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恋は盲目っていうじゃない?
ーナンパ成功…?ー
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ゲーセンに向かう途中…俺は…今までで一番可愛い女の子に出会った。こんなに可愛い子が居るなんて思いもしなかった…。花村に見せて『これが本当の可愛い女の子だ』と言ってやりたい。
もしかしたら…彼氏持ちかもしれないが…人生で一番の勇気を振り絞ってナンパするべきか…いやはやしかし…。
よし!!ゆっくり近付いてそーっと声を掛けよう…心無しか向こうも俺の方に向かって来てる気が…いやそれは無いな。自然な感じで行け俺…!!
「「あのっ!!」」
思考回路が停止した。え?今ハモった…?つまり向こうも俺に声を掛けようと?いやいや…えっ?
「「えっと…」」
きぇえぇぇぇぇ!!ハモったぁぁぁあぁあぁ!!ど、どうする!?譲るべきか!?えぇおい!?
「えっと…お…ぼ、僕に何か用ですか?」
これは来た!!超紳士!!やべぇ自分に惚れそう…って馬鹿な事考えてないで…
「あ、えっと…ひ、一人かなぁ…って…」
いぇぇぇぇぇす!!一人!!ぼっち!!こんなにぼっちが嬉しい事はこの先絶対ねぇぇぇぇえ!!
「う、うん。君は…?」
がっつくな俺…紳士に…紳士に行動しろ…お前は煩悩と同じ数のギャルゲーをクリアしたはずだ。俺なら出来る…!!
「う、うち…じゃなくて…私も1人で…い、一緒にクリスマス…「も、もちろんです!!」
ってしまったァァァ!!焦り過ぎて聞かれる前に答えてしまったぁぁぁぁ!?
「あ、ありがとうございます。えっと…ど、どこ行きましょう」
よ、よーし!!引かれてない?ぞ…。落ち着け俺…紳士にな…!!
「こ、こんな時間ですけど…お食事の方は…?」
お食事!!そんな丁寧な言い方生まれてこの方使った事無いわ!!大体メシだわ!!
「ま、まだや…じゃなくて!!まだです!!」
俺は明日死ぬのかぁぁあ!?こ、こんなトントン拍子に話が進むなんて…。はっ!?まさかこの子…キャバ嬢!?こんな清楚なキャバ嬢ありかよ…いいぞもっとやれ!!じゃなくて…それとなく聞いてみよう…それとなく…
「えっと…もしかして…何処かのお店の人だったりします?」
何がそれとなくじゃボケぇぇぇ!!どストレートじゃねぇかぁぁぁ!!俺はジョーギブソンかゴルァァァ!!
「ち、ちゃうわ!!…えっと…わ、私まだ高校生ですから!!」
高校生!?まさか同い年か年下か年上?いや選択肢多いな!?
「そ、そうなんだ。凄く美人だからてっきり大学生かと…」
ギャルゲー奥義「それとなく褒める」はどうだ…!?
「び、美人だなんて…そんな…」
謙虚過ぎる!!なんだこの子超可愛いじゃねぇか!!
「えっと…何て呼べばいいですか?」
そ、そうか…デート?だもんな。呼び方…正直花村のせいで苗字で呼ばれるのが好かないし…名前でいいか。デート?だもんな
「お…ぼ、僕の事は優って呼んで下さい」
個人的に俺じゃなくて僕なのはそっちの方が好感持てるかなとか思ってたり…俺のやったギャルゲー主人公も僕の方が多いし…
「す、優…君…。うん…優君ね」
改まって名前で呼ばれると恥ずかしいな…。俺ゲームとかでも主人公に自分の名前付けるタイプだから呼ばれなれてると思ってたけどやっぱ生は違いますよ!!
「う…わ、私の事は栞って呼んでくれたら嬉しい…です…」
栞だって名前まで可愛い。やべぇ一目惚れかこれ。二次に大量に嫁を抱え込んでる俺にもリアルに春ですよー!
「す、優君!!私美味しいお店知ってるんだけど…」
あれ…この流れネットで見たぞ…?これアレじゃね?くっそ高い店に連れてかれて奢らされるアレじゃね?ハメられた!?くそったれぇ!!そりゃそうだ!!こんな可愛い子が女の子なわけなかったんだ!!
「ちょ…いきなり壁殴り出してどないしてん…大丈夫か?」
…くくく…いいだろう!!高い飯奢る代わりに性夜にしてやる!!俺のペガスス流星拳を受けるがいい!!って…
「どないしてん?」
今この子関西弁使った?関西弁にはロクな思い出がない。主に花村とか花村とか花村とか
「あっ…えっと…うち…普段はこの喋りやねんけど…あんまし受け良くないから…頑張って普通に…」
栞が使う分には清楚そうなギャップと裏腹にいいかもしれないけど如何せんサンプルが栞と花村だ。美少女とゴリラみたいな比較だからな…
「出来ればそのまま頑張って下さい」
すまない栞…。君が悪いわけじゃない…。君とは接点が一切無いであろう友達のせいで自分を押し殺すなんて…。ありのままの姿見せるのよ~って言った方が良かったかもだが…
「…頑張ります。じゃ、じゃあ行きましょう」
ぬぉぉおぉ!?シレッと腕組んできた!?大人の階段を二段飛ばしで登ってるかのよう!!だがここでテンションを上げてしまうのは二流!!クールに…クールに行くぜ…!!
もしかしたら…彼氏持ちかもしれないが…人生で一番の勇気を振り絞ってナンパするべきか…いやはやしかし…。
よし!!ゆっくり近付いてそーっと声を掛けよう…心無しか向こうも俺の方に向かって来てる気が…いやそれは無いな。自然な感じで行け俺…!!
「「あのっ!!」」
思考回路が停止した。え?今ハモった…?つまり向こうも俺に声を掛けようと?いやいや…えっ?
「「えっと…」」
きぇえぇぇぇぇ!!ハモったぁぁぁあぁあぁ!!ど、どうする!?譲るべきか!?えぇおい!?
「えっと…お…ぼ、僕に何か用ですか?」
これは来た!!超紳士!!やべぇ自分に惚れそう…って馬鹿な事考えてないで…
「あ、えっと…ひ、一人かなぁ…って…」
いぇぇぇぇぇす!!一人!!ぼっち!!こんなにぼっちが嬉しい事はこの先絶対ねぇぇぇぇえ!!
「う、うん。君は…?」
がっつくな俺…紳士に…紳士に行動しろ…お前は煩悩と同じ数のギャルゲーをクリアしたはずだ。俺なら出来る…!!
「う、うち…じゃなくて…私も1人で…い、一緒にクリスマス…「も、もちろんです!!」
ってしまったァァァ!!焦り過ぎて聞かれる前に答えてしまったぁぁぁぁ!?
「あ、ありがとうございます。えっと…ど、どこ行きましょう」
よ、よーし!!引かれてない?ぞ…。落ち着け俺…紳士にな…!!
「こ、こんな時間ですけど…お食事の方は…?」
お食事!!そんな丁寧な言い方生まれてこの方使った事無いわ!!大体メシだわ!!
「ま、まだや…じゃなくて!!まだです!!」
俺は明日死ぬのかぁぁあ!?こ、こんなトントン拍子に話が進むなんて…。はっ!?まさかこの子…キャバ嬢!?こんな清楚なキャバ嬢ありかよ…いいぞもっとやれ!!じゃなくて…それとなく聞いてみよう…それとなく…
「えっと…もしかして…何処かのお店の人だったりします?」
何がそれとなくじゃボケぇぇぇ!!どストレートじゃねぇかぁぁぁ!!俺はジョーギブソンかゴルァァァ!!
「ち、ちゃうわ!!…えっと…わ、私まだ高校生ですから!!」
高校生!?まさか同い年か年下か年上?いや選択肢多いな!?
「そ、そうなんだ。凄く美人だからてっきり大学生かと…」
ギャルゲー奥義「それとなく褒める」はどうだ…!?
「び、美人だなんて…そんな…」
謙虚過ぎる!!なんだこの子超可愛いじゃねぇか!!
「えっと…何て呼べばいいですか?」
そ、そうか…デート?だもんな。呼び方…正直花村のせいで苗字で呼ばれるのが好かないし…名前でいいか。デート?だもんな
「お…ぼ、僕の事は優って呼んで下さい」
個人的に俺じゃなくて僕なのはそっちの方が好感持てるかなとか思ってたり…俺のやったギャルゲー主人公も僕の方が多いし…
「す、優…君…。うん…優君ね」
改まって名前で呼ばれると恥ずかしいな…。俺ゲームとかでも主人公に自分の名前付けるタイプだから呼ばれなれてると思ってたけどやっぱ生は違いますよ!!
「う…わ、私の事は栞って呼んでくれたら嬉しい…です…」
栞だって名前まで可愛い。やべぇ一目惚れかこれ。二次に大量に嫁を抱え込んでる俺にもリアルに春ですよー!
「す、優君!!私美味しいお店知ってるんだけど…」
あれ…この流れネットで見たぞ…?これアレじゃね?くっそ高い店に連れてかれて奢らされるアレじゃね?ハメられた!?くそったれぇ!!そりゃそうだ!!こんな可愛い子が女の子なわけなかったんだ!!
「ちょ…いきなり壁殴り出してどないしてん…大丈夫か?」
…くくく…いいだろう!!高い飯奢る代わりに性夜にしてやる!!俺のペガスス流星拳を受けるがいい!!って…
「どないしてん?」
今この子関西弁使った?関西弁にはロクな思い出がない。主に花村とか花村とか花村とか
「あっ…えっと…うち…普段はこの喋りやねんけど…あんまし受け良くないから…頑張って普通に…」
栞が使う分には清楚そうなギャップと裏腹にいいかもしれないけど如何せんサンプルが栞と花村だ。美少女とゴリラみたいな比較だからな…
「出来ればそのまま頑張って下さい」
すまない栞…。君が悪いわけじゃない…。君とは接点が一切無いであろう友達のせいで自分を押し殺すなんて…。ありのままの姿見せるのよ~って言った方が良かったかもだが…
「…頑張ります。じゃ、じゃあ行きましょう」
ぬぉぉおぉ!?シレッと腕組んできた!?大人の階段を二段飛ばしで登ってるかのよう!!だがここでテンションを上げてしまうのは二流!!クールに…クールに行くぜ…!!
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