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口づけなんて、するつもりはなかった!
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「おかしいだろっ!お前は師匠と同じ、仙人を多く輩出した雲一族の出だ。まさか男に、それも、魔族と手を組んだ国賊にこんなことするなんて正気の沙汰じゃない!」
「玄兄さんが輪天峰を出て行ってから、俺はとっくに狂ってるのかもしれないな」
ふっと笑った天翔には、独特の色気がある。
知らない。こんな弟弟子、知らない!
「もう黙れよ。これからいっぱい、話をする時間はあるんだ。今は、一年ぶりの兄弟の再会を祝おうじゃないか」
鋭い瞳が真正面まで近づいて、その距離がゼロになった。
熱い。
口づけされている。
そのことに気づくと、ぶわっと体温が上がるのを感じる。ただ、唇を合わせているだけだと言うのに、この熱はなんだ!
混乱して押し返そうとする玄陽の手を天翔が絡めとると、その勢いのまま床に押し倒された。
やめろ、と玄陽が口を開いた瞬間、するりと熱い舌が入り込んでくる。
「っ!」
じくりと、下半身に熱が溜まる。
これ以上は、まずい。
玄陽は思い切り口内に入り込んだ舌に噛みついた。
口いっぱいに血の味が広がり、驚いた天翔が体を引き離した。
「さすが、一筋縄じゃいかないな」
この隙に逃げようとした玄陽に、口の端についた血をぬぐいながら天翔が笑う。
「でも、このままじゃ逃げにくいでしょ?手伝ってあげようか、兄さん」
熱を持った股間を指さされて、カァっと玄陽の頬が赤くなる。
生理現象とはいえ、男同士、それも弟弟子と口づけして興奮してるだなんて見られたくなかった。
「俺とのキスで感じてくれたんだ?嬉しいよ」
「っ、これは、ずっとここに籠って、禁欲生活だったから……」
「輪天峰だってずっと禁欲生活だっただろ?あんたがこんなに乱れるなんて、初めて知ったよ」
それに、と天翔は玄陽の手を引く。嫌がる玄陽を無視して、天翔は自分の股へとその手を引っ張った。
「っ!」
あまりの熱さと、すでに固く芯を持ったそこに驚いて玄陽は息を飲む。恐ろしい物を触ってしまったとばかりに手を引こうとするが、それを許さないと天翔は笑う。
「あんたを抱けると思ったら、もう痛いくらいだよ。舌を噛まれたくらいじゃ萎えないらしい。責任とってくれるよね、兄さん」
「だ、だれがっ……」
「まだ体の小さかった俺がいじめられてた時、可哀そうにとなぐさめてくれたのは玄兄さんだ。いじめられて寝所から締め出された時、こうして一緒に眠ってくれたね?兄さん、あんな小さい頃から俺は、こうしてここを熱くしていたって知ってた?」
まるで獲物を目の前にした鷹のように、鋭い目が玄陽を射抜く。
昔話を語りながら、目の間にいる可愛い弟弟子だったはずの男は、玄陽の服を脱がすのだ。
「一緒に寝た時、何度兄さんの唇に触れたいと思ったことか。あんたと一緒じゃ、あの晩は一睡もできなかったよ。あぁ、本当、あの時と少しも変わらない」
「天翔、やめなさい。男同士でこんな浅ましいことをしただなんて、凛師匠が知ればどれだけ傷つくか!」
「輪天峰を去ったあんたが、今更兄弟子面か?」
「天翔は、まだ凛師匠の弟子だろうが!」
「だったら何?俺の心配してくれるの?この後に及んで、自分の貞操よりも俺の心配だなんて。やっぱり玄兄さんはいつだって優しいね。でも、俺はそんな優しさが欲しい訳じゃない」
抵抗する玄陽の服を脱がすと、手首を帯で結ばれた。ついで、とばかりに天翔が印を結ぶと、腕が動かせなくなる。
これは、魔族を封じるための術だ。こんなことに使うなんて、凛師匠が泣くぞ!
「綺麗だ。でも、やっぱり下界での暮らしは苦労したんだね。真っ白かった肌が焼けてる。でも、ここはずっと白いね」
脱がされた服から見える脇腹を、天翔はするりと撫で上げる。ぞくりとして、玄陽の体が跳ねあがる。
「あぁ、それにここ……さんざし飴みたいに真っ赤だ。覚えてる?お祭りで買ってもらったさんざし飴を盗られて泣いていた俺に、兄さんはこっそりと新しい飴を買ってくれたんだ。ここも、それくらい甘いかな?」
「や、めろっ!そんなとこ、天翔……っ!」
チロリと赤い舌が見えた。
その赤い舌が、本当に飴でも舐めるかのように玄陽の胸に触れる。生暖かい感覚に驚くと、じゅるっと音を立てて吸い付いてきた。
「やめろっ!」
「どうして?見てよ。舐めたらもっと赤く腫れてきた。あぁ、片方じゃ足りないって?ごめんね。口は一つしかないから……そうだ。もう片方は手で弄ってあげよう」
「天、翔っ!」
やめて欲しいのに、きつく術をかけられた腕は動かない。自由な足で蹴ろうとして、それを封じるように上に乗られた。
じくじくと熱を持つ下半身の一部に、同じく灼熱のような天翔の体の一部が重なる。
もう、こんなのは無理だ。
たまらず天翔が顔を背けると、カリっと胸に噛みつかれた。
「い、っ」
「兄さん、よそ見は許さないよ。俺を見て。これからあんたを犯すのは俺だ。凛師匠でも、他の誰でもない。俺だ」
できない。
できる訳がない!
大切な弟弟子なのだ。彼が大切で大切でたまらないから、玄陽は輪天峰を去った。師匠を裏切り、魔族を召喚してまで。
それがここでこんな関係になってしまえば、玄陽が悪役となった意味がなくなってしまう!
そこでふと、玄陽は思い出した。
突然の天翔の来訪と、それに続く行為に忘れていたらしい。
魔族と手を組んだことで清らかな霊力のほとんどを失くした玄陽だが、天翔から逃げ出す術くらいあるのだ。
それくらいできなくては、もっと早くに国賊として殺されている。
「請陣、黒曜!」
「しまっ……」
手首を結ばれただけで、指先で印を結ぶことくらいできる。
玄陽が印を結ぶと、しゅるしゅると衣擦れのような音がして、真黒な大蛇が姿を現した。
玄陽の体よりも一回り以上大きい大蛇の登場に、さすがの天翔も息を飲んだ。
「悪いな、天翔。俺はお前に捕まる訳にはいかないんだ」
現れた大蛇により、天翔の術が焼き切れる。好機とばかりに玄陽は大蛇に飛び乗ると、脱がされた服を掴んだ。
「ようやく見つけたんだ。今更、諦めきれるかよっ!」
「諦めてくれ。俺とお前の運命は交わらないんだよ」
これで、最後にしたい。
追ってこられたことが嬉しいと、本当は抱き合いたいと、玄陽自身も望んでしまっているから。これ以上はもう拒めない。
けれど、ここで許したら、玄陽が悪役となった意味がないのだ。
だから、これで最後がいい。
玄陽は振り返ることなく、大蛇に乗って山の中へと姿を消したのだった。
「玄兄さんが輪天峰を出て行ってから、俺はとっくに狂ってるのかもしれないな」
ふっと笑った天翔には、独特の色気がある。
知らない。こんな弟弟子、知らない!
「もう黙れよ。これからいっぱい、話をする時間はあるんだ。今は、一年ぶりの兄弟の再会を祝おうじゃないか」
鋭い瞳が真正面まで近づいて、その距離がゼロになった。
熱い。
口づけされている。
そのことに気づくと、ぶわっと体温が上がるのを感じる。ただ、唇を合わせているだけだと言うのに、この熱はなんだ!
混乱して押し返そうとする玄陽の手を天翔が絡めとると、その勢いのまま床に押し倒された。
やめろ、と玄陽が口を開いた瞬間、するりと熱い舌が入り込んでくる。
「っ!」
じくりと、下半身に熱が溜まる。
これ以上は、まずい。
玄陽は思い切り口内に入り込んだ舌に噛みついた。
口いっぱいに血の味が広がり、驚いた天翔が体を引き離した。
「さすが、一筋縄じゃいかないな」
この隙に逃げようとした玄陽に、口の端についた血をぬぐいながら天翔が笑う。
「でも、このままじゃ逃げにくいでしょ?手伝ってあげようか、兄さん」
熱を持った股間を指さされて、カァっと玄陽の頬が赤くなる。
生理現象とはいえ、男同士、それも弟弟子と口づけして興奮してるだなんて見られたくなかった。
「俺とのキスで感じてくれたんだ?嬉しいよ」
「っ、これは、ずっとここに籠って、禁欲生活だったから……」
「輪天峰だってずっと禁欲生活だっただろ?あんたがこんなに乱れるなんて、初めて知ったよ」
それに、と天翔は玄陽の手を引く。嫌がる玄陽を無視して、天翔は自分の股へとその手を引っ張った。
「っ!」
あまりの熱さと、すでに固く芯を持ったそこに驚いて玄陽は息を飲む。恐ろしい物を触ってしまったとばかりに手を引こうとするが、それを許さないと天翔は笑う。
「あんたを抱けると思ったら、もう痛いくらいだよ。舌を噛まれたくらいじゃ萎えないらしい。責任とってくれるよね、兄さん」
「だ、だれがっ……」
「まだ体の小さかった俺がいじめられてた時、可哀そうにとなぐさめてくれたのは玄兄さんだ。いじめられて寝所から締め出された時、こうして一緒に眠ってくれたね?兄さん、あんな小さい頃から俺は、こうしてここを熱くしていたって知ってた?」
まるで獲物を目の前にした鷹のように、鋭い目が玄陽を射抜く。
昔話を語りながら、目の間にいる可愛い弟弟子だったはずの男は、玄陽の服を脱がすのだ。
「一緒に寝た時、何度兄さんの唇に触れたいと思ったことか。あんたと一緒じゃ、あの晩は一睡もできなかったよ。あぁ、本当、あの時と少しも変わらない」
「天翔、やめなさい。男同士でこんな浅ましいことをしただなんて、凛師匠が知ればどれだけ傷つくか!」
「輪天峰を去ったあんたが、今更兄弟子面か?」
「天翔は、まだ凛師匠の弟子だろうが!」
「だったら何?俺の心配してくれるの?この後に及んで、自分の貞操よりも俺の心配だなんて。やっぱり玄兄さんはいつだって優しいね。でも、俺はそんな優しさが欲しい訳じゃない」
抵抗する玄陽の服を脱がすと、手首を帯で結ばれた。ついで、とばかりに天翔が印を結ぶと、腕が動かせなくなる。
これは、魔族を封じるための術だ。こんなことに使うなんて、凛師匠が泣くぞ!
「綺麗だ。でも、やっぱり下界での暮らしは苦労したんだね。真っ白かった肌が焼けてる。でも、ここはずっと白いね」
脱がされた服から見える脇腹を、天翔はするりと撫で上げる。ぞくりとして、玄陽の体が跳ねあがる。
「あぁ、それにここ……さんざし飴みたいに真っ赤だ。覚えてる?お祭りで買ってもらったさんざし飴を盗られて泣いていた俺に、兄さんはこっそりと新しい飴を買ってくれたんだ。ここも、それくらい甘いかな?」
「や、めろっ!そんなとこ、天翔……っ!」
チロリと赤い舌が見えた。
その赤い舌が、本当に飴でも舐めるかのように玄陽の胸に触れる。生暖かい感覚に驚くと、じゅるっと音を立てて吸い付いてきた。
「やめろっ!」
「どうして?見てよ。舐めたらもっと赤く腫れてきた。あぁ、片方じゃ足りないって?ごめんね。口は一つしかないから……そうだ。もう片方は手で弄ってあげよう」
「天、翔っ!」
やめて欲しいのに、きつく術をかけられた腕は動かない。自由な足で蹴ろうとして、それを封じるように上に乗られた。
じくじくと熱を持つ下半身の一部に、同じく灼熱のような天翔の体の一部が重なる。
もう、こんなのは無理だ。
たまらず天翔が顔を背けると、カリっと胸に噛みつかれた。
「い、っ」
「兄さん、よそ見は許さないよ。俺を見て。これからあんたを犯すのは俺だ。凛師匠でも、他の誰でもない。俺だ」
できない。
できる訳がない!
大切な弟弟子なのだ。彼が大切で大切でたまらないから、玄陽は輪天峰を去った。師匠を裏切り、魔族を召喚してまで。
それがここでこんな関係になってしまえば、玄陽が悪役となった意味がなくなってしまう!
そこでふと、玄陽は思い出した。
突然の天翔の来訪と、それに続く行為に忘れていたらしい。
魔族と手を組んだことで清らかな霊力のほとんどを失くした玄陽だが、天翔から逃げ出す術くらいあるのだ。
それくらいできなくては、もっと早くに国賊として殺されている。
「請陣、黒曜!」
「しまっ……」
手首を結ばれただけで、指先で印を結ぶことくらいできる。
玄陽が印を結ぶと、しゅるしゅると衣擦れのような音がして、真黒な大蛇が姿を現した。
玄陽の体よりも一回り以上大きい大蛇の登場に、さすがの天翔も息を飲んだ。
「悪いな、天翔。俺はお前に捕まる訳にはいかないんだ」
現れた大蛇により、天翔の術が焼き切れる。好機とばかりに玄陽は大蛇に飛び乗ると、脱がされた服を掴んだ。
「ようやく見つけたんだ。今更、諦めきれるかよっ!」
「諦めてくれ。俺とお前の運命は交わらないんだよ」
これで、最後にしたい。
追ってこられたことが嬉しいと、本当は抱き合いたいと、玄陽自身も望んでしまっているから。これ以上はもう拒めない。
けれど、ここで許したら、玄陽が悪役となった意味がないのだ。
だから、これで最後がいい。
玄陽は振り返ることなく、大蛇に乗って山の中へと姿を消したのだった。
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