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決戦編:ダフ
想い人
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クルドに別れを告げたあと、ダフは室内をキョロキョロと見回し、ニッコリと笑った。
「アデーレ姉さん!」
「ダフ」
声をかけられたアデーレは、無表情でダフの頬に手を添える。
「少し痩せた? ちゃんと食べてるの?」
「はい! 城の中で誰よりも多く食べてます!!」
「そう。じゃあ、やつれたのね」
「アデーレ姉さんは相変わらず美しいですね!!」
ああ、ダフはこういう人だったと、アデーレは苦笑いを浮かべた。
◇◇◇
子どもの頃、大人たちがずっと男の子だと勘違いしていたほどに、アデーレは男勝りだった。お洒落な美容、読書や編み物にも興味を持てずーー持てるほど金銭的な余裕もなく、兄のおさがりの服ばかりを着せられ、髪が伸びる度に切って売られた。
貧しい彼女の家庭に職を選ぶ自由はほとんどなく、幼い頃は路上で靴磨きをして小銭を稼ぎ、十五歳からは娼婦として路上に立っていたが、みすぼらしく華のない、その上無表情でいつも口を真一文字に閉めて仁王立ちしている彼女に、ほとんど誰も興味を示さなかった。
娼婦をさせても大した金を持ってこないことにガッカリした両親は、アデーレが十八歳になったときに、兄弟三人と一緒に彼女を冒険者ギルドに連れて行った。
「毎月金貨五枚を実家に入れておくれ」
両親はそう言って一枚のカードを渡し、子どもたちを置いて家に帰った。両親のあとを追い実家に帰った兄弟の一人は、その日のうちに冒険者ギルドに泣きながら戻って来た。「金貨五枚を稼ぐまで帰って来るな」と追い出されたそうだ。
両親に武器や防具を買う余裕なんてなかった。冒険者登録をするだけで精いっぱいだ。
アデーレたちは宿に泊まる金すら与えられていなかったので、二十四時間営業している冒険者ギルドのテーブルで一夜を明かした。
食べ物を買う金ももちろん持っていなかった彼らは、バーテンダーに残飯をくれとお願いする。
憐れに思ったのか、バーテンダーは子ども四人に、余った食材で作った料理を食べさせてあげた。そして、ギルドマスターに子どもたちのことを報告しに行った。
アデーレの故郷のギルドマスターは心優しい人だった。
子どもたちに、安物ではあるが武器と防具一式と、一人あたり金貨五枚を与えた。
「出世払いだ。君たちが立派な冒険者になったら、返しておくれ」
アデーレ以外の兄弟は、大喜びしてその金貨五枚を持って実家に帰ったが、またすぐに泣きながら冒険者ギルドに戻って来た。彼らの手にはもう、金貨五枚はなかった。
アデーレは薬草採集のクエストを受けたが、兄弟三人は手っ取り早く稼ぎたいと言って魔物退治のクエストを受けたらしい。危険だと何度言っても彼らは言うことを聞かなかったので、仕方なく彼女も魔物退治について行くことにした。
受けた依頼はゴブリン十体討伐、報酬大銀貨八枚。
受付のお姉さんに指示された場所に行くと、二百体のゴブリンが棲息していた。
予想以上の数に恐怖を覚え、おしっこを漏らしてしまう子もいた。誰も岩影から出ようとしない。
アデーレは呆れてため息を吐く。
(よくこんなので、魔物討伐依頼を受けようと思ったわね)
「おい、アデーレ」
カタカタ震えている兄が、ギロリとアデーレを睨みつけた。
「お前行けよ」
「えっ」
「お前が娼婦として金稼げなかったから、俺らがこんな目に遭ってんだぞ! 誰にも買ってもらえねえブスなお前ができることなんて、魔物退治くらいだろうが!」
娼婦として役に立たなかったことやブスであることをからかわれるのなんて、日常茶飯事だ。だからアデーレは兄の言葉を聞いても何も思わなかった。
「だから薬草採集にしようって言ったのに」
「うるせぇ! 早く行けよ!!」
「わっ」
兄に思いっきり腰を蹴られたアデーレは地面に倒れた。慌てて岩陰に戻ろうとしても、兄弟そろって彼女を追い出す。
「こわい! こわいって! 魔物来ちゃう! 早く岩陰に入れてよ!! 殺される!!」
涙ながらに懇願しているアデーレに、兄弟は剣を向ける。
「いいから行けよ!!」
「ブスがワガママ言うんじゃねえ!」
「娼婦にもなれなかったお前が泣いたってなんとも思わねえよ!」
口々に罵声を浴びせられても、アデーレはそんなことどうでも良かった。何を言われてもいいから、岩陰に隠れたかった。
「お願い!! お願いだから入れて!! あっ、そ、そうだ! 金貨五枚!! 金貨五枚あげるから!! お願い!!」
アデーレが懐から金貨五枚を取り出すと、兄がそれを引ったくる。
「アデーレ。俺らが親に金を持って行ったとき、なんて言われたと思う?」
「知らない! 早く入れて! 剣をしまってよ!!」
「『さっさと次の仕事をしに行きな!』」
兄はそう言って、アデーレを蹴り飛ばした。
縋るようにアデーレは兄弟を見上げる。剣をこちらに向けて声に出して笑う彼らに、彼女は思った。
恐怖というものは人を変えてしまうのだろうか。
それともこれが、彼らの本性なのだろうか。
ぬ、とアデーレの視界が暗くなる。
それと同時に、汚い笑い声をあげていた兄弟の顔が蒼白になったので、アデーレは何気なく振り返った。
オークだ。
ハンマーを持ったオークが、アデーレの真後ろで立っている。
(あ、死ぬ)
そう思ったのはアデーレだけではなかった。いつの間にか、兄弟が隠れていた岩のまわりを、オークやゴブリンが囲んでいた。
人間の命とはあっけないもので、あっという間に魔物に奪われた。
あれほど自信満々に突き付けていた剣を一度も振るうこともなく、兄はオークに頭を割られ、弟たちの胴体は真っ二つにされた。
なぜアデーレは生き残ることができたのか。
彼女の〝恐怖〟という感情は、人を嗤うことではなく、敵を倒す力に変換されたからだ。
彼女はがむしゃらに剣を振り回した。何も分からないまま、叫び声をあげながら、岩を囲む十五体のゴブリンと五体のオークの体をめった刺しにした。
日が沈むころには、岩の周りが一面血の海になっていた。
「……」
アデーレは兄の死体をまさぐり、金貨五枚を取り戻す。
兄弟の死体の横で、ゴブリンの右耳を十枚切り落とした。
魔物の素材は売ることができると聞いていたので、ゴブリンの爪を剥ぎ取った。
「……」
ふと、アデーレの目から涙が落ちた。
悲しい、と思った。
「……兄弟が死んでも、悲しくないのが悲しい」
娼婦にいけと言われても、悲しくなかった。
誰も買ってくれなくても、悲しくなかった。
ブスと言われても、悲しくなかった。
両親に捨てられても、悲しくなかった。
兄弟が死んでも、悲しくなかった。
何も悲しめない自分が、悲しかった。
◇◇◇
「ブス」と呼ばれてばかりだったアデーレに、「美しい」なんて大層な言葉を使ってくれるのは、ダフだけだった。
あまりにもわざとらしい言葉に浮かれることはなかったが、むずがゆくて、返答に困る。
「ダフ、それやめてくれない?」
「どうしてですか!」
「私は美しくもなんともないわ」
「どこがですか!?」
「どこって……見たら分かるでしょう」
ダフはポカンと口を開けたまま、ゆっくりと首を傾げる。
「美しいですけどね」
「……なんかそれ、いや」
「どうしてですか!」
「なんかいやなの、気持ち悪い」
顔をしかめるアデーレに、ダフは「あはは!」と楽しそうに笑った。
「なに」
「いやー、殿下に似ているなあと思いまして!」
「やめてよ、嬉しくない。ていうかどこが」
「嬉しい時に、いやがるんですよね!」
「……いや……嬉しいなんて思ってないけど……」
「感じたことがない感情に、胸がざわつくんでしょう? 殿下はよく〝おかしくなりそう〟って言ってますけど! それは〝嬉しい〟という感情なんですよ、姉さん!」
「……」
アデーレが反応に困っていると、ダフが体にかけていたアイテムボックスに手を突っ込んだ。
「あっ、そうだ、姉さん」
「なに?」
「これ! 〝太陽が昇らない日〟にいただいたお菓子のお礼です!」
「……?」
ダフが手渡したのは、包装された細長い箱。開けてみると、そこにはネックレスが入っていた。
「これは?」
「ポントワーブでは、大切な人に誕生石を埋め込んだネックレスを贈るんですよね? だから、アメシストのネックレスを!」
「……」
あの時と同じだった。
ふと、アデーレの目から涙が落ちた。
だがこの時は、嬉しい、と思った。
生まれてはじめて、素直に〝嬉しい〟と思えたことが嬉しかった。
ダフはポロポロと涙を零すアデーレを、そっと、まるでか細い少女を抱くように優しく抱きしめた。そして耳元で囁く。
「さようなら、姉さん」
アデーレは生まれて初めて、寂しいと思った。
「アデーレ姉さん!」
「ダフ」
声をかけられたアデーレは、無表情でダフの頬に手を添える。
「少し痩せた? ちゃんと食べてるの?」
「はい! 城の中で誰よりも多く食べてます!!」
「そう。じゃあ、やつれたのね」
「アデーレ姉さんは相変わらず美しいですね!!」
ああ、ダフはこういう人だったと、アデーレは苦笑いを浮かべた。
◇◇◇
子どもの頃、大人たちがずっと男の子だと勘違いしていたほどに、アデーレは男勝りだった。お洒落な美容、読書や編み物にも興味を持てずーー持てるほど金銭的な余裕もなく、兄のおさがりの服ばかりを着せられ、髪が伸びる度に切って売られた。
貧しい彼女の家庭に職を選ぶ自由はほとんどなく、幼い頃は路上で靴磨きをして小銭を稼ぎ、十五歳からは娼婦として路上に立っていたが、みすぼらしく華のない、その上無表情でいつも口を真一文字に閉めて仁王立ちしている彼女に、ほとんど誰も興味を示さなかった。
娼婦をさせても大した金を持ってこないことにガッカリした両親は、アデーレが十八歳になったときに、兄弟三人と一緒に彼女を冒険者ギルドに連れて行った。
「毎月金貨五枚を実家に入れておくれ」
両親はそう言って一枚のカードを渡し、子どもたちを置いて家に帰った。両親のあとを追い実家に帰った兄弟の一人は、その日のうちに冒険者ギルドに泣きながら戻って来た。「金貨五枚を稼ぐまで帰って来るな」と追い出されたそうだ。
両親に武器や防具を買う余裕なんてなかった。冒険者登録をするだけで精いっぱいだ。
アデーレたちは宿に泊まる金すら与えられていなかったので、二十四時間営業している冒険者ギルドのテーブルで一夜を明かした。
食べ物を買う金ももちろん持っていなかった彼らは、バーテンダーに残飯をくれとお願いする。
憐れに思ったのか、バーテンダーは子ども四人に、余った食材で作った料理を食べさせてあげた。そして、ギルドマスターに子どもたちのことを報告しに行った。
アデーレの故郷のギルドマスターは心優しい人だった。
子どもたちに、安物ではあるが武器と防具一式と、一人あたり金貨五枚を与えた。
「出世払いだ。君たちが立派な冒険者になったら、返しておくれ」
アデーレ以外の兄弟は、大喜びしてその金貨五枚を持って実家に帰ったが、またすぐに泣きながら冒険者ギルドに戻って来た。彼らの手にはもう、金貨五枚はなかった。
アデーレは薬草採集のクエストを受けたが、兄弟三人は手っ取り早く稼ぎたいと言って魔物退治のクエストを受けたらしい。危険だと何度言っても彼らは言うことを聞かなかったので、仕方なく彼女も魔物退治について行くことにした。
受けた依頼はゴブリン十体討伐、報酬大銀貨八枚。
受付のお姉さんに指示された場所に行くと、二百体のゴブリンが棲息していた。
予想以上の数に恐怖を覚え、おしっこを漏らしてしまう子もいた。誰も岩影から出ようとしない。
アデーレは呆れてため息を吐く。
(よくこんなので、魔物討伐依頼を受けようと思ったわね)
「おい、アデーレ」
カタカタ震えている兄が、ギロリとアデーレを睨みつけた。
「お前行けよ」
「えっ」
「お前が娼婦として金稼げなかったから、俺らがこんな目に遭ってんだぞ! 誰にも買ってもらえねえブスなお前ができることなんて、魔物退治くらいだろうが!」
娼婦として役に立たなかったことやブスであることをからかわれるのなんて、日常茶飯事だ。だからアデーレは兄の言葉を聞いても何も思わなかった。
「だから薬草採集にしようって言ったのに」
「うるせぇ! 早く行けよ!!」
「わっ」
兄に思いっきり腰を蹴られたアデーレは地面に倒れた。慌てて岩陰に戻ろうとしても、兄弟そろって彼女を追い出す。
「こわい! こわいって! 魔物来ちゃう! 早く岩陰に入れてよ!! 殺される!!」
涙ながらに懇願しているアデーレに、兄弟は剣を向ける。
「いいから行けよ!!」
「ブスがワガママ言うんじゃねえ!」
「娼婦にもなれなかったお前が泣いたってなんとも思わねえよ!」
口々に罵声を浴びせられても、アデーレはそんなことどうでも良かった。何を言われてもいいから、岩陰に隠れたかった。
「お願い!! お願いだから入れて!! あっ、そ、そうだ! 金貨五枚!! 金貨五枚あげるから!! お願い!!」
アデーレが懐から金貨五枚を取り出すと、兄がそれを引ったくる。
「アデーレ。俺らが親に金を持って行ったとき、なんて言われたと思う?」
「知らない! 早く入れて! 剣をしまってよ!!」
「『さっさと次の仕事をしに行きな!』」
兄はそう言って、アデーレを蹴り飛ばした。
縋るようにアデーレは兄弟を見上げる。剣をこちらに向けて声に出して笑う彼らに、彼女は思った。
恐怖というものは人を変えてしまうのだろうか。
それともこれが、彼らの本性なのだろうか。
ぬ、とアデーレの視界が暗くなる。
それと同時に、汚い笑い声をあげていた兄弟の顔が蒼白になったので、アデーレは何気なく振り返った。
オークだ。
ハンマーを持ったオークが、アデーレの真後ろで立っている。
(あ、死ぬ)
そう思ったのはアデーレだけではなかった。いつの間にか、兄弟が隠れていた岩のまわりを、オークやゴブリンが囲んでいた。
人間の命とはあっけないもので、あっという間に魔物に奪われた。
あれほど自信満々に突き付けていた剣を一度も振るうこともなく、兄はオークに頭を割られ、弟たちの胴体は真っ二つにされた。
なぜアデーレは生き残ることができたのか。
彼女の〝恐怖〟という感情は、人を嗤うことではなく、敵を倒す力に変換されたからだ。
彼女はがむしゃらに剣を振り回した。何も分からないまま、叫び声をあげながら、岩を囲む十五体のゴブリンと五体のオークの体をめった刺しにした。
日が沈むころには、岩の周りが一面血の海になっていた。
「……」
アデーレは兄の死体をまさぐり、金貨五枚を取り戻す。
兄弟の死体の横で、ゴブリンの右耳を十枚切り落とした。
魔物の素材は売ることができると聞いていたので、ゴブリンの爪を剥ぎ取った。
「……」
ふと、アデーレの目から涙が落ちた。
悲しい、と思った。
「……兄弟が死んでも、悲しくないのが悲しい」
娼婦にいけと言われても、悲しくなかった。
誰も買ってくれなくても、悲しくなかった。
ブスと言われても、悲しくなかった。
両親に捨てられても、悲しくなかった。
兄弟が死んでも、悲しくなかった。
何も悲しめない自分が、悲しかった。
◇◇◇
「ブス」と呼ばれてばかりだったアデーレに、「美しい」なんて大層な言葉を使ってくれるのは、ダフだけだった。
あまりにもわざとらしい言葉に浮かれることはなかったが、むずがゆくて、返答に困る。
「ダフ、それやめてくれない?」
「どうしてですか!」
「私は美しくもなんともないわ」
「どこがですか!?」
「どこって……見たら分かるでしょう」
ダフはポカンと口を開けたまま、ゆっくりと首を傾げる。
「美しいですけどね」
「……なんかそれ、いや」
「どうしてですか!」
「なんかいやなの、気持ち悪い」
顔をしかめるアデーレに、ダフは「あはは!」と楽しそうに笑った。
「なに」
「いやー、殿下に似ているなあと思いまして!」
「やめてよ、嬉しくない。ていうかどこが」
「嬉しい時に、いやがるんですよね!」
「……いや……嬉しいなんて思ってないけど……」
「感じたことがない感情に、胸がざわつくんでしょう? 殿下はよく〝おかしくなりそう〟って言ってますけど! それは〝嬉しい〟という感情なんですよ、姉さん!」
「……」
アデーレが反応に困っていると、ダフが体にかけていたアイテムボックスに手を突っ込んだ。
「あっ、そうだ、姉さん」
「なに?」
「これ! 〝太陽が昇らない日〟にいただいたお菓子のお礼です!」
「……?」
ダフが手渡したのは、包装された細長い箱。開けてみると、そこにはネックレスが入っていた。
「これは?」
「ポントワーブでは、大切な人に誕生石を埋め込んだネックレスを贈るんですよね? だから、アメシストのネックレスを!」
「……」
あの時と同じだった。
ふと、アデーレの目から涙が落ちた。
だがこの時は、嬉しい、と思った。
生まれてはじめて、素直に〝嬉しい〟と思えたことが嬉しかった。
ダフはポロポロと涙を零すアデーレを、そっと、まるでか細い少女を抱くように優しく抱きしめた。そして耳元で囁く。
「さようなら、姉さん」
アデーレは生まれて初めて、寂しいと思った。
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