してもらえている気がするのニャ!!(あくまで吾輩の勘だかにゃ)それにしても今日は運がない日みたいだにゃ、こんなに疑われたの初めてだにゃ、吾輩ショックにゃ
「おい!」
吾輩 またもや固まってしまうにゃ、もうダメかもしれないにゃ! 下僕が急に動き出して近づいて来たにゃ、怖いにゃ~!! 下僕は吾輩のお腹に触ってきたにゃ、ビックリしたけど我慢したにゃ
「うん?やっぱりこいつ、なんかおかしい」そう言った後、吾輩の体を撫で始めたのにゃ! 吾輩、少しだけ嬉しい気持ちになったにゃ! だけど段々下僕の手つきが怪しい感じになってきたのにゃ、にゃんか吾輩を逃がさない様な感じでって......ヤバいにゃー
そんにゃ時にゃ下僕の服のから音がしたのは!下僕の注意がそれたにゃ
かくれるにゃ
そしてはかくれる時に一瞬聞こえたにゃ「飼い主についt....」と
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