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プロローグ
#4
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「んー……、これで大体のことは説明できたかな。他に何か説明することないよね?」
「いや、俺に聞かれても分からんのですが」
どこかぼけた様な感じのする神様だ。
まあ護の好みが反映された結果かもしれないが。
説明を聞いてから、そわそわしながらタイミングを待っていたが、こらえきれずに折角だから、と。
「スキルの使い方とかは教えてもらえないんですか?」
「ちょっとそれは無理かなあ。
スキルはトイボックス担当の神が作ったものだから、似たような物があったとしても、トイボックスのスキルはトイボックスでしか手に入らないんだよ。向こうで手に入れてから色々試してみて」
「むう、そうですか」
「あ、そうだ! 向こうで手に入れる、ってことで思い出したんだけど、トイボックスでしか使えない術があるってこと、言うの忘れてたよ。
君の言う魔力を使って発動させる術だから、君風に言えば魔術かな?」
「えぇ……!? それすごい重要じゃないですか! 魔術は男の夢ですよ!」
「あはは、ごめんごめん。今からちゃんと説明するからさっ」
笑って誤魔化された気もするが、説明すると言うので拝聴する。
「えーとね。
確か……現象をイメージ! 肉体に蓄積された魔力を解放!
イメージした現象に対して魔力が足りてれば魔術が発動!
足りてなければ小規模に発動、あるいは不発! ……だったかな?」
「…………」
曖昧な上に大雑把であった。
思わず護はジト目でアマテラスを見据える。
「むう、そんな目で見ないでよー。
仕方ないなあ、今から思い出すからちょっと待ってて!」
少しして、アマテラスは全貌を思い出したのかきちんと説明してくれた。
話によると"現象をイメージする"と"イメージに対して魔力が足りてるかどうか云々"はそのままで、魔術の発動に対する魔力の使い方は全然違ったらしい。
基本的な魔術発動の順序は、現象をイメージ、体内の魔力を少量だけ呼び水にして、空気中に漂う魔力に働きかけ、魔力が足りていれば発動、ということらしい。
具体的な違いとしては、空気中の魔力を利用することだ。
それと、ダンジョン外で自身の魔力が少量で済むのは中規模魔術までらしい。
それ以上は自身の魔力をもっと込めるか、より濃い魔力の充満するダンジョン内なら大規模魔術が使えるそうだ。
まあダンジョン内で大規模魔術なんて使える場所は限られるから、中規模魔術を強化して放つのが基本らしいが。
裏技としては、ダンジョンの最奥に行って魔力核を手に入れる事だ。
魔力核を自身に取り込めば、空気中の薄い魔力など使わずとも、大規模魔術だろうとそれ以上だろうと一晩中放ち続けられるし、魔力核の発する濃い魔力を呼び水で利用しても、ほぼ同じ。まあ取り込まないと盗まれる危険性もあるのだが。
後はギルドに行けば魔力核と交換で超が付くほど貴重なスキルが手に入るらしいので、その中から魔力関連のスキルを取れば前者二つほどではないが、利便性も高く、似たような状態になれるようだ。
……とは言っても、魔力核を手に入れるほど実力があるなら、どれもそこまで意味が無いのかもしれない。ほとんど人外に近い者が、完全に人外になるだけだ。
一通り魔術に関する説明を受け、今更だが護は自分に魔力が無い事に気付く。
「あれ、俺もしかして魔術使えない……?」
「んーとね、魔力は基本的に生物にしみこむ性質があるから、向こうに行けば空気中の魔力が勝手にしみこんで、最低でも空気と同じくらいの魔力は蓄えられるんじゃないかな?
今まで全く無かったものが勝手に入り込んでくるわけだからしばらくは体調悪くなるかもね」
「え、ほんとですか!? ぃやっほーい!」
魔力が蓄えられると聞いて、目を輝かせて喜ぶ護。
その後の言葉は全く耳に入っていなかったが、こう説明されている。
肉体に魔力が蓄えられるようになれば、それで向こうの普人族とほぼ同じ存在になる。
まあ空気と同程度の魔力では普人族の中ですら赤ん坊よりも下の魔力量だが、魔力タンクとなった肉体は、ただ生活しているだけでも空気中から少しずつ、本当に少しずつだが、魔力を取り込み、自然と魔力の最大値を増やすし、冒険者をしていればいずれそれなりの量になるだろうとの事。
普人族の赤ん坊よりも下の魔力量、と評された空気中の魔力が、何故魔術を行使する際にメインで使われているかだが、説明が長くなるので、魔力の回復速度との兼ね合い、とだけ記し、割愛させていただく。
ひとしきり喜んだ後、護が生暖かい目で微笑みながら見守られている事に気付き、途中から話の内容が素通りしている事を察したアマテラスによって同じ説明がなされ、ようやく次の話に移る。護の頬に赤みを残したまま。
「ふふっ。……いいかな?
とりあえずこれが最後のお話になると思う。
君がトイボックスに行く場合、こちらの世界から君が存在した記憶、記録などの痕跡は全て消える。
向こうに送るのは君だけじゃないし、世界中から一気に行方不明者が出るなんて事になったら大事になりかねないしね?」
世界からの消失と聞いて、護は束の間、思考が止まるが、むしろ感謝するようにアマテラスに礼を言う。
「そう……ですか、ありがとうございます」
礼を言われたアマテラスは、少しばかり驚いたようで、微笑みを崩して目を瞬かせていた。
護にとっては、家族にもこの世界にも未練は無いが、行方不明や死亡扱いなどになっては、家族に面倒をかけることになる。
家族との仲は良くない、むしろ冷戦に近い状態でもある――が、護も家族に迷惑をかけたいわけではない。
死ではなく世界からの消失。それはいつも死にたいなどと繰り返す護にとって、漠然と望んでいたことでもあった。
「消失に関してお礼を言われるのはちょっと予想外かも。
ま、どうしたしまして。って言っとくね」
再び微笑んだアマテラスは真剣な顔になり、護に問いかける。
「さて、それじゃあ最後の最後だ。改めて君の決断を聞かせてもらおうかな。
小森護君、君は、この世界から消失し、トイボックスへ行く事を本当に望むかい?」
「――はい、俺はそれを望みます」
ここに小森護、二十八歳独身の、異世界[トイボックス]行きが決定した。
「うん、分かった。とはいえ異世界だからね、向こうに着いたらある程度の常識や言語が分かるようにしとくよ」
ハッとして護はこれまで言語の事を考えてなかった事に気付き、慌てて礼を言う。
「あ、ありがとうございます」
「いえいえ、と言っても、これは君のプラスの想いを使って出した効果だしね」
「俺の、プラスの想い? 俺はマイナスの念ばかり生み出していたのでは?」
「うん、今まではそうだったけどね。
今、君は僕に感謝しているでしょう?
まだそんなに大した量じゃないけど、中々質のいい、祈りに近いプラスの想いを生み出してるよ。
忘れたかもしれないけど、僕は神様だからねっ。
神への感謝が想いを生むことは、さっき説明したでしょ?」
神への感謝。
漠然とした偶像としての神への感謝と、目の前に実在する神への感謝。そのどちらがより神へと届きやすいかを比べるのなら、やはりと言うべきか後者へ軍配が上がるだろう。
そういえば神様だったと、護はトイボックスが気になりすぎて半ば忘れていたらしい。
「まったくもう。ふふっ。ま、そういう事だから気にしないで」
苦笑気味ではあるが、その顔は微笑んでいる。そして居住まいを正し、穏やかな声でアマテラスは言う。
「さて、それじゃあそろそろトイボックスに送ってあげるね。それなりの街の近くに着くと思うから、まずはギルドに登録してみて。ギルドカードは便利だし、きっといい事あると思うよ?」
なんとなく意味深な言葉に感じながら、護は頷く。
「はい、よろしくお願いします」
「うん、それじゃあ行ってらっしゃい! 護君!」
「……――っ行ってきます!」
ひどく懐かしい、数年ぶりの"行ってきます"の言葉を最後に、護の視界は白く霞み、ついには途絶えた。
「いや、俺に聞かれても分からんのですが」
どこかぼけた様な感じのする神様だ。
まあ護の好みが反映された結果かもしれないが。
説明を聞いてから、そわそわしながらタイミングを待っていたが、こらえきれずに折角だから、と。
「スキルの使い方とかは教えてもらえないんですか?」
「ちょっとそれは無理かなあ。
スキルはトイボックス担当の神が作ったものだから、似たような物があったとしても、トイボックスのスキルはトイボックスでしか手に入らないんだよ。向こうで手に入れてから色々試してみて」
「むう、そうですか」
「あ、そうだ! 向こうで手に入れる、ってことで思い出したんだけど、トイボックスでしか使えない術があるってこと、言うの忘れてたよ。
君の言う魔力を使って発動させる術だから、君風に言えば魔術かな?」
「えぇ……!? それすごい重要じゃないですか! 魔術は男の夢ですよ!」
「あはは、ごめんごめん。今からちゃんと説明するからさっ」
笑って誤魔化された気もするが、説明すると言うので拝聴する。
「えーとね。
確か……現象をイメージ! 肉体に蓄積された魔力を解放!
イメージした現象に対して魔力が足りてれば魔術が発動!
足りてなければ小規模に発動、あるいは不発! ……だったかな?」
「…………」
曖昧な上に大雑把であった。
思わず護はジト目でアマテラスを見据える。
「むう、そんな目で見ないでよー。
仕方ないなあ、今から思い出すからちょっと待ってて!」
少しして、アマテラスは全貌を思い出したのかきちんと説明してくれた。
話によると"現象をイメージする"と"イメージに対して魔力が足りてるかどうか云々"はそのままで、魔術の発動に対する魔力の使い方は全然違ったらしい。
基本的な魔術発動の順序は、現象をイメージ、体内の魔力を少量だけ呼び水にして、空気中に漂う魔力に働きかけ、魔力が足りていれば発動、ということらしい。
具体的な違いとしては、空気中の魔力を利用することだ。
それと、ダンジョン外で自身の魔力が少量で済むのは中規模魔術までらしい。
それ以上は自身の魔力をもっと込めるか、より濃い魔力の充満するダンジョン内なら大規模魔術が使えるそうだ。
まあダンジョン内で大規模魔術なんて使える場所は限られるから、中規模魔術を強化して放つのが基本らしいが。
裏技としては、ダンジョンの最奥に行って魔力核を手に入れる事だ。
魔力核を自身に取り込めば、空気中の薄い魔力など使わずとも、大規模魔術だろうとそれ以上だろうと一晩中放ち続けられるし、魔力核の発する濃い魔力を呼び水で利用しても、ほぼ同じ。まあ取り込まないと盗まれる危険性もあるのだが。
後はギルドに行けば魔力核と交換で超が付くほど貴重なスキルが手に入るらしいので、その中から魔力関連のスキルを取れば前者二つほどではないが、利便性も高く、似たような状態になれるようだ。
……とは言っても、魔力核を手に入れるほど実力があるなら、どれもそこまで意味が無いのかもしれない。ほとんど人外に近い者が、完全に人外になるだけだ。
一通り魔術に関する説明を受け、今更だが護は自分に魔力が無い事に気付く。
「あれ、俺もしかして魔術使えない……?」
「んーとね、魔力は基本的に生物にしみこむ性質があるから、向こうに行けば空気中の魔力が勝手にしみこんで、最低でも空気と同じくらいの魔力は蓄えられるんじゃないかな?
今まで全く無かったものが勝手に入り込んでくるわけだからしばらくは体調悪くなるかもね」
「え、ほんとですか!? ぃやっほーい!」
魔力が蓄えられると聞いて、目を輝かせて喜ぶ護。
その後の言葉は全く耳に入っていなかったが、こう説明されている。
肉体に魔力が蓄えられるようになれば、それで向こうの普人族とほぼ同じ存在になる。
まあ空気と同程度の魔力では普人族の中ですら赤ん坊よりも下の魔力量だが、魔力タンクとなった肉体は、ただ生活しているだけでも空気中から少しずつ、本当に少しずつだが、魔力を取り込み、自然と魔力の最大値を増やすし、冒険者をしていればいずれそれなりの量になるだろうとの事。
普人族の赤ん坊よりも下の魔力量、と評された空気中の魔力が、何故魔術を行使する際にメインで使われているかだが、説明が長くなるので、魔力の回復速度との兼ね合い、とだけ記し、割愛させていただく。
ひとしきり喜んだ後、護が生暖かい目で微笑みながら見守られている事に気付き、途中から話の内容が素通りしている事を察したアマテラスによって同じ説明がなされ、ようやく次の話に移る。護の頬に赤みを残したまま。
「ふふっ。……いいかな?
とりあえずこれが最後のお話になると思う。
君がトイボックスに行く場合、こちらの世界から君が存在した記憶、記録などの痕跡は全て消える。
向こうに送るのは君だけじゃないし、世界中から一気に行方不明者が出るなんて事になったら大事になりかねないしね?」
世界からの消失と聞いて、護は束の間、思考が止まるが、むしろ感謝するようにアマテラスに礼を言う。
「そう……ですか、ありがとうございます」
礼を言われたアマテラスは、少しばかり驚いたようで、微笑みを崩して目を瞬かせていた。
護にとっては、家族にもこの世界にも未練は無いが、行方不明や死亡扱いなどになっては、家族に面倒をかけることになる。
家族との仲は良くない、むしろ冷戦に近い状態でもある――が、護も家族に迷惑をかけたいわけではない。
死ではなく世界からの消失。それはいつも死にたいなどと繰り返す護にとって、漠然と望んでいたことでもあった。
「消失に関してお礼を言われるのはちょっと予想外かも。
ま、どうしたしまして。って言っとくね」
再び微笑んだアマテラスは真剣な顔になり、護に問いかける。
「さて、それじゃあ最後の最後だ。改めて君の決断を聞かせてもらおうかな。
小森護君、君は、この世界から消失し、トイボックスへ行く事を本当に望むかい?」
「――はい、俺はそれを望みます」
ここに小森護、二十八歳独身の、異世界[トイボックス]行きが決定した。
「うん、分かった。とはいえ異世界だからね、向こうに着いたらある程度の常識や言語が分かるようにしとくよ」
ハッとして護はこれまで言語の事を考えてなかった事に気付き、慌てて礼を言う。
「あ、ありがとうございます」
「いえいえ、と言っても、これは君のプラスの想いを使って出した効果だしね」
「俺の、プラスの想い? 俺はマイナスの念ばかり生み出していたのでは?」
「うん、今まではそうだったけどね。
今、君は僕に感謝しているでしょう?
まだそんなに大した量じゃないけど、中々質のいい、祈りに近いプラスの想いを生み出してるよ。
忘れたかもしれないけど、僕は神様だからねっ。
神への感謝が想いを生むことは、さっき説明したでしょ?」
神への感謝。
漠然とした偶像としての神への感謝と、目の前に実在する神への感謝。そのどちらがより神へと届きやすいかを比べるのなら、やはりと言うべきか後者へ軍配が上がるだろう。
そういえば神様だったと、護はトイボックスが気になりすぎて半ば忘れていたらしい。
「まったくもう。ふふっ。ま、そういう事だから気にしないで」
苦笑気味ではあるが、その顔は微笑んでいる。そして居住まいを正し、穏やかな声でアマテラスは言う。
「さて、それじゃあそろそろトイボックスに送ってあげるね。それなりの街の近くに着くと思うから、まずはギルドに登録してみて。ギルドカードは便利だし、きっといい事あると思うよ?」
なんとなく意味深な言葉に感じながら、護は頷く。
「はい、よろしくお願いします」
「うん、それじゃあ行ってらっしゃい! 護君!」
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現在、第三章フェレスト王国エルフ編
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