31 / 52
2章 白雨は星の形
16
しおりを挟む
それでも旭が非協力的なら諦めようと思っていた。流石に私一人で対峙するのに恐怖心は拭えない。
だけど、私が昨日の一部始終を話して、相手の電話番号を手に入れたことを知ると、旭は俄然やる気を見せた。
「ほんまは崎本に仕返ししたいんやけどな」
「やめなよ、同じ学校なんだし」
わかば公園の東屋のテーブルに、メモ帳を開いた自分のスマホを置く。その隣ではぷちが香箱座りをして、眠たそうな顔で私たちを眺めている。午前十時の公園は、園内の林で鳴く蝉の声で満ちている。今日も大合唱だ。
「やっぱり、崎本くんに協力してもらった方がよかったかな」
実際のところ、電話番号一つを手にして、私に明確な考えはなかった。電話帳にも載っていない相手の素性を辿るには、手がかりとしてあまりに心許ない。これなら崎本くんに協力を仰いで、何らかの手を打ってもらうべきだったかもしれない。
「いや、そんな気まずいことせんでもええ」旭は自分のスマホをテーブルに置いた。「俺がかける」
「直接電話するの?」
「それが一番早い」
「でも、怪しまれたら終わりだよ。崎本くんも、いつ繋がらなくなるかわからないって言ってたし」
「まあ、任せとけ」
旭は一つ二つ咳払いをして、「喋るなよ」と私に忠告した。目をしょぼしょぼさせているぷちの狭い額を指先でつつく。「おまえも静かにしとけよ」はいはいと言うように、ぷちは大あくびをして、尻尾の先をゆるく振った。
私は緊張しながら、旭が指先で電話番号を入力するのを見守る。一体彼はどうするつもりなんだろう。
発信ボタンを押してから、スピーカーに切り替える。コール音が聞こえる。一度、二度、三度。なかなか出ない。もしかして、もう繋がらないのかな。
そう思った時、プツとコール音が途切れた。もしもしの言葉もなく、「誰?」と不愛想な男性の声がした。想像よりも高めの声だった。
ちらりと一度私を見て、旭は視線をスマホに戻す。
「あ、もしもし、サトウさんって人ですか」
「……誰、あんた」
「僕、西ノ浦のサトウっていいますけど」
少しスマホから離れて話す旭の声に、私は驚いた。若干トーンを上げているだけでなく、普段の訛りが一切見えない流暢な標準語だったからだ。
「それ本名?」相手は訝しげに問いかける。
「まあ、今はサトウって呼んでください」
「何? からかってんの? 切るよ」
「崎本がやってるっていう、バイトの話聞いたんですけど」
旭が切り出すと、考えているのか少しだけ沈黙した。
「よくわかんないけど、樹と七瀬っていう子の邪魔したらいいんですよね」
「……あんたも西ノ浦って言ったよね。じゃあ、二組の樹旭ってやつ知ってる?」
「崎本より知ってると思いますよ。同じクラスなんで」
知ってるもなにも本人だ。まさかサトウという人は、今話している相手が樹旭そのものだなんて、これっぽちも思ってないだろう。
「あんた、崎本とは知り合いなんだろ」
「あー、崎本は名前と顔ぐらいしか知らないです。バイトの噂と番号だけ流れてきて、ちょっと金欠なんで気になって」
「あいつ、番号バラまくなって言ったのに」
危ない。崎本くんに今すぐ尋ねられるところだった。私は胸をなでおろす。
「それなら、もうちょっと静かなとこで電話かけてくれないかなあ」相手は文句を言う。「外でしょ。蝉の声がうるさいんだけど」
「かける場所がなくって。だって、家でかけて親に聞かれたら面倒だし」
サトウが旭の声を知っている可能性はゼロじゃない。トーンを上げて、話し方を変えて、蝉の声で誤魔化そうという作戦は、今のところ上手くいっている。
「怪しいなあ」
だけと、そんな言葉に私はぎくりとする。
「バイトしたいなら本名ぐらい教えれるでしょ」
「それなら、サトウさんも教えてくださいよ。偽名ですよね」しかし旭はすまし顔だ。「僕だけ個人情報晒すなんて、フェアじゃないし」
「あのね、雇い主と従業員はフェアな立場じゃないの。わかる? あんた、金もらおうとしてるんだよ。番号だって非通知にして。そっちは俺の言うことだけ聞いてればいいの」
「その言い方、従業員に対するパワハラじゃないですか。コンプライアンスって言葉、知ってます?」
なんで挑発するの。見ているだけで心臓がぎゅっと縮む。案の定、「はあ?」と苛立った声が返ってきた。
「生意気だな、ガキのくせに。もう二度とかけてくるな」
「すいませんって。僕、ちょっと珍しいもん見つけたんで、サトウさんになら売れるかなと思ったんです」
「なんだよ、珍しいもんって」
「昔のあいつの写真ですよ」
「あいつって……もしかして樹か?」
反応した! 思わず手を握りこむ。
「小学生の時かな、樹と母親が一緒に写ってるやつ」
「母親って、椎名紗栄子か」
「そうですね」
「事件の前か」
「そりゃそうでしょ。他にも何枚かありますけど」
確かに、事件直前の旭と母親が一緒にいる写真なんかがあれば、周囲の興味は一層沸き立つ。そうすれば私は更に、彼の隣に居辛くなる。
「なんであんたが、そんな写真もってるんだ」
「貰ったんですよ。ネトゲで樹と小学校が同じだったって知り合いがいるんで、そいつから」
「学校が同じで、そんな写真もってるもんか?」
「幼稚園も同じだったらしいですよ。運動会とかの行事で、親が写真撮りまくるじゃないですか。そいつの親も樹の親と知り合いだったんで、撮った写真を譲ってたらしいです。あいつの話を持ち掛けてみたらくれました」
架空の写真の話を旭はぺらぺらと淀みなく話し、相手は黙り込んだ。ネット上の知り合いが、樹旭の昔の知り合いで、そこから写真を手に入れた。そんな偶然あるのかと疑わしくなるけど、旭の喋り方は自信に満ちていて、本当かもと思わせる。
それにサトウという人にとっては得難い写真だろうし、旭や私の立場を悪くするための立派な手札。欲しいに決まってる。
「……わかった」
しばらくして返事があった。
「写真ってのは何枚ある? 一枚五千円で買い取ってやるよ」
一度ちらりと私を見た旭は、笑みを浮かべて左手でピースを作った。私も頷いてピースを返す。完全に食らいついた。
「四枚ですけど。もうちょっとくれません?」調子に乗ってそんなことまで言う。
「馬鹿言うな。それで十分だろ」
「あー……じゃあ、了解です。直接渡したいんですけど」
「は? データだろ。メールで送れって」
「えー、メルアド教えたくないし。だから非通知でかけてるんですよ。このためだけに捨てアド作るのも、正直めんどいし」
「そんぐらいやれよ、金欲しくないの?」
「その金も、直接じゃなかったらどうやって貰うんですか」
「口座教えれば振り込むよ」
「銀行口座持ってないです」
うだうだ言い訳を続ける旭に、相手が苛立っていくのが分かる。だけど写真欲しさに電話を切るつもりはないらしい。
「サトウさん、どこ住みですか」
「言えるわけないでしょそんなの。……ったく、しょうがないな、楠駅来れる?」
「行けます。あ、じゃあ今度の水曜十時でどうですか。遊ぶ約束してるんで、そのついでに。……もしかして、お仕事ですかね」
「調子乗るなよ」舌打ちする。「……んじゃ、水曜十時ね。遅れるなよ」
旭の返事を待たずに電話は切れた。私の夏休みを羨んでいた兄を思い出す。シフト制の仕事の可能性もあるけど、このサトウという人は、多分まともに働いていないのだろうと思う。
スマホをホーム画面に戻し、長い通話を終えた旭が自慢げな顔で私を見る。「どうや」彼の思い通りに事が運んだ。「すごいね」って私は素直に感心の言葉を告げた。「呼び出し成功だ」
「任せとけって言うたやろ」
「うんうん。すごい!」私はぱちぱちと拍手の真似事をする。「別人みたいだった。普通に喋れるんだね」
「普通とか言うなや。やろうと思えば出来る」
にゃーんと甘えた声を出して、賢く静かにしていたぷちが、仰向けに転がった。旭はその頭を、私はお腹をそれぞれ撫でてあげる。
「でも、呼び出してどうするの」
「動機を直接聞くんや」
「向こうは旭の顔を知ってるよね。逃げられるかも」
「考えがある。まあ見とけ」
猫の額を指先でくすぐりながら、彼は不敵に笑ってみせた。
だけど、私が昨日の一部始終を話して、相手の電話番号を手に入れたことを知ると、旭は俄然やる気を見せた。
「ほんまは崎本に仕返ししたいんやけどな」
「やめなよ、同じ学校なんだし」
わかば公園の東屋のテーブルに、メモ帳を開いた自分のスマホを置く。その隣ではぷちが香箱座りをして、眠たそうな顔で私たちを眺めている。午前十時の公園は、園内の林で鳴く蝉の声で満ちている。今日も大合唱だ。
「やっぱり、崎本くんに協力してもらった方がよかったかな」
実際のところ、電話番号一つを手にして、私に明確な考えはなかった。電話帳にも載っていない相手の素性を辿るには、手がかりとしてあまりに心許ない。これなら崎本くんに協力を仰いで、何らかの手を打ってもらうべきだったかもしれない。
「いや、そんな気まずいことせんでもええ」旭は自分のスマホをテーブルに置いた。「俺がかける」
「直接電話するの?」
「それが一番早い」
「でも、怪しまれたら終わりだよ。崎本くんも、いつ繋がらなくなるかわからないって言ってたし」
「まあ、任せとけ」
旭は一つ二つ咳払いをして、「喋るなよ」と私に忠告した。目をしょぼしょぼさせているぷちの狭い額を指先でつつく。「おまえも静かにしとけよ」はいはいと言うように、ぷちは大あくびをして、尻尾の先をゆるく振った。
私は緊張しながら、旭が指先で電話番号を入力するのを見守る。一体彼はどうするつもりなんだろう。
発信ボタンを押してから、スピーカーに切り替える。コール音が聞こえる。一度、二度、三度。なかなか出ない。もしかして、もう繋がらないのかな。
そう思った時、プツとコール音が途切れた。もしもしの言葉もなく、「誰?」と不愛想な男性の声がした。想像よりも高めの声だった。
ちらりと一度私を見て、旭は視線をスマホに戻す。
「あ、もしもし、サトウさんって人ですか」
「……誰、あんた」
「僕、西ノ浦のサトウっていいますけど」
少しスマホから離れて話す旭の声に、私は驚いた。若干トーンを上げているだけでなく、普段の訛りが一切見えない流暢な標準語だったからだ。
「それ本名?」相手は訝しげに問いかける。
「まあ、今はサトウって呼んでください」
「何? からかってんの? 切るよ」
「崎本がやってるっていう、バイトの話聞いたんですけど」
旭が切り出すと、考えているのか少しだけ沈黙した。
「よくわかんないけど、樹と七瀬っていう子の邪魔したらいいんですよね」
「……あんたも西ノ浦って言ったよね。じゃあ、二組の樹旭ってやつ知ってる?」
「崎本より知ってると思いますよ。同じクラスなんで」
知ってるもなにも本人だ。まさかサトウという人は、今話している相手が樹旭そのものだなんて、これっぽちも思ってないだろう。
「あんた、崎本とは知り合いなんだろ」
「あー、崎本は名前と顔ぐらいしか知らないです。バイトの噂と番号だけ流れてきて、ちょっと金欠なんで気になって」
「あいつ、番号バラまくなって言ったのに」
危ない。崎本くんに今すぐ尋ねられるところだった。私は胸をなでおろす。
「それなら、もうちょっと静かなとこで電話かけてくれないかなあ」相手は文句を言う。「外でしょ。蝉の声がうるさいんだけど」
「かける場所がなくって。だって、家でかけて親に聞かれたら面倒だし」
サトウが旭の声を知っている可能性はゼロじゃない。トーンを上げて、話し方を変えて、蝉の声で誤魔化そうという作戦は、今のところ上手くいっている。
「怪しいなあ」
だけと、そんな言葉に私はぎくりとする。
「バイトしたいなら本名ぐらい教えれるでしょ」
「それなら、サトウさんも教えてくださいよ。偽名ですよね」しかし旭はすまし顔だ。「僕だけ個人情報晒すなんて、フェアじゃないし」
「あのね、雇い主と従業員はフェアな立場じゃないの。わかる? あんた、金もらおうとしてるんだよ。番号だって非通知にして。そっちは俺の言うことだけ聞いてればいいの」
「その言い方、従業員に対するパワハラじゃないですか。コンプライアンスって言葉、知ってます?」
なんで挑発するの。見ているだけで心臓がぎゅっと縮む。案の定、「はあ?」と苛立った声が返ってきた。
「生意気だな、ガキのくせに。もう二度とかけてくるな」
「すいませんって。僕、ちょっと珍しいもん見つけたんで、サトウさんになら売れるかなと思ったんです」
「なんだよ、珍しいもんって」
「昔のあいつの写真ですよ」
「あいつって……もしかして樹か?」
反応した! 思わず手を握りこむ。
「小学生の時かな、樹と母親が一緒に写ってるやつ」
「母親って、椎名紗栄子か」
「そうですね」
「事件の前か」
「そりゃそうでしょ。他にも何枚かありますけど」
確かに、事件直前の旭と母親が一緒にいる写真なんかがあれば、周囲の興味は一層沸き立つ。そうすれば私は更に、彼の隣に居辛くなる。
「なんであんたが、そんな写真もってるんだ」
「貰ったんですよ。ネトゲで樹と小学校が同じだったって知り合いがいるんで、そいつから」
「学校が同じで、そんな写真もってるもんか?」
「幼稚園も同じだったらしいですよ。運動会とかの行事で、親が写真撮りまくるじゃないですか。そいつの親も樹の親と知り合いだったんで、撮った写真を譲ってたらしいです。あいつの話を持ち掛けてみたらくれました」
架空の写真の話を旭はぺらぺらと淀みなく話し、相手は黙り込んだ。ネット上の知り合いが、樹旭の昔の知り合いで、そこから写真を手に入れた。そんな偶然あるのかと疑わしくなるけど、旭の喋り方は自信に満ちていて、本当かもと思わせる。
それにサトウという人にとっては得難い写真だろうし、旭や私の立場を悪くするための立派な手札。欲しいに決まってる。
「……わかった」
しばらくして返事があった。
「写真ってのは何枚ある? 一枚五千円で買い取ってやるよ」
一度ちらりと私を見た旭は、笑みを浮かべて左手でピースを作った。私も頷いてピースを返す。完全に食らいついた。
「四枚ですけど。もうちょっとくれません?」調子に乗ってそんなことまで言う。
「馬鹿言うな。それで十分だろ」
「あー……じゃあ、了解です。直接渡したいんですけど」
「は? データだろ。メールで送れって」
「えー、メルアド教えたくないし。だから非通知でかけてるんですよ。このためだけに捨てアド作るのも、正直めんどいし」
「そんぐらいやれよ、金欲しくないの?」
「その金も、直接じゃなかったらどうやって貰うんですか」
「口座教えれば振り込むよ」
「銀行口座持ってないです」
うだうだ言い訳を続ける旭に、相手が苛立っていくのが分かる。だけど写真欲しさに電話を切るつもりはないらしい。
「サトウさん、どこ住みですか」
「言えるわけないでしょそんなの。……ったく、しょうがないな、楠駅来れる?」
「行けます。あ、じゃあ今度の水曜十時でどうですか。遊ぶ約束してるんで、そのついでに。……もしかして、お仕事ですかね」
「調子乗るなよ」舌打ちする。「……んじゃ、水曜十時ね。遅れるなよ」
旭の返事を待たずに電話は切れた。私の夏休みを羨んでいた兄を思い出す。シフト制の仕事の可能性もあるけど、このサトウという人は、多分まともに働いていないのだろうと思う。
スマホをホーム画面に戻し、長い通話を終えた旭が自慢げな顔で私を見る。「どうや」彼の思い通りに事が運んだ。「すごいね」って私は素直に感心の言葉を告げた。「呼び出し成功だ」
「任せとけって言うたやろ」
「うんうん。すごい!」私はぱちぱちと拍手の真似事をする。「別人みたいだった。普通に喋れるんだね」
「普通とか言うなや。やろうと思えば出来る」
にゃーんと甘えた声を出して、賢く静かにしていたぷちが、仰向けに転がった。旭はその頭を、私はお腹をそれぞれ撫でてあげる。
「でも、呼び出してどうするの」
「動機を直接聞くんや」
「向こうは旭の顔を知ってるよね。逃げられるかも」
「考えがある。まあ見とけ」
猫の額を指先でくすぐりながら、彼は不敵に笑ってみせた。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
ずっと君のこと ──妻の不倫
家紋武範
大衆娯楽
鷹也は妻の彩を愛していた。彼女と一人娘を守るために休日すら出勤して働いた。
余りにも働き過ぎたために会社より長期休暇をもらえることになり、久しぶりの家族団らんを味わおうとするが、そこは非常に味気ないものとなっていた。
しかし、奮起して彩や娘の鈴の歓心を買い、ようやくもとの居場所を確保したと思った束の間。
医師からの検査の結果が「性感染症」。
鷹也には全く身に覚えがなかった。
※1話は約1000文字と少なめです。
※111話、約10万文字で完結します。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる