42 / 55
23 私を探してください~後編~
しおりを挟む
3人は馬車で森へ向かった。
「着きましたよ」運転手が言う。因みに舞踏会やイーサンの結婚式で乗った馬車はすべて、この、ライヤというおじさん運転手が運転していた。
「そうか」
早速3人は馬車から降りて森へ向かう。
「私は、行かなくてもいいのですか。私も皆さんのお力になりたい」
「いいよ。お前、持久力ないじゃん」とあっさりアンドレアに切り捨てられる。
「いや、持久力なくても、銃は撃てます…」
「いいです。あなたみたいな人は大工の投げる金槌であっさりデッドでーす」
「いや、アンドレア様、今日なんか変!もしかして…」ライヤは怪しく笑う。
「殺る…のですね?」
「あぁ、もちろん。散々悪い事をしたんだ、いたぶって殺ってやるよ…」
「はぁ、私も見たい。アンドレア様は小さい頃からドSですからね。人が苦しんでいる姿は大好物ですものね」
「もちろん…」
二人が顔を向けあって怪しく笑っている。
「なんかそれドSじゃなくて、軽いサイコパスなんじゃないのぉ~?」ルシアが言う。
「しっ!オネエになってるよ!」
「あっ、失敬。私も少しドSなもので…」
二人は一瞬、?な顔をしたが、取り繕った一言でまた怪しく笑った。
「後でご感想をお聞かせ下さい。楽しみにしております…」
「あぁ。血の気が引くくらいの凄い話をしてやるよ…」
オリヴィアには二人がプロの殺し屋に見えて仕方なかった。
〇〇〇
3人は慎重に歩みを進める。どこに罠が仕掛けてあるか分からない。
薄暗い森。本当にこんなところに野鳥、そして女性がいるのだろうか。
歩いているうちに鳥が群生して木にとまっていたり、飛び回っていた。
「これだったらいるかもしれないな」
アンドレアは段々と気分が高揚してきた。
「あっ、あれ!」オリヴィアは指を指す。
少し遠くの方に小さな薄汚れた小屋が見えた。
「確かに、あれかもしれないですね」
「あぁ。慎重に行くぞ」
小屋は真四角の赤いレンガ造りだった。この小屋は多分ファリーが作ったものだろう。大工のくせに作りが粗末な小屋だ。
ツタが所々に張っていて、汚らしさを感じてしまう。
屋根もただのっけただけ、というような、本当にこれ屋根か、という屋根だった。雨が降ったら一発で終わりな感じだ。
確か、1週間前、結構な量の雨が降っていたな…とアンドレアは思う。きっと雨漏りどころじゃなかっただろう。
「よし行くぞ」
「「はい!!」」
アンドレアは一つしかない、それも小さなドアを足で蹴った。案の定ドアは簡単に壊れた。
3人は中に入る。
部屋は薄暗く何もない。またその奥にドアがある。
「あの部屋に彼女はいるんですかね」ルシアは小声で言う。
「扉を壊したのに出てこないんだ。ファリーは今はいないんだろうよ」大声で、わざとらしくアンドレアは言う。
その声が聞こえたのか、奥の部屋から声が聞こえる。
小さな声で、今にも消えてしまいそうな。
「やっぱりいたか」
「行くぞ!」
3人はそれでもあたりに気を付けながら部屋に入…ろうとした。ドアには鍵がかかっているのか開かない。
「ったく…」アンドレアはまたドアを蹴った。
「!」オリヴィアは声も出せなかった。
汚く、狭い何もない部屋にたった一人の女性が倒れているからだ。
「大丈夫ですか!?」オリヴィアは声を絞り出して彼女に歩み寄った。
「…」女性は黙っている。
髪は長髪で金髪。そんな綺麗な色の髪も土がついているのか黒くなっている。
顔は土で汚くなっているが端正な顔立ちをしている。
床はない。土のままだ。
「ったく、これは即処刑もんだな」アンドレアは憎しさを込めた声で言った。
「大丈夫ですよ。私たちはあなたが書いた手紙を読んで、ここまで助けにきたんです。もう安心してください」ルシアは優しく微笑む。
「大丈夫か?今から戻ってくると思うがファリーが来たら、捕まえていたぶってやる…いや、言葉遣いが悪いか。まぁ、とにかく安心しろ」
土の上に一切れのパンが転がっている。こんなものが食事、なのだろうか?
「さぁ、取り敢えず私と一緒に馬車へ行きましょう。辛いかもしれませんが、歩きましょう」オリヴィアは肩を貸す。
すると、「いやっ!」彼女は小さな声でそう叫んだ。
アンドレアの後ろに、ファリーがいた。
ルシアはすぐさま猟銃で右足を撃つ。
アンドレアは気が付いていなかったのか、「ちっ、こんなクソ野郎に背後をとられるとは…」と呟きながら胸倉をつかんだ。
彼女はオリヴィアに咄嗟に抱き着いた。オリヴィアは背中をポンポンと叩いて安心させようとするが、彼女は泣いて、震えている。
「おい、なぜこんなことをしているのだ!答えろ!」アンドレアは怒号を放つ。
「うるせぇな!」と右足を押さえながら、ファリーは言う。
「なんだと!?」とアンドレアは腹を蹴る。ここで殺してしまうかのような勢いで。
勢いよく血が吐き出される。
それでも抵抗は止まなかった。
必死にもがいている。
アンドレアはこんなところで処刑はしない。
城の後ろの広場というと聞こえがいいが、アンドレアだけが処刑場と呼ぶ広場で処刑は行われる。
だから殺すわけはないのだが、今回は少し弱らせないとだめかもしれない。
彼女は泣き止まない。ファリーはそれから、
「おい!なんで泣くんだよ!お前は俺のものだろ!なんでそんな奴らに助けを求めた!」
鳴き声と大声が飛び交う。
アンドレアはまた腹を蹴る。がそれでもファリーは抵抗し続ける。
「しぶとい奴だな」アンドレアは言う。ここで殺さないために、何度腹を蹴ればいい。
左足も撃ってしまおうか。そうすると、馬車までいけないな、と少し呑気なことも考えてみる。
「おい!なんで泣くんだよ!?俺と一緒にこれから暮らそ…」
「おい」
声を出したのはルシアだ。
背筋が凍るほどに怖い、低い声。
ルシアはファリーの元まで行くと、
「お前みたいな奴にそんな権利はない。とっとと失せろ。それ以上喋るようだったら彼女を殺すぞ」と言った。
オリヴィアは「は!?」と言うが、それをアンドレアが止める。
「は…?何言ってんだよ。俺の女を殺すのか?そんなことすんじゃねぇよ!」
「そうか。だったら…」
すると突然ファリーの方を振り返って、
「そういえば、憲法でこういう奴は処刑してもいいって書いてあったなぁ…。そうだ、彼女を殺させないのなら、あなたが死ねばぁ?私はね、アンタみたいなクソ男大嫌いなの。だから、さっさと大人しくしなさい!」ついオネエ口調で言う。
それを言った後でハッ!とするが、
「まぁいいわね」と言って何故か笑う。何故だろうか。
「そんな…。彼女を殺させないためには、僕が死ぬ…」
「物わかりのいい坊やね。そうよ、あなたがそうなるの」
「だったら…」
「はい、決ーまり!」ルシアは首チョップした。
「アンドレア様、最初からこうしておけばいいんですよ」ルシアは振り返って怪しく笑った。
オリヴィアは彼女を。ルシアとアンドレアは乱暴にファリーを引き摺るようにして馬車まで歩いていく。
「なんでこんなことを俺が…」とアンドレアは少し不機嫌だった。
馬車に着いて、早速アンドレアから乗っていく。
皆が乗り終わるとライヤが言った。
「お疲れさまでした。早かったですね。どうでした?」
「ふっ。クソだよ。こんなの」
「左様ですか。まぁ良かったしゃないですか。まだ楽しみが余ってる」
「あぁ、本当だな…」
そう言って二人はまた怪しく笑った。
そうして馬車は走り出した…。
「着きましたよ」運転手が言う。因みに舞踏会やイーサンの結婚式で乗った馬車はすべて、この、ライヤというおじさん運転手が運転していた。
「そうか」
早速3人は馬車から降りて森へ向かう。
「私は、行かなくてもいいのですか。私も皆さんのお力になりたい」
「いいよ。お前、持久力ないじゃん」とあっさりアンドレアに切り捨てられる。
「いや、持久力なくても、銃は撃てます…」
「いいです。あなたみたいな人は大工の投げる金槌であっさりデッドでーす」
「いや、アンドレア様、今日なんか変!もしかして…」ライヤは怪しく笑う。
「殺る…のですね?」
「あぁ、もちろん。散々悪い事をしたんだ、いたぶって殺ってやるよ…」
「はぁ、私も見たい。アンドレア様は小さい頃からドSですからね。人が苦しんでいる姿は大好物ですものね」
「もちろん…」
二人が顔を向けあって怪しく笑っている。
「なんかそれドSじゃなくて、軽いサイコパスなんじゃないのぉ~?」ルシアが言う。
「しっ!オネエになってるよ!」
「あっ、失敬。私も少しドSなもので…」
二人は一瞬、?な顔をしたが、取り繕った一言でまた怪しく笑った。
「後でご感想をお聞かせ下さい。楽しみにしております…」
「あぁ。血の気が引くくらいの凄い話をしてやるよ…」
オリヴィアには二人がプロの殺し屋に見えて仕方なかった。
〇〇〇
3人は慎重に歩みを進める。どこに罠が仕掛けてあるか分からない。
薄暗い森。本当にこんなところに野鳥、そして女性がいるのだろうか。
歩いているうちに鳥が群生して木にとまっていたり、飛び回っていた。
「これだったらいるかもしれないな」
アンドレアは段々と気分が高揚してきた。
「あっ、あれ!」オリヴィアは指を指す。
少し遠くの方に小さな薄汚れた小屋が見えた。
「確かに、あれかもしれないですね」
「あぁ。慎重に行くぞ」
小屋は真四角の赤いレンガ造りだった。この小屋は多分ファリーが作ったものだろう。大工のくせに作りが粗末な小屋だ。
ツタが所々に張っていて、汚らしさを感じてしまう。
屋根もただのっけただけ、というような、本当にこれ屋根か、という屋根だった。雨が降ったら一発で終わりな感じだ。
確か、1週間前、結構な量の雨が降っていたな…とアンドレアは思う。きっと雨漏りどころじゃなかっただろう。
「よし行くぞ」
「「はい!!」」
アンドレアは一つしかない、それも小さなドアを足で蹴った。案の定ドアは簡単に壊れた。
3人は中に入る。
部屋は薄暗く何もない。またその奥にドアがある。
「あの部屋に彼女はいるんですかね」ルシアは小声で言う。
「扉を壊したのに出てこないんだ。ファリーは今はいないんだろうよ」大声で、わざとらしくアンドレアは言う。
その声が聞こえたのか、奥の部屋から声が聞こえる。
小さな声で、今にも消えてしまいそうな。
「やっぱりいたか」
「行くぞ!」
3人はそれでもあたりに気を付けながら部屋に入…ろうとした。ドアには鍵がかかっているのか開かない。
「ったく…」アンドレアはまたドアを蹴った。
「!」オリヴィアは声も出せなかった。
汚く、狭い何もない部屋にたった一人の女性が倒れているからだ。
「大丈夫ですか!?」オリヴィアは声を絞り出して彼女に歩み寄った。
「…」女性は黙っている。
髪は長髪で金髪。そんな綺麗な色の髪も土がついているのか黒くなっている。
顔は土で汚くなっているが端正な顔立ちをしている。
床はない。土のままだ。
「ったく、これは即処刑もんだな」アンドレアは憎しさを込めた声で言った。
「大丈夫ですよ。私たちはあなたが書いた手紙を読んで、ここまで助けにきたんです。もう安心してください」ルシアは優しく微笑む。
「大丈夫か?今から戻ってくると思うがファリーが来たら、捕まえていたぶってやる…いや、言葉遣いが悪いか。まぁ、とにかく安心しろ」
土の上に一切れのパンが転がっている。こんなものが食事、なのだろうか?
「さぁ、取り敢えず私と一緒に馬車へ行きましょう。辛いかもしれませんが、歩きましょう」オリヴィアは肩を貸す。
すると、「いやっ!」彼女は小さな声でそう叫んだ。
アンドレアの後ろに、ファリーがいた。
ルシアはすぐさま猟銃で右足を撃つ。
アンドレアは気が付いていなかったのか、「ちっ、こんなクソ野郎に背後をとられるとは…」と呟きながら胸倉をつかんだ。
彼女はオリヴィアに咄嗟に抱き着いた。オリヴィアは背中をポンポンと叩いて安心させようとするが、彼女は泣いて、震えている。
「おい、なぜこんなことをしているのだ!答えろ!」アンドレアは怒号を放つ。
「うるせぇな!」と右足を押さえながら、ファリーは言う。
「なんだと!?」とアンドレアは腹を蹴る。ここで殺してしまうかのような勢いで。
勢いよく血が吐き出される。
それでも抵抗は止まなかった。
必死にもがいている。
アンドレアはこんなところで処刑はしない。
城の後ろの広場というと聞こえがいいが、アンドレアだけが処刑場と呼ぶ広場で処刑は行われる。
だから殺すわけはないのだが、今回は少し弱らせないとだめかもしれない。
彼女は泣き止まない。ファリーはそれから、
「おい!なんで泣くんだよ!お前は俺のものだろ!なんでそんな奴らに助けを求めた!」
鳴き声と大声が飛び交う。
アンドレアはまた腹を蹴る。がそれでもファリーは抵抗し続ける。
「しぶとい奴だな」アンドレアは言う。ここで殺さないために、何度腹を蹴ればいい。
左足も撃ってしまおうか。そうすると、馬車までいけないな、と少し呑気なことも考えてみる。
「おい!なんで泣くんだよ!?俺と一緒にこれから暮らそ…」
「おい」
声を出したのはルシアだ。
背筋が凍るほどに怖い、低い声。
ルシアはファリーの元まで行くと、
「お前みたいな奴にそんな権利はない。とっとと失せろ。それ以上喋るようだったら彼女を殺すぞ」と言った。
オリヴィアは「は!?」と言うが、それをアンドレアが止める。
「は…?何言ってんだよ。俺の女を殺すのか?そんなことすんじゃねぇよ!」
「そうか。だったら…」
すると突然ファリーの方を振り返って、
「そういえば、憲法でこういう奴は処刑してもいいって書いてあったなぁ…。そうだ、彼女を殺させないのなら、あなたが死ねばぁ?私はね、アンタみたいなクソ男大嫌いなの。だから、さっさと大人しくしなさい!」ついオネエ口調で言う。
それを言った後でハッ!とするが、
「まぁいいわね」と言って何故か笑う。何故だろうか。
「そんな…。彼女を殺させないためには、僕が死ぬ…」
「物わかりのいい坊やね。そうよ、あなたがそうなるの」
「だったら…」
「はい、決ーまり!」ルシアは首チョップした。
「アンドレア様、最初からこうしておけばいいんですよ」ルシアは振り返って怪しく笑った。
オリヴィアは彼女を。ルシアとアンドレアは乱暴にファリーを引き摺るようにして馬車まで歩いていく。
「なんでこんなことを俺が…」とアンドレアは少し不機嫌だった。
馬車に着いて、早速アンドレアから乗っていく。
皆が乗り終わるとライヤが言った。
「お疲れさまでした。早かったですね。どうでした?」
「ふっ。クソだよ。こんなの」
「左様ですか。まぁ良かったしゃないですか。まだ楽しみが余ってる」
「あぁ、本当だな…」
そう言って二人はまた怪しく笑った。
そうして馬車は走り出した…。
0
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。


とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる