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番外編Ⅰ 血のプー、ル??
ぎゃあああああああ!
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「そうそう、隣のスペースに特別なプールを用意してあるんだ」
えっ、何それ!
見たい!
「見たいだろ? 【オープン】」
リュウトスくんは、【オープン】でとなりのプールのふたを開けた。
あのスペースは、プールがあったんだ!
そしてすこしずつふたが開いていく。
中に見えるのは――
「ぎゃあああああああ!」
真っ赤な液体だった。
あたしは叫んで、休憩スペースに直行した。
ウソ! これ血だよね‼ 赤い水じゃないもん!
血特有のにおいもするし……。
「えっこれ血ですの!? 心温さんは血が苦手なのですか?」
そうですよ!
だからこうやって逃げているんです‼
怖い~!
こんなのをプールにするなんて、まともじゃない‼
「コレハ人間ノ生血ナドヲ集めたモノダ。居心地ガイイゾ」
リュウトスくん、おかしい!
操られてるのかな?
ジュリエットさんによれば、水星に住んでいる「黒魔法使い」がたまにここにきて、人を操ったりするみたい。
それなら「浄化魔法」で解除できるはず。
いつものゴスロリに着替えなきゃ!
「【ワープ】」
【ワープ】で更衣室に移動して、自分のロッカーの前に立つ。
急いでるから、ヘッドドレスはいい!
「【オブテイン】」
手を触れたことのあるものを入手できる【オブテイン】でゴスロリを入手!
「【ワープ】」
二回目の【ワープ】でまたプールに戻る。
「サマン・ワナアイウォント」
「召喚魔法」で召喚したのは――赤いサングラス。
血もサングラスも赤いから、血のグロさも減るかなと。
うんまあ、無いよりかはまし。
「サマン・ワナアイウォント」
ライトスペアさーん。出てきて~。
[お、今のは呼ばれるタイミングあってるぞ。で?]
わ、また喋った!
「し、心温さん、召喚魔法で何でも出せるのですね……」
スカーレットちゃんが、大きい瞳をもっと大きくしてあたしを見ている。
そんなにすごいこと……?
[わ、こいつ黒魔法使いに操られてんな!]
や、やっぱり!
「ライトスペアでの浄化って、どうやるのー」
[力を込めて相手の前でオレをかかげればできるぜ]
あ、あなた男なんですか……。
なら、動けないようにしちゃえばいいね!
「【ウォーターヴァイン】!」
あたしの放った水のつるで、リュウトスくんもどきの足元を拘束する。
「〈ブラックファイア〉」
リュウトスくんが見知らぬ呪文を唱える。
火で、水のつるをどうにかするのかな?
黒い炎は【ウォーターヴァイン】に触れた。
だけど何も変わらず。
「ナッ!?」
そんなに驚くこと?
これから何するかわからないし、あなた酷いからこれでも食らえ‼
「【ストーム】【ウォーターグラベル】」
リュウトスくんの目の前に発生させた「暴風雨」に加えて、水の礫を当てる。
[今だ‼ 浄化しろっ!]
えっ、何それ!
見たい!
「見たいだろ? 【オープン】」
リュウトスくんは、【オープン】でとなりのプールのふたを開けた。
あのスペースは、プールがあったんだ!
そしてすこしずつふたが開いていく。
中に見えるのは――
「ぎゃあああああああ!」
真っ赤な液体だった。
あたしは叫んで、休憩スペースに直行した。
ウソ! これ血だよね‼ 赤い水じゃないもん!
血特有のにおいもするし……。
「えっこれ血ですの!? 心温さんは血が苦手なのですか?」
そうですよ!
だからこうやって逃げているんです‼
怖い~!
こんなのをプールにするなんて、まともじゃない‼
「コレハ人間ノ生血ナドヲ集めたモノダ。居心地ガイイゾ」
リュウトスくん、おかしい!
操られてるのかな?
ジュリエットさんによれば、水星に住んでいる「黒魔法使い」がたまにここにきて、人を操ったりするみたい。
それなら「浄化魔法」で解除できるはず。
いつものゴスロリに着替えなきゃ!
「【ワープ】」
【ワープ】で更衣室に移動して、自分のロッカーの前に立つ。
急いでるから、ヘッドドレスはいい!
「【オブテイン】」
手を触れたことのあるものを入手できる【オブテイン】でゴスロリを入手!
「【ワープ】」
二回目の【ワープ】でまたプールに戻る。
「サマン・ワナアイウォント」
「召喚魔法」で召喚したのは――赤いサングラス。
血もサングラスも赤いから、血のグロさも減るかなと。
うんまあ、無いよりかはまし。
「サマン・ワナアイウォント」
ライトスペアさーん。出てきて~。
[お、今のは呼ばれるタイミングあってるぞ。で?]
わ、また喋った!
「し、心温さん、召喚魔法で何でも出せるのですね……」
スカーレットちゃんが、大きい瞳をもっと大きくしてあたしを見ている。
そんなにすごいこと……?
[わ、こいつ黒魔法使いに操られてんな!]
や、やっぱり!
「ライトスペアでの浄化って、どうやるのー」
[力を込めて相手の前でオレをかかげればできるぜ]
あ、あなた男なんですか……。
なら、動けないようにしちゃえばいいね!
「【ウォーターヴァイン】!」
あたしの放った水のつるで、リュウトスくんもどきの足元を拘束する。
「〈ブラックファイア〉」
リュウトスくんが見知らぬ呪文を唱える。
火で、水のつるをどうにかするのかな?
黒い炎は【ウォーターヴァイン】に触れた。
だけど何も変わらず。
「ナッ!?」
そんなに驚くこと?
これから何するかわからないし、あなた酷いからこれでも食らえ‼
「【ストーム】【ウォーターグラベル】」
リュウトスくんの目の前に発生させた「暴風雨」に加えて、水の礫を当てる。
[今だ‼ 浄化しろっ!]
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