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第一章 はじまり
#59
しおりを挟む言ってしまった。
何故普段からそれだけ堂々と話せないのか疑問に思えるほど朗々と名乗ってしまった。もう引き返せない。
(これでばれたら、もうしぬしかない)
いつ命を落とすか分からない戦地で、無駄に悲壮な決意を固める残念な護をよそに、話しかける声が一つ。
「『永遠なる影炎を駆る漆黒の貴公子』……貴方が?」
(ごめんなさいひとちがいです)
自ら名乗っておいて、頷きを返しながらその言葉に狼狽する護の事は置いておくとして。
下がれと言われてすぐ下がるような、ただ助けられるだけの存在はこの戦場にはいなかった。
「下がれ……って、あなた一人であれの相手をしようって言うの? そんなの、いくらあなたでも無茶だわ。
魔獣から助けてくれたのだってあなたなんでしょ? あれだけの魔術を使って、あなたの魔力だって相当減ってるはずよ。
……あたし達だって、まだ戦える。
だから、お願い。あたし達に力を貸して」
絶望に心折られたはずの彼女達はしかし、それでも尚、その目に光を宿していた。
それは矜持か、ただの意地か。
その根底にあるものは、街を守るという意志だ。
護はそんな彼女達を、ひどく眩しく感じた。
――だが、だからこそ、
「お断りする」
彼女の提案を受ける事は出来ない。護は彼女達に向き合い、宣言する。
「そこまで魔力の残量を減らして尚、戦わんとする気概には敬服するが、私には、貴女方がまだ戦えるようにはとても見えない。
私の魔力ならば心配はいらない。余裕は残してある。
……確かに、私が手を貸せば貴女方も戦えるかもしれない。
だが、それもしばらくの間だけだろう。貴女方が力尽きた時、逃げることも難しくなった貴女方を、私は庇いながら戦わなくてはならない」
「なっ……! そんな、こと……。なら! その時は、あたしは見捨ててくれていい!」
「俺もだ!」「私もそれでいい」
言外に足手まといだ、と言われた事に対する反発か、それとも本気で言っているのか、レーナの苛烈な発言に、護は耳を疑った。
そして、そんな彼女の気迫に感化されたのか、追従するように訴える生き残りの冒険者達。
もしここに[迷宮の薔薇]のリーダー、イーシャがいれば、暴走しがちなレーナをいつものように諌めていただろう。しかし、彼女も今は護の影の中。物言わぬ石像となって、ただただ沈黙を保っている。
だが、そんな言葉、受け入れられるわけがない。
「――っ見捨てられるならっ!! ……見捨てられるなら、ここになど、来ていない」
それは、溢れ出そうな感情を抑えつけた声で、抑えきれない何かの想いが籠められた声だった。
その想いが何なのか、レーナには分からない。ただ、その言葉の熱に、戸惑った。
「……いつまでも問答していられる時間はない。
お願いだ、後のことは私に任せ、この場を離れて欲しい」
「――私に、貴女方を助けさせて欲しい」
束の間の沈黙。
護は魔装の兜の中、ちろちろと燃える影炎の奥からじっとレーナを見据える。
「もう! 分かったわよ! ……ごめんなさい、無理を言って」
顔も分からない"彼"の言葉に、レーナは完全に納得したわけではない。しかし、本当は自らの限界を悟ってもいた。"彼"のサポートが受けられたとして、何が出来るのか。
囮をしようにも、再び外殻を削ろうにも、魔術や魔闘技を使わねば始まらない。
だが、レーナ達の残存魔力は少ない。
数度魔力を使ったところで肉体活性化の精度が鈍り、攻撃を避けることも出来なくなるだろう。
そうなれば後は"彼"の言ったとおり、足手まといだ。
レーナの謝罪に、護はそっと首を横に振って応じた。
「貴女の判断に感謝する。
さあ、あちらもいつまでも放っておいてはこの辺りの地形が変わってしまいそうだ」
護の視線の先では、顔面にまで燃え広がった影炎に目を焼かれ、視界を塞がれたドレイクが軽い錯乱状態に陥り、じたばたと我武者羅に暴れまわっていた。街からそれなりに離れているとはいえ、ドレイクのあの巨体だ、いずれ何らかの被害が出ないとも限らない。
地団駄を踏むように四肢は跳ね回り、尾はあちらこちらへと振り回され、外殻からは出鱈目に不完全な灰霧が拡散され、更には石草が砕かれて巻き込まれ、辺りは粉塵が灰霧と合わさって立ち込めていた。
影炎はじりじりとその外殻を炙っているものの、その火力では焼き尽くすことが出来ず、決定打には成り得ない。
「貴女方は今のうちに戦線を離脱してくれ。ある程度離れるまでは待つ」
「――待ってくれ! 一つだけ頼みがある!」
もう話は済んだとばかりに踵を返そうとする護を、戦士と思しき冒険者の男が咄嗟に呼び止める。
「頼む。あいつと戦う場所を、あそこから移してくれないか。
石にされた俺達の仲間が、あの辺りにいるはずなんだ……もうほとんどの奴は手遅れだろうが、それでもまだ、踏み砕かれてない奴らがいるかもしれない。
こんな時に何をって思うかもしれないが……ここまであんなバケモノと必死に戦ってきた奴らが、そこらの石ころと同じにされちまうなんて、あんまりじゃないかっ……!
せめて……せめて、まだ無事な奴らだけでも、"人間だった存在"として弔ってやりたいんだよ」
「……? ああ、いやすまない。それに関しては安心してくれていい。
あの灰色の霧で判りにくいだろうが、ここに来るまでに全員"影"に回収出来ているはずだ」
冒険者の男に返事をしながらも、護は考える。
自身が知らなかっただけだと思っていたが、男の口ぶりからして、石化の治療は一般的ではないのだろうか。
もし容易に出来る事ではないのであれば、いたずらに希望を与えるような事を言うべきではないのではないか。
「なにっ? そ、それは本当か!?」
「ん……そちらの"影"に余裕があるなら、この場で引き取ってくれても構わないが」
生き残りの三人は共にゴールドランク以上の冒険者だ。
護がシエーヌから聞いていた話では、ポイントに余裕の出てきた冒険者パーティーは、支援術師の負担を軽減するために複数人が分担して影魔術を取得するのだという。
影魔術『呑み込む影』は、空間の構築時と拡張時にこそ魔力を消費するが、後は維持のために細々と注ぎ続けるだけでいい。
維持魔力は何かを入れる度に増加するが、特定のものを入れない限りはそれも含めて自然回復する魔力で十分に賄える程度の微々たるものでしかない。
要するに、三人もいれば残り少ない魔力でも全ての石像を引き取ることは可能だろうという事だ。
「ああ……ああ! むしろこちらから頼む! ……ありがとよ、『永遠なる影炎を駆る漆黒の貴公子』。これで奴らも、少しは報われる」
なんというかもはや完全に諦めムードである。
悲しげな表情の中に一抹の笑みを浮かべ、さりげなく護に精神的ダメージを与えながら礼を言う彼に、護はやはり、元に戻せる可能性を示唆する事に決めた。
「彼らを、元に戻す事は出来ないのか?」
「……もとに? 石にされる前に……生身の人間に戻すって事?」
石となった者達を影の中から出しながら問いかける護に、困惑をあらわにしたレーナの声が返る。
ここはRPGのような世界だ、とアマテラスは説明していた。
護は思い至らなかったが、様々なゲームをこなしてきた異邦人であったなら、治療の可能性に気付いていたかもしれない。
だが、そんな"状態異常は治療出来て当たり前"の世界に触れる事の無いこの世界の者達が、どれだけその可能性に至れるだろうか。
怪我や病気などとはまるで違う。
つい先日まで共に戦い続けていた仲間が、生き物ですらない、冷たい無機物の塊になってしまったのだ。
それはもう死者と変わりない――否、それよりも遥かにおぞましい生の幕引きではないのか。
自然に起こることの範疇を完全に逸脱したその"石化"という現象を前に、人はそう容易く希望を見出すことはできない。
「そんなこと……できるなら、そうしたいわよ。
でも、あたし達の中に石になった人を元に戻す方法を知ってる人なんて一人もいなかった。
それに、シエーヌ……うちのパーティーの支援術師も、それが出来る回復魔術に心当たりは無いって言ってたわ」
「では、薬――調剤スキルを持っている者はいたのか? あるいは、魔道具ならばどうだ?」
「それは……少なくとも、うちのパーティーは持ってても低Lv、だけど……」
レーナは確認するように他のパーティーに所属する二人と顔を見合わせるものの、芳しい答えは返って来ない。
それでも、護が可能性の追求を諦めることは無かった。
アマテラスの言葉という確証を持って、様々な可能性を彼女達に示し、誘導する。
最悪の可能性としては、魔力核との特別なスキルの交換だが、それでも彼女達には治療の意志を持ってもらわなければならない。
例え護が治療の方法を知ったとしても、一人で出来る事には限りがあるのだから。
「この辺りではほとんど魔獣を見ることは無かったと聞く。
であるなら、必要とされていなかったがために供給されていないだけで、製造法、あるいは治療法が存在する可能性はあるのでは?」
食い下がる護の様子が、徐々にその意図を彼らに悟らせ始める。
「要するに、諦めて死人扱いするのはまだ早いって事か?」
「ああ。
……確かに、ただの石ころを生物に変えるのは、神でも無ければ無理だろう。
しかし、彼らは本来、人だ。
あの殺し、喰らい、壊すしか脳の無い化け物が人を石にする事が出来て、知性ある我ら人族が、石にさ・れ・て・し・ま・っ・た・人を元に戻す事くらい、やってやれない事は無いと思わないか?」
「だが……」
「――何より、彼らの魔力は、まだその石の体に留まっている。
それこそが光明ではないのかと、私は推察しているのだ」
生物が死ねば、その肉体に宿る一定の魔力を除いてその多くが散ってしまう。
それは、生物を狩ることを生業にして生きる冒険者ならば、誰もが知っている事だ。
そしてそれは、鈍重な重岩殻下等竜が自然界の鉱物や岩石だけでなく、わざわざ生物を石にして捕食する理由でもあった。
自然物だけでも腹は満たせる。ドレイクにとって必要な栄養素も十分摂取できる。
しかし、魔力だけは別だ。
野生に生まれたがための本能か、より大きく、より強くなるために、より多くの魔力を欲して、殺して魔力を散らすのではなく、生け捕りに近い形で魔力を留め、食らい、我が物としているのだ。
だが彼らが知りえぬこともある。
何故死した時、その大部分の魔力が散ってしまうのか、だ。
冒険者の誰かに聞いたとしても、「それはそういうものだ」という答えが返って来るだろう。
しかし、もし同ボルアス大陸にあるシゥモン教国の聖職者に問いかけてみたならば、このような答えが返ってくるだろう。
「それは生物が死した時、魔力の器でもある"魂"が肉体を離れ、肉体の容量を超えた魔力が、その身に留まっていられなくなるからだ」
それが正しいかどうかは、それこそ神のみぞ知ることだろう。
ただ、護の考えはこの教えに近いものであり、何より重要なのは、魔力が留まっているという事は、逆説的に魂も未だその肉体に留まっているのではないか、という事だ。
"魂"云々の考えに至らずとも、"肉体に魔力が留まっている"という事実は、彼らに希望を見出させるには十分であった。
「魔力が……。本当、だ」
石になって生きているはずがないという先入観か、ドレイクとの対峙でそこまで思いを巡らせる事が出来なかったのか。
生き残っていた魔術師らしき冒険者の女は、そこで初めて、石となった彼らの身体に今も尚、留まっている魔力の意味に気付いた。
その様子に、護は言葉を重ねる。
「まだ本当に助けられる手段があるかどうかは分からない。
だが、その可能性があるというのに、まだ生きているかもしれない仲間を、諦めなくとも良いのではないか?」
束の間、その場には静寂が満ちる。
相変わらず少し遠くではドレイクが暴れているが。
「……そうよね。
意識があるとは思えないけど、もし生きてるなら、あたしの助けを待ってるかもしれない。
そんなみんなを見捨てて、あたしだけのうのうと生きさらばえるなんて、きっと誰よりもあたし自身が許せなくなる。
少しでも助けられる可能性があるのなら、もう諦めたりなんてしない。
……気付かせてくれてありがとう、『永遠なる影炎を駆る漆黒の貴公子』。ダンジョンでも助けてもらったみたいだし、あなたには感謝してばかりだわ。
いずれ必ず、恩を返させてもらうから」
レーナの言葉に同意するように、残る二人が護に力強く頷いて見せる。
彼女らの目に、諦めの色はもう無い。
そこには共に戦う事が出来ない悔しさと、やるべき事を見据えた強い意志の輝きがあった。
「気にする事は無い、私が勝手にしただけだ。
……さあ、彼で最後だ」
話しながらも引き渡しを続けていた冒険者達の、その最後の一人を渡し終えた。
「ありがとう。
……こんなこと、逃げるあたしが言うべき言葉じゃないかもしれないけど……ファスターの街を、お願い……!」
「――任せるがいい!」
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