カメリア・シネンシス・オブ・キョート

登場人物紹介

シュロッス・イン・デル・ゾーネ

“陽の下の城”、シュロッス・イン・デル・ゾーネ。
“キョート”の南部、U.J.Iの南に隣接している国。
人間の右脳機能を利用した“魔術”によって発展した。
“オートラグ”と呼ばれる組織が政府機構として、国を統率している。
他国と比べ、国としての歴史は新しい。


久世ツヅキ
デル・ゾーネへ召喚された“まれびと”（＝“ゼルテーネ”）。男子高校生。
ドライな性格で、元の世界の『時間に支配された生活』を嫌っていた。
この世界において、それら諸々から解放され、“ゼルテーネ”としての使命を果たそうとするも
“オートラグ”からは使命不適格と認定、“消滅”させられるところだった。


メイ・ペイルンオーリン
旅団メンバー。ツヅキと同年代の女性。
魔術を繰る能力に長けている。それだけでなく、人の心を読む能力も持つ。
生まれつき持っていた能力ゆえに、あまり人とのコミュニケーションは上手くなく、相手を怒らせることも。
それでいて心を読む能力は、自身が成長してからは、興味のある相手以外には特に使わないので、より人の心を察するのが下手になった。
周囲にはそれをわかっている人間しかいなかったが、ツヅキの影響で少しずつ変わりつつある。


ウィー・シュタッシュトルテ
旅団メンバー。ツヅキ、メイと同年代の女性。
メイのメイドかつ親友。魔術の能力に長けており、メイの身の回りの世話にフルに活用しているが、悪戯にもフルに活用している。
メイ以上の不思議ちゃんだが、基本的にはあらゆる点で有能。


カプーチェ・トルヒャー
旅団メンバー。歳はツヅキ、メイ、ウィーの一つ下、女性。カップと呼ばれる。
元々は商会“龍騎士団茶舗”の物資運搬隊の護衛。茶舗から派遣される形で旅団メンバーとなった。
どもり気味だが、実力は折り紙つき。


ザターン・ヴァーシュリンクト・ゼイネン・ゾーン
“オートラグ”のトップ、大法官。ヴァーシュと呼ばれる。
ツヅキを“口頭試問”するが、後日に不適格と認定、“消滅”と“再召喚”を決定する。


デイル・ペイルンオーリン
メイの父親。
“オートラグ”のメンバーだがメイの意思を尊重し、ツヅキや旅団メンバー共々の保護を“龍騎士団茶舗”へ依頼する。


ロタリオ・ディ・コンティ
商会“龍騎士団茶舗”団長。ティウス団長と呼ばれる。
デイルに依頼され、旅団メンバーを保護、バックアップする。


おちゃはかせ
作中には若かりし姿で登場。
“龍騎士団茶舗”とは“ティー・ブリッジズ”という同盟関係。業務委託契約で、茶舗の物流を担っている。