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決戦編:バンスティンダンジョン
あしでまとい
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双子たちがエントランスホールに戻ると、クルド、リアーナ、サンプソン以外のメンバーが退屈そうに待機していた。
「お? クルドたちはまだか?」
カミーユの問いかけにカトリナが首を横に振る。
「いいえ。退屈だからって余っていた二階の一室を片付けて、それでもまだ時間が余ったから奥の部屋をふたつ片付けて、それでもあなたたちが帰ってこないから、全ての部屋の奥の部屋を片付けに行ったわァ」
「あー……すまねえ」
「アーサーとモニカがいるんだもの。仕方ないわァ」
彼らの会話に、アーサーとモニカは顎が外れそうなほど口を開け、顔を見合わせる。
「モ……モニカ……ぼ、僕たちもしかして……」
「あ、あ、あしでまとい……?」
声にならない声をあげ、へにゃりとその場に座り込む双子。
基本クエストに行くときはアーサーとモニカだけで気楽にしていたが、時たま一緒にまわるベニートたちには重宝されてきた。まさかここまでS級冒険者の足を引っ張ることになるとは思いもよらず、二人はショックを隠し切れない。
「ど……どうしよう……! あんなにえらそうに、カミーユに『子ども扱いしないで』って言ったのに……!」
「『冒険者の仲間』なんて言ったけど、すっごく……実力が伴ってない……!」
「思えば私たち、十四体のバジリスクのうち、一体しか倒してないし……」
「僕たちが一体倒してる間に、カミーユとジルは十三体のバジリスクを倒して……」
「その上カミーユは葉巻をニ十本吸ってた……」
「「あああ……」」
カトリナと打ち合わせを終えたカミーユが声をかけようとしたときには、双子は隅の壁で三角座りをしていた。
「どうしたお前ら。そんな隅っこで何してんだ?」
「ごめんねカミーユ……」
「あ?」
「足引っ張っちゃって……」
「はぁ?」
カミーユは落ち込んでいるアーサーとモニカの襟首を掴み、次の目的地まで引きずっていく。
「あのなあ。俺らとお前らが同じペースで魔物倒せるわけねえだろ。忘れるなよ? 俺らはS級冒険者なんだぜ。対してお前らは何級だ?」
「Eデス……」
「だろ? まあ、実力はBかAかそこらへんだが……。どっちにしろお前らと俺らとの間には越えられないほどの壁があるんだ。あまり自惚れるなよ?」
「はいぃ……」
半べそをかいている双子を見て、カミーユは無性に葉巻が吸いたくなった。
「ペースが乱れることは分かってた。それでもお前らの力が必要だと、俺ら全員が判断したんだ。だから、お前らはお前らのできることをしてくれ。それで充分なんだから」
興味深そうに、引きずられている双子を観察していたジルも、やっと口を開く。
「本当にそうだよ。君たちの存在が輝くのは終盤だから。長期戦なんだよ、このダンジョンは」
「一カ月や二カ月で外に出られると思うなよ」
アーサーとモニカはこくこく頷き、やっと自分の足で歩きだした。
カミーユが足を止めたのは、さきほどバジリスクを倒した部屋の奥にある扉の前。
「カトリナによると、この扉の奥には五つの部屋があるらしい。で、一番奥の部屋に階段があるそうだ。カトリナ組はちらっと二階の部屋も覗いたらしいんだが、ここと同じA級もしくはそれ以下の魔物が棲息してるってよ」
双子はカミーユの話を真剣な顔で聞く。
「で、俺らがバジリスクと遊んでる間に、暇を持て余したカトリナとクルドが話し合ったらしいんだが、二階の全部屋を掃討するまでは、ひとまずこのまま少数行動でいいんじゃねえかと。つまり、二階の奥までこのメンバーで突っ切るぞ」
「「がんばる!!」」
「お前らのペースにできるだけ合わせるが、しんどくなったら遠慮なく言えよ」
「「はい!!」」
「じゃ、いくぜ。モニカ、この扉の結界魔法を壊してくれ」
「任せて!!」
やる気満々のモニカから、ペッカーンと特大の雷が放たれる。
彼女の魔法の威力を見て、カミーユとジルは「何があしでまといだよ」と鼻で笑った。
◇◇◇
カミーユが言っていたように、一階と二階にはC級~A級魔物が棲息していた。
バジリスクと対峙したあとでは、蛇以外の形をしているA級魔物なんて可愛いものだと言わんばかりに、アーサーが生き生きと美しい弓術を披露した。
素早く正確な弓捌きで、どんどん魔物が倒していくさまに、カミーユがヒュゥと口笛を吹く。
「相変わらず気持ちわりぃくれえの精度だな、おい」
一方アーサーは弓を引きながら「くぅ~!」と顔をほころばせている。
「きっもちい~!! そういえば最近全然体動かしてなかったもんねー! 弓引くの楽しぃ~!! でも剣も振りたいなあ~! 僕も前線でブイブイ言わせたいなー!!」
押し寄せるA級魔物の波を薙ぎ払いながら、カミーユが思わず噴き出した。
「なんかうしろで騒いでんなあ」
少し離れた場所でジルもクスクス笑っている。
「A級魔物を目の前にしてあんなに緊迫感がない子、初めて見た」
「おいアーサー! 魔物の数が減ってねえぞー! 全然足んねえ! もっと楽しめよ!」
面白がってアーサーを煽るカミーユ。
アーサーは「任せて~!!」とノリノリで返事をして、弓に三本の矢をかける。
「くらえー! 僕の必殺技! 〝三本五連射〟!!」
「は!? そのルビ振りはもしかして……技名か!? ダッサ!!」
「ダサいとかそういうレベルじゃなくない?」
三本五連射により放たれた十五本の矢は、魔物の急所に見事命中する。魔物は全長四メートルにも及ぶ巨体を地面に叩きつけ、ピクリとも動かなくなった。
「お? クルドたちはまだか?」
カミーユの問いかけにカトリナが首を横に振る。
「いいえ。退屈だからって余っていた二階の一室を片付けて、それでもまだ時間が余ったから奥の部屋をふたつ片付けて、それでもあなたたちが帰ってこないから、全ての部屋の奥の部屋を片付けに行ったわァ」
「あー……すまねえ」
「アーサーとモニカがいるんだもの。仕方ないわァ」
彼らの会話に、アーサーとモニカは顎が外れそうなほど口を開け、顔を見合わせる。
「モ……モニカ……ぼ、僕たちもしかして……」
「あ、あ、あしでまとい……?」
声にならない声をあげ、へにゃりとその場に座り込む双子。
基本クエストに行くときはアーサーとモニカだけで気楽にしていたが、時たま一緒にまわるベニートたちには重宝されてきた。まさかここまでS級冒険者の足を引っ張ることになるとは思いもよらず、二人はショックを隠し切れない。
「ど……どうしよう……! あんなにえらそうに、カミーユに『子ども扱いしないで』って言ったのに……!」
「『冒険者の仲間』なんて言ったけど、すっごく……実力が伴ってない……!」
「思えば私たち、十四体のバジリスクのうち、一体しか倒してないし……」
「僕たちが一体倒してる間に、カミーユとジルは十三体のバジリスクを倒して……」
「その上カミーユは葉巻をニ十本吸ってた……」
「「あああ……」」
カトリナと打ち合わせを終えたカミーユが声をかけようとしたときには、双子は隅の壁で三角座りをしていた。
「どうしたお前ら。そんな隅っこで何してんだ?」
「ごめんねカミーユ……」
「あ?」
「足引っ張っちゃって……」
「はぁ?」
カミーユは落ち込んでいるアーサーとモニカの襟首を掴み、次の目的地まで引きずっていく。
「あのなあ。俺らとお前らが同じペースで魔物倒せるわけねえだろ。忘れるなよ? 俺らはS級冒険者なんだぜ。対してお前らは何級だ?」
「Eデス……」
「だろ? まあ、実力はBかAかそこらへんだが……。どっちにしろお前らと俺らとの間には越えられないほどの壁があるんだ。あまり自惚れるなよ?」
「はいぃ……」
半べそをかいている双子を見て、カミーユは無性に葉巻が吸いたくなった。
「ペースが乱れることは分かってた。それでもお前らの力が必要だと、俺ら全員が判断したんだ。だから、お前らはお前らのできることをしてくれ。それで充分なんだから」
興味深そうに、引きずられている双子を観察していたジルも、やっと口を開く。
「本当にそうだよ。君たちの存在が輝くのは終盤だから。長期戦なんだよ、このダンジョンは」
「一カ月や二カ月で外に出られると思うなよ」
アーサーとモニカはこくこく頷き、やっと自分の足で歩きだした。
カミーユが足を止めたのは、さきほどバジリスクを倒した部屋の奥にある扉の前。
「カトリナによると、この扉の奥には五つの部屋があるらしい。で、一番奥の部屋に階段があるそうだ。カトリナ組はちらっと二階の部屋も覗いたらしいんだが、ここと同じA級もしくはそれ以下の魔物が棲息してるってよ」
双子はカミーユの話を真剣な顔で聞く。
「で、俺らがバジリスクと遊んでる間に、暇を持て余したカトリナとクルドが話し合ったらしいんだが、二階の全部屋を掃討するまでは、ひとまずこのまま少数行動でいいんじゃねえかと。つまり、二階の奥までこのメンバーで突っ切るぞ」
「「がんばる!!」」
「お前らのペースにできるだけ合わせるが、しんどくなったら遠慮なく言えよ」
「「はい!!」」
「じゃ、いくぜ。モニカ、この扉の結界魔法を壊してくれ」
「任せて!!」
やる気満々のモニカから、ペッカーンと特大の雷が放たれる。
彼女の魔法の威力を見て、カミーユとジルは「何があしでまといだよ」と鼻で笑った。
◇◇◇
カミーユが言っていたように、一階と二階にはC級~A級魔物が棲息していた。
バジリスクと対峙したあとでは、蛇以外の形をしているA級魔物なんて可愛いものだと言わんばかりに、アーサーが生き生きと美しい弓術を披露した。
素早く正確な弓捌きで、どんどん魔物が倒していくさまに、カミーユがヒュゥと口笛を吹く。
「相変わらず気持ちわりぃくれえの精度だな、おい」
一方アーサーは弓を引きながら「くぅ~!」と顔をほころばせている。
「きっもちい~!! そういえば最近全然体動かしてなかったもんねー! 弓引くの楽しぃ~!! でも剣も振りたいなあ~! 僕も前線でブイブイ言わせたいなー!!」
押し寄せるA級魔物の波を薙ぎ払いながら、カミーユが思わず噴き出した。
「なんかうしろで騒いでんなあ」
少し離れた場所でジルもクスクス笑っている。
「A級魔物を目の前にしてあんなに緊迫感がない子、初めて見た」
「おいアーサー! 魔物の数が減ってねえぞー! 全然足んねえ! もっと楽しめよ!」
面白がってアーサーを煽るカミーユ。
アーサーは「任せて~!!」とノリノリで返事をして、弓に三本の矢をかける。
「くらえー! 僕の必殺技! 〝三本五連射〟!!」
「は!? そのルビ振りはもしかして……技名か!? ダッサ!!」
「ダサいとかそういうレベルじゃなくない?」
三本五連射により放たれた十五本の矢は、魔物の急所に見事命中する。魔物は全長四メートルにも及ぶ巨体を地面に叩きつけ、ピクリとも動かなくなった。
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