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第一章 全ての始まり 『種族の集まる国 ガイア』
第四十一話『初めての……俺!?』
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今、俺達は75層に居る。が、少し困った事になってる。
「ねぇってばー、ユウ遊ぼー。ねぇーってばー」
「退いてくれ、今は遊んでいる暇なんてないんだ。だから、ちょっと待ってくれ」
「えぇーいーじゃん! スカーレットといちゃいちゃしてるだけじゃん!」
と、俺は横から飛び付いてきたスカーレットを嗜めた。いや、正確に言うとスカーレットの姿をした別の人物を嗜めていた。
「ちょっと、ユウ様が困ってるよ。離れなさい!」
そう言って本物のスカーレットも止めに入る。
「だってつまらないだもーん。誰か構ってよー………あ、そうだ! ライムちゃーん」
そう言いながらスカーレットの偽物は今度はライムに飛び付く。そして、それと同時にスカーレットの偽物の姿がライムの姿に変わる。
『疑似の存在』俺達が出会い、そして仲間になったモンスターだ。
この疑似の存在は自身が見たことのある人物などに返信出来るモンスターだ。しかし単体では戦闘力はあまり無い。そんなモンスターがどうして俺達の仲間になったかその経緯を今回は話そう。
───────────────────────
それは俺達がダンジョンの森っぽいエリアのところを歩いていると不思議な者に出会った。
「あるぅひーもりのなかーユウさんにぃー出会ぁったぁー……!?」
それは俺だった。意味が分からないって?大丈夫、俺も分からん。
「やあ! 俺はユウ! 一緒に殺りあわない?」
「こわっ! 何こいつ! 俺に全然似てねぇ! そしてどこか、夢の国ディ◯ニーラ◯ドにいる某黒いネズミさんに似ている!」
「ねぇねえ! えーっとぉ……スカーレットちゃんにライムちゃん!」
「……何かしら、偽物さん。……なぜ私の名前を知っているのかは知らないけどあまり気安く呼ばないでいただけるかしら」
わーぉ。スカーレットさん超怖いっす。何その目、もう、目線だけで人を殺す事が出来るくらい鋭いよ。射殺だ射殺。
「なに、偽物。用が無いなら帰れ」
「……………」
今日、俺は学んだ。嫁は絶対怒らせてはならないと。
「ま、まぁまて、そんなカッカするな。えーっと…偽物さん?」
「……偽物言うな、あた…俺には名前ってのがあるんだぜ?」
「え? あるの? てか俺そんな喋り方なの!?」
「そうだぜ! 俺の名前は『イプシー』だぜ! たしかユニークモンスターってヤツだったぜ!」
「……どうりでえらく好戦的じゃないと思ったらユニークモンスターでしたか…」
「さーてっと、自己紹介も終わった事だし殺ろうよー」
(……コイツは多分やるまで離れないだろうなー)
「よし、やってやる。その代わり、俺が勝ったらどっか行ってくれよ」
「はーい」
この時イプシーは思った。
(コイツはいいカモだ)
と。
その事を知り、俺が驚くことになるのはちょっと先であった。
「はーい、では審判は私、スカーレットが行います」
「あ、ユウー。使わない刀貸してー」
「へーい」
「ユウ様頑張ってー」
「攻撃が当たらない範囲に居るんだぞ~」
「「はーい」」
「あ、イプシー。殺すのは無しで」
「……っち」
さってっと…………よし、やれる。やればできるユウ君YDKだもん!
「れでぃーー……ごぅ!」
俺はコイツと勝負をする気などさらさらない。なのでさっさと終わらせてしまおう。すまないね、はんっ。
「悪いな! 『其ノ壱・抜刀(ばっとう)闇倒斬───」
「ふふっ、そっちこそ残念。『睦月』」
「「「!!??」」」
な……あの技は……俺の睦月! 何故!?
俺は自分で創った技ぐらい避けれる──と、思う!
俺はイプシーの懐に潜り込みスキルを続ける。
「『──闇倒斬り』!!」
「何ぃ!?」
イプシーは驚いた。そりゃそうだ。だってい今まで着いてきて戦った中で『睦月』はほぼ一撃必殺だったのだから。
まぁ俺が避けられない訳がないのだが。
イプシーの行動を奪った所で俺はさらに攻撃を加える。
「これは見せてなかったよな! 『水無月!!』」
『水無月』
それは驚くべき速さで臨機応変に3連撃を喰らわせると言う無慈悲な技である。
「ぐふっ………っはぁぁあ!!! 『如月!!』」
「チッ! 『其ノ弐・迅速斬り』!!!」
キィィィイーーーン
鉄と鉄の打ち合う音が響く。
そして両者とも次の攻撃に備える。
キィィィイーーーン
ジィリリリリリーーー
キィィィイィィィーーーーーン
共に打ち合いジリジリとHPが削れていく。
そんな事お構いなしとお互いに打ち合う。
笑顔で。
「ふふっ、キミと戦うのは楽しいな! セイッ!!」
「何が楽しいだよ! ほらよっ!」
そんな1人と1匹を見てライムは呟く。
「……なんで2人共笑っているのでしょうか……」
「──さ、さぁ何ででしょうか?……」
謎は深まるばかりである。
「そろそろ決着をつけた方がいいかなぁ! 『其ノ捨・納刀・一閃』──」
「そうだねぇ! 『卯月』──」
最後の一撃──
「はい、やめぇーー!!!」
──の所でスカーレットが止める。何で!?
「何故だ、スカーレットォ!! 俺はまだやれるぞ!!」
「2人共HPを見て下さい」
そう言われて俺は初めて気づく。
「HPが……あと2、3撃で全損するとこまで減ってるだと!?」
「あた……俺も!? ……だぜ!」
その設定まだ生きてたのかよ。そろそろ消せよぉー。
「……と、言うわけでこの試合、引き分けでーす」
「えぇーなんでぇー」
「……ならこうしましょう。互いに言うこと1つ聞くってのはどう?ご主人……性的なのと命に関わるのは無しですよ!!」
「うーん……なら俺からは『何故俺のスキルが使えるのか』って事で」
「ならあた……俺からは『仲間にしろ!』だぜ!」
「……そんな事でいいのか?」
「いいよ! キミといて楽しいからね!」
(楽しけりゃいいのかよ…)
「……なら行くか。スカーレット、ライム、いあか?」
「「………ユウ様(ご主人)が良ければ…ね」」
なんてシンクロ。100点満点っ!
「──と、言うわけだ。イプシー、これからよろしくな」
「はい!」
───────────────────────
これがシェイプシフターのイプシーが仲間になった経緯だ。
……え、長すぎて回想だったのを忘れてた?ははっ、俺も。
ちなみに俺の質問の答えは『ユニークモンスターだからぁー』だった。答えになってねぇし……
てゆーか仲間にしたの、失敗だったかも。
「……なあイプシー。お前『本当の姿』ってないのか?間違いそうで怖いんだが…」
「え? あるよ。何言ってんの」
滅茶苦茶いらっとした。殴りたい。
………と、思ったのは数秒前の事である。今?殴れる訳ねぇだろ、バーカ。
「今、変装解くから待ってねー………ほいっとな」
ぼんっと煙を立てて変装が解ける。
するとあらあら不思議。中から茶髪の女の子が。
「──!? お前、女だったの!?」
「いやー正確には中性で、女型の方が楽なだけだよ。あたし的に女の子のつもりなんだけどね」
「だから途中で『あた……』とか言ってたのか」
「げっ……バレてた」
「げっ、ってきょうび聞かないな……まぁどーでも良いけどさ」
と、話してた矢先、中ボス的なのが現れる。
「ほーらよ、何か出てきたじゃねぇかよ」
「……むしゃくしゃするのでコイツはぶっ倒します」
こらこら、またまたライムさんは口が悪くなって……
まぁ俺もコイツは切り刻んでやるけど。
「ほら、イプシー。その刀やるから手伝えよ」
「えぇ!? いいの? やったー! ユウからのプレゼントー!」
「呑気な事抜かしてないで戦え」
「あーらほーらさっさー」
俺達は一斉に攻撃を始めた。
そして数十秒後、中ボス的なヤツは消滅するのであった。
「ねぇってばー、ユウ遊ぼー。ねぇーってばー」
「退いてくれ、今は遊んでいる暇なんてないんだ。だから、ちょっと待ってくれ」
「えぇーいーじゃん! スカーレットといちゃいちゃしてるだけじゃん!」
と、俺は横から飛び付いてきたスカーレットを嗜めた。いや、正確に言うとスカーレットの姿をした別の人物を嗜めていた。
「ちょっと、ユウ様が困ってるよ。離れなさい!」
そう言って本物のスカーレットも止めに入る。
「だってつまらないだもーん。誰か構ってよー………あ、そうだ! ライムちゃーん」
そう言いながらスカーレットの偽物は今度はライムに飛び付く。そして、それと同時にスカーレットの偽物の姿がライムの姿に変わる。
『疑似の存在』俺達が出会い、そして仲間になったモンスターだ。
この疑似の存在は自身が見たことのある人物などに返信出来るモンスターだ。しかし単体では戦闘力はあまり無い。そんなモンスターがどうして俺達の仲間になったかその経緯を今回は話そう。
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それは俺達がダンジョンの森っぽいエリアのところを歩いていると不思議な者に出会った。
「あるぅひーもりのなかーユウさんにぃー出会ぁったぁー……!?」
それは俺だった。意味が分からないって?大丈夫、俺も分からん。
「やあ! 俺はユウ! 一緒に殺りあわない?」
「こわっ! 何こいつ! 俺に全然似てねぇ! そしてどこか、夢の国ディ◯ニーラ◯ドにいる某黒いネズミさんに似ている!」
「ねぇねえ! えーっとぉ……スカーレットちゃんにライムちゃん!」
「……何かしら、偽物さん。……なぜ私の名前を知っているのかは知らないけどあまり気安く呼ばないでいただけるかしら」
わーぉ。スカーレットさん超怖いっす。何その目、もう、目線だけで人を殺す事が出来るくらい鋭いよ。射殺だ射殺。
「なに、偽物。用が無いなら帰れ」
「……………」
今日、俺は学んだ。嫁は絶対怒らせてはならないと。
「ま、まぁまて、そんなカッカするな。えーっと…偽物さん?」
「……偽物言うな、あた…俺には名前ってのがあるんだぜ?」
「え? あるの? てか俺そんな喋り方なの!?」
「そうだぜ! 俺の名前は『イプシー』だぜ! たしかユニークモンスターってヤツだったぜ!」
「……どうりでえらく好戦的じゃないと思ったらユニークモンスターでしたか…」
「さーてっと、自己紹介も終わった事だし殺ろうよー」
(……コイツは多分やるまで離れないだろうなー)
「よし、やってやる。その代わり、俺が勝ったらどっか行ってくれよ」
「はーい」
この時イプシーは思った。
(コイツはいいカモだ)
と。
その事を知り、俺が驚くことになるのはちょっと先であった。
「はーい、では審判は私、スカーレットが行います」
「あ、ユウー。使わない刀貸してー」
「へーい」
「ユウ様頑張ってー」
「攻撃が当たらない範囲に居るんだぞ~」
「「はーい」」
「あ、イプシー。殺すのは無しで」
「……っち」
さってっと…………よし、やれる。やればできるユウ君YDKだもん!
「れでぃーー……ごぅ!」
俺はコイツと勝負をする気などさらさらない。なのでさっさと終わらせてしまおう。すまないね、はんっ。
「悪いな! 『其ノ壱・抜刀(ばっとう)闇倒斬───」
「ふふっ、そっちこそ残念。『睦月』」
「「「!!??」」」
な……あの技は……俺の睦月! 何故!?
俺は自分で創った技ぐらい避けれる──と、思う!
俺はイプシーの懐に潜り込みスキルを続ける。
「『──闇倒斬り』!!」
「何ぃ!?」
イプシーは驚いた。そりゃそうだ。だってい今まで着いてきて戦った中で『睦月』はほぼ一撃必殺だったのだから。
まぁ俺が避けられない訳がないのだが。
イプシーの行動を奪った所で俺はさらに攻撃を加える。
「これは見せてなかったよな! 『水無月!!』」
『水無月』
それは驚くべき速さで臨機応変に3連撃を喰らわせると言う無慈悲な技である。
「ぐふっ………っはぁぁあ!!! 『如月!!』」
「チッ! 『其ノ弐・迅速斬り』!!!」
キィィィイーーーン
鉄と鉄の打ち合う音が響く。
そして両者とも次の攻撃に備える。
キィィィイーーーン
ジィリリリリリーーー
キィィィイィィィーーーーーン
共に打ち合いジリジリとHPが削れていく。
そんな事お構いなしとお互いに打ち合う。
笑顔で。
「ふふっ、キミと戦うのは楽しいな! セイッ!!」
「何が楽しいだよ! ほらよっ!」
そんな1人と1匹を見てライムは呟く。
「……なんで2人共笑っているのでしょうか……」
「──さ、さぁ何ででしょうか?……」
謎は深まるばかりである。
「そろそろ決着をつけた方がいいかなぁ! 『其ノ捨・納刀・一閃』──」
「そうだねぇ! 『卯月』──」
最後の一撃──
「はい、やめぇーー!!!」
──の所でスカーレットが止める。何で!?
「何故だ、スカーレットォ!! 俺はまだやれるぞ!!」
「2人共HPを見て下さい」
そう言われて俺は初めて気づく。
「HPが……あと2、3撃で全損するとこまで減ってるだと!?」
「あた……俺も!? ……だぜ!」
その設定まだ生きてたのかよ。そろそろ消せよぉー。
「……と、言うわけでこの試合、引き分けでーす」
「えぇーなんでぇー」
「……ならこうしましょう。互いに言うこと1つ聞くってのはどう?ご主人……性的なのと命に関わるのは無しですよ!!」
「うーん……なら俺からは『何故俺のスキルが使えるのか』って事で」
「ならあた……俺からは『仲間にしろ!』だぜ!」
「……そんな事でいいのか?」
「いいよ! キミといて楽しいからね!」
(楽しけりゃいいのかよ…)
「……なら行くか。スカーレット、ライム、いあか?」
「「………ユウ様(ご主人)が良ければ…ね」」
なんてシンクロ。100点満点っ!
「──と、言うわけだ。イプシー、これからよろしくな」
「はい!」
───────────────────────
これがシェイプシフターのイプシーが仲間になった経緯だ。
……え、長すぎて回想だったのを忘れてた?ははっ、俺も。
ちなみに俺の質問の答えは『ユニークモンスターだからぁー』だった。答えになってねぇし……
てゆーか仲間にしたの、失敗だったかも。
「……なあイプシー。お前『本当の姿』ってないのか?間違いそうで怖いんだが…」
「え? あるよ。何言ってんの」
滅茶苦茶いらっとした。殴りたい。
………と、思ったのは数秒前の事である。今?殴れる訳ねぇだろ、バーカ。
「今、変装解くから待ってねー………ほいっとな」
ぼんっと煙を立てて変装が解ける。
するとあらあら不思議。中から茶髪の女の子が。
「──!? お前、女だったの!?」
「いやー正確には中性で、女型の方が楽なだけだよ。あたし的に女の子のつもりなんだけどね」
「だから途中で『あた……』とか言ってたのか」
「げっ……バレてた」
「げっ、ってきょうび聞かないな……まぁどーでも良いけどさ」
と、話してた矢先、中ボス的なのが現れる。
「ほーらよ、何か出てきたじゃねぇかよ」
「……むしゃくしゃするのでコイツはぶっ倒します」
こらこら、またまたライムさんは口が悪くなって……
まぁ俺もコイツは切り刻んでやるけど。
「ほら、イプシー。その刀やるから手伝えよ」
「えぇ!? いいの? やったー! ユウからのプレゼントー!」
「呑気な事抜かしてないで戦え」
「あーらほーらさっさー」
俺達は一斉に攻撃を始めた。
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