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第四章
第45話 沁みるフレンチトースト
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◇◇◇
翌朝、私は朝食を作っているときにムミィに尋ねた。
「あのさあムミィ。あんたも、私と別れて不幸になったの?」
「それはもう! 寂しくて悲しくて仕方なかったですよ、とっても」
相手が不幸を感じて嬉しくなってしまうなんて良くない気がするけれど、その時の私は、この四カ月間ずっと刺さっていた魚の小骨が一本取れたような気持ちになった。
「えへへ、そっか」
「はい! もう真白さんの料理が食べられなくなるなんて、不幸でしかなかったですもん!」
「……」
「それに、真白さんの料理が振舞えなくなってからパブの売り上げもガタッと落ちましたし。真白さんのファンが僕を責め立てるしで、もう最悪でしたよー!」
「殴っていい?」
「えっ!? どうしてですかあ!?」
そうだった。ムミィはこういうやつだった。四カ月間で、私の記憶の中のムミィがかなり美化されていたようだ。仕事と儲けることしか考えていない、がめつい――
「あれ? そういえば、あんたさ、マル派からちゃんと報酬もらえてるの? 私を不幸にするまで戻って来るなって言われたみたいだけど」
「あ、あはは……。実は、真白さんを不幸にするまで成功報酬をもらえません。つまり、それまでタダ働きです……」
それって実質クビにされたってことではないのだろうか。
私の視線に気付いたムミィは、慌てて首を横に振る。
「ぼ、僕は今でもちゃんとマル派に所属しています! 要は真白さんを不幸にすればいいだけの話です!」
「へえ? いつ成功するかも分からないのに」
ムミィはニィッと笑い、私に顔を近づけた。
「実は、マル派の報酬よりも、パブの稼ぎの方が良いんですよねぇ。真白さんが働いてくれる前提で、ですが」
「ほーう?」
「もちろん、あなたを不幸にする努力は惜しみません。あなたを不幸にできれば、落ちた評判も瞬く間にうなぎ上りになるでしょう。昇格も夢じゃありません。ですが、あなたが不幸になるまでは、僕はパブでボロ儲け。どちらでも、僕にとってはおいしいんですよぉ」
呆れるほどに、ムミィはどこまでいってもムミィだ。強かというか、強欲というか。
「でも……あんたの、転んでも結局自分のペースにしてしまうところには、ちょっと憧れる」
そう呟いた私に、ムミィはポカンと口を開ける。
「何言ってるんですか、真白さん。それは僕のセリフですよ!」
「はあ?」
「僕はあなたに〝最上の不幸〟を与えましたが、あなたも僕に〝最上の不幸〟を与えたんですよ?」
そんなことをしたつもりは全くないんだけど。私を疫病神みたいに言わないでよ。
私が顔をしかめていると、ムミィが「自覚ないんですかぁ!?」と大袈裟に驚く。
「真白さんとの別れは僕を不幸にしましたよね?」
「らしいわね。あんたが勝手に出て行っただけだけど」
「それに、あなたがいなくなったせいでパブの売上は最悪! しかも常連だった神にまで愛想を尽かされ、僕のパブは閑古鳥になりました! あああ、僕のオアシスだったパブが……」
「あんたが勝手に出て行ったせいだけどね。……やっぱり全部自分のせいじゃん」
ムミィはぶんぶん首を横に振り、私を指さした。
「そのあと、マル派に電話してクレームを入れて、サリーを味方につけて……僕の評判を落としましたよねえ!?」
「そ、それは……ごめん」
「おかげで僕は、真白さんの元でも、パブでも、マル派でも、居場所を失うハメになったんです!! 転ばせた相手に転ばされたのは初めてですよ、僕はぁ! 今やペースに呑み込んでいるのはあなたの方です、全く!」
頬を膨らませてぷんぷん怒っているように見えるのに、ムミィの口元は微かに緩んでいた。
「……でも、あなたが必死にあがいたから、僕はこうしてまた真白さんの元に来られました。最上の不幸を味わった僕たちは、あとは幸せになるしか道はありませんよ」
「ふふ、そうね。あがいた甲斐があったわ」
今日の朝食はフレンチトースト。卵と牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜ合わせたものにひたした食パンを、弱火でじっくり焼いていく。フライパンに蓋をすると、焼き音が籠って耳に心地いい。
蒸気でくもった蓋の上からフレンチトーストを夢中で覗き込んでいたムミィが、ふと口を開く。
「そうだ、ひとつ真白さんに言っておきたいことがあります」
「ん、なに?」
「この四カ月間、あなたは、僕があなたを不幸にするために心無いことを言っていたんじゃないかと心配していましたね」
神さまには私の気持ちなんて筒抜けか。肯定する気にもごまかす気にもなれず黙る私に、ムミィはムスッとした顔を向ける。
「心外です! 僕は本心の言葉しか口に出しませんよ!」
「でもあんた、仕事のためならなんでもやりそうじゃん……」
「なんでもしますよ。掟を破ることと、自分に嘘を吐くこと以外はですがね! あなたがそういったことで悩むだろうと予想した上であの不幸を与えましたが、いざ本当に疑われると嬉しくなかったですねえ」
やっぱり計算通りなんじゃないの。いやらしいな、こいつ。
「これからは、僕の言葉を疑わないでくださいね! ふん!」
「ねえ、なんであんたが怒るのよ。あんたがそう仕向けたんでしょうが。腹立つわあ」
「僕を信じてくれなかった真白さんが悪いです!」
「突然出て行ったやつをどうやって信じろと!?」
「それでも信じてくれるかもしれないって思っちゃったんだから仕方ないでしょう!?」
二人してぷんぷんしながら、ほどよく焦げ目がついたフレンチトーストにメープルシロップをたっぷりかける。ムミィはさらにストロベリージャムを載せていた。
フレンチトーストを口に入れたムミィがワッと泣き出す。
「ど、どうしたのムミィ!?」
「卵をたっぷり沁み込ませたトーストが……噛むとぷるんとしていて、じゅわぁって……」
「あれ? 前より食レポ下手になってない?」
「感極まりすぎて語彙力が……」
私は思わず噴き出し、声を出して笑った。
朝食を作るために一人分の食材の倍の量をキッチンに並べたとき、なぜか少し視界が滲んだ。
私が料理するところを興味津々で眺めるムミィ。私の料理を食べて、お得意の語彙力を喪失するほど感激してくれる。そして真っすぐな言葉で、私の不安をひとつずつなくしてくれる。
一度失ったことがあるから、余計に心に沁みる。
ムミィには悪いけど、私は確信した。
こんな疫病神が、どうあがいたって私を不幸にできるわけがない。
翌朝、私は朝食を作っているときにムミィに尋ねた。
「あのさあムミィ。あんたも、私と別れて不幸になったの?」
「それはもう! 寂しくて悲しくて仕方なかったですよ、とっても」
相手が不幸を感じて嬉しくなってしまうなんて良くない気がするけれど、その時の私は、この四カ月間ずっと刺さっていた魚の小骨が一本取れたような気持ちになった。
「えへへ、そっか」
「はい! もう真白さんの料理が食べられなくなるなんて、不幸でしかなかったですもん!」
「……」
「それに、真白さんの料理が振舞えなくなってからパブの売り上げもガタッと落ちましたし。真白さんのファンが僕を責め立てるしで、もう最悪でしたよー!」
「殴っていい?」
「えっ!? どうしてですかあ!?」
そうだった。ムミィはこういうやつだった。四カ月間で、私の記憶の中のムミィがかなり美化されていたようだ。仕事と儲けることしか考えていない、がめつい――
「あれ? そういえば、あんたさ、マル派からちゃんと報酬もらえてるの? 私を不幸にするまで戻って来るなって言われたみたいだけど」
「あ、あはは……。実は、真白さんを不幸にするまで成功報酬をもらえません。つまり、それまでタダ働きです……」
それって実質クビにされたってことではないのだろうか。
私の視線に気付いたムミィは、慌てて首を横に振る。
「ぼ、僕は今でもちゃんとマル派に所属しています! 要は真白さんを不幸にすればいいだけの話です!」
「へえ? いつ成功するかも分からないのに」
ムミィはニィッと笑い、私に顔を近づけた。
「実は、マル派の報酬よりも、パブの稼ぎの方が良いんですよねぇ。真白さんが働いてくれる前提で、ですが」
「ほーう?」
「もちろん、あなたを不幸にする努力は惜しみません。あなたを不幸にできれば、落ちた評判も瞬く間にうなぎ上りになるでしょう。昇格も夢じゃありません。ですが、あなたが不幸になるまでは、僕はパブでボロ儲け。どちらでも、僕にとってはおいしいんですよぉ」
呆れるほどに、ムミィはどこまでいってもムミィだ。強かというか、強欲というか。
「でも……あんたの、転んでも結局自分のペースにしてしまうところには、ちょっと憧れる」
そう呟いた私に、ムミィはポカンと口を開ける。
「何言ってるんですか、真白さん。それは僕のセリフですよ!」
「はあ?」
「僕はあなたに〝最上の不幸〟を与えましたが、あなたも僕に〝最上の不幸〟を与えたんですよ?」
そんなことをしたつもりは全くないんだけど。私を疫病神みたいに言わないでよ。
私が顔をしかめていると、ムミィが「自覚ないんですかぁ!?」と大袈裟に驚く。
「真白さんとの別れは僕を不幸にしましたよね?」
「らしいわね。あんたが勝手に出て行っただけだけど」
「それに、あなたがいなくなったせいでパブの売上は最悪! しかも常連だった神にまで愛想を尽かされ、僕のパブは閑古鳥になりました! あああ、僕のオアシスだったパブが……」
「あんたが勝手に出て行ったせいだけどね。……やっぱり全部自分のせいじゃん」
ムミィはぶんぶん首を横に振り、私を指さした。
「そのあと、マル派に電話してクレームを入れて、サリーを味方につけて……僕の評判を落としましたよねえ!?」
「そ、それは……ごめん」
「おかげで僕は、真白さんの元でも、パブでも、マル派でも、居場所を失うハメになったんです!! 転ばせた相手に転ばされたのは初めてですよ、僕はぁ! 今やペースに呑み込んでいるのはあなたの方です、全く!」
頬を膨らませてぷんぷん怒っているように見えるのに、ムミィの口元は微かに緩んでいた。
「……でも、あなたが必死にあがいたから、僕はこうしてまた真白さんの元に来られました。最上の不幸を味わった僕たちは、あとは幸せになるしか道はありませんよ」
「ふふ、そうね。あがいた甲斐があったわ」
今日の朝食はフレンチトースト。卵と牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜ合わせたものにひたした食パンを、弱火でじっくり焼いていく。フライパンに蓋をすると、焼き音が籠って耳に心地いい。
蒸気でくもった蓋の上からフレンチトーストを夢中で覗き込んでいたムミィが、ふと口を開く。
「そうだ、ひとつ真白さんに言っておきたいことがあります」
「ん、なに?」
「この四カ月間、あなたは、僕があなたを不幸にするために心無いことを言っていたんじゃないかと心配していましたね」
神さまには私の気持ちなんて筒抜けか。肯定する気にもごまかす気にもなれず黙る私に、ムミィはムスッとした顔を向ける。
「心外です! 僕は本心の言葉しか口に出しませんよ!」
「でもあんた、仕事のためならなんでもやりそうじゃん……」
「なんでもしますよ。掟を破ることと、自分に嘘を吐くこと以外はですがね! あなたがそういったことで悩むだろうと予想した上であの不幸を与えましたが、いざ本当に疑われると嬉しくなかったですねえ」
やっぱり計算通りなんじゃないの。いやらしいな、こいつ。
「これからは、僕の言葉を疑わないでくださいね! ふん!」
「ねえ、なんであんたが怒るのよ。あんたがそう仕向けたんでしょうが。腹立つわあ」
「僕を信じてくれなかった真白さんが悪いです!」
「突然出て行ったやつをどうやって信じろと!?」
「それでも信じてくれるかもしれないって思っちゃったんだから仕方ないでしょう!?」
二人してぷんぷんしながら、ほどよく焦げ目がついたフレンチトーストにメープルシロップをたっぷりかける。ムミィはさらにストロベリージャムを載せていた。
フレンチトーストを口に入れたムミィがワッと泣き出す。
「ど、どうしたのムミィ!?」
「卵をたっぷり沁み込ませたトーストが……噛むとぷるんとしていて、じゅわぁって……」
「あれ? 前より食レポ下手になってない?」
「感極まりすぎて語彙力が……」
私は思わず噴き出し、声を出して笑った。
朝食を作るために一人分の食材の倍の量をキッチンに並べたとき、なぜか少し視界が滲んだ。
私が料理するところを興味津々で眺めるムミィ。私の料理を食べて、お得意の語彙力を喪失するほど感激してくれる。そして真っすぐな言葉で、私の不安をひとつずつなくしてくれる。
一度失ったことがあるから、余計に心に沁みる。
ムミィには悪いけど、私は確信した。
こんな疫病神が、どうあがいたって私を不幸にできるわけがない。
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