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3章 一年後に君はいない
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目を覚ますと、家の居間のソファーで横になっていた。風呂上がりで髪を拭きながら部屋に入ってきた母親が、寝るならベッドで寝なさいと言う。テレビ台のアナログ時計は、午後九時三十分を指していた。二十四時間前の三月三十一日へ戻ってきたのだ。
「どうしたの、悪い夢でも見たの」
「うん、ちょっと……」
よほど顔色が悪いのだろう。心配する母親に返事をし、おやすみと言って二階に上がった。自室の電気を点ける。ハム吉が回し車を回し、からからと音を立てている。
机の引き出しを開けて取り出した箱を手に、ベッドに腰掛けた。中から取り出した蒼い胴の万年筆を見つめる。惜しくてまだ一度も使っておらず、ペン先は金色に輝いている。あの時の佑の笑顔は、記憶にしっかり残っている。自分にプレゼントを渡すため、月子たちに相談した彼の想いを振り返る。
この一日が、きっと人生最後の繰り返しだ。もう戻ることはできない。瑞希ちゃんの力は、もっと大事な時に使いなさい。祖母の言葉を思い出す。今より大事な時は、今後確実に訪れないだろう。この一度を決して無駄にはできない。
結城佑は一人で、四月一日にこの世を去る。
この運命を変えなければ。なんとしてでも、彼に四月二日を迎えさせるのだ。
翌朝、彼も起きているであろう時間になると、早速メッセージを送った。延山から帰ったら会おう。すると案の定、彼は遅くなるからと拒否の姿勢を取る。それでもしつこく連絡をし続け、少しだけならと返事をもらった。南浜駅近くのファミリーレストランを指定する。深夜まで開いている安価な店で、そこで最後に話をしようと約束をした。
昨日の三月三十一日までの続きだから、彼は瑞希が繰り返していることを知っている。その目的も察しているはずだ。尚も来るというのは、やはり彼の意思に揺らぎはないということだろう。
体力と気力を温存するため仮眠を取りつつ、日が暮れてから家を出る。母には、友だちと勉強をするのだと嘘を吐いた。「あまり遅くならないのよ」とだけ母は言った。
やはり、空に丸い月と星の輝く夜だった。南浜駅で待ち合わせ、二人は駅前のファミリーレストランへ向かった。
「先輩と二人でファミレスに来るのって、そういえば初めてかも」
死ぬ前に豪勢な食事をする自殺志願者の話を聞いたことがあるが、彼はその類ではないらしい。ドリンクバーで注いできたグレープ味のファンタだけを口にし、ボックス席でしみじみと言った。向かいの瑞希もグラスのアイスティーにミルクを入れて、一口だけ飲んだ。まったくもって不味かった。
彼の腕時計が九時を指した。クリスマスプレゼントの腕時計。もうじき永遠に止まる予定の時計。
「あのさ、次の作品、どうしようかと思って」
そう切り出した。明後日の方向からのボールをキャッチしきれず、彼は「作品?」とおうむ返しに口にする。
「そう。佑はひとまがいなんだから、私よりずっと上手でしょ」
「別に、そんなこともないけど」
「正直言って、私にはあんな作品書けないから。上手くなる方法があったら教えてよ」
面食らっていた彼は、困ったなという風に首筋をかき、「方法かあ」と呟いた。「あんまり考えたことなかったです。なんというか、我流だし……」
あの本棚の本を見る限り彼は努力家だが、その地盤にはやはり類まれなる才能がある。才能のある彼が努力をした結果、ひとまがいとして人気を博し、史上最年少で新人賞を取ったのだ。悔しいが、歴然とした差がある。
「まあ、私には真似できないんだろうけど」
「いやいや、そういう意味で言ったんじゃなくて」慌てて彼は両手を振った。その慌てぶりはまるでいつもの結城佑だ。「何を伝えたらいいのかわかんなくって」
しばらく考えて、彼は説明を始めた。ひらめきの訪れる瞬間に、プロットの組み立て方やキャラクターの作り方。今の状況を置いて、思わず聞き入ってしまう。
「調子が良かったら、プロット作らずにそのまま書いちゃいます。ばーっと」
「それで上手くいくの」
「ひとまがいのページに、轍の獏ってあるでしょ。あれは急に思いついて、徹夜して仕上げました」
「一晩で出来たってこと?」
確か、主人公の夢を辿る短編のSF作品だ。さぞかし綿密な設定やプロットを練ったのだろうと想像していたが、佑はおずおずと頷く。頭で組み立てたものを勢いのまま書いた作品だったらしい。「我ながら、出来が良いと思ったから、載せました」信じ難いが、彼がそんな見栄を張った嘘を吐くとは思えない。改めて、ひとまがいと自分のレベルの差を感じる。
そうこうしている内に、佑がおもむろに腰を上げた。
「ちょっと、トイレ行って……」
瑞希も立ち上がろうとテーブルに載せていた腕を引いたとき、その腕がグラスを弾いた。
「うわっ」
佑が声をあげる。グラスは通路に転げ落ち、たっぷり残っていたミルクティーが、彼の右腕に盛大にかかっていた。
「あっ、ごめん!」慌ててお手拭きを手にし、瑞希は佑の腕を取って拭う。シャツの袖はすっかり濡れてしまっている。しかし、佑を焦らせたのは濡れたシャツではなく、手首の腕時計だった。
「よかった。動いてる……」
秒針が規則正しく動くのを見て、彼はほっと息をついた。
「ごめん、貸して。拭いとくから」
騒ぎに気付いた店員が、台拭きを持ってやってくるのを見て、佑は腕時計を外して瑞希に手渡した。
彼が手洗いに向かうのを見送り、片付けてくれた店員に礼を言って、瑞希は残された佑のグラスを手にドリンクバーへ向かった。
「あれ、お代わり入れてくれたんですか」
「うん。まあ。せっかく飲み放題なんだし」
戻ってきた佑はありがとうと言って、二杯目のファンタに口をつけた。
「それでさ、次の作品なんだけど……」
そんな彼に、瑞希は間髪入れずに話し始める。彼は真面目な顔をして聞き入り、相槌を打つ。
「先輩が相談してくれるのって、珍しいですね。なんか嬉しいな」
「そう言いながら欠伸してんじゃん」
ふわあと口を開けて欠伸をしながら、彼は眠たげに目を擦った。「やっぱり、緊張してるのかな」
これから人生初の試みを行うのだ。知らないうちに精神が疲弊していてもおかしくない。彼がまどろむのを見ていると、瑞希も一緒に眠ってしまいたくなる。
テーブルの上に、組んだ両腕を枕にして、彼はやがて眠ってしまった。規則正しい寝息とともに、小さく背中を上下させて、すっかり瞼を閉じている。どこか疲れた雰囲気はあるが、なんとも平和な寝顔だった。それを正面からじっと見つめる。
君は、生きないといけない人間だ。愛されるべき、唯一無二の存在だ。心の内で語りかける。誰が何を言って否定しようとも、私は永遠に君の味方だよ。
しばらくして、佑は重たそうに瞼を開いて目を覚ました。途端にはっと頭を上げて、きょろきょろと辺りを見回す。
「あれ、寝ちゃってた」
「ぐっすり寝てたよ」
「先輩、今何時? そういえば、時計は」
お手拭きで拭いて乾かした時計を佑に返す。二十二時四十分の表示を見て、彼は安堵の表情を浮かべた。よかった、と囁いた。
「そろそろ、出ないと」
もう少し引きとめねば。出来るだけ。そう思うが、無理を言えば彼は自分を振り払って逃げるかもしれない。だから黙って頷いて、伝票を手に取った。
「どうしたの、悪い夢でも見たの」
「うん、ちょっと……」
よほど顔色が悪いのだろう。心配する母親に返事をし、おやすみと言って二階に上がった。自室の電気を点ける。ハム吉が回し車を回し、からからと音を立てている。
机の引き出しを開けて取り出した箱を手に、ベッドに腰掛けた。中から取り出した蒼い胴の万年筆を見つめる。惜しくてまだ一度も使っておらず、ペン先は金色に輝いている。あの時の佑の笑顔は、記憶にしっかり残っている。自分にプレゼントを渡すため、月子たちに相談した彼の想いを振り返る。
この一日が、きっと人生最後の繰り返しだ。もう戻ることはできない。瑞希ちゃんの力は、もっと大事な時に使いなさい。祖母の言葉を思い出す。今より大事な時は、今後確実に訪れないだろう。この一度を決して無駄にはできない。
結城佑は一人で、四月一日にこの世を去る。
この運命を変えなければ。なんとしてでも、彼に四月二日を迎えさせるのだ。
翌朝、彼も起きているであろう時間になると、早速メッセージを送った。延山から帰ったら会おう。すると案の定、彼は遅くなるからと拒否の姿勢を取る。それでもしつこく連絡をし続け、少しだけならと返事をもらった。南浜駅近くのファミリーレストランを指定する。深夜まで開いている安価な店で、そこで最後に話をしようと約束をした。
昨日の三月三十一日までの続きだから、彼は瑞希が繰り返していることを知っている。その目的も察しているはずだ。尚も来るというのは、やはり彼の意思に揺らぎはないということだろう。
体力と気力を温存するため仮眠を取りつつ、日が暮れてから家を出る。母には、友だちと勉強をするのだと嘘を吐いた。「あまり遅くならないのよ」とだけ母は言った。
やはり、空に丸い月と星の輝く夜だった。南浜駅で待ち合わせ、二人は駅前のファミリーレストランへ向かった。
「先輩と二人でファミレスに来るのって、そういえば初めてかも」
死ぬ前に豪勢な食事をする自殺志願者の話を聞いたことがあるが、彼はその類ではないらしい。ドリンクバーで注いできたグレープ味のファンタだけを口にし、ボックス席でしみじみと言った。向かいの瑞希もグラスのアイスティーにミルクを入れて、一口だけ飲んだ。まったくもって不味かった。
彼の腕時計が九時を指した。クリスマスプレゼントの腕時計。もうじき永遠に止まる予定の時計。
「あのさ、次の作品、どうしようかと思って」
そう切り出した。明後日の方向からのボールをキャッチしきれず、彼は「作品?」とおうむ返しに口にする。
「そう。佑はひとまがいなんだから、私よりずっと上手でしょ」
「別に、そんなこともないけど」
「正直言って、私にはあんな作品書けないから。上手くなる方法があったら教えてよ」
面食らっていた彼は、困ったなという風に首筋をかき、「方法かあ」と呟いた。「あんまり考えたことなかったです。なんというか、我流だし……」
あの本棚の本を見る限り彼は努力家だが、その地盤にはやはり類まれなる才能がある。才能のある彼が努力をした結果、ひとまがいとして人気を博し、史上最年少で新人賞を取ったのだ。悔しいが、歴然とした差がある。
「まあ、私には真似できないんだろうけど」
「いやいや、そういう意味で言ったんじゃなくて」慌てて彼は両手を振った。その慌てぶりはまるでいつもの結城佑だ。「何を伝えたらいいのかわかんなくって」
しばらく考えて、彼は説明を始めた。ひらめきの訪れる瞬間に、プロットの組み立て方やキャラクターの作り方。今の状況を置いて、思わず聞き入ってしまう。
「調子が良かったら、プロット作らずにそのまま書いちゃいます。ばーっと」
「それで上手くいくの」
「ひとまがいのページに、轍の獏ってあるでしょ。あれは急に思いついて、徹夜して仕上げました」
「一晩で出来たってこと?」
確か、主人公の夢を辿る短編のSF作品だ。さぞかし綿密な設定やプロットを練ったのだろうと想像していたが、佑はおずおずと頷く。頭で組み立てたものを勢いのまま書いた作品だったらしい。「我ながら、出来が良いと思ったから、載せました」信じ難いが、彼がそんな見栄を張った嘘を吐くとは思えない。改めて、ひとまがいと自分のレベルの差を感じる。
そうこうしている内に、佑がおもむろに腰を上げた。
「ちょっと、トイレ行って……」
瑞希も立ち上がろうとテーブルに載せていた腕を引いたとき、その腕がグラスを弾いた。
「うわっ」
佑が声をあげる。グラスは通路に転げ落ち、たっぷり残っていたミルクティーが、彼の右腕に盛大にかかっていた。
「あっ、ごめん!」慌ててお手拭きを手にし、瑞希は佑の腕を取って拭う。シャツの袖はすっかり濡れてしまっている。しかし、佑を焦らせたのは濡れたシャツではなく、手首の腕時計だった。
「よかった。動いてる……」
秒針が規則正しく動くのを見て、彼はほっと息をついた。
「ごめん、貸して。拭いとくから」
騒ぎに気付いた店員が、台拭きを持ってやってくるのを見て、佑は腕時計を外して瑞希に手渡した。
彼が手洗いに向かうのを見送り、片付けてくれた店員に礼を言って、瑞希は残された佑のグラスを手にドリンクバーへ向かった。
「あれ、お代わり入れてくれたんですか」
「うん。まあ。せっかく飲み放題なんだし」
戻ってきた佑はありがとうと言って、二杯目のファンタに口をつけた。
「それでさ、次の作品なんだけど……」
そんな彼に、瑞希は間髪入れずに話し始める。彼は真面目な顔をして聞き入り、相槌を打つ。
「先輩が相談してくれるのって、珍しいですね。なんか嬉しいな」
「そう言いながら欠伸してんじゃん」
ふわあと口を開けて欠伸をしながら、彼は眠たげに目を擦った。「やっぱり、緊張してるのかな」
これから人生初の試みを行うのだ。知らないうちに精神が疲弊していてもおかしくない。彼がまどろむのを見ていると、瑞希も一緒に眠ってしまいたくなる。
テーブルの上に、組んだ両腕を枕にして、彼はやがて眠ってしまった。規則正しい寝息とともに、小さく背中を上下させて、すっかり瞼を閉じている。どこか疲れた雰囲気はあるが、なんとも平和な寝顔だった。それを正面からじっと見つめる。
君は、生きないといけない人間だ。愛されるべき、唯一無二の存在だ。心の内で語りかける。誰が何を言って否定しようとも、私は永遠に君の味方だよ。
しばらくして、佑は重たそうに瞼を開いて目を覚ました。途端にはっと頭を上げて、きょろきょろと辺りを見回す。
「あれ、寝ちゃってた」
「ぐっすり寝てたよ」
「先輩、今何時? そういえば、時計は」
お手拭きで拭いて乾かした時計を佑に返す。二十二時四十分の表示を見て、彼は安堵の表情を浮かべた。よかった、と囁いた。
「そろそろ、出ないと」
もう少し引きとめねば。出来るだけ。そう思うが、無理を言えば彼は自分を振り払って逃げるかもしれない。だから黙って頷いて、伝票を手に取った。
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