46 / 50
第一章 駆け出し冒険者は博物学者
#42
しおりを挟む
迷宮ダンジョンがあれば、そこに冒険者が集まる。
冒険者が集まれば、冒険者相手の商いが出来る。
ということで、大抵のダンジョンの近くには、門前町が出来るのだという。
『鬼の迷宮』にもまた、門前町がある。冒険者相手の商売をする人間の町らしく、業種は特化(というより偏向)しており、子供や老人が少ないのが特徴といえるだろう。
水や食料、薬草や毒消し草などの消耗品はハティスの街の倍近くする一方で、武器防具或いはそれらの補修に係る値段はハティスに比べて3割方安い。また解体処理場の使用料は無料となっている。
また、宿は個室ありで小金貨五枚。ハティスに比べかなり高い。長逗留する客が少ないことが理由のようだ。
迷宮に持ち込む為の食糧は高いが、酒場で出される酒や食事はハティスより安い。
つまり、「可能な限り長くいてほしい、また来てほしい。けど命に関わるものは足元を見る」というのが、この門前町の商業方針のようだ。
◇◆◇ ◆◇◆
門前町には、冒険者ギルドの出張所、ではないが冒険者の寄合となる建物がある。ダンジョンに挑戦する冒険者は、ここで自分の所属するギルドにダンジョン挑戦アタックの許可を得たことを報告するとともに、冒険者同士で情報交換をしたりもする。
ここに足を踏み入れた時、やはりというか俺は注目の的だった。
またお約束を繰り返すのか、と思ったが、さすがにそれはないようだ。ここに来ているということは、ギルドの許可があるということだし(野良の冒険者は直接ダンジョンに向かう筈)、許可があるということは、銅札に到達しているということだ。
なら相応の経験と実績があるということになり、見た目で判断したら後悔することを百戦錬磨の冒険者たちは理解しているのである。
それでも、幼けない子供が、それも一人ソロでダンジョンアタックするということを危惧した人は、一人や二人ではなかったようだ。
「よう坊主。お前もダンジョンに挑戦するのか?」
「えぇそのつもりです」
「他のパーティ仲間メンバーは?」
「いません。今回は一人です」
「おいおい、大丈夫か? さすがに無理じゃねぇの?」
「悪いことは言わない、俺たちの旅団パーティに合流しろよ」
「有難うございます。けど今回は、一人でどこまで出来るか試してみたいんです。
お気持ちは有難いですが、遠慮させてください」
「でもやっぱり危険よ?」
「無理はしないつもりです」
「野営時とかはどうするの?」
「一応野営出来るだけの準備はしてきましたけど、一人だと見張りがいませんからね。
毎日町まで戻ってくる予定です」
「地図はどうする? 必要なら売るぞ」
「最初は地図無しで挑戦してみたいと思います。後日必要だと思ったら声をかけても良いですか?」
etc.etc...
……いくら何でも、ここにはお人好ししかいないのか?
とはいえ理由は明白だ。俺が彼らに悪を成すには幼過ぎ、またガキが成し得る悪(掏摸、かっぱらい等)を警戒するには彼らは自身に自信が有り過ぎる。
逆に彼らに悪意があったとしても、それを向けるには俺は幼過ぎ、獲物に相応しくない。
結果、彼らにとって俺は文字通り毒にも薬にもならない為、たとえ悪人であっても善良さを見せられる相手になってしまうのである。
たとえ見せかけといえども、善意は善意。好意的に対応して、そのまま宿に入った。
酒場で薦め料理とやらを食べても良かったが、今日は遅い。毎日日帰りする予定なんだから、早く寝よう。
◇◆◇ ◆◇◆
ハティスの街を出てから5日目。いよいよダンジョンアタックの開始である。
ダンジョンに入り口は、ダンジョンに寄って様々だという。
そしてこの『鬼の迷宮』は、入り口から縄梯子を伝って10m程度下りて、そこからダンジョン、となっている。
こういう形にしているのは、中にいるのが鬼系の魔物である為だ。万一の時は縄梯子を回収するだけで、魔物の氾濫を阻止出来る。
ちなみに各階から地上に転送する魔法陣ポータルといった便利装置はない。そもそもこの世界、転送魔法は開発されていない。帰ってくるときは、えっちらおっちら歩いて戻ってこなければならないのだ。
だから、食料や水や薬草や、体力や魔力は、帰路の分を残しておかなければ、仮にダンジョンコアを入手出来たとしてもダンジョン内で息絶えることになる。
そして、ダンジョン踏破の方法は、基本的に3通りある。
ひとつはマッピング。
各階層を隅から隅まで歩き、その地図を完成させるやり方。踏破には時間がかかるが、予期せぬ危険がなくなるから、結果的に安全に踏破出来るようになる。
二つ目はレベリング。
この世界にレベルという概念はない為本来の語義とは異なるが(いや、もしかしたらこちらの方が本来の語義か?)、とにかく次の階層の適正レベルを把握し、そのレベルに達するまでは前の階層で修行レベルあげに勤しむやり方。こちらも時間がかかるが、自身の実力を上げてから次の階層に進む為、これも結果的には安全に踏破出来るようになる。
三つ目は、タイムアタック。
一切の無駄を排し、寄り道をせずに、最短距離でダンジョン踏破を目指すやり方である。この場合、戦闘行為そのものも“無駄な行為”と考えるから、ダンジョンマスターさえ無視してダンジョンコアのみ奪取し、また最短距離で帰ることが、この世界に於けるタイムアタックといえるだろう。
俺の目論見は、タイムアタック寄りのレベリング、というべきだろう。
肉体的にはまだ幼い為、正面突破力には劣る。鉄串は効いて小鬼まで。豚鬼や中鬼に対しては、決戦力足り得ないだろう。
苦無もオークやホブゴブリンに対しては、一撃必殺とは言えない筈。ましてや大鬼や一つ目巨人相手にはダメージが通るかどうかもわからない。
また戦闘ナイフの斬撃は、多分オークレベルまで。オーガレベルの肌に効果があるとは思えない。
オーガレベルに対して効果があると思われる秘密兵器も用意してきたが、オーガ程度に使わなければならない状況になるのなら、到底ダンジョンマスターには敵わない。
よって、難易度をこの三段階に設定し、第一|ゴブリン段階レベルを戦闘ナイフだけで突破出来るようになったら第二オーク段階レベルへ進む。
第二段階を戦闘ナイフとその他の小技で危なげなく切り抜けられるようになったら第三オーガ段階レベルへ。
第三段階も楽勝、とまではいかなくても負けないと言える状況になれば、ダンジョンマスターを目指す、というのが基本方針となる。
人生初のダンジョンに浪漫を求め、一歩一歩縄梯子を下りて行った。
いざ!
冒険者が集まれば、冒険者相手の商いが出来る。
ということで、大抵のダンジョンの近くには、門前町が出来るのだという。
『鬼の迷宮』にもまた、門前町がある。冒険者相手の商売をする人間の町らしく、業種は特化(というより偏向)しており、子供や老人が少ないのが特徴といえるだろう。
水や食料、薬草や毒消し草などの消耗品はハティスの街の倍近くする一方で、武器防具或いはそれらの補修に係る値段はハティスに比べて3割方安い。また解体処理場の使用料は無料となっている。
また、宿は個室ありで小金貨五枚。ハティスに比べかなり高い。長逗留する客が少ないことが理由のようだ。
迷宮に持ち込む為の食糧は高いが、酒場で出される酒や食事はハティスより安い。
つまり、「可能な限り長くいてほしい、また来てほしい。けど命に関わるものは足元を見る」というのが、この門前町の商業方針のようだ。
◇◆◇ ◆◇◆
門前町には、冒険者ギルドの出張所、ではないが冒険者の寄合となる建物がある。ダンジョンに挑戦する冒険者は、ここで自分の所属するギルドにダンジョン挑戦アタックの許可を得たことを報告するとともに、冒険者同士で情報交換をしたりもする。
ここに足を踏み入れた時、やはりというか俺は注目の的だった。
またお約束を繰り返すのか、と思ったが、さすがにそれはないようだ。ここに来ているということは、ギルドの許可があるということだし(野良の冒険者は直接ダンジョンに向かう筈)、許可があるということは、銅札に到達しているということだ。
なら相応の経験と実績があるということになり、見た目で判断したら後悔することを百戦錬磨の冒険者たちは理解しているのである。
それでも、幼けない子供が、それも一人ソロでダンジョンアタックするということを危惧した人は、一人や二人ではなかったようだ。
「よう坊主。お前もダンジョンに挑戦するのか?」
「えぇそのつもりです」
「他のパーティ仲間メンバーは?」
「いません。今回は一人です」
「おいおい、大丈夫か? さすがに無理じゃねぇの?」
「悪いことは言わない、俺たちの旅団パーティに合流しろよ」
「有難うございます。けど今回は、一人でどこまで出来るか試してみたいんです。
お気持ちは有難いですが、遠慮させてください」
「でもやっぱり危険よ?」
「無理はしないつもりです」
「野営時とかはどうするの?」
「一応野営出来るだけの準備はしてきましたけど、一人だと見張りがいませんからね。
毎日町まで戻ってくる予定です」
「地図はどうする? 必要なら売るぞ」
「最初は地図無しで挑戦してみたいと思います。後日必要だと思ったら声をかけても良いですか?」
etc.etc...
……いくら何でも、ここにはお人好ししかいないのか?
とはいえ理由は明白だ。俺が彼らに悪を成すには幼過ぎ、またガキが成し得る悪(掏摸、かっぱらい等)を警戒するには彼らは自身に自信が有り過ぎる。
逆に彼らに悪意があったとしても、それを向けるには俺は幼過ぎ、獲物に相応しくない。
結果、彼らにとって俺は文字通り毒にも薬にもならない為、たとえ悪人であっても善良さを見せられる相手になってしまうのである。
たとえ見せかけといえども、善意は善意。好意的に対応して、そのまま宿に入った。
酒場で薦め料理とやらを食べても良かったが、今日は遅い。毎日日帰りする予定なんだから、早く寝よう。
◇◆◇ ◆◇◆
ハティスの街を出てから5日目。いよいよダンジョンアタックの開始である。
ダンジョンに入り口は、ダンジョンに寄って様々だという。
そしてこの『鬼の迷宮』は、入り口から縄梯子を伝って10m程度下りて、そこからダンジョン、となっている。
こういう形にしているのは、中にいるのが鬼系の魔物である為だ。万一の時は縄梯子を回収するだけで、魔物の氾濫を阻止出来る。
ちなみに各階から地上に転送する魔法陣ポータルといった便利装置はない。そもそもこの世界、転送魔法は開発されていない。帰ってくるときは、えっちらおっちら歩いて戻ってこなければならないのだ。
だから、食料や水や薬草や、体力や魔力は、帰路の分を残しておかなければ、仮にダンジョンコアを入手出来たとしてもダンジョン内で息絶えることになる。
そして、ダンジョン踏破の方法は、基本的に3通りある。
ひとつはマッピング。
各階層を隅から隅まで歩き、その地図を完成させるやり方。踏破には時間がかかるが、予期せぬ危険がなくなるから、結果的に安全に踏破出来るようになる。
二つ目はレベリング。
この世界にレベルという概念はない為本来の語義とは異なるが(いや、もしかしたらこちらの方が本来の語義か?)、とにかく次の階層の適正レベルを把握し、そのレベルに達するまでは前の階層で修行レベルあげに勤しむやり方。こちらも時間がかかるが、自身の実力を上げてから次の階層に進む為、これも結果的には安全に踏破出来るようになる。
三つ目は、タイムアタック。
一切の無駄を排し、寄り道をせずに、最短距離でダンジョン踏破を目指すやり方である。この場合、戦闘行為そのものも“無駄な行為”と考えるから、ダンジョンマスターさえ無視してダンジョンコアのみ奪取し、また最短距離で帰ることが、この世界に於けるタイムアタックといえるだろう。
俺の目論見は、タイムアタック寄りのレベリング、というべきだろう。
肉体的にはまだ幼い為、正面突破力には劣る。鉄串は効いて小鬼まで。豚鬼や中鬼に対しては、決戦力足り得ないだろう。
苦無もオークやホブゴブリンに対しては、一撃必殺とは言えない筈。ましてや大鬼や一つ目巨人相手にはダメージが通るかどうかもわからない。
また戦闘ナイフの斬撃は、多分オークレベルまで。オーガレベルの肌に効果があるとは思えない。
オーガレベルに対して効果があると思われる秘密兵器も用意してきたが、オーガ程度に使わなければならない状況になるのなら、到底ダンジョンマスターには敵わない。
よって、難易度をこの三段階に設定し、第一|ゴブリン段階レベルを戦闘ナイフだけで突破出来るようになったら第二オーク段階レベルへ進む。
第二段階を戦闘ナイフとその他の小技で危なげなく切り抜けられるようになったら第三オーガ段階レベルへ。
第三段階も楽勝、とまではいかなくても負けないと言える状況になれば、ダンジョンマスターを目指す、というのが基本方針となる。
人生初のダンジョンに浪漫を求め、一歩一歩縄梯子を下りて行った。
いざ!
21
お気に入りに追加
229
あなたにおすすめの小説
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
【オンボロ剣】も全て【神剣】に変える最強術者
月風レイ
ファンタジー
神の手違いにより死んでしまった佐藤聡太は神の計らいで異世界転移を果たすことになった。
そして、その際に神には特別に特典を与えられることになった。
そして聡太が望んだ力は『どんなものでも俺が装備すると最強になってしまう能力』というものであった。
聡太はその能力は服であれば最高の服へと変わり、防具であれば伝説級の防具の能力を持つようになり、剣に至っては神剣のような力を持つ。
そんな能力を持って、聡太は剣と魔法のファンタジー世界を謳歌していく。
ストレスフリーファンタジー。
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
全校転移!異能で異世界を巡る!?
小説愛好家
ファンタジー
全校集会中に地震に襲われ、魔法陣が出現し、眩い光が体育館全体を呑み込み俺は気絶した。
目覚めるとそこは大聖堂みたいな場所。
周りを見渡すとほとんどの人がまだ気絶をしていてる。
取り敢えず異世界転移だと仮定してステータスを開こうと試みる。
「ステータスオープン」と唱えるとステータスが表示された。「『異能』?なにこれ?まぁいいか」
取り敢えず異世界に転移したってことで間違いなさそうだな、テンプレ通り行くなら魔王討伐やらなんやらでめんどくさそうだし早々にここを出たいけどまぁ成り行きでなんとかなるだろ。
そんな感じで異世界転移を果たした主人公が圧倒的力『異能』を使いながら世界を旅する物語。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
修行マニアの高校生 異世界で最強になったのでスローライフを志す
佐原
ファンタジー
毎日修行を勤しむ高校生西郷努は柔道、ボクシング、レスリング、剣道、など日本の武術以外にも海外の武術を極め、世界王者を陰ながらぶっ倒した。その後、しばらくの間目標がなくなるが、努は「次は神でも倒すか」と志すが、どうやって神に会うか考えた末に死ねば良いと考え、自殺し見事転生するこができた。その世界ではステータスや魔法などが存在するゲームのような世界で、努は次に魔法を極めた末に最高神をぶっ倒し、やることがなくなったので「だらだらしながら定住先を見つけよう」ついでに伴侶も見つかるといいなとか思いながらスローライフを目指す。
誤字脱字や話のおかしな点について何か有れば教えて下さい。また感想待ってます。返信できるかわかりませんが、極力返します。
また今まで感想を却下してしまった皆さんすいません。
僕は豆腐メンタルなのでマイナスのことの感想は控えて頂きたいです。
不定期投稿になります、週に一回は投稿したいと思います。お待たせして申し訳ございません。
他作品はストックもかなり有りますので、そちらで回したいと思います
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる