君は夜の下に咲く

 夜にだけ出会える君は、自他ともに認める美しい月下美人。日が昇ると花びらを閉じるように姿を消してしまう君は、僕のとても大切な人。
 「やまと」の前で待ち合わせて、どこまでもどこまでも夜を追いかけて。
 さあ、今夜はどこに行こうか。
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