双子の妹が私になりすまし、王子と結ばれようとしています

 私達は、顔が同じ双子の聖女です。

 ある日私は王子様から縁談を持ちかけられるのですが、それを妬んだ妹は私になりすます計画を立て、代わりに王子と結ばれようとします。

 「残念でしたわね、お姉さま」

 妹は笑います。けれども運命というものは、彼女に呆れるような罰を与えたのでした。
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