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第一章 はじまり
#67
しおりを挟むファスターの東に位置する森の中、冒険者の男は周辺の様子を窺いながら朝露にきらめく草木をかき分ける。
本来であれば鬱蒼と生い茂る木々によって日の光が差し込む事も無い深い森であったはずなのだが、今はいたる所にへし折れた倒木が転がり、滅茶苦茶に踏み荒らされ、千切れ飛んだ草花が無残に萎れて散らばっていた。
――あの大量の死傷者、行方不明者を出した惨禍、災害個体『石獄永夜の巨岩殻下等竜』のファスター襲撃より、はや数か月。
英雄『永遠なる影炎を駆る漆黒の貴公子』の働きによって災害個体そのものは討たれたものの、その脅威より逃れようとファスターの脇を通り過ぎ、方々へ逃げ散ってしまった岩石系魔獣の数は決して少なくは無かった。
逃げ散った先で自由気ままに振る舞う魔獣もいれば、慣れない環境で生存に必要な糧を得る事も出来ずに衰弱死する魔獣もいる。そこが人里の近くであればいくらか犠牲者が出るかもしれない。
が、それはファスターの住民にとってさほど重要な事では無い。
精々、被害を受けた領地の主からファスターの領主であるリーシウの下へ抗議文が送られたり、見返り目当てに難癖付けられたりする程度だろう。
故意に魔獣をけしかけたわけでも無い以上、何らかの責任を求められる事は無い。単純に突っぱねればいいというわけでも無いが。
ただ、獣の帰巣本能とでも言うべきか、まるで危機が去った事が分かっているかのように、ファスターを掠め、北東の山脈へと移動する魔獣達が周辺の森や採石場、坑道などで見かけられるようになった。
行方不明者の捜索時期であれば双竜騎士団の手によって容易く屠られていたであろう中型、小型の魔獣も、家財を失ってやむなく金策のための依頼をこなしに外へ出た兼業冒険者達にとっては脅威でしかない。
冒険者のみならず、街道を通る商人などにも既に何名もの被害者が出ており、資材や人手を必要とするファスターにとって頭の痛い問題となっているのだ。
数か月もあれば魔力の影響を受けた植物が爆発的な再生力、繁殖力を見せて、とうに以前の森の姿を見せていそうなものだが、未だ森の再生状況は四割半ばと言った所だろうか。
この場所は件の災害個体も通って行った場所だ。ほぼ通り過ぎただけだが、それだけでも何らかの影響が残されたのかもしれない。その魔力の残滓は確認出来ないが、元より災害個体について分かっている事は、そう多くは無い。
「チッ……この辺にゃあねえか……? 明日は南側も探すべきかね……」
舌打ち交じりにぼやきながら、男は探索を続ける。
魔獣に遭遇する危険があるというのに単独行動をするこの男、よほど自らの実力に自信があるのか、それともただの向こう見ずか。その所作はそれなりにこなれているものの、些か頼りない。
それもそのはず、男のランクはようやく一人前と見なされるシルバーランク。
その上ソロでそこまで上げたわけでも無く、パーティーを組んでいた時に得たランクなのだ。つまりはパーティーで来ていたとしても比較的弱い魔獣ですら苦戦しかねない。
だと言うのに、何故この男はパーティーではなく、単独で危険な時期の森を探索しているのか。
それはどこぞの英雄のようにコミュニケーションが下手で中々一つのパーティーに馴染めないから――などではなく、先の災害によって仲間を失い、生き残った者も別の街へ流れてしまったせいだ。
勿論パーティーが解散したからといって、さあソロで活動しよう。とはならなかったのだが、折よく組む事が出来たパーティーからつい先日、仲違いして追い出されてしまった。男の素行がよろしくなかったのが原因である。
ソロではろくな依頼をこなせはしない。
高ランクになればパーティー内のどの役割のメンバーであれ、ある程度スキルに汎用性を持たせているだろうが、男のランクではパーティーでの役割を考えてかなり偏ったスキルの組み方をしている。そんな状態で森やダンジョンに挑む等という事は完全に自殺行為。愚か者のする事だ。
かといって、今更草原の雑魚相手に小銭を稼いだり、採取や街中の雑事などという使いっぱしりに甘んじるのは男のプライドが許さなかった。
やむなくいくつか他のパーティーに加入の打診をしたものの、色よい返事をもらえず立て続けに断られ、苛立ちを飲み下すように昼間から酒場で一人、酒に溺れていた――そんな時、男はとある噂を耳にする。
なんでも、近場での採取依頼に出たはずのアイアン+ランクなりたてのパーティーが、五体満足で中型の岩石系魔獣を引っ提げて帰って来たそうなのだ。
素人目に見れば、偶然低ランクパーティーが魔獣に遭遇し、運よく狩って帰れた、あるいは高ランク冒険者の助力によって助けられたのでは、とも見れなくもないこの噂の、どこに興味を惹く要因があったのか。
シルバーランク程度の冒険者であっても、冒険者であるなら複数の点を気にかけざるを得ないだろう。
まず、近場での採取依頼に向かったというのに魔獣と遭遇したというのが問題である。
この噂が出回ったのは、まだファスター周辺に魔獣の姿が散見されると公式に発表される前。それまでは襲撃の日以来魔獣の姿は認められておらず、脅威は完全に去ったものだと認識されていたのだ。すわ新たな異変の発生なのではないかと人々の不安をあおっている。
また、アイアン+ランクになりたてのパーティーが、運が良かろうと五体満足に岩石系の魔獣を狩れたなどという事もまずありえない。
小型の岩石系魔獣であればともかく、中型の岩石系魔獣はほぼ全てと言っていいほど頑丈な種が多い。甲殻の無い種であっても生半な攻撃は通る事が無い。
高ランクの冒険者に助けられた? その可能性もほぼありえない。
ただ助けられるだけなら十分にありうるであろうそれも、魔獣の素材をまるまる持ち帰った事で除外される。
件の襲撃前後からそれなりに市場に流通し、多少は相場が下がっているとは言え、中型の魔獣ともなれば、その素材から得られる利益は例え高ランクの冒険者であっても無視できるレベルではないのだ。
それを助けた相手にまるまるくれてやるなど、魔獣の素材ですらはした金と見るほどの金持ちか、余程突き抜けたお人よしでもなければありえない。
奇妙な不自然さを感じさせるこの噂。
更なる魔獣の出現という可能性もあってよくよく話を聞いてみれば、実際に魔獣の被害が出ているという報告が続々と冒険者ギルドに届いているとの事だ。
が、男にとって重要だったのはそこではない。いや、勿論その話自体も十分に価値のある情報ではあったのだが、その騒ぎの陰に紛れるように、ぽつぽつと低ランク冒険者の間で囁かれている噂があった。
と言うのも、それは事の発端になったアイアン+ランク冒険者が中型の魔獣を持ち帰った事に始まる。
魔獣の死骸を持ち帰った冒険者達。彼らはやはり未だ半人前というべきか、その獲物の姿を見て不安に揺れる周囲の目を憚る事無く――いや、むしろ自慢げに戦果を見せつけるかのように冒険者ギルドまでの道のりを歩いた。
ギルドについたところでまあ依頼達成の報告を行うついでに、魔獣を倒したのだから自分達のランクを上げてくれ。などとのたまったわけなのだが。
――当然それが認められるわけも無い。
本当に彼らの言う"岩石系中型の魔獣を無傷で倒した"と言う事が事実なら、確かにそれは大した快挙であろう。が、仮にそれが事実であったとしても、その戦果が安定して出せるものだと証明できなければランクアップは認められないし、そもそもギルドは彼らの言い分を全く信じていない。
本当にランクアップ可能なだけの実力を持っているのなら、冒険者が何も言わずともギルドから打診されるのだ。では、その判断はどのように為されるのか。
"信用"と"実績"だ。
至極当たり前の話ではあるが、ランクが上がれば求められる能力も上がる。
その能力を測るためのものが、これまで依頼を達成してきたという"実績"であり、普段の素行や依頼を達成した際の詳細から判断される"信用"なのである。
そのため、冒険者には伏せられているが、ギルドは常日頃から大体パーティーごとにデータを蓄積し、専門の部署で冒険者達の能力を見極め、適切だと判断された者にランクアップの打診をするのだ。
とはいえ、時には例外も存在する。
能力を見極めるためのデータが不十分でありつつ、一定の戦果を挙げているパーティーがランクアップを望めば、ギルドは一つの試験を提示する事になっている。
審技官と呼ばれる、同行してパーティーの能力を直接確かめる職員を伴って、指定された依頼を達成しなければならない。それも、ただ達成するだけでなく、ある程度の余裕をもてていなければ、依頼を達成出来たとしても認められない場合もある。
と、試験に関する旨を件のアイアン+ランクのパーティーは説明されたそうなのだが、初めてそれを聞いた彼らは途端に及び腰になって辞退したそうだ。
まあここまでは「またどこぞの若手冒険者が調子に乗ってありがちな暴走をしたのだな」と、時たま見かけられる笑い話で済むのだが、魔獣の死骸を持ってきたというなら話は違う。
今回の"魔獣の里帰り"と呼ばれるようになった騒ぎの第一報であったために、彼らはきつく詰問される事となった。すぐさまあっさりと魔獣の死骸を入手した経緯を漏らしたのだが。
しかし続々とギルドに寄せられた魔獣の目撃情報によって押し流され、さほど重要度の高い情報では無いものとして処理される事となった。
その、彼らの漏らしたあるいは法螺話ともとられかねない情報は、金に困った者達を誘蛾灯のようにおびき寄せる、正しく値千金と評せるものであった。
「見つからねえじゃねえか、クソがッ! もう何人も持ち帰ってるっつう話じゃなかったのかよっ!」
男は、噂に釣られて現在かなり危険度の高くなったファスター周辺の森を探りに来た冒険者の一人である。
若手冒険者の吐露した"放置されていた魔獣の死骸を回収した"という情報は、調査が進んだ事で"散り散りに逃げた魔獣が巣に戻る途中で行き倒れている"という確度を増した情報となり、ついには"既にそれなりの数の魔獣の死骸が確認され、持ち帰られている"という不確かな噂を生む事となっていた。
実際の所、それなりの数の魔獣が巣を目指す途上で力尽きているのは確かであるものの、当然と言うべきか、それは飢えた同特性の魔獣にとって格好の餌というものだ。行き倒れた魔獣の大半が食い散らかされ、冒険者が先に発見して持ち帰る事が出来ているのは稀である。
また、実際に仕留められて持ち帰られた魔獣の数まで混同されて、男の聞いた噂はかなり誇張されたものとなってしまっているのであった。
「――っとォ」
苛立ちに任せて叫び散らしていた男は、不意に慌てて口を噤み、辺りの様子を窺う。自身が狙っているのが行き倒れの魔獣だからといって、余力のある魔獣がいないわけでも、襲って来ないでくれるわけでもないのだ。
束の間、周囲を慎重に探ってみたが、近くに危険は無かったようでほっと息を吐く。
「ふぅ……クソッ! 今日でもう四日目だっつうのに、何で見つからねえんだっ……まさかあの野郎、ガセ掴ませたんじゃねえだろうな? これで最後まで見つからなかった日にゃあただじゃおかねえぞ……!」
むしろ見つかる可能性の方が低いと言うのに、男は身勝手な言い分で他人に責任を押し付け、半ば無意味に思いながらも捜索活動を続けた。
冒険者の男が行き倒れた魔獣の捜索を始めてから六日目。
時折遭遇する魔獣から逃げ隠れたり、魔獣に追いやられた少数の獣や魔物を狩りながらも捜索を続け、いい加減諦めようかと思い始めた頃、男は視界の隅に奇妙な違和感を覚える。
注意深く違和感の元を探り見つけた視線の先には、やや細長い楕円の形をした岩のようなものが転がっていた。
「んん……? こいつぁ……なんだ? 擬態か……?」
あるいは魔獣の擬態ではないかと警戒しながらジリジリと近付き、観察する。
色は灰色、男の位置からは継ぎ目は見えない。大きさは普人族の頭二つ分と言った所だろうか。
ほぼ至近距離にまで近付いた事で、ようやく違和感の原因を理解した。
ただ少し変わった形をしただけの岩にしては、保有する魔力がかなり多い。
それなりに歳を重ねたおかげで、スキルが無くとも違和感を覚える程度には魔力の扱いに慣れていたのが功を奏した。至近距離まで近付かないと分からなかったのは、男が魔力感知スキルを持っていなかったからだ。
時々思い出したように周囲を警戒しながら岩のようなものを観察し、離れて石や木の枝をぶつけるなどしてようやく危険が無いと判断し、詳しく検分したところ――恐らくは岩石系魔獣の卵ではないかと推察された。
何という魔獣の卵かまでは分からなかったが、
「魔獣の卵か! こいつあ高く売れそうだ……!」
本来目的にしていたものも忘れ、つい先刻までの苛立ちも捨て去って卵を抱えこみ、小走りに喜びを弾ませながら男はファスターの街へと帰って行った。
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