34 / 35
34話 思い出の炎
しおりを挟む
人々の寝静まった穏やかな夜。街の外れ、木々に囲まれた夜の真下で、小さな焚き火が闇を和らげる。どこからか響く犬の遠吠えが、火の爆ぜる音に溶けていく。
瞳に赤い炎を映しながら、ナツとシノは並んで寄り添い、座っていた。
「きっともう、戻らないよな」
悲しみのない声で呟くナツを、シノが見上げる。
「帰る場所なんて、どこにもないんだよな」
彼の瞳を見下ろし、ナツは小さく笑う。
「だけど、なんでだろな、寂しくなんてないんだ。あたしの居場所はどこか、分かっちまったからさ」
シノの細い指が、ナツの腕をぎゅっと握り締める。分かっている。互いの隣が、自分の居場所なのだ。
「母さんたちのことは、何があっても嫌いになんてなれない。多分、一生ならないだろうな、家族なんだしさ。だけどあたしは、もう決めたよ。何が大事なのか、何を一番守るべきなのか、やっと気づけたんだ」
腕を回して抱き寄せたシノの髪を、ナツはさらさらと指で梳く。一番傍に居たい温もりを感じる。
「あたし、自分がこんなに弱い人間だなんて、知らなかったよ。あたしの喋り方、変だろ、男みたいだろ。うちはさ、貧乏なのに、あたしも弟も生まれてさ。だからあたしだけでも強くなれって、こうやって教えられたんだ。可笑しいだろ、弟もいたのにさ、あたしだけなんて」
微かにナツは笑い、指先にシノの髪を流す。
「あの子はあんたみたいに、気弱で優しかったからな。あたしの性格は、元々こんなだったし、当然なんだろうけどさ。……強くなれって、ナツだけは強く生きろって言われて、それであたしも、強くなったつもりだった。そこらで家族仲良く飯食って、温かい風呂に入って、柔らかい布団で寝てるような奴らより、ずっと強いって思ってた。だけどさ、あんたは教えてくれたよ。あたしがほんとは、ただの弱い子どもだってことをさ。それまで、怖いことなんてなかったはずなのに、今はもう、もしもシノがいなくなったらとか、傷ついて辛い目に遭ってるんじゃないかって少しでも考えると、苦しくってたまんないんだ」
自分より大切な誰かがいる。その誰かのために弱くなってしまう。そして、それは何より自分を強くしてくれる。
「あたし、あんたに酷いこと言ったよな。首輪が外れたとき、黙って倒れるあんたなんて、大嫌いだって。好きにしちまえって……。あたしのためにしてくれたってことは、分かってた。だけど、あんたが傷つくのが、何より嫌だったんだ。……教えて欲しかった、一人で全部抱えて欲しくなかった。それに気づけなかった自分が、悔しくて、情けなくってたまらなかった。その上、あたしはもう、あんたとは長くいられない。それで離れて欲しくって、あんなこと言ったんだ。ごめんな」
ナツとシノは、互いを大事に想いすぎるぐらいに想っている。相手が傷つくことに過剰に怯え、不器用に突き放してしまう。
謝るナツの腕の中で、シノは首を横に振る。彼は情けなく顔を歪め、ナツと同じように、ごめんねと言っている。その優しさは、どんな言葉にも代えられない。
「ありがとな……。悲しいこととか、辛いこととか、絶対これからもあるよな。ないわけがないよな。あたしはきっと、一人じゃ耐えられない。……だからさ、シノ、一緒にいてくれ。あんたと一緒なら、あたしはずっと強くいられるんだ。諦めないで、もう一回、立って歩けるんだ」
赤々と燃える焚き火の炎に照らされるシノの瞳は、いつものように澄み切り、ナツを真っ直ぐに映す黒い水面のように濡れている。涙は流れていないのに、泣いているように潤む瞳で、シノは大きく頷く。ナツは笑う。それを見て、シノも嬉しそうに笑う。温かい、失ったはずの温もり。
ナツは家族に売られた時から、シノは家族を殺された時から、永遠に奪われていたはずのもの。
さよならなど言わない。もう一度手にすることの出来た誰かの体温は、二度と手放さない。諦めない。奪われない。失くさない。離さない。
「……色々あったよな」
シノの体から腕を解き、ナツは立ち上がった。
「あたしは、誰のことも忘れないよ。優しかった人も、残酷な人も、生きてる限り覚えてる。思い出なんて、綺麗な言葉に収まらないことの方が多いけどさ……。全部の思い出を、あたしは忘れないよ」
うんと頷き、シノも立ち上がった。
失うのではない、消えてしまうこともない。それらは全てそこにある。自分の中で、光を持って燃えている。ある一つが見とれるような美しい炎であれば、他の一つは、今にも消えてしまいそうに澱んだ光をかろうじて放つ。涙が出そうに愛おしい記憶もあれば、欠片に触れるだけで動けなくなる恐怖さえもある。
その全てを、忘れないでいられる。二人でならば、この強さがあれば、全てを抱いて生きていける。
ナツは、地面に置いていた布を拾って抱えた。穴だらけの汚れたそれは、遠い地で老人たちにもらった服であり、その裾に縫い付けている赤い布は、彼らの優しさの塊だった。自分たちが少しでも普通の子どもに近づけるように施してくれた、胸の詰まるような温もりだ。
シノも、腕に巻いていた布をゆっくりと解いた。元の色が殆ど見えなくなってしまった青色のスカーフは、あちこち綻び、今ではかろうじて形を保っている存在だ。だが彼は、これまでかた時もそれを手放したことはなかった。サーカスで新しい衣装を着せられても、彼は見えない場所にそれをくくりつけ、肌身離さず持ち歩いていた。
「燃やそう。全部。忘れないから、大丈夫だ」
思い出で、夜空を焦がそう。嘗て触れた優しさも、苦しみも、一緒に炎にくべよう。大丈夫、それらが消えてしまっても、それらがあったという記憶は、決して消えることはないから。
そうして二人は、手を離した。
パチパチと音を立てて、焚き火が一層強く背を伸ばす。それを並んで二人は見つめる。
輝く炎に包まれる記憶は、記憶が燃やす炎は、息を呑むほど、呼吸を忘れそうになるほど、煌めいている。
思い出は、美しい。その中身がどのようなものであろうとも、命を燃やして歩んできた道程は、笑い泣きながらも、日が昇り沈む毎日を焦がして進んできた命の記憶は、この世の何よりも力強く、そして儚く、夜の中に燃えていく。
たくさんの記憶が蘇る。静かに燃える炎の中に映るそれを見つめていると、胸が詰まり、あまりの輝きに目がくらむ。そうして腕を当て、目をこすり、自分が涙をこぼしていることに、ナツは気がついた。胸が苦しい、しかしそこに悲しみはない。思い出が与えてくれる切なさに、その美しさに、熱いものがこみ上げる。
目をやると、隣にいるシノも、瞳を潤ませこちらを見上げていた。炎を映して溢れる彼の涙を、ナツは笑って拭ってやった。
「もう一度、歩こうぜ。今度はもっと遠くに行こう。誰もあたしたちを知らないところに、一緒に行こう」
話せない彼は、愛くるしい表情で、にっこりと笑う。そうして、話せないシノの声が聞こえる。一緒にいたいと言う。ナツが大好きなのだと、決して離れはしないのだと、ナツの想いに応えている。
赤々と燃える思い出を、固く手を繋いで、ナツとシノは見つめ続けた。消えることのない記憶の傍らで、何よりも愛しい温もりを、握り締めていた。
瞳に赤い炎を映しながら、ナツとシノは並んで寄り添い、座っていた。
「きっともう、戻らないよな」
悲しみのない声で呟くナツを、シノが見上げる。
「帰る場所なんて、どこにもないんだよな」
彼の瞳を見下ろし、ナツは小さく笑う。
「だけど、なんでだろな、寂しくなんてないんだ。あたしの居場所はどこか、分かっちまったからさ」
シノの細い指が、ナツの腕をぎゅっと握り締める。分かっている。互いの隣が、自分の居場所なのだ。
「母さんたちのことは、何があっても嫌いになんてなれない。多分、一生ならないだろうな、家族なんだしさ。だけどあたしは、もう決めたよ。何が大事なのか、何を一番守るべきなのか、やっと気づけたんだ」
腕を回して抱き寄せたシノの髪を、ナツはさらさらと指で梳く。一番傍に居たい温もりを感じる。
「あたし、自分がこんなに弱い人間だなんて、知らなかったよ。あたしの喋り方、変だろ、男みたいだろ。うちはさ、貧乏なのに、あたしも弟も生まれてさ。だからあたしだけでも強くなれって、こうやって教えられたんだ。可笑しいだろ、弟もいたのにさ、あたしだけなんて」
微かにナツは笑い、指先にシノの髪を流す。
「あの子はあんたみたいに、気弱で優しかったからな。あたしの性格は、元々こんなだったし、当然なんだろうけどさ。……強くなれって、ナツだけは強く生きろって言われて、それであたしも、強くなったつもりだった。そこらで家族仲良く飯食って、温かい風呂に入って、柔らかい布団で寝てるような奴らより、ずっと強いって思ってた。だけどさ、あんたは教えてくれたよ。あたしがほんとは、ただの弱い子どもだってことをさ。それまで、怖いことなんてなかったはずなのに、今はもう、もしもシノがいなくなったらとか、傷ついて辛い目に遭ってるんじゃないかって少しでも考えると、苦しくってたまんないんだ」
自分より大切な誰かがいる。その誰かのために弱くなってしまう。そして、それは何より自分を強くしてくれる。
「あたし、あんたに酷いこと言ったよな。首輪が外れたとき、黙って倒れるあんたなんて、大嫌いだって。好きにしちまえって……。あたしのためにしてくれたってことは、分かってた。だけど、あんたが傷つくのが、何より嫌だったんだ。……教えて欲しかった、一人で全部抱えて欲しくなかった。それに気づけなかった自分が、悔しくて、情けなくってたまらなかった。その上、あたしはもう、あんたとは長くいられない。それで離れて欲しくって、あんなこと言ったんだ。ごめんな」
ナツとシノは、互いを大事に想いすぎるぐらいに想っている。相手が傷つくことに過剰に怯え、不器用に突き放してしまう。
謝るナツの腕の中で、シノは首を横に振る。彼は情けなく顔を歪め、ナツと同じように、ごめんねと言っている。その優しさは、どんな言葉にも代えられない。
「ありがとな……。悲しいこととか、辛いこととか、絶対これからもあるよな。ないわけがないよな。あたしはきっと、一人じゃ耐えられない。……だからさ、シノ、一緒にいてくれ。あんたと一緒なら、あたしはずっと強くいられるんだ。諦めないで、もう一回、立って歩けるんだ」
赤々と燃える焚き火の炎に照らされるシノの瞳は、いつものように澄み切り、ナツを真っ直ぐに映す黒い水面のように濡れている。涙は流れていないのに、泣いているように潤む瞳で、シノは大きく頷く。ナツは笑う。それを見て、シノも嬉しそうに笑う。温かい、失ったはずの温もり。
ナツは家族に売られた時から、シノは家族を殺された時から、永遠に奪われていたはずのもの。
さよならなど言わない。もう一度手にすることの出来た誰かの体温は、二度と手放さない。諦めない。奪われない。失くさない。離さない。
「……色々あったよな」
シノの体から腕を解き、ナツは立ち上がった。
「あたしは、誰のことも忘れないよ。優しかった人も、残酷な人も、生きてる限り覚えてる。思い出なんて、綺麗な言葉に収まらないことの方が多いけどさ……。全部の思い出を、あたしは忘れないよ」
うんと頷き、シノも立ち上がった。
失うのではない、消えてしまうこともない。それらは全てそこにある。自分の中で、光を持って燃えている。ある一つが見とれるような美しい炎であれば、他の一つは、今にも消えてしまいそうに澱んだ光をかろうじて放つ。涙が出そうに愛おしい記憶もあれば、欠片に触れるだけで動けなくなる恐怖さえもある。
その全てを、忘れないでいられる。二人でならば、この強さがあれば、全てを抱いて生きていける。
ナツは、地面に置いていた布を拾って抱えた。穴だらけの汚れたそれは、遠い地で老人たちにもらった服であり、その裾に縫い付けている赤い布は、彼らの優しさの塊だった。自分たちが少しでも普通の子どもに近づけるように施してくれた、胸の詰まるような温もりだ。
シノも、腕に巻いていた布をゆっくりと解いた。元の色が殆ど見えなくなってしまった青色のスカーフは、あちこち綻び、今ではかろうじて形を保っている存在だ。だが彼は、これまでかた時もそれを手放したことはなかった。サーカスで新しい衣装を着せられても、彼は見えない場所にそれをくくりつけ、肌身離さず持ち歩いていた。
「燃やそう。全部。忘れないから、大丈夫だ」
思い出で、夜空を焦がそう。嘗て触れた優しさも、苦しみも、一緒に炎にくべよう。大丈夫、それらが消えてしまっても、それらがあったという記憶は、決して消えることはないから。
そうして二人は、手を離した。
パチパチと音を立てて、焚き火が一層強く背を伸ばす。それを並んで二人は見つめる。
輝く炎に包まれる記憶は、記憶が燃やす炎は、息を呑むほど、呼吸を忘れそうになるほど、煌めいている。
思い出は、美しい。その中身がどのようなものであろうとも、命を燃やして歩んできた道程は、笑い泣きながらも、日が昇り沈む毎日を焦がして進んできた命の記憶は、この世の何よりも力強く、そして儚く、夜の中に燃えていく。
たくさんの記憶が蘇る。静かに燃える炎の中に映るそれを見つめていると、胸が詰まり、あまりの輝きに目がくらむ。そうして腕を当て、目をこすり、自分が涙をこぼしていることに、ナツは気がついた。胸が苦しい、しかしそこに悲しみはない。思い出が与えてくれる切なさに、その美しさに、熱いものがこみ上げる。
目をやると、隣にいるシノも、瞳を潤ませこちらを見上げていた。炎を映して溢れる彼の涙を、ナツは笑って拭ってやった。
「もう一度、歩こうぜ。今度はもっと遠くに行こう。誰もあたしたちを知らないところに、一緒に行こう」
話せない彼は、愛くるしい表情で、にっこりと笑う。そうして、話せないシノの声が聞こえる。一緒にいたいと言う。ナツが大好きなのだと、決して離れはしないのだと、ナツの想いに応えている。
赤々と燃える思い出を、固く手を繋いで、ナツとシノは見つめ続けた。消えることのない記憶の傍らで、何よりも愛しい温もりを、握り締めていた。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
アレンジ可シチュボ等のフリー台本集77選
上津英
大衆娯楽
シチュエーションボイス等のフリー台本集です。女性向けで書いていますが、男性向けでの使用も可です。
一人用の短い恋愛系中心。
【利用規約】
・一人称・語尾・方言・男女逆転などのアレンジはご自由に。
・シチュボ以外にもASMR・ボイスドラマ・朗読・配信・声劇にどうぞお使いください。
・個人の使用報告は不要ですが、クレジットの表記はお願い致します。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる